建設業×ITツールの情報・事例紹介サイト

建設ITガイド

Article

特集記事

書籍版「建設ITガイド」に掲載した特集記事のバックナンバーをはじめ、建設業界のDXに役立つ記事を掲載しています。

【2026年最新】建設CADおすすめ13選|設計・施工BIM向け製品を紹介

2026.11.02

建設CADには、建築設計向けや設備設計向け、土木施工向けなど、さまざまな種類があります。また、機能も製品によって異なります。
 
導入の際は、自社で必要な図面やデータを作成できるか、取引先とデータをやり取りできるかを確認することが大切です。
 
本記事では、建設CADと道路設計の照査ソフトを用途や対応機能ごとに紹介します。選び方の5つのポイントに加え、導入のメリットと用途・契約形態別の費用目安も解説します。

目次+/− 開く/閉じる

 

建設CADのおすすめ13製品を一覧で紹介

今回紹介する建設CADと道路設計・図面照査ソフト13製品の概要を以下の表にまとめました。主な用途や対応機能、料金など、自社の業務に関係する項目を確認する際にご活用ください。

 

→横スクロールが可能です

製品名 製品種別 主な用途 2D/3D BIM/IFC連携 料金(税込) 向いている企業 導入実績 公式HP
adpack-PRO 2027 建築統合システム1 Ver.30.0 建築専用2D CAD(追加ソフト型) 意匠・仮設・設備図面の作成、機器・配線集計 2D BIM/IFC非対応 スタンドアロン版396,000円
ネットワーク版473,000円(1ライセンス当たり、2ライセンスから)
基本CAD別途
建築・設備設計事務所、施工会社、工務店 官公庁・教育機関など 公式HP
BIM建築設計支援システム GLOOBE Architect 建築意匠設計BIM 基本・実施設計、法規チェック、確認申請、CG作成 3D(2D図面作成) IFC・STB・BCF・Revit・PLATEAUと連携 基本プラン:年額198,000円
購入858,000円
追加機能・保守は契約内容による
建設会社、建築設計事務所 国内1,600社以上 公式HP
Vectorworks Architect 建築・内装向けCAD・BIM 建築・内装設計、図面・集計表・提案資料の作成 2D・3D BIMモデル作成、IFC入出力・参照、プロジェクト共有 2026:
年額198,000円
月額19,800円
永続523,600円
月額契約はメーカーへ直接申込
建築・内装設計事務所、共同設計を行う企業 公式サイトに導入事例掲載 公式HP
S/F REAL4 鉄骨専用3D CAD 鉄骨施工図・加工図、型紙・帳票の作成 3D(2D図面作成) 読込:ST-Bridge・SS3など/出力:IFC・3D-DWG・ST-Bridge 要問い合わせ 鉄骨ファブリケーター、ゼネコン、設計事務所 鉄工所など約2,600社 公式HP
Rebro(レブロ) 建築設備専用3D CAD・BIM 設備設計・施工、維持管理・改修 3D(2D図面生成) IFC2x3・IFC4の入出力、設備IFCデータ利用標準Ver.2.1に対応 統合版の月額レンタル16,500円/本(更新・サポート込み)購入は要問い合わせ 設備設計事務所、設備工事会社、総合建設会社 三機工業、新日本空調、竹中工務店、鹿島建設など 公式HP
FILDER SiX 建築設備CAD・BIM 空調・衛生・電気図面の作成、空調の概算見積、数量集計 2D・3D BIM対応、IFC入出力。 1,485,000円
契約形態・利用期間は要問い合わせ
空調・衛生・電気設備業 4,000社以上(FILDERシリーズ全体) 公式HP
CADWe’ll Tfas 建築設備専用CAD 設備の設計図・施工図・竣工図、数量集計 3D(2D図面作成) BIM対応、IFC2x3・IFC4の入出力 要問い合わせ 空調・衛生・消火・電気設備の工事会社 要問い合わせ 公式HP
CADWe’ll Linx 建築設備専用3D CAD 設備の設計図・施工図・竣工図、モデル共有・共同作業 3D(2D図面生成) BIM対応、IFC2x3・IFC4の入出力、Revit連携 要問い合わせ 空調・衛生・消火・電気設備の工事会社 要問い合わせ 公式HP
PlantStream® プラント初期設計向け3D CAD 機器配置、配管・ケーブルの自動経路作成、資材数量の算出 3D RVM・DWG等で他の3Dソフトと連携。IFCの対応条件は要問い合わせ。 要問い合わせ EPC・エンジニアリング会社、プラントオーナー 世界30社以上 公式HP
V-nasClair 土木系汎用CAD・設計システム 3Dモデル・図面作成、設計計算、数量算出 2D・3D IFC・J-LandXMLの入出力は拡張Kitで対応 年額99,000円(アクティベーション版)
198,000円(ねっとさーばCloud版)
拡張機能別途
建設コンサルタント、施工会社、官公庁 地方整備局導入率100%、35都道府県で採用 公式HP
デキスパートA納図 [A-NOTE] 土木専用2D CAD 施工図の編集、電子納品用データの作成・変換 2D BIM/IFC非対応 要問い合わせ 土木工事会社、施工管理部門 大手ゼネコンなど 公式HP
道路設計照査システム「APS-DC」 道路設計照査ソフト 道路設計の基準照査、照査結果の一覧表・図面出力 2D図面・3Dデータ読込 J-LandXML読込(法面判定は対象外)。IFCは要問い合わせ。 要問い合わせ 建設コンサルタント、建設会社、官公庁 八千代エンジニヤリングなど 公式HP
整合ナビ 道路図面照査ツール(追加機能) 平面・縦断・横断図の照査、土量計算、測量座標管理 2D(3Dデータとの比較) J-LandXMLの書出・比較に一部対応。IFCは要問い合わせ。 年額83,600円〜(追加機能単体)
基本CAD・関連ソフト別途
道路・下水道工事の施工会社、建設コンサルタント 非公開 公式HP

