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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

国産BIM建築設計・施工支援システム「GLOOBE」の最新版、省エネ計算や施工詳細など新搭載し2025年7月23日(水)発売

2025年6月16日 分類: CAD、BIM・CIM

福井コンピュータアーキテクト株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役COO:坪田信)では、BIM建築設計・施工支援システムGLOOBEにおいて、実務で“使えるBIM”として大幅進化した「GLOOBE 2025」を2025年7月23日(水)に発売する。
 

 
■最新版のポイント

  • 施工詳細×現場で使える施工BIM
    「施工詳細」「天井割付」「黒板作成アシスト」の新オプションで、現場の実務に直結するBIM活用を実現。
  • 法改正対応×設計実務を変える国産BIM
    省エネ計算機能追加と図面審査テンプレート刷新で、法改正対応と業務効率化を両立。
  • PLATEAU連携×3D都市とつながるBIM
    PLATEAU(プラトー)データに対応し、都市環境を踏まえた建築計画・検討が可能に。

 
 
 
■問い合わせ先
福井コンピュータアーキテクト株式会社
https://archi.fukuicompu.co.jp/



3D表示技術を搭載した3D点群処理システム「TREND-POINT」の最新版2025年秋リリース

 分類: CAD、BIM・CIM

福井コンピュータ株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役COO:杉⽥直)は、業界初となる3D表示技術を搭載した3D点群処理システム「TREND-POINT」の最新版を2025年秋にリリースする。
 

 
■新機能のポイント

  1. 3D Gaussian Splattingによる高精細な3D表現
    細部表現に優れ、滑らかな3Dシーンの高速表示が可能な新しい技術を搭載。
    シミュレーションやデジタルアーカイブなどの新たな分野への活用が期待できる。
  2. 点群と写真の重畳表示に対応
    正確な座標を持つ点群と、視認性の高い写真画像を組み合わせた表示に対応し、維持管理、点検業務や計測、トレース作業を支援する。
  3. 出来形ヒートマップのAR出力に対応
    令和7年度の3次元計測技術を用いた出来形管理要領(案)に記載されている「デジタル技術(AR等)を用いた出来形立会確認」で活用するAR出力に対応し、立会い確認の効率化を支援する。

 
 
 
■問い合わせ先
福井コンピュータ株式会社
https://const.fukuicompu.co.jp/



横浜市、AIを活用した水道管路更新計画策定へ~東亜グラウト工業、オプティマティクス社と連携~

 分類: 土木系

横浜市水道局は、東亜グラウト工業株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山口乃理夫)、およびスエズグループ傘下の米国オプティマティクス社と連携し、AI遺伝的アルゴリズムを活用した管路更新計画最適化ソフト「アセットアドバンス」と、管網解析モデル最適化ソフト「オプティマイザー」を試行導入し、水道管路の耐震化計画・更新計画を進めていく取り組みについて公表した。
 
■概要
両ソフトを連携させた形での耐震化・更新計画策定は、世界でも前例のない取り組みで、横浜市が保有する水道施設の膨大な属性データや解析結果をAIで評価・分析することにより、「震災時の断水戸数の最小化」を目的とする市の耐震化計画と、管路の老朽化対策を並行して、効率的かつ効果的に進めることを目的としている。
従来の実務経験に基づく判断に加えてAIを活用することで、より精緻な被害予測や最適な更新計画の立案が期待できる。
 
山岡秀一・横浜市水道局長は「大地震発生時の断水戸数など、被害予測を定量的に行える技術は、限られた財源の中で効率的・効果的な管路更新計画を策定するために不可欠です。市民の財産である水道施設の最適な更新計画策定に向けて、両社と協力して実証実験を進めていきたい」と述べた。
 
東亜グラウト工業は「地方創生・地域再生の一翼を担うまちのお医者さん」となることをパーパスに掲げ、インフラの老朽化診断から設計・施工・維持管理までを包括的にサポートする「TMC(トータル・メディカル・システム)」を展開している。
山口社長は、「オプティマティクス社との連携を強化し、管路の老朽化と耐震化を考慮した最適な更新システムを構築します。このシステムを横浜市のフィールドで実証し、災害に強く持続可能な水道システムの全国モデルとなるよう努めます」と語った。
 
オプティマティクス社は、水道インフラの最適化に特化したソフトウェアを提供するグローバル企業。
Joshua Cantone CEOは、「日本市場は当社にとって戦略的な成長拠点であり、今回のプロジェクトは、当社のソフトウェアの革新的な活用方法を示すものです。気候変動や地震リスクの高まりを背景に、水道インフラの効率的・効果的な管理ニーズは世界的に高まっています。横浜市民の皆さまが水道への信頼を維持できるよう、持続可能な計画の最適化に貢献できることを楽しみにしています」とコメントした。
 
