福井コンピュータアーキテクト株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役社長:林治克)は、今後、住宅業界に大きな影響をもたらす2017年4月の消費増税、2020年の省エネ義務化を見据え、社内体制の強化とさらなる業務改革を実現する新機能を搭載した3D建築CADシステム『ARCHITREND ZERO Ver.2』を2016年1月20日に発売する。
■製品の概要
さまざまな顧客獲得支援機能の強化と生産性・操作性のさらなる向上を目指し、設計者の意図やデザインコンセプトを際立たせるプレゼンテーション機能、記載漏れなど確認申請業務の手戻りを最小限に抑えるチェック機能の搭載など、簡単な操作でありながら日頃の業務にすぐに生かせる機能アップを実現している。
機能アップの主な内容は下記の通り。
●より豊かな表現力「デザインコンセプトを際立たせるプレゼンテーション」
パーススタジオ“P-style”のレタッチ機能を大幅に強化。
内観・外観パースをフォトリアルな表現やクールスタイル、ウォームスタイルなど設計者の意図やデザインコンセプトを際立たせる印象的なパース表現が可能になる。
また、ARCHITRENDプレゼンデザイナーに配置した画像を直接レタッチ処理することで表現の幅が広がり、文字や表などのスタイル処理と合わせて短時間で建物のイメージに沿ったプレゼンボードの作成が可能になる。
さらに、斜め袖壁や掘りごたつなどの各種シンボルを追加し、デザイン性が高い住宅、さまざまなライフスタイルの提案が行える。
●設計業務の手戻りを防止する「確認申請チェック」
図面作成後、確認申請時に必要な項目が記載されているかを自動チェック。記載漏れを防ぎ、申請業務の手戻りを最小限におさえる。
確認申請時の断面図(矩計図)に記載必須となっている項目にも対応しており、横架材間寸法や、省令準耐火構造・条例で定められる新たな防火規制での防火仕様の表現を自動で表記し、確認申請チェック機能と合わせ申請業務を強力にサポートする。
●基本性能のさらなる向上とユーザー要望を反映しより高い操作性や生産性を実現
部屋入力と同時に柱壁・仕上データを配置し、スピーディーなプラン作成が可能。
変更した壁仕上げを保持する機能や壁量計算の見付面積図などの文字表記の重複処理、迫力あるパースアングルにワンタッチ設定、などユーザーからの要望を反映し、より高い操作性や生産性を実現した。
■標準価格(税抜き)
3D建築CADシステム『ARCHITREND ZERO Ver.2』
【基本プログラム】ZERO基本:800,000円~
※内容:平面図(ウォークスルー・Jw/DXF/DWGデータ立体化・家相チェック・3D部品登録)、天井伏図、屋根伏図、配置図、立面図、ARCHITREND Manager
【オプションパッケージ】プレゼンオプション:400,000円~
※内容:パーススタジオ“P-style”・プレゼンデザイナー
■問い合わせ先
福井コンピュータアーキテクト株式会社
TEL:0776-67-8850
http://archi.fukuicompu.co.jp/