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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

エレベーター用タッチレス操作パネル

2022年11月29日 分類: 建築資材・工法

株式会社日立製作所と共同で開発された、物理的な行先階ボタンがない新感覚のエレベーターを実現するタッチレス操作パネル。
 
【製品の特長】
1.タッチレスでのエレベーター利用:タッチレス操作パネルの画面上に表示された行先階に指をかざすだけで、赤外線センサーによって指の位置を検出し、行先階の登録が可能。
2.行先階ボタンのない先進的なデザイン:液晶ディスプレイ上に行先階を表示する形式のため、操作盤をシンプルかつコンパクトにすることができ、今までにない先進的なエレベーターデザインを実現する。
3.利用者の利便性を高める画面表示:ロビー階など、よく利用される行先階と、そのフロア情報をセットで6つまで表示できるダイレクト登録画面と、画面上のテンキーで行先階を入力するキーパッド登録画面の2画面構成とし、ダイレクト登録画面を初期画面とすることで、利用者の利便性を高める。また、建物のテナント構成の変化などに合わせて、表示する行先階やフロア情報をフレキシブルに変更することも可能。
 
本製品は、2022年8月31日に竣工した東京ミッドタウン八重洲のエレベーターに、先行的に搭載、納入されている。


ダイレクト登録画面

キーパッド登録画面



■問い合わせ先
株式会社日立ビルシステム

https://www.hbs.co.jp/



揺動制震システム

 分類: 建築資材・工法

地震時における多層階での揺れを一括して制御するシステム。
 
本システムは、建物の多層階にわたって架設する「タイロッド部」、地震時の揺れを吸収する「制震ダンパー部」、制震ダンパーを安定して作動させる「揺動機構部」の3つで構成される。
タイロッド部が架け渡された多層階の水平変形を揺動機構部に集約し、揺動機構部のシーソーのような仕組みで上下方向の動きに変換して制震ダンパー部に伝える。
従来の制震構造よりも少ない制震ダンパー数で効果的に揺れを制御し、コストダウンを図ることができる。
 
設置するシステム数が少なく、平面計画上の制約を小さくできるほか、新築のみならず既存建物の耐震改修にも適用が可能である。
 
現在建設中の同社の寮で初めて適用されており、今後は新築および耐震改修への適用を積極的に提案していく予定。
 



■問い合わせ先
三井住友建設株式会社

https://www.smcon.co.jp/



防音性能に特化したワークブース「コモレルジャン」をリリース

2022年11月25日 分類: 建築資材・工法

イイダ産業株式会社(本社:愛知県稲沢市、代表取締役社長:飯田 耕介)は、自宅やオフィスで使用する防音性能に特化したワークブース「コモレルジャン」を2022年12月1日より販売開始する。
 
コモレルジャン
 
■概要
コモレルジャンは、特殊吸音素材×3次元立体構造パネルを採用、内外からの音を遮断しさらには自ら発する音も吸音する“吸遮音”の効果を発揮する。
“吸遮音”により集中しやすい環境を作り、作業の効率を高める。組み立ても非常に簡単でオフィスや自宅に導入しやすい仕様になっているため、仕事だけでなく、自宅での読書、子どもの学習やゲームの時間にも使用できる。
 
■特長
1.「特殊吸音素材×3次元立体構造パネル」を採用し優れた防音性能を発揮。
自社音響設備にて評価した結果、コモレルジャン設置有無の比較で18dBの低減効果を確認。
また人の耳に聞こえやすい800Hz~2000Hzにおいて最も大きな効果があり、外部からの騒音を遮り作業に集中することができる。
 
2.工具不要で簡単に組み立てることが可能。
パネルに貼られている面ファスナーを貼り合わせるだけで自立。付属している屋根は被せるだけで、机の天板は差し込むだけで簡単に組み立てることができる。
 
3.使用方法のバリエーションが豊富。
 
 
■問い合わせ先
イイダ産業株式会社
https://www.orotex.co.jp/



現場で独自デザインが可能 塗り床材「ビジョットシャイニー」新発売

2022年11月24日 分類: 建築資材・工法

株式会社エービーシー商会(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:東川 茂樹)は、現場で独自のデザインを行え、オリジナリティある空間を作り出せる塗り床材「ビジョットシャイニー」を発売した。
 
