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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

3D点群処理システム『TREND-POINT』最新版を発売

2019年7月31日 分類: CAD、BIM・CIM

福井コンピュータ株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役社長:杉田 直)では、最新版の3D点群処理システム『TREND-POINT Ver.7』を、2019年8月27日に発売する。
 
TREND-POINT
 
■概要
国土交通省が推進するi-Construction※は開始から4年目に入り、さまざまな工種においてICT活用を促進するため、順次新しい要領・基準等が公開されている。
また、国土地理院も同様にi-Constructionの一環となる3次元測量に対応した公共測量マニュアル等を順次公開するなど、施工現場だけではなく測量や設計業務においても、3D点群データ活用ソフトウェアの需要が高まっている。
同社では、公共事業のライフサイクル全体において、3D点群データ活用を支援する『TREND-POINT』の機能強化版を適宜供給し、建設現場の生産性向上を後押ししていく。
 

■特長
・2019年度のi-Constructionに関わる各種要領・基準等への対応を可能にする。
・測量、設計業務において活用できる新機能を含め、60項目以上の機能強化を行う。
・公共工事ライフサイクルのさまざまな場面における3D点群データ活用を実現する。
 

※ICTの全面的な活用で、建設生産システム全体の生産性向上を図り、魅力ある建設現場を目指す取り組み。
 
 
 

■問い合わせ先
福井コンピュータ株式会社
https://www.fukuicompu.co.jp/



CIMコミュニケーションシステム『TREND-CORE』最新版を発売

 分類: CAD、BIM・CIM

福井コンピュータ株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役社長:杉田 直)では、最新版のCIMコミュニケーションシステム『TREND-CORE Ver.6』を、2019年8月27日に発売する。
 
新Trend-core
 
■概要
国土交通省ではSociety5.0(※1)を見据えた建設生産・管理システムを実現する事を前提とした、BIM/CIM(※2)推進への取り組みを開始した。
建設現場においても、ICT技術の導入が加速しており、これに伴う3次元施工シミュレーションシステムの需要が増加していることから、同社では『TREND-CORE』の機能強化版を適宜供給し、建設現場の生産性向上を支援していく。
 

■特長
・仮設道路や法枠など、施工計画の効率化と高度化を実現する機能を追加。
・施工履歴連携機能を追加し、転圧状況のモニタリングによる施工不良の回避を実現する。
・その他、3Dモデリングが簡単に行える機能や、VR空間内に複数人が同時に入れる機能(※3)を搭載する。
 
 

※1 内閣府によって提唱された、仮想空間と現実空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)。
※2 Building & Construction Information Modeling/Management の略で、建築・建設ライフサイクル全体でモデルに蓄積された情報を活用するワークフローの概念。
※3 2019年9月頃の提供予定。
 
 
 
■問い合わせ先
福井コンピュータ株式会社
https://www.fukuicompu.co.jp/



無料ソフト『蔵衛門図面キャプチャー』発売

2019年7月26日 分類: 建設共通

株式会社ルクレ((本社:東京都港区、代表取締役:池田武史))は、図面分野でのサービス拡充となる、無料ソフト『蔵衛門図面キャプチャー』を発売した。
 
蔵衛門図面キャプチャー
 
■概要
同ソフトは、図面上の最大100カ所を連続でキャプチャーできる機能を搭載。
これにより、図面の画像切り取り・保存作業を大幅に効率化する。さらに電子小黒板と連携することで黒板への図の貼り付けもスムーズに行え、図入り黒板の作成時間を従来の30%削減する。
また、パソコンで簡単に黒板を作成できるため、現場事務所で事務職員が黒板を作り、現場監督は撮影だけ行うといった、分業も可能。これにより、現場監督の負担は大きく軽減される。
ダウンロードは蔵衛門の公式サイトより行える。
 
■効率化を実現する3つのポイント
・最大100カ所の連続キャプチャー
100カ所を連続でキャプチャーし一括で保存することができるため、1箇所ずつ作業を行う手間が省ける。
 
・電子小黒板との連携で、図入り黒板を簡単作成
電子小黒板の「蔵衛門Pad」や「蔵衛門工事黒板」と連携すると、黒板への図の貼り付けが自動で行える。
※パソコンと電子小黒板を繋ぐための専用ソフト「蔵衛門コネクト」(無料)が必要
 
・工事ごとに図面を管理
大きい工事の場合、構造物も大量にあるため一回の作業で全てのキャプチャーは終わらない。
次回の作業をスムーズにするため、図面のPDFを工事単位で登録、再読み込みできる機能を搭載している。
これにより、毎回作業の度に図面を読み込んだり、キャプチャーした画像の保存場所を指定する必要がなくなる。
 
 
 

■問い合わせ先
株式会社ルクレ
https://lecre.jp/



道路橋梁インフラの維持・メンテナンスをスマートに 『Maplet SM』販売開始

2019年7月24日 分類: 土木系

日本コンピュータシステム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:栗田 昭平)は、三井住友建設株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:新井 英雄)と共同開発により、「Maplet(R)」での業種別ソリューションとして、新サービス『Maplet SM』(マプレット・エスエム)を販売開始する。
 
