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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

iPad専用3D間取りアプリ「SpeedPlanner(スピードプランナー)」グッドデザイン賞を受賞

2020年11月12日 分類: CAD、BIM・CIM

オーセブン株式会社(本社:さいたま市中央区、代表取締役社長:七海 崇)が2019年10月より提供開始したiPad専用3D間取りアプリ『SpeedPlanner(スピードプランナー)』が、このたび2020年度グッドデザイン賞を受賞した。
 

 
■SpeedPlannerについて
『SpeedPlanner』は、新築やリフォームなどの初回打合わせに最適なツールである。
ユーザーの要望をヒヤリングしながら空間設計をその場でビジュアルに表現、共有できる。意思の疎通と、打合わせの効率がUPする。制作データはクラウドを経由した共有が可能。
 

■特長
1.間取り初回打合せツールとして
デジタルと手書きを融合した直感的な操作が可能。間取りを描くと同時に3Dのビジュアルも作成できる。現場で打合せをしながら空間設計を描いて説明することで、施主の納得を引き出すことができる。
打合せ内容をメモして見せることで、お互いの勘違いにも気付きやすくなる。
 
2.外観初回打合せツールとして
建物の外観イメージを作成できる。全方向からのパースを保存し、注釈や寸法、文字を書き足すことができる。
あらかじめ何パターンから用意した外観図で打合せを進めることができる。また、スピーディに図面を作成できるので、打合せをしながらその場で空間のイメージをクライアントと共有でる。早い段階で意思の疎通ができ、打合せの効率がUPする。
 
3.現場調査ツールとして
建物の間取りデータに、現場写真と撮影場所を関連付けて保存することができる。撮影した現場写真は、注釈、寸法、手書きメモを加えることができ、リフォームの打合せ記録として利用できる。
 
 
 

■問い合わせ先
オーセブン株式会社
https://www.o-seven.co.jp/



住宅プレゼンシステム『AIREALMEISTER』新バージョン

2016年8月8日 分類: CAD、BIM・CIM

日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社(本社:東京都江東区、社長:今村 康)は、住宅設計3次元CADシステム「DigiDR(デジド)」のオプションソフトである『AIREALMEISTER(エアリアルマイスター)』の新バージョン V8.4を8月1日から提供開始した。
 
日本ユニシス・エクセリューションズが住宅プレゼンシステム『AIREALMEISTER』の新バージョンV8.4を提供開始
 

■製品の概要

「DigiD」の中で提供している住宅空間シミュレーションシステム「AIREALMEISTER」は、プレゼンテーションに特化した業界営業向けソフトウェアである。
今回、住宅および住設機器の販売を支援する機能やサービスを充実し、大手住宅メーカーのみならず、建材メーカー、住宅FC(フランチャイズチェーン)・VC(ボランタリーチェーン)など、住宅建築およびリフォーム業界に対し『AIREALMEISTER V8.4』を販売していく。
主な特長は下記の通り。
 
●ワンボタンで高品質なパノラマ画像を出力
今回のバージョンアップでは、これまでのV-Ray静止画出力機能に2種類のパノラマ形式の画像出力機能を追加。1つは全方位パノラマ、もう1つは、Oculus社とSamsung社が扱うGearVR形式である。
操作方法は通常のV-Ray静止画出力と変わらず、各パノラマ形式を選択するだけで利用可能。
また、V-Ray 3.0に対応しており、レンダリングスピードも向上している。
 
●VR(バーチャルリアリティ)が体験できるヘッドマウントディスプレイの活用
『AIREALMEISTER V8.4』で出力した各パノラマ画像は専用ビューワなどで見ることが可能。
さらに、ヘッドマウントディスプレイと併用して使用することで高品質なVRを体験できる。
 
※『AIREALMEISTER V8.4』は、すでに標準版サポート契約を締結しているユーザーには無償で提供(カスタマイズを行っているユーザーには別途費用が発生する場合有)。
「V-Ray」は「AIREALMEISTER」のオプション機能で、パノラマ画像の静止画データ出力機能を利用する場合は、別途「V-Ray」オプションの購入が必要。
 
■問い合わせ先
日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社
http://www.unisys.co.jp/