ビジョットシャイニー
 
■概要
ビジョットシャイニーは、色の組み合わせ・塗り方により、現場で独自のデザインが可能な塗り床材。
エポキシ樹脂系クリアコートに専用の顔料を練り込む工法で、顔料は100色以上から選択可能。
単色でも自然なゆらぎ模様を作り出し、数色組み合わせて無限のカラーリングとデザインを楽しむこともできる。
偶然が生み出すデザインは、他では再現することができず、世界にひとつだけの空間を演出する。
床材としてはもちろん、「レジンテーブル」のように、テーブルなどの天板にも施工可能。
主成分となるエポキシ樹脂は、一般的に紫外線の影響により黄変しやすいという欠点があるが、ビジョットシャイニーに使用しているエポキシ樹脂系クリアコートは、特殊な配合により黄変しにくいため、長期にわたり美しさを保持できる。
 
 
■問い合わせ先
株式会社エービーシー商会
https://www.abc-t.co.jp/



光幕天井「アートシェード」に「オプションパネル」新発売

 分類: 建築資材・工法

株式会社エービーシー商会(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:東川 茂樹)は、光幕天井「アートシェード」に立体的なデザインを施す「アートシェード用オプションパネル」を発売した。
 
アートシェード
 
■概要
「アートシェード」は、四角に組んだアルミフレームにガラスクロスを張った光幕天井システム。
透過性に優れたガラスクロスにより、眩しさを感じさせず部屋全体を均一に明るく照らすことができる。
天井はもちろん壁面にも設置することが可能で、美術館や博物館をはじめ、商業施設・オフィスなどにやわらかな光で開放的な空間を創出する。
新たに加わった「アートシェード用オプションパネル」は、アルミ樹脂複合板にデザイン加工を施したパネルで、アートシェードと組み合わせて施工する。
パネルの素材となるアルミ樹脂複合板は、金属と比べ軽量なため安全性・施工性が高く、優れた平滑性や色むらのない安定した塗装品質・加工のしやすさが特長。
パネルとアートシェードを組み合わせることで、従来のプリントでは表現できない立体感が生まれ、光の陰影により重厚で高級感溢れる仕上がりとなっている。
柄は、ロゴやパターン模様などのオリジナルデザインを施すことができ、特注色にも対応可能。内装制限の対象外の範囲で使用可能。
 
 
■問い合わせ先
株式会社エービーシー商会
https://www.abc-t.co.jp/



ビルサッシやカーテンウォールの基幹商品に13年ぶりに新色を追加

2022年11月18日 分類: 建築資材・工法

株式会社LIXIL(本社:東京都品川区、取締役 代表執行役社長 兼CEO:瀬戸 欣哉)は、ビルサッシやカーテンウォールの基幹商品に、夕暮れから夜へ移ろう “薄暮”の時間帯をコンセプトにし、建物の外観に美しく馴染み、引き立てるダスクグレー色を新色として13年ぶりに追加し、2022年12月1日より全国で発売する。
 
株式会社LIXIL‗ダスクグレー色
 
■商品特長
ダスクグレー色は、2022年よりLIXILが新たに展開している「DUSK夕暮れから夜へ移ろう薄暮の時間帯」をコンセプトにしたごくわずかに青みを感じる低彩度のカラーで、建物の外観に美しく馴染む。
形材のトップ層に高耐候型アクリル塗料を適用したテクスガードを採用することで、高い耐候性と耐食性で長期に渡り美しい風合いを維持する。
 
ダスクグレー色をビルサッシ、カーテンウォール、フロントの基幹商品に展開を開始。
ビルサッシは、「PRO-SE」「PRESEA」「E-SHAPE Window TYPE-S」といった新築用商品はもちろん、改装用商品にも展開。
さらに、カーテンウォールでは、「E-SHAPE」「RX」「EX」シリーズに、フロントは、「MLシリーズ」「インショップフロント」「スリムファサード」に新色を追加し、ビル事業の大部分の商品に対応する。
 
 
■問い合わせ先
株式会社LIXIL
https://www.lixil.com/jp/



内外装用金属パネル「ラフトーンメタル」販売開始 鋳物の重厚感をアルミ薄板で実現

2022年11月10日 分類: 建築資材・工法

菊川工業株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:宇津野 嘉彦)は、鋳物のような質感を再現した金属パネル「KCT06:ラフトーンメタル」に標準パターンを定め、11月2日より販売開始した。
 
菊川工業株式会社
 
「ラフトーンメタル」は、キャスト(鋳物)が有する重厚感のあるテクスチャーを、アルミの薄板に再現した金属パネルである。
菊川工業独自のロールエンボス加工やパンチング加工により9種類のテクスチャーと、6種類の仕上げをラインアップ。
内外装の壁パネル、天井パネル、柱型などに調和したパターンを選んで使用できる。
 