 

建築設計・鉄骨製作向け建設CADのおすすめ4選

建築設計・鉄骨製作では、意匠図や施工図、加工図など、担当する業務や工程によって必要な図面が異なります。
 
ここで紹介するのは、建築図面の作成やBIMを用いた設計、鉄骨の製作準備を支援する4製品です。

 

以下、それぞれ具体的に解説します。

 

adpack-PRO 2027 建築統合システム1 Ver.30.0|株式会社アークデータ研究所

adpack-PRO 2027 建築統合システム1 Ver.30.0の紹介画像

 
adpack-PRO 2027は、AutoCAD 2027上で意匠・仮設・設備の図面を作成できる建築CADソフトです。
 
柱の大きさを変更すると、柱と壁のつなぎ目も自動で調整されるため、線を一本ずつ修正する手間を減らせます。図面や表を個別に直す負担を抑えられるので、設計変更が多い建築設計事務所におすすめです。
 
また、電気設備の機器数や配線の長さを図面から集計できるため、図面を見ながら数えたり測ったりする手間を減らせます。見積り資料の準備も効率化したい設備設計事務所にもおすすめの製品です。
 
<CADソフトのサンプル画面>
adpack-PRO 2027 建築統合システム1 Ver.30.0のサンプル画像

 

→横スクロールが可能です

項目 詳細
製品名 adpack-PRO 2027 建築統合システム1 Ver.30.0
製品種別 建築意匠、簡易仮設、電気設備、空調衛生
主な用途 意匠図、足場計画図、山留計画図、仮囲・ゲート計画図、配線部品の配置、配線作図、機器・配線集計、結線図、空調衛生配管図、空調ダクト図、系統図
2D/3D 2D
BIM/IFC連携 非対応
料金 スタンドアロン版:396,000円(税込)
ネットワーク版:473,000円(税込)/ライセンス
※ネットワーク版は2ライセンスから。AutoCADは別途必要。
向いている企業 建築設計事務所、設備設計事務所、ゼネコン・中堅施工会社、ハウスメーカー・工務店
導入実績 上記企業のほか、官公庁、教育機関など
公式HP https://archdata.co.jp/seihin.html#hadppro1

 

BIM建築設計支援システム GLOOBE Architect|福井コンピュータアーキテクト株式会社

BIM建築設計支援システム GLOOBE Architectの紹介画像

 
GLOOBE Architectは、日本の設計者のために開発された純国産のBIM建築設計システムです。企画・設計から確認申請、施工までをBIMデータで一貫してつなぎ、建築プロジェクトの生産性向上を支援します。
 
法規情報を踏まえたモデル作成機能や、BIM図面審査に対応した図面作成機能を搭載し、確認申請業務の効率化を実現。また、2次元CAD資産の有効活用や他社BIMソフトとのデータ連携にも対応しています。
 
日本の建築基準や設計業務に最適化されたBIM環境により、これまでの設計フローを大きく変えることなく、新たな基準や業務要件にもスマートに対応できます。
 
<CADソフトのサンプル画面>
BIM建築設計支援システム GLOOBE Architectのサンプル画像

 

