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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

KOLC+、切盛土量を算出できる「土量計算」を提供開始

2025年1月23日 分類: 土木系

株式会社コルク(所在地:東京都豊島区、代表取締役:堤 正雄)は、BIM/CIM共有クラウド「KOLC+(コルクプラス)」にて、盛土量、切土量、差分土量を算出できる「土量計算」の機能を提供開始した。
これにより、BIM/CIMや点群で構築したデジタルツインを「土工」でも活用しやすくなるとともに、現場のタブレット端末やWEBブラウザだけで、誰でも簡単なステップで土量を計測できるようになる。
 

 
■ KOLC+(コルクプラス)とは
KOLC+は、BIM/CIMモデルや点群をクラウド上で統合・共有・活用できる「デジタルツイン現場クラウド」である。
国土交通省などの情報共有システム(ASP)としても利用でき、利用社数は500社以上になっている。
国土交通省の「建築BIM加速化事業」での補助対象ソフトウエアにも認定されている。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社コルク
https://kolg.co.jp



2D CADオペレーターから3Dモデラーへの道 BIM/CIM技術者志望の方向けセミナーを開催

 分類: CAD、BIM・CIM

パーソルテンプスタッフ株式会社(本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長: 木村 和成)は、2025年2月8日(土)、Civilユーザ会と連携し、BIM/CIM技術者を目指す方に向けてセミナーを開催する。
このセミナーでは、人材不足が深刻な建設業界を担うBIM/CIM技術者へのキャリアアップを支援する。
来社受講した場合、セミナー終了後に無料キャリア面談も可能。
 

 
■概要
パーソルテンプスタッフでは、BIM/CIMにおける人材課題に向き合い、人材育成などを通じて技術者のリスキリングサポートや、企業向けの情報発信を行っている。
 
本セミナーは、土木分野における3次元モデル利活用の推進を行う一般社団法人Civilユーザ会代表理事でBIM/CIMのスペシャリストである藤澤 泰雄氏を招いた講演と、Civilユーザグループ認定インストラクターによる3D、BIM/CIMソフトの体験ができるプログラムで、実機のソフトの操作画面を挟みながら、なぜ2Dから3Dに変化していっているのか、分かりやすく説明する。
 
本セミナーへの参加については、パーソルテンプスタッフ渋谷オフィスまたは梅田・北摂オフィスへ来社もしくは、オンライン(Zoom)での参加も可能。
 
 
 
■問い合わせ先
パーソルテンプスタッフ株式会社
https://www.tempstaff.co.jp/



トプコン、新開発「Silky Drive技術」を搭載した SOKKIA「iX-1500/700シリーズ」を発売

 分類: ハードウエア

株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、代表取締役社長 CEO:江藤 隆志)は、新開発の「Silky Drive技術」を搭載したSOKKIAブランドの新型モータードライブトータルステーション「iX-1500/700シリーズ」を発売した。
 

 
■概要
これまで、測量作業におけるプリズムの急激な切り返しに対応する追尾性能や、気温・風・振動などの多様な現場環境にも対応するモータードライブトータルステーションの駆動用モーターを独自に開発・採用してきた。
より高効率でコンパクト、駆動時の安定性や静音性を追求した結果、家電から自動車、産業用ロボットや医療機器など、さまざまな工業製品にも幅広く活用されているブラシレスDCモーター(BLDCモーター)を測量機用途に新たに設計するとともに、独自の制御技術を搭載した「Silky Drive技術」として開発した。
 
さらに、独自の直結駆動ユニットを採用することで、世界最小・最軽量クラスのモータードライブトータルステーションを実現。
加えて、駆動ユニットだけでなく、トータルステーション本体の回転軸に使用する素材や部品形状も見直し、摩擦を極限まで低減した。
 
これにより、従来機に比べ追尾性能が2倍、旋回スピードが10%向上、これまで以上に迅速で効率的な測量作業を可能にしている。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社トプコン
https://www.topcon.co.jp/



建設業特化のAIエージェントを開発し、自社LLMサービスの「光/Hikari」に新機能として実装

2025年1月14日 分類: 建設共通

燈株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長 兼CEO:野呂 侑希)は、建設業界向けのAIチャットサービス「AIコンストシェルジュ「光/Hikari」」において、建設業の専門業務に特化したAIエージェント機能を新たにリリースした。
これにより業界で共通して行われる定型業務や顧客企業ごとのワークフローに合わせてカスタマイズしたAIエージェントを構築し、業務効率化とコスト削減を支援する。
 