今回の実証実験を通じて得られた成果は、今後の横浜市における水道管路更新計画策定に反映されるだけでなく、全国の自治体における水道事業の効率化・高度化に貢献することが期待される。
 
 
 
■問い合わせ先
東亜グラウト工業株式会社
https://www.toa-g.co.jp/



対話型生成AIを活用した建築3Dデザインツール「ACIMUS」正式版リリース

2025年6月13日 分類: CAD、BIM・CIM

株式会社ACIMUS(所在地:東京都千代田区、代表取締役:菊池光貴)は、チャットでの生成AIとの対話を通じて、誰でも直感的に建築3Dモデルをデザインできる生成AI活用ツール「ACIMUS(アキムス)」の正式版を提供開始した。
 

 
◼︎「ACIMUS」の概要
ACIMUS(アキムス)」は、ChatGPTのような対話型の生成AIを活用し、チャットで建築3Dモデルを直感的に作成できるクラウド型のWebアプリケーションであり、 “ChatBIM”とも呼べる次世代建築設計ツールである。
 
柱・壁・床・天井などの建築要素をAIとの会話で組み立てられる他、家具・建具・設備の配置にも対応し、企画・基本設計段階の効率化を支援する。
 
また、従来のCADやBIMソフトのような複雑な操作は不要で、作成されたモデルには部材ごとの属性情報が付与されているため、ACIMUS上で作成した3DモデルはBIMデータとしてIFC形式でのエクスポートも可能。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社ACIMUS
https://www.acimus.com/



画像や動画からAIが自動で3Dモデルを生成する新サービス「pixura(ピクスラ)」を提供開始

2025年6月10日 分類: 建築系

株式会社mign(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:對間昌宏)は、画像や動画データを基にAIが自動で3Dモデルを生成する新サービス「pixura(ピクスラ)」の提供を開始した。
 

 
■特徴・機能

  1. 手軽な3Dモデル生成
    スマートフォンやカメラで撮影した動画・画像をアップロードするだけで、AIが自動的に3Dモデルを生成。
    椅子や机などのインテリアから建築物まで、幅広い対象を手軽に立体データ化できる。
  2. BIMとの連携
    OBJ形式で出力された3Dモデルは、BIMソフトウェアにそのままインポートして設計・管理業務に活用可能。
    業務フローへの組み込みもスムーズ。
  3. 現場業務の省力化
    図面作成や構造把握のために必要だった複雑な操作や手作業を削減。
    現場の誰でも使える直感的なUIとAI処理により、作業負荷を軽減する。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社mign
https://www.mign.io/



図面をアップするだけで、AIが壁・屋根・窓を一発抽出する新サービス「drawis(ドロウィス)」を発表

 分類: 建築系

株式会社mign(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:對間昌宏)は、AIを活用して建築図面から壁・屋根・窓・ドアなどの各部位を自動で認識・色分け抽出し、それぞれの面積を瞬時に算出する新技術「drawis(ドロウィス)」を発表した。
 

 
■ drawisの主な機能

  • 自動領域抽出
    AIが建築図面を解析し、壁・屋根・窓・ドアなどの各建築部位を高精度に認識・抽出。抽出された領域は図面上で色分け表示することも可能で、視覚的な確認や修正が容易。
  • 面積自動計算
    抽出された各領域の面積をAIが即座に計算。手作業による計算ミスを防ぎ、作業をサポートする。
  • 数量拾い・見積もり作成支援
    算出された面積情報をもとに、必要な材料の数量を自動で算出。見積作成までのプロセスを一気通貫で効率化する。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社mign
https://www.mign.io/



国交省「NETIS」にmapry製品が掲載

 分類: 土木系

株式会社マプリィ(本社:兵庫県丹波市、代表取締役:山口圭司)は、三次元測量アプリ「mapry測量」とハンディ型LiDAR「LA01-2」が、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されたことを発表した。
 
技術名称:LiDAR機器を用いた三次元測量アプリ「mapry測量」
NETIS登録番号:KT-250009

 

 
■「mapry測量」について
「mapry測量」は、iPhoneのLiDAR機能を用いて、現地で簡単に三次元測量が行えるアプリである。
従来の測量方法に比べて、作業時間の短縮、少人数での対応、リアルタイムでのデータ確認が可能。
 
また、取得した三次元点群データは、各種GISやCADソフトとの連携が可能で、土木工事、インフラ点検など多様な分野での活用が進んでいる。
 
■「LA01-2」について
mapry LA01-2は、歩きながら色付き点群データを取得できるハンディタイプのLiDAR計測機器である。
複雑な現場でもスムーズにスキャンでき、最大200m先までの対象物をカラーで3D計測可能。
住宅や道路、橋梁、法面、災害現場など、幅広いシーンで活用できる。
高精度な測位ができるGNSSも搭載しながら、約80万円という低価格を実現しており、コストを抑えつつ高品質なデータ取得が行える点が特長である。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社マプリィ
https://mapry.co.jp/