→横スクロールが可能です

項目 詳細
製品名 BIM建築設計支援システム GLOOBE Architect
製品種別 意匠設計BIM
主な用途 建築設計・基本設計・実施設計・3Dシミュレーション・CGプレゼン・法規チェック・確認申請
2D/3D 3D
BIM/IFC連携 IFC連携・STB連携・BCF連携・Revit連携・PLATEAU連携
料金 GLOOBE Architect基本:年額180,000円~
向いている企業 ・建設会社・設計事務所
・BIMを始めたい企業
導入実績 国内1,600社以上で利用
(https://archi.fukuicompu.co.jp/architectstylelab/product/4)
公式HP https://archi.fukuicompu.co.jp/products/gloobe/index.html

 

Vectorworks Architect|ベクターワークスジャパン株式会社

Vectorworks Architectの紹介画像

 
Vectorworks Architectは建築設計や内装、ディスプレイデザインに対応した先進的なBIM・インテリア設計支援機能、拡張機能、さらには豊富な建築向けのデータライブラリを搭載した建築・内装業界向け製品です。
 
1つのソフトウエアで2D図面、3Dモデリング、レンダリング、集計、プレゼンテーション資料の作成まで一括して担える機能範囲の広さが特徴です。
 
また、IFC形式によるデータ連携や、複数人でのプロジェクト共有にも対応しています。住宅・店舗などの提案段階から実施設計まで一貫して同じデータを活用したい設計事務所や、少人数のチームでBIMを導入したい企業におすすめです。

 
<CADソフトのサンプル画面>
Vectorworks Architectのサンプル画像

 

→横スクロールが可能です

項目 詳細
製品名 Vectorworks Architect
製品種別 建築設計、インテリアデザイン支援機能を搭載した建築・内装業界向けCAD・BIMソフトウエア
主な用途 ・建築設計全般
・内装・インテリア設計、建具・家具設計、ディスプレイデザイン
・集計表作成(建具表、面積表、仕上げ一覧表など)
・プレゼン資料作成
2D/3D 2D・3Dに対応
BIM/IFC連携 BIMモデルを作成可能
IFC形式の取り込み・取り出し・参照、プロジェクト共有に対応
料金 Vectorworks Architect 2026:
年間サブスクリプション198,000円(税込)
月間サブスクリプション19,800円(税込)※
スタンドアロン版 永続ライセンス523,600円(税込)
※月間サブスクリプションはベクターワークスジャパンへの直接申し込みのみ。販売店・家電量販店経由での取り扱いはなし。
向いている企業 ・建築設計事務所、内装設計事務所、ディスプレイデザイン企業
・企画・基本設計段階からモデリング、実施図面まで一貫させたい設計者
・BIM専任部署を置けない中小設計事務所
※外部支援パートナーによる導入支援あり
・複数人・遠隔地で共同設計を行うチーム
・国内法規検討(日影・天空率など)や木造軸組の設計が必要な事務所 ※専用プラグインで対応
導入実績 導入事例:https://www.vectorworks.net/ja-JP/newsroom?category=customer_stories
公式HP https://www.vectorworks.net/ja-JP/architect

 

S/F REAL4|株式会社データロジック

S/F REAL4の紹介画像

 
S/F REAL4は、株式会社データロジックが提供する鉄骨専用の3D CADです。鉄骨の形状を3Dで確認しながら施工図を作成できる上、仕口・継手などの細部や特殊な部材の調整にも対応しています。
 
また、入力したデータから加工図や切断孔明加工指示書、型紙などを出力できる点も特徴です。図面作成から製作準備までを一連のデータで進められます。
 
ST-BridgeやSS3の構造データを読み込めるほか、作成した鉄骨モデルをIFCや3D-DWG形式で出力できます。設計と製作の間でデータを受け渡したい鉄工所や、鉄骨モデルを施工検討に活用したいゼネコン・設計事務所におすすめです。

 
<CADソフトのサンプル画面>
S/F REAL4のサンプル画像

 

→横スクロールが可能です

項目 詳細
製品名 S/F REAL4
製品種別 鉄骨専用3D CAD
主な用途 施工図作成、加工データ・型紙・各種帳票の出力
2D/3D 3D(2D図面の作成にも対応)
BIM/IFC連携 読込:ST-Bridge、SS3、設備CADスリーブ情報
出力:3D-DWG、IFC、ST-Bridge
料金 要問い合わせ
向いている企業 鉄骨ファブリケーター、ゼネコン、設計事務所、商社など
導入実績 全国各地の鉄工所など約2,600社
公式HP https://www.datalogic.co.jp/

