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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

「TREND-POINT Ver.9」を、2022年1月25日(火)リリース

2021年12月22日 分類: CAD、BIM・CIM

福井コンピュータ株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役社長:杉田直)は、100億点クラスの点群でもストレスなく扱える3D点群処理システムの最新版、「TREND-POINT Ver.9」を2022年1月25日にリリースする。
 
TREND-POINT ポイント Ver.9を2022年1⽉25⽇(⽕)リリース
 
■最新版の概要
100億点クラスにも対応できる大幅な処理速度向上
・製品の基盤となるデータベース構造を刷新し、処理速度を飛躍的に高速化
・物理メモリやGPUメモリを使った処理でマシンスペックの性能を最大限に引き出す対応
・プロジェクトデータ一覧のサムネイル表示に対応
 
新オプション「ベクトル差分解析」のリリース
・点群データとサーフェスデータとの比較において面の法線方向における差分計算が可能
・法面吹付の厚さ、トンネルの経年変化、構造物の出来ばえ評価などに活用できる
※「ベクトル差分解析」(オプション)の価格は20万円(税抜)
 
高度な点群活用を実現する各種機能強化
・点群データのグルーピング機能を強化。一つのプロジェクト内で時系列毎のデータや工区毎のデータなど複数のデータを統合・分割した高度な運用が可能になった
・点群、3Dモデル、2D図面など、読み込めるファイル形式の対応範囲を大幅に拡大。地理院タイルなどのオープンデータや、弊社の3DCAD「TREND-CORE」で作成した3DAの読み込みにも対応
・法面などの傾きに合わせた土量算出に対応
・UAV写真計測や各種レーザスキャナのほか、ナローマルチビームやグリーンレーザー、手軽なiPhone LiDARなど、それぞれの特性を生かして取得した別々の点群データを簡単に結合できる機能を新たに搭載
・地表面フィルタリングのさらなる高精度処理
・視認性を向上する球体スポット表示で複雑に重なり合う点群でもスナップが容易に
・ビューア用ファイルを開く前にサムネイルで確認が可能に。ビューア用ファイルの再編集にも対応
・土工の施工履歴データ対応など、i-Constructionにおける2021年度要領案改訂に対応
・情報化施工技術の活用ガイドライン(R3.4)の、ほ場整備工事や舗装工事における要領案改訂に対応
・Windows11に対応
・その他、約30項目に及ぶ基本機能の強化
 
標準セットの価格改定
・今回リリースするVer.9より、標準セット価格を従来の100万円(税抜)から120万円(税抜)に改定
※2022年3月30日(水)までの期間は、従来価格の100万円(税抜)にて販売
 
■商品詳細
発売日:2022年1月25日(火)
価格(税抜)
・標準セット:120万円
・ベクトル差分解析(オプション):20万円
 
 
■問い合わせ先
福井コンピュータ株式会社
https://const.fukuicompu.co.jp/



現場が「見える」蔵衛門が建設AI技術で特許を取得

 分類: 建設共通

株式会社ルクレ(本社:東京都港区、代表取締役:有馬 弘進)は、鉄筋コンクリート工事用の電子小黒板を自動作成するAI技術「電子小黒板生成装置及び電子小黒板生成方法」で特許を取得した。
 
現場が「見える」蔵衛門が建設AI技術で特許を取得
 
■新技術の特長
今回特許を取得したAI技術「電子小黒板生成装置及び電子小黒版生成方法」を搭載した『e-Kokuban』は、特別な設定は一切不要、パソコンや蔵衛門Pad DXがあれば導入可能である。
PDF化された配筋リストから必要な豆図、テキスト項目をAIが自動的に判断し、電子小黒板を作成。
配筋リストの様式は設計会社ごとに微妙に異なるものの、以下の工夫を実施することで解決を得た。
 
1.前処理として、Open CV等の画像解析系のフレームワークを活用して読み込んだ配筋リストのPDFを画像化し、ディープラーニングの入力層に適した処理を行う。
2.ニューラルネットワークの入力層に投げ込み、畳み込みニューラルネットワークの畳み込み層や分類層に対しては、蔵衛門オリジナルのチューニングを複雑かつ適正に施す。
3.電子小黒板として分類を完了させるディープラーニング処理を実行。
 
新技術の特長
 
上記により、人の手を介することなく電子小黒板を作成することに成功した。
今後は多くの配筋リストからの学習を行い、『e-Kokuban』の精度をさらに高めていく予定である。
 
 
■問い合わせ先
株式会社ルクレ
https://lecre.jp



2次元間取り作成ソフト「間取りっど6」発売

 分類: CAD、BIM・CIM

有限会社ライラックシステム(本社:大阪府三島郡、代表取締役:友田 勝三)は、不動産・建築・介護・事務所・設備業などの間取り図面・土地図面作成に適した「間取りっど6」を発売した。
 
2次元間取り作成ソフト「間取りっど6」 12月10日(金)より販売開始
 
■商品の特長
 
1. 間取りの作成に専門知識が不要
グリッド(方眼紙)にマウスを吸いよせる吸着機能で、簡単で綺麗な間取り図を作成することができる。
 
2.分かやすい機能と操作性
・2点間指定で部屋のできる「部屋作成機能」
・壁上3点指定で配置できる「建具配置」
・一覧から部品を画面に貼り付ける「部品配置」など
 
3. 豊富な部品が初期常備、オリジナル部品も作成が可能
・登録部品は1,350点以上
・オリジナル部品も作成登録ができる
・建具、家具、住宅設備、オフィス、屋外、介護や電気、給排水記号等があらかじめ常備
 
4. 画像出力機能
・WordやExcel、Illustlatorなどの他社ソフトやホームページに作成した図面が利用できる
・JPEG、GIF、BMP、EMF、PNG形式でのファイル出力が可能
 
5. 画像ファイル取り込み
・スマホやスキャナーなどから画像(JPEG、PNG、GIF、BMP形式)を取り込んでレイアウトできる
 
6. 透過PNG、透過GIF画像
・新機能として透過画像にも対応。表現豊かな図面が作成できる
 
7. 下絵を使った作成
・下絵画像を用い、なぞって作成が可能
・スキャナなどから取り込んだ画像の上からなぞって図面が描ける
 
8. ワンタッチ表現切り替え
・色の切り替えがワンタッチでできる
・作成した図面はカラー、白黒、グラデーション(方向・周囲・シック)に切り替えることも可能
 
9.多彩な作図ツール
・直線、多角形、円、円弧、連続線、二重線、曲線、吹き出しなどの作図ツールで間取り以外の図面も作図が可能
・透過機能搭載
・二重線多角形でアール(弧)の作成もできるため、円形バルコニーなどもスムーズに作図にできる
 
10. 他CAD形式への変換と読み込み
・W_CAD(JWW,JWC)、DXF(R-12J)ファイルに入出力、JW_CAD図形ファイル(JWS,JWK)、図面のプロ2形式の取り込みが可能
※レイヤーは全て1つにまとめられるが、一部データが互換できない場合もある
 
11. 修飾文字
文字に縁取りを付けることができる「修飾文字機能」が新機能として追加
 
12. 不透明度機能が搭載
・文字の透かしを入れることができる
※不透明機能は100が不透明で0にいくほど透明度が上がる
 
 
■商品概要
名称:間取りっど6
販売開始日:2021年12月10日
販売料金: 8,778円(税込)
対応OS:Windows11・10(64bit版)
 
 
■問い合わせ先
有限会社ライラックシステム
http://www.lilacsys.com/



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