建設ITガイド

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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

VR撮影/3D測量で自動生成される点群データからのBIMモデリング化を支援「Scan to BIM」

2023年10月31日 分類: CAD、BIM・CIM

野原グループ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:野原 弘輔)は、VR撮影/3D測量で自動生成される点群データからのBIMモデリング化を支援する「Scan to BIM」を2023年9月下旬より、サービス提供する。
 

Scan to BIM」は、Matterportシステム等のVR撮影/3D測量により取得できる点群データを使いBIMモデル化するサービスである。
VRカメラによる撮影から点群データの取得は、最短で1~2日程度で完了するスピード感が特長。
既存建物のデジタル化(BIMモデル化)のみならず、改修工事における現場調査、図面作成(2D図面の生成等)といった維持管理プロセスの変革をも支援する。
 
 
 
■問い合わせ先
野原グループ株式会社
https://nohara-inc.co.jp/



電子申請サイト「Houseplus Portal Web Site」と3D建築CAD「ARCHITREND ZERO」が建築確認申請の電子申請でダイレクト連携

 分類: CAD、BIM・CIM

ハウスプラス確認検査株式会社(本社︓東京都港区、代表取締役社長︓坂槇 義夫)と福井コンピュータアーキテクト株式会社(本社︓福井県坂井市、代表取締役CEO︓田辺 竜太)では、行政手続きのオンライン化に伴って今後拡がりが見込まれる建築確認申請の電子申請普及拡大を目的に、両社のシステム連携を実現した。
 

■システム連携について

  • 確認申請に必要なARCHITREND ZEROデータを、3D カタログ.comのWEB申請書作成ツールで申請書式(PDF・XML)として作成。
    ダイレクトにハウスプラス確認検査の「Houseplus Portal Web Site」に読み込むことで、手間なく電子申請が行える。
  • WEB申請書作成によって申請書と申請図面の不整合を軽減、24時間365日申請可能で、電子データで検査機関とのやり取りもスムーズに行えるため、申請業務の省力化が図れる。スマホ表示も可能で出先でも編集できる。

 
 
■問い合わせ先
福井コンピュータアーキテクト株式会社
https://archi.fukuicompu.co.jp/



現場用タブレット「蔵衛門Pad」が配筋検査の自動化に対応

 分類: ハードウエア

株式会社ルクレ(所在地:東京都港区、代表取締役:有馬 弘進)は、株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:山本 二雄)の提供する「GeoMation 鉄筋出来形自動検測システム」を搭載した特別仕様の現場タブレット「蔵衛門PadTough DX』を販売する。
この協業により、工事現場の撮影業務と配筋検査業務の省力化を実現する。

■蔵衛門Pad Tough DXの特長
・工事関係者で工事写真、電子小黒板、図面をリアルタイム共有
・ビデオトーク機能による遠隔臨場
・J-COMSIA認定製品(写真の改ざん防止と工事写真レイヤ化)
・国土交通省推奨新技術「NETIS」においてVEを取得(番号:KTK-160024-VE)
・マイナス20度~60度の耐熱仕様
・IP68防水防塵
・建設業界用語3万語収録
・耐衝撃耐落下1m以上
・LEDフラッシュライトと高速オートフォーカス
・軍手を装着したまま操作できるグローブタッチ
 
 
■問い合わせ先
株式会社ルクレ
https://lecre.jp/



最新CAD・BIMツール「Vectorworks 2024」を発売

 分類: CAD、BIM・CIM

エーアンドエー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:横田 貴史)は、ユーザーインターフェイスを刷新し、リアルタイムプレゼンテーション機能を強化した最新バージョン「Vectorworks 2024」を2024年1月17日に発売する。
「Vectorworks 2024」は、2D、3D、データベース、高品質レンダリングなど豊富な機能を搭載した設計・デザインのためのワンストップアプリケーションである。
専門分野別のラインアップにより、BIM・建築・インテリア、造園・外構、舞台照明の設計業務を効率化する。
 