 

建築設備・プラント設計向け建設CADのおすすめ5選

建築設備・プラント設計向けのCADは、配管や機器の配置検討、図面作成、数量集計などに活用するソフトです。
 
ここでは、建築設備の設計・施工やプラントの初期設計を支援する5製品を紹介します。

 

 

建築設備専用CAD「Rebro(レブロ)」|株式会社NYKシステムズ

建築設備専用CAD「Rebro(レブロ)」の紹介画像

 
Rebro(レブロ)は、設備設計から施工・維持管理まで活用できる建築設備専用のCADです。配管・ダクト・電気設備などのモデルを作成し、1つのモデルから平面図や断面図、詳細図などを生成できます。
 
IFC形式の入出力に対応しており、他のBIMツールとモデルを共有することが可能です。複数の図面を扱い、さまざまな企業と調整が必要な設計事務所・設備工事会社に向いています。
 
また、空調機の型番や冷暖房能力といった機器の仕様もモデルに登録できる点が魅力です。施工時に設備情報を確認し、維持管理へ引き継ぎたい総合建設会社にも向いています。
 
<CADソフトのサンプル画面>
建築設備専用CAD「Rebro(レブロ)」のサンプル画像

 

→横スクロールが可能です

項目 詳細
製品名 建築設備専用CAD「Rebro(レブロ)」
製品種別 建築設備専用3D CAD・BIMソフトウエア
主な用途 設備設計、設備工事、維持管理、改修工事
2D/3D 両対応(3Dモデルから平面図・断面図などを生成)
BIM/IFC連携 IFC2x3・IFC4の入出力に対応。設備IFCデータ利用標準Ver.2.1にも対応
料金 ・購入プラン:要問い合わせ
・統合版の月額レンタル:16,500円(税込)/本
向いている企業 設備設計事務所、総合建設会社、設備工事会社、設備CAD人材を扱う人材派遣会社など
導入実績 公式サイト掲載事例:三機工業、新日本空調、竹中工務店、鹿島建設など
公式HP https://www.nyk-systems.co.jp/

 

FILDER SiX|ダイキン工業株式会社

FILDER SiXの紹介画像
FILDER SiXは、作図と空調の概算見積りを効率化する、ダイキンの設備CADです。
 

 
簡単さと自動化を追求し、仮補助線・仮寸法線を自動表示する作図アシスト機能や、行いたいことを入力するだけで最適な操作を案内するAIコマンドガイドを搭載しており、経験の浅い方も迷わず操作を進められます。
 
さらに、ダイキンのノウハウを生かした空調一連計算支援では、部屋情報を設定すると、簡易熱負荷計算から空調機器・配管の選定・作図までを自動化。青焼き図面も取り込めるため、リニューアル工事の空調概算見積りにも活用できます。
 
1ライセンスを複数人で共有できるライセンスシェアリングにより、利用状況に応じたライセンス活用と導入コストの最適化を図れます。
 
<CADソフトのサンプル画面>
FILDER SiXのサンプル画像

 

→横スクロールが可能です

項目 詳細
製品名 FILDER SiX
製品種別 設備CAD
主な用途 ・空調・衛生・電気設備の作図
・空調設備の概算見積り
・数量拾い・材料集計・各種帳票の作成
・既存図面・他CADデータの活用
2D/3D 2D・3D
BIM/IFC連携 対応
料金 1,485,000円(税込)
向いている企業 空調・衛生・電気設備業
導入実績 4,000社以上
※FILDERシリーズのユーザー数
公式HP https://www.itec.daikin.co.jp/SS/prd/filder_six/

 

CADWe’ll Tfas|株式会社ダイテック

CADWe’ll Tfasの紹介画像

 
CADWe’ll Tfasは、空調・衛生・電気設備の図面作成を支援する建築設備専用CADです。平面図だけでは分かりにくい位置関係を把握できるため、施工前に配管ルートや配置を見直す際に役立ちます。
 
また、図面内の部材を種類別に集計し、階や部屋ごとの数量表を作成できます。図面を見ながら材料を一つずつ数える負担が減り、見積りや発注に必要な数量の確認を進められる点も特徴です。
 
工事ごとの図面作成だけでなく、施工前の確認や見積りに必要な材料の集計も効率化したい、空調・衛生・消火・電気設備の工事会社におすすめです。

 
<CADソフトのサンプル画面>
CADWe’ll Tfasのサンプル画像

 