Maplet SM
 
■概要
今回提供開始する『Maplet SM』は、本格化するインフラ長寿命化計画における、自治体や建設コンサルタント業での橋梁点検の現場業務用に特化した、iPadアプリケーションである。
これまでの橋梁点検の現場では、過去の点検記録や、図面の確認などに煩雑な作業があり、また現場での点検結果を検査後に改めてデータベース化を行う必要があった。
『Maplet SM』では、iPadによる図面・地図上での位置情報と、法定項目に対応した点検内容の入力・撮影画像連携を実現。
入力した点検結果の帳票出力、過去の履歴閲覧機能などに加え、専用のWindowsPC用ソフトウェア「データ管理ツール」により、データの取込み・出力が可能となり、業務の効率化の仕組みを提供する。
 

■特長
1.準備作業の軽減
対象橋梁の基本情報、図面や過去の点検記録などの社内(サーバなど)で管理するデータをダウンロードするだけで事前準備が完了し、コピーなどの煩雑な作業が不要。
 
2.点検作業の省力化
各種データの閲覧と点検結果の記録(メモ入力、写真撮影)を画面上で行うため、ペーパレスの点検作業で省力化を実現する。
 
3.作業時間の短縮
iPadに搭載されているGPS機能の活用により、現在位置と点検箇所を図面上で容易に確認でき、作業時間の短縮が図れる。
 
4.記録整理の不要
点検結果は記録データを社内(サーバなど)に登録するだけで、自動的にカルテ作成が行われるため、点検後の資料作成や写真整理などが不要。
 
 
 
■問い合わせ先
日本コンピュータシステム株式会社
http://www.ncsx.co.jp/



製品ラインアップが拡張された『Solibri Product Family』をリリース

2019年7月2日 分類: CAD、BIM・CIM

グラフィソフトジャパン株式会社は、Solibri社の『Solibri Office』『Solibri Site』、『Solibri Anywhere』(以下『Solibri Product Family』)を7月8日より提供開始する。
 
Solibri Product Family
 
■概要
今回リリースする『Solibri Product Family』は、建設業界におけるBIMデータを中心としたワークフローの中で、設計および施工の現場においてより高品質なBIMデータがプロジェクト全体を通して活用されることを目的に、製品のラインアップを拡張したもの。
これまでのSolibri Model Checkerは「Solibri Office」へ、Solibri Model Viewerは「Solibri Anywhere」へと名称が変更されるのと同時に、機能が拡張されたものとなり、さらに新しい製品として「Solibri Site」がラインアップに加わる。
 
■製品ラインアップ
Solibri Office
旧Solibri Model Checkerと同一の機能性をもち、ルールベースのチェックを含めた全ての機能を利用できる製品。
BIMデータのチェックを中心とする、事務所内での活用に最適化されている。
 
Solibri Site
Solibri Officeの機能のうち、モデルチェックおよびカスタムルール作成を除いた全ての機能を利用できる製品である。
建設現場におけるモデルの閲覧およびデータの活用(案件および分類の作成、情報の取出しなど)に最適化されている。
 
Solibri Anywhere
旧Solibri Model Viewerと同一の機能性に加えて、案件の並べ替え機能などを利用できる、無償版ビューア製品である。
高品質なBIMデータにアクセスし、コメントをするなど、BIMを中心としたワークフローへの貢献に最適化されている。
 
 
 

■問い合わせ先
グラフィソフトジャパン株式会社
http://www.graphisoft.co.jp



住宅プレゼンシステムALTA『スマ積サービス』を開始

2019年7月1日 分類: 建築系

株式会社コンピュータシステム研究所(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:長尾 良幸)は、建築事業者向け住宅プレゼンシステム「ALTA」の保守契約ユーザーへの無料サービスとして、積算・見積業務の生産性を向上する『スマ積(せき)サービス』を開始した。
 
スマ積サービス
 
■概要
住宅プレゼンシステム「ALTA」は、パースやプレゼンシート、見積書、図面の作成、法規チェック等が行える工務店・ビルダー向けの営業支援ツールである。
今回、同社では、約3,000社のユーザーを通じて、蓄積されたノウハウをもとに積算業務にかかる時間を短縮し、スマートに見積を作成する『スマ積サービス』の提供を開始する。
従来、ALTAで積算・見積の精度を高めるためには、自社で利用する建材・資材の商品単価マスターと自社独自の拾い出し計算式を事前に設定する必要があった。
この度開始する『スマ積サービス』では、商品単価マスターと計算式をセットにした「見積テンプレート」を提供することで根拠のある正確な見積を手間なく、スピーディに作成することが可能である。
 

■見積テンプレートの特長
・約15メーカー、13,000点の「単価マスター」を搭載
・プランで入力した建材や資材の内容が見積へ自動で反映
・約3,000社のノウハウが詰まった「計算式」を搭載
・年に1~2回の配信※
 
※今回は第1弾として下記内容を手掛ける工務店・ビルダー向けの見積テンプレートを配信する。
新築戸建て、在来工法、年間棟数10~30棟、坪単価40~50万円
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社コンピュータシステム研究所
https://www.cstnet.co.jp/



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