 
■新機能のポイント:顧客企業ごとに構築できるAIエージェント

  1. カスタマイズ可能なワークフロー
    建設業全体で共通する業務フローに加え、各企業固有のフローを反映したAIエージェントを構築できる。
    ・自社独自の承認プロセス
    ・特定の関連会社との書類テンプレート連携
    ・社内システムとのAPI連携
  2. 専門用語を理解する自然言語処理技術
    AWS GenerativeAI Acceleratorに選出されるなど、高度なAIの研究実績を持つ同社の研究開発(Lab)チームが開発した自然言語処理技術や文書認識技術を生かし、複雑な建築・土木分野における用語を高精度で理解できる。
  3. 設計図書や画像解析にも対応設計図や写真といった非構造データをAIが解析する。

 
 
 
■問い合わせ先
燈株式会社
https://akariinc.co.jp



見積書作成システム「KYOEI COMPASS2.0」と 見積徴収業務効率化プロダクト「GACCI」の連携を発表

2025年1月8日 分類: 建築系

協栄産業株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平澤 潤)は、株式会社GACCI(本社:鳥取県鳥取市、代表取締役:若本 憲治)が提供する見積徴収業務効率化プロダクト「GACCI」との連携を開始した。
 
■連携の概要
KYOEI COMPASS」で作成した見積内訳書を「GACCI」にインポートすることで、GACCI上で見積徴収業務を行うことができる。
また収集したデータのエクスポートも可能であり、積算・見積業務の効率化を促進し、生産性の向上を後押しする。
 
■「KYOEI COMPASS」の特長
KYOEI COMPASS」は、建築や設備の見積業務を効率化し、正確でスピーディーな作業を実現する見積支援ツールである。
Excelとの高い互換性を備え、データの直接コピー&ペーストが可能。
自動値入や見積比較機能も備え、最大16階層の多階層構造で、大規模プロジェクトにも対応可能。
さらに、変更見積(VE、追加工事)の差分チェック機能や、発注業者ごとの見積業務全体の効率化を図る。
クラウド利用も可能で、リモートワークにも対応しており、BCP対策や働き方改革にも貢献する。
 
■「GACCI」の特長
GACCI」は、建設業の煩雑な見積徴収業務を効率化するプロダクトである。
数十社から100社の企業からの見積徴収作業を効率的に管理し、平準化を通じて見積業務を遂行できるようにする。
特許登録済(特許番号:第7418069号)。
 
 
 
■問い合わせ先
協栄産業株式会社
https://www.kyoei.co.jp/



BIM/CIMコミュニケーションシステム「TREND-CORE」の最新版、4D施⼯ステップ表⽰機能を追加し、2025年2⽉リリース

2024年12月10日 分類: CAD、BIM・CIM

福井コンピュータ株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役COO:杉⽥ 直)は、4D施⼯ステップ表⽰機能を追加した最新版のBIM/CIMコミュニケーションシステム「TREND-CORE Ver.10」を、2025年2⽉18⽇(⽕)にリリースする。
 

 
■背景
国⼟交通省が今春発表したi-Construction2.0では、建設業務における3割の省⼈化(⽣産性1.5倍)を目指すための取り組みとして、1.施⼯のオートメーション化、2.データ連携のオートメーション化、3.施⼯管理のオートメーション化といった3つのオートメーション化を掲げている。
その中でも、「データ連携のオートメーション化」では、建設⽣産プロセス全体のデジタル化や3次元化、BIM/CIMの活⽤を推進しており、設計データを施⼯データとして直接活⽤することや、デジタルツインを活⽤した施⼯計画の策定など、現場作業とバックオフィスの両⾯で効率化を図ることが求められている。
 
今回リリースする最新版の「TREND-CORE Ver.10」では、「データ連携のオートメーション化」を⽀援する機能として、⼯程計画と3Dモデルが連動する「4D施⼯ステップ表⽰」を搭載した。
これにより、⼯程や作業⼿順などを3Dモデルで可視化し、受発注者間などの協議における情報伝達の不備を解消するとともに、合意形成時間の短縮や⼿戻りの削減を実現することで、⽣産性の⼤幅な向上が期待される。
 