→横スクロールが可能です

項目 詳細
製品名 CADWe’ll Tfas
製品種別 建築設備専用CAD
主な用途 建築設備(空調、衛生、電気)の設計図、施工図、竣工図
2D/3D 3D
BIM/IFC連携 対応
料金 要問い合わせ
向いている企業 建築設備業者(空調、衛生、消火、電気)
導入実績 要問い合わせ
公式HP https://www.daitec.jp/

 

CADWe’ll Linx|株式会社ダイテック

CADWe’ll Linxの紹介画像

 
CADWe’ll Linxは、建築設備の設計・施工を支援する3D CADです。3Dモデルから平面図や立面図などを作成でき、モデルを変更すると図面にも自動で反映されます。
 
また、同じ建物モデルを共有しながら、複数人が別々のシートで同時に作業できる点も魅力です。担当する設備や階を分けて作図を進められ、後から各担当者の図面を統合する手間を省けます。
 
設計変更への対応を効率化したい設備工事会社や、複数の担当者でBIMモデルを共有して作業したい企業におすすめです。

 
<CADソフトのサンプル画面>
CADWe’ll Linxのサンプル画像

 

→横スクロールが可能です

項目 詳細
製品名 CADWe’ll Linx
製品種別 建築設備専用3D CAD
主な用途 建築設備(空調、衛生、電気)の設計図、施工図、竣工図
2D/3D 3D
BIM/IFC連携 対応
料金 要問い合わせ
向いている企業 建築設備業者(空調、衛生、消火、電気)
導入実績 要問い合わせ
公式HP https://www.daitec.jp/

 

PlantStream®|株式会社Arent

PlantStream®の紹介画像

 
PlantStream®は、プラントの初期設計を支援する、自動ルーティング機能搭載の3D CADです。配管やケーブルの経路を自動で作成でき、機器の配置を変更した際も配管を引き直せます。
 
さらに、3Dモデルから資材数量(MTO)を算出可能です。設計の早い段階から必要な資材量を把握し、費用の見積りに活用できます。
 
限られた時間で配置案を比較したいEPCコントラクターやエンジニアリング会社、建設費用を早期に把握したいプラントオーナーにおすすめです。

 
<CADソフトのサンプル画面>
PlantStream®のサンプル画像

 

→横スクロールが可能です

項目 詳細
製品名 PlantStream®
製品種別 自動ルーティング機能搭載のプラント設計向け3D CAD
主な用途 プラント初期設計(FS・FEED)での3Dレイアウト検討、配管・ケーブルの自動ルーティング、資材数量(MTO)の算出
2D/3D 3D
BIM/IFC連携 ・AutoCAD Plant 3DやAutodesk Navisworksなどとのデータ連携に対応
・PlantStreamで作成した3DモデルをAutoCAD Plant 3Dへ連携できるほか、Navisworks向けにRVM・DWG形式で出力可能
・NavisworksのFBXファイルのインポートにも対応
・PlantStream AIDEを使用することで、P&IDからFrom-To Listを自動生成し、PlantStreamへインポートして自動ルーティング・3Dモデル化につなげられる
料金 要問い合わせ
向いている企業 EPCコントラクター、プラントオーナー、エンジニアリング会社、ライセンサー、機器ベンダー(石油・ガス、化学、水処理、食品、医薬品、発電など)
導入実績 世界30社以上
公式HP https://arent.co.jp/service/case01/

 

土木設計・施工・照査向け建設CADのおすすめ4選

土木設計・施工では、図面や3Dモデルの作成、施工図の編集、設計内容の照査など、幅広い業務でCADや関連ソフトが使われます。
 
以下、上記の業務を支援するCADと照査ソフトを4製品紹介します。

 

 

V-nasClair|川田テクノシステム株式会社(KTS)

V-nasClairの紹介画像

 
V-nasClairは、土木・建設分野に特化して開発された純国産CADシステムです。
 
作図だけでなく、設計計算・図面出力・数量算出までを1つの環境で実現し、設計業務全体をワンストップで支援します。図面や設計データを一元管理することで、不整合や手戻りを抑制し、チームでの効率的な協働設計を実現可能です。
 
設計業務を“個人作業”から“チーム作業”へと進化させる基盤として、官公庁や建設コンサルタントを中心に幅広く活用されています。
 
<CADソフトのサンプル画面>
V-nasClairのサンプル画像

 