■ 「KCT06 ラフトーンメタル」特長
・さまざまなテクスチャーで重厚感・質量感を演出
・キャスト比1/4と軽量なアルミパネル
・キャストでは難しい少量生産や役物加工にも対応
・キャストと比較して施工の省力化や工期短縮が見込める
・多彩なパターンと仕上げをラインアップ
 
 
■問い合わせ先
菊川工業株式会社
https://www.kikukawa.com/



建材製品アルミひさしアイラッシュ見積りシミュレーションサイト公開

 分類: 建築資材・工法

理研軽⾦属⼯業株式会社(所在地:静岡市駿河区、代表取締役社長:⼊山豊)は、建材製品アルミひさし「アイラッシュ」の見積りシミュレーションサイトを2022年11月7日、ホームページ上に公開した。
 
ひさし見積シミュレーター
 
■概要
会員登録不要で、専用ソフトも不要。画面に沿ってカラー、サイズ等の情報を入力していくだけで、希望するサイズの費用が算出され、見積書PDF形式で出力できる。
また、24時間いつでも使用が可能で、急な問い合わせや予算検討にも利用ができる。
その他、見積りシミュレーションサイトでは、製品の強度を調べることも可能。
多雪地域への設置や高所など吹上の施工条件下においての設置の可否は、積雪・風圧(所在地・海岸線からの距離・取り付けた際の高さの項目を入力することで、事前に確認できる。
 
見積りシミュレーションサイト
https://www.riken-web-order-system.com/EyelashEstimatedSimulator
 
 
■問い合わせ先
理研軽金属工業株式会社
https://www.rikenkeikinzoku.co.jp



吸⾳パネル 「iwasemi™ HX-α」

2022年10月28日 分類: 建築資材・工法

ピクシーダストテクノロジーズ㈱と共同で開発された、ガラスに貼ることのできる透明吸音パネル。
WEB会議が日常化したオフィスにおいて、人の声に多く含まれるという500~1000Hzの周波数帯に特化した吸音構造設計を搭載。
ガラスの反響音を抑え、話しやすいクリアな空間を作る。
6色の組み合わせにより、あらゆる空間になじむ多彩な表現を加えることが可能である。
 

■問い合わせ先
株式会社イトーキ

https://www.itoki.jp/



高断熱性能を備えたビル改修専用サッシ アルミ樹脂複合サッシ「Grows(グラウス)-R」発売

2022年9月15日 分類: 建築資材・工法

三協立山株式会社・三協アルミ社は、高断熱性能を実現したビル改修専用のアルミ樹脂複合サッシ「Grows(グラウス)-R」を発売した。
 

 
■概要
政府が発表した2050年カーボンニュートラル実現に向け、集合住宅においても省エネ補助金事業によるリフォーム需要が増加しており、窓の断熱化に対するニーズが加速している。
 
「Grows-R」は、耐久性に優れ、劣化しにくいアルミを室外側に、断熱性・防露性に優れた樹脂を室内側に組み合わせたハイブリッド構造で、断熱性能H-5を実現した。
 
さらに水密性はW-5、耐風圧はS-5※2を実現しており、中高層ビル用サッシに求められる性能を確保している。
建物の改修を行うことで性能を高めることが可能となり、省エネルギーに貢献しながら快適な空間を提供できるようになった。
 
■特長
1.断熱性能H-5を実現
耐久性に優れたアルミと断熱性・防露性に優れた樹脂を組み合わせたハイブリッド構造で、断熱性能H-5を実現。
また、独自の下枠構造や立ち上がりを大きくすることで、室外側へスムーズに排水をすることが可能となり、水密性能W-5を確保している。
(性能は窓種、障子使用区分、ガラス仕様により異なる)
 
2.短期間施工が可能かつ有効開口を確保
既存サッシ下枠のレールをカットし、その上から新設サッシ枠を取り付けるカバーⅡ工法を用いて改修をする。
カバー工法と比較してシーリングを不要とすることで、1窓につき半日~1日程度※5の短期間施工が可能である。
また、高さ37mm、幅40mm有効開口を大きくすることができ、広い眺望を実現する。
 
3.引違い窓に「フィルター付換気かまち」をラインアップ
窓を閉めたまま換気を行える「フィルター付換気かまち」を引違い窓にラインアップ。
フィルターが付いているためゴミやほこりなどの侵入を抑えることができ、汚れた際は外して洗浄および交換することが可能。
また、障子上かまち一体タイプとなっており、換気かまち無しの場合と同じ見付寸法でスリムな意匠を実現した。
 
■問い合わせ先
三協立山株式会社・三協アルミ社
https://alumi.st-grp.co.jp/



 


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