■TREND-CORE Ver.10の概要
・⼯程表と3Dモデルの表⽰を連動させる「4D施⼯ステップ表⽰機能」で、⼯程を可視化し、施⼯をシミュレーションすることで⽣産性を⼤幅に向上。
・鉛直・⽔平⽅向の「モデル分割機能」で、リフトごと、⼯区ごとに分割。3Dモデルの施⼯での活⽤を⽀援。
・3Dモデルの延⻑、⾯積、体積の「数量算出機能」を強化。積算関連の業務効率化を⽀援。
・その他、各機能のブラッシュアップを実施。
 
 
■問い合わせ先
福井コンピュータ株式会社
https://const.fukuicompu.co.jp/



SaaS型アプリケーション「corobanu(コロバヌ)」

2024年11月28日 分類:

建設現場の安全管理をデータで支援し、危険予知と統計分析機能によりリスク軽減を実現するSaaS型アプリケーション。
 
■製品の特長
①災害発生時の情報を容易に登録でき、翌年の同日に自動リマインドされることで災害の再発防止に寄与する。
②地域や業種別の災害傾向を把握するための全国データ検索機能を搭載。業界内のリスクを客観的に分析し、対策に役立てることができる。
③作業内容を入力すると、LLM(大規模言語モデル)が作業に応じた「当日気をつけるべきポイント」を提示し、現場のリスクを事前に察知して作業者に注意を促す。
④単語の出現頻度、災害発生件数、原因別の傾向などを多角的に分析し、視覚化できるダッシュボードを提供する。

 
 
■問い合わせ先
ナウア株式会社
https://nauh-inc.com



AMDlab、建築設計者向けBIM統合WEBサービス「DDDDbox」無償提供開始

2024年11月26日 分類: CAD、BIM・CIM

株式会社AMDlab(本社:兵庫県神戸市、代表取締役:藤井 章弘)は、建築設計業務のDXを支援するBIM統合設計管理システム「DDDDbox(フォーディーボックス)」のβ版無償提供を開始した。
 
DDDDbox」は、これまで一部の企業に先行提供し、フィードバックを受けて改良を重ねてきた。
今回のβ版から会員登録を通じて誰でも利用可能となり、設計から監理まで一貫したプロジェクト管理をサポートする。
さらにWEBブラウザで動作するBIM機能を搭載することで、設計者やプロジェクト関係者の業務効率を飛躍的に向上させる。
 

 
■概要および特長
DDDDbox」は、建築設計プロセスの効率化を実現するプラットフォームで、「建物カルテ(プロジェクト管理ツール)」と「WEBBIM(WEBブラウザで動作するBIMソフト)」を搭載し、設計業務から監理・書類出力までを一貫してサポートする。

  • 建物カルテ
    建物カルテは建築設計業務に特化した管理機能である。
    必要な情報をWeb上で一元管理し、設計プロセスのコミュニケーションを効率化する。
    複数人同時編集・ファイル添付・申請書類出力・プロジェクトメンバーや権限設定など、管理業務の効率化に必要な機能を複数搭載している。
  • WEBBIM(ウェブビム)
    WEBBIM(ウェブビム)は、ブラウザで動作する建築設計者向けの作図ツールである。
    現在は建築のボリューム検討に必要な日影計算機能と作図が可能。
    β版では、BIMの標準的な機能である、通り芯、壁、窓の描画が可能。
    また、平面図と3Dビューを切り替えながらそれぞれの表示画面で作成したオブジェクトの確認が可能で、複数の利用者が同じ図面ファイルを確認および編集することができる同時編集機能を備えている。

 
 
■問い合わせ先
株式会社AMDlab
https://amd-lab.com/



BizGenie、法人向け生成AIプラットフォームに新機能追加

 分類: その他

株式会社Arent AI(旧VestOne)(本社:東京都港区、代表取締役社長:山﨑 翼)は、法人向け生成AIツール「BizGenie」に新機能として、社内データの追加学習機能(RAG: Retrieval-Augmented Generation)をリリースした。
 
この新機能により、自社の内部データをAIに学習させ、より精度の高いカスタマイズされた自社専用AIチャットボットを構築できるようになる。
RAG機能を活用することで、BizGenieはこれまで以上に企業のニーズに特化し、業務に最適化された支援が可能になる。
 