切削オーバーレイ3Dデータ作成ソフト「SiTE-Overlay」をリリース

 分類: 土木系

株式会社建設システム(本社:静岡県富士市、代表取締役社長:重森渉)は、切削オーバーレイ3Dデータ作成ソフト「SiTE-Overlay(サイトオーバーレイ)」を2025年6月16日(月)にリリースする。
 

SiTE-Overlay

 
■「SiTE-Overlay」の特長

  1. 点群から線形データを作成
    レーザースキャナー等による3次元測量で得られた既設路面の点群データから、道路中心線の線形データや道路端部、施工範囲、座標を登録できる。
    線形データは、「単曲線、緩和曲線」「折れ線」をシミュレーションでき、高精度な切削オーバーレイ用設計データを作成する。
    プレビューを見ながら線形データの値を調整し、シミュレーションの精度を高めることができる。
  2. システム連携でヒートマップ作成
    弊社製品 i-Construction対応の点群処理ソフト「SiTE-Scope」および「SiTE-Scope ICTオプション1(舗装工)」との連携も可能。
    「SiTE-Overlay」で作成した3次元設計データと計測点群データを基に、「SiTE-Scope」でi-Constructionに対応した出来形評価の集計とヒートマップ表示データを作成できる。
    点群データと設計データを活用し、各層ごとの厚さや標高較差による面管理に対応することで、『ICT舗装工』における出来形管理を実現する。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社建設システム
https://www.kentem.jp/



ドローン・ジャパン社「Indoor Quick」2.0を販売開始。GMO AI&ロボティクス商事とも連携

2025年6月9日 分類: 建設共通

ドローン・ジャパン株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役:勝俣喜一朗)は、GMOインターネットグループのAI・ロボット事業を担う商社であるGMO AI&ロボティクス商事株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:内田朋宏)と、AI機能を強化した「Indoor Quick」2.0(「屋内」「屋内外双方」の自動航行ドローン(ローバー・ボート含)によるソリューション)の開発支援、各種用途別ソリューションを顧客ごとに提案し、カスタム提供するサービスの販売連携を開始した。
 

 
■「Indoor Quick」2.0概要
AI画像解析用フライトコントローラー(Modal AI社製 VOXL2)を搭載したドローンにより、GPSが入らない屋内での自動航行を実現する。
 
1)使用環境や業種・業務に応じた室内自動飛行可能なドローンのカスタマイズ
2)そのドローンの自動飛行を使いやすくする「インドアオートミッションアプリ」
をセットにした屋内自動航行カスタマイゼーションサービスである。
 
■特長
1)低廉な価格
2)事前の地図指定による自動走行
3)カスタマイズ可能(ハードウェア・ソフトウェア・ソリューション)
・必要DATA取得のためのセンサー搭載可能
・高度な機能を追加するためのセンサー・CC(コンパニオンコンピューター)搭載可能
・カスタムアプリケーションソフトウェア開発(DATA取得/解析・機能追加・GCS)
4)国産メーカーによるサポート・製品供給
 
 
 
■問い合わせ先
ドローン・ジャパン株式会社
http://www.drone-j.com/



業務支援サービスと一体型で提供する360度カメラ「RICOH360 THETA A1」を新発売

 分類: 建設共通

株式会社リコー(所在地:東京都大田区、社長執行役員:大山晃)は、建設・土木業をはじめとする多様な業界に向けて、サービスと一体化で提供するビジネス向け360度カメラ「RICOH360 THETA A1」を2025年8月上旬に発売する。
 

 
■概要
新製品「RICOH360 THETA A1」は、実際のビジネス現場からの多くのフィードバックをもとに、業務用途における実用性と操作性を大幅に向上させた設計が特長で、クラウドサービスと連携した一体型モデルとして提供する。
本製品は、ビジネス現場で求められる耐久性・効率性・操作性に優れたさまざまな機能を搭載している。
頻繁な三脚への着脱に耐える金属製の三脚ネジ穴、粉塵や小雨の環境下でも安心して使用できるIP64準拠の防塵・防滴性能に加え、30〜40℃の高温環境でも安定した長時間の撮影およびライブストリーミングが可能である。
 
新製品「RICOH360 THETA A1」の発売に伴い、ブランド名を「RICOH THETA」から「RICOH360 THETA」へ変更する。
360度カメラとクラウドサービスを組み合わせた業界横断型プラットフォーム事業の一部として、撮影からデータ活用までのワークフロー全体を効率化し、より良いユーザー体験をお届けする。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社リコー
http://jp.ricoh.com/



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