→横スクロールが可能です

項目 詳細
製品名 V-nasClair
製品種別 土木系汎用CAD・設計システム
主な用途 3Dモデル作成、設計計算、図面作成、数量算出、CIM活用 など
2D/3D 2D・3D
BIM/IFC連携 IFC・J-LandXMLの入出力に対応
料金 アクティベーション版:年額99,000円(税込)
ねっとさーばCloud版:年額198,000円(税込)
向いている企業 設計コンサルタント、施工会社、官公庁・自治体 など
導入実績 国土交通省地方整備局導入率100%、東京都をはじめ35都道府県で採用
公式HP https://www.kts.co.jp/

 

デキスパート A納図 [A-NOTE]|株式会社建設システム

デキスパート A納図 [A-NOTE]の紹介画像

 
デキスパート A納図 [A-NOTE]は、土木工事の図面編集と電子納品に対応する2D CADです。分かりやすい日本語メニューや、次の操作を案内する機能があり、CADに不慣れな担当者も使いやすいよう設計されています。
 
縮尺合わせや座標割付、朱書きなど施工管理で使う機能に加え、約4,000種類の建設部品を標準搭載しています。SXF・DWG・DXF・JWWなどの図面データを読み込み、施工図の受け渡しや竣工時の電子納品に活用可能です。
 
現場から受け取った図面を編集し、納品用データに仕上げたい建設会社や、図面作業を担当する施工管理部門に向いています。
 
<CADソフトのサンプル画面>
デキスパート A納図 [A-NOTE]のサンプル画像

 

→横スクロールが可能です

項目 詳細
製品名 デキスパート A納図 [A-NOTE]
製品種別 土木専用CAD(電子納品対応CAD)
主な用途 土木工事の施工図作成、図面編集、電子納品(CAD製図基準)対応データの作成・変換
2D/3D 2D
BIM/IFC連携 非対応
料金 要問い合わせ(公式HPから見積り・デモ依頼が可能)
向いている企業 土木工事を手がける建設会社、施工管理を行っている企業
導入実績 大手ゼネコンほか
公式HP https://www.kentem.jp/product-service/anote/

 

道路設計照査システム「APS-DC」|株式会社エムティシー

道路設計照査システム「APS-DC」の紹介画像

 
APS-DCは、道路構造令などの基準類への適合を照査するソフトです。基準を満たさない項目は赤、注意すべき項目は黄で表示されるため、多数の項目を照合する手間を減らせます。
 
また、照査結果をExcelの一覧表や図面にまとめられる点も魅力です。一覧表では、道路の幅や勾配が基準を満たしているかを確認できます。図面では基準を満たしていない場所が分かるため、修正が必要な箇所とその理由を説明しやすくなるでしょう。
 
道路設計の照査から報告資料の作成まで効率化したい建設コンサルタントや、設計内容の確認を担う建設会社・官公庁におすすめの製品です。
 
<CADソフトのサンプル画面>
道路設計照査システム「APS-DC」のサンプル画像

 

→横スクロールが可能です

項目 詳細
製品名 道路設計照査システム「APS-DC」
製品種別 道路設計照査ソフト
主な用途 業務効率化(道路設計の照査、照査結果の一覧表・図面作成)
2D/3D 2D
BIM/IFC連携 J-LandXMLの読み込みに対応し、道路構造令などの基準類への適合を照査。
J-LandXML読み込み時は法面判定の対象外
料金 要問い合わせ
向いている企業 建設コンサルタント、建設会社(ゼネコン・施工会社)
官公庁(国・地方自治体)
導入実績 八千代エンジニヤリング株式会社を含む建設コンサルタント
公式HP https://mtc-aps.co.jp/products/aps-dc/

 

整合ナビ|株式会社キーノスロジック

整合ナビの紹介画像

 
整合ナビは、道路工事の平面図・縦断図・横断図にズレがないかを確認する「図面照査」を支援するツールです。
 
平面図・縦断図・横断図を1つの画面に並べ、測点を選ぶだけで3つの図面が選択した測点の位置に切り替わる「測点連動」により、紙の図面を並べて見比べる手間を減らせます。
 
それぞれの図面は移動や拡大・縮小をしながら確認でき、ズレのある箇所は○・△・×の判定が図面上に表示される点も魅力です。
 
2026年10月5日にリリースしたバージョンでは、土量計算やJ-LandXMLの書き出し・比較にも対応しています。
 
※整合ナビはDWG互換CAD「ARES Commander」上で動作する「J-CIVIL」のオプション機能です。
 
<CADソフトのサンプル画面>
整合ナビのサンプル画像

 

