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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

3号建築申請時に要求される図書を追加した 木造建築物構造計算システム「KIZUKURI 2×4 Ver6.1」

2022年8月5日 分類: 建築系

株式会社コンピュータシステム研究所(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:長尾 良幸)は、5,000ライセンス以上の出荷実績を有する木造建築物構造計算システムの最新版「KIZUKURI 2×4 Ver6.1」をリリースした。
枠組壁工法版である「KIZUKURI 2×4」の今バージョンでは、3号建築申請時に要求される図書の追加や最大通り数250への対応など、より使いやすいシステムにバージョンアップしている。
 
木造建築物構造計算システムの最新版「KIZUKURI 2×4 Ver6.1」
 
■「KIZUKURI 2×4 Ver6.1」の主な新機能
1.基礎反力図の計算および出力を追加。
 
2.最大通り数を250に変更。
 
3.柱のプロパティに「金物」を追加。
 
4.応力図を出力する通りの仕様を下記のように変更。
・テンプレートファイルを作成する場合、全てonになるように変更
・壁のある通りをonにする「壁on」ボタンを追加
・軸力のある通りをonにする「軸力on」ボタンを追加
 
5.構造規定のチェックを強化。
・耐力壁線とは(耐力壁+支持壁+柱+まぐさ)が連続する位置とする。
・耐力壁には支持壁を含まない。
・ある位置で90cm以上の耐力壁があるかL字の耐力壁があるかチェックを行う。
・4隅とは(xmin,ymin)(xmin,ymax)(xmax,ymin)(xmax,ymax)が「耐力壁線区画」上にある場合とする。
 
6.「一般事項の入力」「許容応力度」「基礎」「基礎版面積」の入力を布基礎の場合も有効にした。
「転倒モーメントによる短期接地圧の検定」に関わる修正機能。
 
7.KIZ-run 起動メニューをonに戻した。
・KIZ-runのCADファイル変換操作はサポート外。
※左右反転/上下反転/90度回転/180度回転を行った場合、梁受け金物の情報は追従しない。
 
■標準価格(税別)
新規購入:450,000円
増設(2本目以降):225,000円
バージョンアップ:75,000円(利用のバージョンによって異なる)
 
 
■問い合わせ先
株式会社コンピュータシステム研究所
https://www.cstnet.co.jp/



住宅・建設業界向け3Dスキャンアプリ「Scanat(スキャナット)」、図面作成機能を伴う新機能をリリース

 分類: CAD、BIM・CIM

nat株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:劉 栄駿)は、住宅・建設業界向け3Dスキャンアプリ「Scanat(スキャナット)」に、図面作成機能を伴う新機能(バージョン1.0.3)をリリースした。
 
住宅・建設業界向け3Dスキャンアプリ「Scanat(スキャナット)」
 
■「Scanat」とは
「Scanat」はiPhone/iPadのLiDARセンサーを活用した、現地調査から設計、施工管理まで行える日本発のiOSアプリ。
対象物をスキャンするだけで、3Dモデルの作成・同種アプリ内最高の精度での計測(mm単位 ※1)が可能であり、現地調査や図面作成を行う住宅・建設業界を中心に業務支援ツールとして利用されている。
 
■図面作成機能について
今回の新機能では、Scanatで作成した3Dモデルの平面図化を行う「図面作成機能」を追加。
これにより、現地調査から図面作成にかかっていた人員・時間・費用の削減が可能になり、提案に費やす時間の確保や顧客満足度の向上が期待できる。
 
Scanat導入前後での費用比較検証では、図面作成1件/1カ月の場合で23%、6件/1カ月の場合で34%の削減(※2)が見込まれる。
図面作成機能はアプリ内の「CAD」ボタンを押すと図面の作成依頼画面へ遷移し、通常のサブスクリプション費用とは別でオプションでの利用となる。
 
■その他の新機能について
・メジャー計測補助機能:XYZ補助線の追加、及び対象物をタップする時に拡大可能
・面積計測機能:任意の3点以上をタップした後、内側の領域が計算可能
・ウォークスルー機能:撮影した3Dモデルをアプリ内で歩き回るようにしながら、各部屋の内部や住宅の外側を見て回ることが可能
・アプリ内契約機能:App Store内でサブスクリプションサービスの契約が可能
 
 
※1 東京都産業技術センターにて、座標測定器およびレーザー干渉計で設定された5000.6mmに対する精度検証を行った結果、19.6mmの誤差(1%以下)と実証された。
※2 nat株式会社調べ。現場監督、助手、現地調査スタッフ、CADオペレーターの人件費はそれぞれ3万円、2万円、2万円、4千円として試算。スキャンする対象物により値は変動する。
 
 
■問い合わせ先
nat株式会社
https://www.natincs.com



大林組が社員教育に活用しているバーチャル鉄筋・配筋教育システム「VRiel」を外部企業向けに販売開始

 分類: 建設共通

積木製作(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:城戸 太郎)は、建設現場等で使用できる配筋教育システム「VRiel」の販売を開始した。
 
配筋教育システム「VRiel」
 
■概要
本システムは、株式会社大林組と2016年に共同開発したシステムを販売用にアップデートしたもの。
一体型VRデバイスを使用し、どこでもOJTを実施することができる。
製品URL http://tsumikiseisaku.com/vriel/

 
■特長
1.どこでも手軽に使用することが可能
2.多様なバリエーションの教育が実施できる
3.正解モデル、不正解モデルの両方を視覚的に確認できる
4.実際に身体を動かしてVR上を動き回り、不具合に気付く感性を身に付けることができる
 
 
■問い合わせ先
株式会社積木製作
http://tsumikiseisaku.com/



建設DXを推進するコミュニケーションツール「PC版Kizukuトークアプリ&現場ビデオ会議」

 分類: 建設共通

コムテックス株式会社(富山県高岡市、代表取締役:後藤 敏郎)は、Windows OSで利用できる「PC版Kizukuトークアプリ」(無料)および「現場ビデオ会議」(オプション有料)をリリースした。
 
PC版Kizukuトークアプリ」(無料)及び「現場ビデオ会議
 
■概要
メッセージトークを中心にしたKizukuで行うコミュニケーションの迅速化、円滑化をグレードアップすることを念頭に置き、開発したもの。
KizukuはWEBブラウザおよびスマホ端末でサービス提供していたが、今回はそれらに加えパソコンのWindows OS上で動作するトーク機能、建設図書機能をメインにビルドアップされたアプリケーション。
内勤でキズクを利用する元請会社などの利用ユーザー、また現場作業員間での双方向のリアルタイムなやりとりなど、これまでより「コミュニケーション」を迅速かつ円滑に行うことができる(ダウンロード無料)。
 
■想定される利用シーン
1.新着を知らせるバッジ機能
新着トークをパソコン画面内のバッジ表示&プッシュ通知で知らせるため、最新の通知を見逃さず、やりとりをより迅速に行える。
 
2.図書へ高速アクセス
トークエリアから1クリックで図書内資料へのアクセス可能で、簡単に図書での資料共有を行える
 
3.メッセージブックマークで業務タスク管理
すぐに対応できない等、後で振り返りたいメッセージをブックマークできる。
ブックマーク一覧=タスクリストとして利用することで、対応忘れを防止。
 
 

■問い合わせ先
コムテックス株式会社
https://www.ctx.co.jp/



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