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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

土地活用提案営業のワークフローを変える『ROOK2』

2017年10月23日 分類: 建築系

株式会社コンピュータシステム研究所(東京本社:東京都新宿区、代表取締役社長:長尾良幸)は、土地活用事業化支援システム『ROOK2』を2017年10月16日より販売した。
従来は設計者の支援ツールとして「単体・集団規定」、「斜線・逆日影・避難経路等の規制チェック」、「概算見積」、「収支計画」等を各単体のソフトで算出していたが、これらの業務を1つのソフトで行え、土地オーナーへ提出する事業計画書の作成時間を大幅に削減する。
 
コンピュータシステム研究所が土地活用提案営業のワークフローを変える『ROOK2』リリース
 
■製品の概要
同製品は、土地活用の提案を行う建築知識の少ないユーザーでも簡単な操作で、建築計画・概算見積・収支計算が行える。
時間と手間をかけずに土地の最大価値を算出した事業計画書を作成し、地主へのスピーディーな提案や要望対応を実現。
また、設計士の方には、建築ボリューム算出の設計補助ツールとしても利用可能。
主な特長は下記の通り。
 
1.敷地から建物を自動設計
登録した計画敷地に、斜線・日影規制などの集団規定を考慮した建物ボリュームを作成し、その中に階段までの避難距離や採光などの単体規定をクリアした建物を自動で生成。
敷地上の避難経路も検討可能。
賃貸共同住宅に対応し、建築知識が少なくても、簡単に建物のボリューム出しを行える。
 
2.規制チェックを行い容積率算出
各種規制チェックを行い、単体/集団規定をクリアした建物ボリュームを算出。
未消化の容積を最大限活用することで収入に有利な建物の提案をすることができる。
 
3.入力データから概算見積
自動生成された建物の形状を認識し、マスターに設定した坪単価、各種係数に基づき概算見積を算出する。
 
4.収支計画を行い事業計画書作成
概算見積した工事費を支出とした「予算計画」を、収入としては自動生成した建物から住戸ごとに「賃貸計画」を行い、事業計画書を作成することができる。
収支計画は、地主の目の前で変更が行え、瞬時に表面利回り・実質利回りまで計算する。
 
・主な利用対象業種
設計事務所 ・建設業者・工務店 ・不動産業者 ・金融機関 ・企画開発業者
 
■問い合わせ先
株式会社 コンピュータシステム研究所
TEL:03-5363-0650
http://www.rook-web.jp/



電子小黒板「蔵衛門Pad」のiPhone対応アプリ『蔵衛門工事黒板』

2017年10月4日 分類: 建設共通

株式会社ルクレ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:池田 武史)は、黒板入りの工事写真撮影を一人で行うことができるiPhone対応アプリ『蔵衛門工事黒板』の提供を開始した。
このアプリを活用することで、工事写真管理業務にかかる時間が従来の1/4に短縮され、長時間労働が問題となる建設業界の“働き方改革”に役立つ。
 
ルクレが電子小黒板「蔵衛門Pad」のiPhone対応アプリ『蔵衛門工事黒板』提供開始
 
■製品の概要
建設業界では、高齢化による人手不足や労働時間が問題となっている中、その課題を解決する技術として、工事写真管理業務の省人化や作業時間の削減を実現できる電子小黒板が注目を浴びている。
 
さらに、国土交通省が2017年2月1以降に入札手続きを行う直轄工事で、電子小黒板の使用を認めると各地方整備局に通達したこともあり、導入する企業が飛躍的に増える見込みだ。
同製品には、公共工事で電子小黒板を利用するために必要な、改ざん検知機能も搭載されているため安心して利用可能。
 
主な特長は下記の通り。
 
●手軽な導入を実現
・携帯性に優れているiPhoneでの使用により、手軽に小黒板を導入することができる。
●省人化を実現
・iPhoneの画面上に黒板が表示され、指先で自由に配置しシャッターを切ることができるため、一人で工事写真の撮影が可能。
●工事写真撮影の時間短縮
・図面上で黒板の拡大縮小や移動ができるため、これまでのように黒板を実際に何度も移動して撮影する必要がなくなる。
また、黒板が光の反射で読みにくくなったり、風に飛ばされることもなく、撮影にかかる時間の短縮になる。
●安全性の向上
・高所等の危険を伴う場所でも木製黒板を設置する必要がなく、コンパクトで軽量なiPhoneのみで工事写真の撮影が完結するため、安全性が格段に高まる。
●品質の向上
・電子小黒板の情報は撮影環境の影響を受けないため、視認性の高い工事写真の撮影を実現する。
 
【「ペアリングカード」と組み合わせることによるメリット】
パソコンと連携し、台帳作成や電子納品も時間短縮
・現場に入る前に工事情報を黒板へ登録することができる。
黒板は何枚でも登録でき、現場で黒板を書き換える手間がなくなる。
・黒板に入力された「工事名」「工種」「測点」別に写真が自動的に仕分けられ工事写真台帳へ保存されるので、事務所に戻って写真を仕分ける必要がなくなる。
さらに、黒板に入力した文字も自動的に反映されるため、工事情報を都度入力する手間から解放される。
・電子納品のデータ出力が、ウィザードに従って操作するだけで簡単に作成することができる。
 
■標準価格(税別)
アプリ『蔵衛門工事黒板』:無料
ペアリングカード:43,600円
 
■問い合わせ先
株式会社ルクレ
TEL:03-6427-5646
http://www.kuraemon.com/



トランスコスモスと応用技術がBIMトータルサービス『to BIM』の提供開始

2017年10月2日 分類: CAD、BIM・CIM

トランスコスモス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:奥田昌孝)と、子会社である応用技術株式会社(本社:大阪府大阪市、 代表取締役社長:船橋俊郎)は、日本におけるBIMトータルサービス『to BIM』の提供を開始した。
 
トランスコスモスと応用技術がBIMトータルサービス『to BIM』の提供開始
 
■製品の概要
トランスコスモスと応用技術は、トランスコスモスによるBPOサービスと人財育成、応用技術によるシステム開発のそれぞれの強みを効果的に提供するためのBIMトータルサービス『to BIM』を「BIM導入サービス」「BIM活用サービス」「BPOサービス」「システム開発」「システム提供」の5つのカテゴリに分類し、BIM導入を開始する企業からBIM活用を推進したい企業まで幅広くサポートする。
 
■問い合わせ先
トランスコスモス株式会社
https://www.trans-cosmos.co.jp/
応用技術株式会社
http://www.apptec.co.jp/



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