 
■特長

  1. ナレッジ登録方法が簡単
    BizGenieのRAG機能は直感的で使いやすく、ファイルの登録や更新が容易に行える。
  2. 参照するナレッジ指定が簡単
    BizGenieのRAG機能は、チャットの画面上での選択だけで簡単に切り替えが可能。
    例えば、マニュアルや規定、業務フロー、提案書などの企業の内部資料に基づいた質問応答や、一般的な情報をWebで検索したい場合など、それぞれの場面に応じた切り替えが簡単に行える。
    また、回答の参照元も表示されるため、どの資料を参照したか確認でき、情報の真偽確認が容易になる。
  3. 作成するAI活用テンプレートごとに参照するナレッジの指定ができる
    BizGenieの特徴のひとつであるAI活用テンプレート作成機能では、テンプレート作成時に参照データを指定する機能があり、テンプレートごとに参照するデータを指定できる。
    社内特有のデータを使用すべき場面とそれ以外を区別し、迅速にデータとAI活用の最適化が行える。

 
 
■問い合わせ先
株式会社Arent AI
https://arentai.co.jp/



フォトラクション、リソース管理クラウド「Photoruction Site」をリリース

 分類: 建設共通

株式会社フォトラクション(本社:東京都品川区、代表取締役 CEO:中島 貴春)は、リソース管理クラウド「Photoruction Site(フォトラクションサイト)」をリリースした。
労務安全書類や施工計画書など施工フェーズに取り掛かる前に必要な書類の作成や管理、および協力会社との調整の手間を大きく削減することを目的としたクラウドサービスである。
なお、本リリースにあわせて、従来提供しているクラウドサービス「Photoruction」の正式名称を「Photoruction Build(フォトラクションビルド)」に変更する。
今後はPhotoruction BuildとPhotoruction Siteを合わせて建設生産支援クラウドPhotoructionとして提供する。
 

 
■主な機能

  • プロジェクト管理
    建設プロジェクト(工事現場)ごとに関連するデータを管理できる。
    社内でも特定のユーザーにのみ閲覧を制限したり、プロジェクトごとに管理者を設定したりするなど、建設業の実務に即したシステム管理を可能。
  • 書類作成
    電子化した書類を直接確認できる書類ビューと、データ入力フォームを同時に確認できる「DLD」と呼ばれる独自機能。
    会社やプロジェクトに関するデータベースからの自動入力機能や、入力データのチェック機能を備えており、効率的な書類作成を可能としている。
    ※リリース時点では一部機能は開発中。
  • 協力会社管理・連携
    協力会社の管理や共同での書類作成を簡単に実施できる。
    URLひとつでデータのやり取りや協力会社への書類作成依頼を出せることに加えて、協力会社のユーザーはPhotoruction Siteのアカウント登録や契約をしなくてもセキュアな利用が可能。
    また、システムの利用に不慣れな場合は自社の書類フォーマットを渡してPDFでアップロードしてもらうことも可能なため、共同利用における事前の調整は一切必要なく、調整コストを大きく削減できる。
  • 施工体制
    建設プロジェクトにおける協力会社をツリー状に表示して管理できる。
    プロジェクトに参加している企業の構成や、各社の情報を見やすく表示することで、施工体系図の作成の手間を削減し、プロジェクトの効率的な体制管理を実現する。
  • 労務安全
    労務安全書類(グリーンファイル)を簡単に作成・管理できます。
    自社の書類だけでなく、協力会社から収集する書類もステータス管理付きで一元管理が可能。
    標準では広く使用されている全建統一様式の最新版に対応しているほか、企業ごとに利用するデータベースの変更や書類フォーマットのカスタマイズなど、柔軟性の高い対応が可能。
  • データベース
    会社やプロジェクトに関する情報を構造化されたデータベースとして管理できる。
    労務安全や施工計画に関わる書類を作成する際にデータベースから情報を取得することで、作成の半自動化を実現する。
    また、書類からデータベースへの反映もできるため、通常の業務を行うだけで自動的にデータベースが構築される。
    データベースの構造は企業ごとにカスタマイズできるため、現行の業務および今後のデータ戦略に即した使い方が可能である。
    ※リリース時点では開発中。

 
 

■問い合わせ先
株式会社フォトラクション
https://corporate.photoruction.com/



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