→横スクロールが可能です

項目 内容
製品名 整合ナビ
製品種別 道路施工/設計向けの図面照査ツール
主な用途 図面照査、土量計算、3次元設計データ(J-LandXML)との連携、測量座標の管理、地図を使った現場の見える化など
2D/3D ・2D(3次元設計データ「J-LandXML」との比較にも一部対応)
・P21形式・SFC形式の3次元データを取り込み、表現可能
BIM/IFC連携 BIM/CIMで使われるJ-LandXMLの書き出し・比較に一部対応
料金 年額83,600円(税込)~
※スタンドアロン版とネットワーク版があります。ライセンス形態や金額については要問い合わせ。
※整合ナビ単体の価格。15日間の無料体験版も用意。
向いている企業 ・道路・下水道工事を行う施工会社(現場監督・現場担当者)
・図面照査を行う設計会社・建設コンサルタント
・図面照査に時間がかかっている、見落としによる手戻りを減らしたい企業
・ベテランの経験に頼っている図面照査を、誰でもできるようにしたい企業
・安価に一部の土木専用機能を使いたい企業
導入実績 非公開
公式HP https://j-civil.com/seigo-nav/

 

建設CADを選ぶ際に意識したい5つのポイント

建設CADを導入する際は、費用面だけでなく、自社の業務工程に合う機能を備えているか、普段使用するファイル形式に対応しているかも確認することが大切です。
 
候補製品を検討する際は、主に次の5つの項目を整理しておきましょう。

 

  1. 使用する業務と工程に合っているか
  2. 2D・3D・BIMのどこまで必要か
  3. 取引先とやり取りするファイル形式に対応しているか
  4. ライセンス費以外のコストも許容できるか
  5. 必要なPC・ネットワーク環境を用意できるか

以下、それぞれ詳細に解説します。

 

1.使用する業務と工程に合っているか

企画・意匠設計、構造・設備設計、施工計画、鉄骨製作など、CADを使う業務と工程を確認しておきましょう。CADを使用する業務や工程によって、作成する図面や必要な機能は変わってきます。
 
例えば、施工図の編集なら縮尺・座標・朱書きの操作、鉄骨製作まで扱うなら加工図や帳票の出力ができるCADを選ぶ必要があるでしょう。
 
担当者が時間をかけている作業や発注者から求められる成果物を整理し、導入によって解決したい課題から必要機能を定めることが大切です。

 

2.2D・3D・BIMのどこまで必要か

2D CADは平面図や断面図などの作図・編集、3D CADは立体形状や空間関係の確認に活用できます。
 
一方BIMとは、建物の3Dモデルに部材や部屋の情報を持たせ、まとめて管理する手法です。モデル上で、建物の形に加え、部材の材質や部屋の名前・面積なども確認できます。
 
どこまでの機能が必要かを判断するためには、現在必要な機能と、今後予定している業務に必要となる機能を整理することが大切です。
 
図面の編集、施工前の納まり確認、設備情報の引き継ぎなど、目的ごとに必要な機能が変わります。用途に合わせて導入範囲と教育計画を決めましょう。

 

3.取引先とやり取りするファイル形式に対応しているか

建設CADを導入する際は、取引先や発注者から受け取るファイル形式と、納品時に指定されるファイル形式に対応しているかどうかを確認することも大切です。
 
また、同じファイル形式を扱っていても、対応するバージョンや入出力の範囲は製品ごとに異なります。実際の業務データで受け渡しを試し、文字・線種・縮尺・座標が維持されるかを確かめることが重要です。

 

4.ライセンス費以外のコストも許容できるか

建設CADを導入するなら、ライセンス費に加えて、運用開始や継続利用に必要な費用も含めて考えましょう。
 
契約内容に応じて、次の項目を確認することが大切です。

 

  • 本体・ライセンスの購入費、初期設定費
  • 月額・年額の利用料
  • 保守・更新費
  • 追加機能や連携ソフトの費用
  • 操作講習・社内教育の費用
  • 既存データの移行・変換費
  • PC・ネットワークの整備費

利用料に何が含まれるかを確認し、別途必要な費用も加えた総額で検討しましょう。見積りの際は、利用人数と運用期間をそろえて確認することも重要です。

 

5.必要なPC・ネットワーク環境を用意できるか

建設CADを導入する際は、OS・CPU・GPU・メモリ・ストレージと、必要なネットワーク条件を確認することも大切です。
 
特に大規模なモデルや点群を扱う場合は、現在のPCやネットワーク環境ではスムーズに動作しない可能性があります。建設CADの推奨要件を確認するだけではなく、実際にデータを表示・保存・編集して試してみましょう。
 