■特長

  1. ユーザーインターフェイスの刷新
    • 表示バーとツールバーの再編成とデザインの最新化によって、インターフェースがさらに効率的になった
    • モニターサイズや解像度に合わせて、文字やアイコンなどを3段階のサイズから選択可能なコントロールアイテム
    • macOSに加え、Windowsにも対応したダークモードは、OS設定に準拠するか、ライトモード/ダークモードを個別に選択可能
  2. リアルタイムプレゼンテーション機能の強化
    • OS標準のAPI(macOSはMetal、WindowsはDirectX)に対応した「シェイド」レンダリングがさらに強化され、グラフィックス性能の許す限り、影の表現を実現
    • レンダーカメラが搭載していたカメラエフェクトをシェイドレンダリングでも利用でき、被写界深度や露出、F値やフィルム感度を設定して、さらに表情豊かなレンダリングが可能
    • ブルーム機能により光源の拡散効果を表現し、インテリアやエンタテインメント業界などでの活用の幅が拡大
  3. BIM/建築設計機能の強化
    • 図面化に必要なビューポートの設定をスタイル化でき、ワークフローの効率化と標準化を実現
    • グラフィック凡例やレベル基準線の改善により、設計図書の作成環境を強化
    • ドア・窓の室内側と吊り元を明確に設定することで、精確なジオメトリと業界標準のデータに対応
    • 1つに統合されたキャビネットツールで、より詳細に、さらに柔軟にキャビネットをモデリング可能

 
 
■問い合わせ先
エーアンドエー株式会社
https://www.aanda.co.jp/



「顔認証機器『BANKEN FACE』を用いた入退場管理システム」

2023年10月30日 分類:

検温機能付き顔認証機器を用いた入退場管理システム。
従来は現場等における目視による入退場管理で対応していた。
顔認証を行うことで、なりすまし防止等の現場管理の品質向上が図れる。

概要図

作業員の入退場データおよび検温データはWEBサービスに送信され、PC・タブレットからいつでも確認ができる。
NETIS登録番号KT-230062-A
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社リバスタ
https://www.rvsta.co.jp/



Graphisoft Archicad 27日本語版 を国内リリース

2023年10月4日 分類: CAD、BIM・CIM

グラフィソフトジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長トロム ペーテル)は、BIMソフトウェアソリューションの最新版であるArchicad 27日本語版サブスクリプションを9月27日(CET/中央ヨーロッパ時間)にリリースする。なお、永久ライセンスは10月10日にリリースする。

 
■Archicad 27 新機能
今回Archicadだけでなく、BIMx、BIMcloud、および保守サービスで提供されているForwardツールを含む、Graphisoft製品全体がアップデートされた。
 

  • DESIGN
    簡単な方法でデザイン検討を行い、プロジェクト管理にかかる時間を削減。
    Archicad 27は、プロジェクトの規模や複雑さが増えても、チームが整理され、ファイルが効率的に管理されるのをサポートする。
  • VISUALIZE
    Archicadとさまざまプロの仕様のビジュアリゼーション・ソリューションへのスムーズな接続を可能にし、インパクトのあるプレゼンテーションを迅速かつ容易に作成することができる。
  • COLLABORATE
    MEPおよび構造エンジニアとの協業にOPEN BIMを使用して、柔軟かつ直感的で業界をリードする複合的な設計ワークフローを実現。
  • DOCUMENT
    各種表と図面を作成することをサポート。ドキュメント作業に時間を費やすことなく、クリエイティブな時間に専念できる。

 
10月20日(金)には、Archicad 27発表会をかねたオンラインイベント、 Building Together Japan 2023 を開催。
Archicad 27の国内初となるデモンストレーション、Graphisoftからの最新情報、Archicadユーザーの方々による講演や対談など、多様なセッションを行う。
 
 
■問い合わせ先
グラフィソフトジャパン株式会社
https://graphisoft.com/jp



 


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