4D施工ステップで施工手順を”見える化”する『TREND-CORE Ver.3』

2015年12月3日 分類: CAD、BIM・CIM

福井コンピュータ株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役社長:杉田 直)は、建設現場の3次元化とCIMへの対応を強力にサポートするCIMコミュニケーションシステム『TREND-CORE Ver.3』を2016年1月26日に発売する。
 
4D施工ステップで施工手順を"見える化"する『TREND-CORE Ver.3』
 
■製品の概要
本バージョンでは、4D施工ステップによる施工手順の”見える化”を始め、国土地理院の「基盤地図情報」やオルソ画像など地形情報の使い勝手を向上させている。
さらに発注者や地元住民への合意形成を手助けするフリービューアーの提供など、建設現場におけるCIM活用をより高度に支援する機能が実装される。
追加される主な機能は下記の通り。
 
●容易な4D施工ステップ作成により、施工手順の”見える化”を実現
施工ステップごとにモデル化した施工場面(「シーン」)を連続再生することにより、施工手順や変更案の比較、進捗状況等を”見える化”する。
発注者との設計協議では、表現力の向上と協議時間の短縮が図られる他、地元住民説明会においては、臨場感のある分かりやすい説明が可能となる
「シーン」では、モデルに付与した「工程」「試験結果」「担当者」など、さまざまな属性情報を使った多彩な表現で、施工計画の検討・共有を支援する。
●重機可動範囲や危険箇所の”見える化”
配置した重機モデルに対して、性能に沿った可動範囲を鳥かごのような表現で”見える化”することで重機の配置計画に利用できるだけでなく、電柱や電線・架線からの安全離隔距離を容易にモデル化可能。
視覚的に危険箇所の把握ができ、施工計画検討や安全管理に役立つ。
●国土地理院が提供するデータの活用範囲を拡大
国土地理院の「基盤地図情報」を活用する機能を拡充。
地形モデルに加えて、建物の外周線から建物モデルが構築可能で、さらに「地理院タイル」のさまざまな「地図」や「空中写真」を、座標を元に自動で「地形」モデルへマッピング(貼り付け)が可能になる。
誰でも施工現場に近接する施設を含むモデル作成に挑戦できる(出所の明示など国土地理院の規則に則った掲載が必要)。
●点群から生成したオルソ画像を自動マッピング
同社の3D点群処理システム「TREND-POINT」で作成した”オルソ画像”を取り込むことにより、位置合わせすることなく自動で「地形」モデルにマッピング(貼り付け)ができる。
点群データを活用することで、よりリアリティの高い現況モデル作成が可能となり、計画モデルと融合した3Dモデル構築が簡単に実現可能となった。
●現地状況をより分かりやすくする3Dモデルデータへのデジタル写真取り込み
デジタルカメラやスマートフォンで撮影した位置情報付き写真を3Dモデル上に自動配置できる。
同社の現場端末システムX-FIELD(クロス・フィールド)の使用で、図面上で位置を指定して写真撮影できるため、誤差のない正確な撮影箇所に写真を自動配置が可能。
●「EX-TREND 武蔵」との連携で「発注図」から配置モデルを作成
同社の土木施工管理システム「EX-TREND 武蔵」に登録した線形情報と横断図から「配置モデル」(2.5次元表現)としてTREND-COREへ連携する。
「EX-TREND 武蔵」との併用により、発注図から3Dモデル構築の効率が大幅にアップした。
●横断図を参照した線形モデル入力・編集
横断図のCAD データを下図として、モデルの入力編集が可能となった。
一般的に入力が難しいとされる緩和曲線に沿ったモデル入力も横断図を参照し、形状をマウス指定することで、自動的に線形方向に配置する。
また、平面と横断両方のCAD を参照しながら3Dモデルを構築でき、従来は難しかった片勾配や断面変化を伴うモデル構築が効率的で正確にできるようになった。
●作成した3Dモデルと属性情報がフリービューアーで閲覧可能
TREND-COREで構築したCIMモデルをより多くの場面で利活用するために「TREND-CORE CIM ビューアーFree版(仮称)」の提供を開始。
TREND-COREがインストールされていない環境でも、フリービューアーをインストールすることで、TREND-COREで作成したCIMモデルを閲覧できる(Windows32ビット版/64ビット版を提供予定)。
 
■標準価格(税抜き)
TREND-CORE基本部:600,000円
 
■問い合わせ先
福井コンピュータ株式会社
TEL:0776-67-8860
http://const.fukuicompu.co.jp/



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