現場事務所やモバイル端末で閲覧する場合は、通信環境や利用するデータの容量も確認しておくことが大切です。

 

建設CADを導入することで得られるメリット

ここでは、対応機能や運用方法に応じて得られる主なメリットを紹介します。主なメリットは、以下の4つです。

 

以下、それぞれ具体的に解説します。

 

図面作成・修正の時間を短縮しやすい

建設CADを使用すれば、部材や記号を登録して繰り返し配置できたり、図枠・レイヤーを設定したテンプレートを使えたりと、毎回同じ内容を入力する手間を減らせます。
 
定型的な作図や表の作成を自動化できる機能も、作業時間を短縮する手段の一つです。
 
モデルと図面が連動する製品では、モデルの変更を関連する図面へ反映できるため、複数の資料を修正する作業も抑えられます。
 
導入効果は、対象機能と業務での利用頻度を確かめて判断しましょう。

 

設計・施工上のミスや手戻りを減らしやすい

建設CADで寸法・部材情報を管理したり、関連図面や集計表に変更を反映したりできる機能を使うと、更新漏れや資料間の食い違いを抑えられます。
 
また、干渉検査に対応した製品では、配管と梁などの重なりを施工前に確認できる点も魅力です。検出結果を担当者が確認し、納まりを調整することで、現場での変更や手戻りを抑えられます。

 

社内外の関係者と情報を共有しやすい

建設CADを使用して、同じ図面やモデルを関係者が参照できれば、施工位置や変更箇所について共通の資料を使って打合せができます。
 
3Dで納まりを確認する場合は、平面図では伝わりにくい位置関係も共有することが可能です。
 
建設CADを持たない相手と共有する際も、対応ビューアやPDFなど、相手が確認できる方法を選ぶことで、情報を共有できます。

 

設計データを施工・製作・維持管理へ活用できる

建設CADの中には、設計時に入力したデータを施工図、加工図、部材集計などに利用できるものも存在します。
 
鉄骨製作では加工図や帳票の出力に、設備の維持管理では機器の仕様や設置位置の確認に活用できるでしょう。
 
施工時の変更を反映し、竣工時点の情報として引き継ぐことができるため、別の資料へ一から入力し直す作業を抑えられます。

 

建設CADの導入費用の目安

建設CADの導入費用は、購入で約40〜86万円、年額利用で約20万円、月額利用で約2万円が目安です。
 
用途・契約形態別の目安は以下のとおりです。

 

→横スクロールが可能です

用途・機能の区分 契約形態 ライセンス費の目安(税込)
建築2D CAD 買い切り 約40〜48万円
建築3D・BIM対応CAD 買い切り 約50〜86万円
建築3D・BIM対応CAD 年額 約20万円/年
建築3D・BIM対応CAD 月額 約2万円/月

ただ、上記はライセンス費だけの目安です。導入予算は、ライセンス費に加え、必要な基本ソフト・追加機能・保守・教育・データ移行・PC整備の費用も含めて検討しましょう。
 
利用料に含まれる機能・サポートを確認し、利用人数と運用期間をそろえて総額を見積ることが大切です。

 

まとめ|用途と連携条件を整理してから建設CADを導入することが大切

今回は、おすすめの建設CADを13製品紹介しました。
 
建設CADの導入・更新では、担当業務と作成する成果物を整理し、必要な機能を確認することが重要です。
 
2D・3D・BIMの対応範囲に加え、取引先とのデータ連携、利用期間を含めた費用、PC・ネットワーク環境を確認しましょう。
 
運用方法と教育の計画も具体化し、自社の業務条件に合う製品を選ぶことが大切です。

最終更新日:2026-11-02

一覧に戻る

最近の記事

過去記事

新製品ニュース

  • 建設DXの情報満載! 建設ITガイド 2026 電子書籍版 パソコン、iPhone、iPad、Android端末で閲覧可能 紙の書籍を購入していただいた方は無料
  • 建設DXの情報満載! 建設ITガイド 2026 送料無料のご購読申し込み
  • 建設マネジメントプラザ
  • インフラみらいNOTE
  • 災害復旧資材の供給情報提供窓口
  • いんさつPlaza
  • 住まいの資材と見積もり積算資料ポケット版WEB
  • 公共建築工事共通費の算定
  • Software Plaza ソフトウエアプラザ
  • 積算資料電子版
  • 積算資料Portal
  • けんせつPlaza
  • BookけんせつPlaza
  • 講習会Plaza

↑