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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

木造建築物構造計算システム「KIZUKURI Ver9.0」をリリース

2024年9月10日 分類: 建築系

株式会社コンピュータシステム研究所(本社:東京都新宿区、代表取締役:長尾 良幸)は、木造建築物構造計算システムの最新版「KIZUKURI Ver9.0」を2024年9月25日にリリースする。
 
2025年に控えた法改正等による環境の変化を踏まえ、最新バージョンでは初めて「KIZUKURI」を利用する方でも迷わず直感的に使えるインターフェースを実装するとともに、入力方法をシンプルかつ高い操作性へ改良し、構造計算業務のさらなる生産性向上を実現した。
 

 
■「KIZUKURI Ver9.0」の新機能

  • 初めてでも安心な簡単操作と生産性を高めるインターフェース
    大きく見やすいアイコンやタブによる画面の切り替え等、使いやすいように画面構成をカスタマイズする事が可能。
    また、入力した構造モデルは立体パースで分かりやすく確認できる。

 
その他、ユーザーから要望の高かった15項目を見直し、従来のシンプルな操作性をより高く改良した。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社コンピュータシステム研究所
https://www.cstnet.co.jp/



ドローン橋梁点検ソフトウエア「FLIGHTS CONTROL」大幅アップデート

 分類: 土木系

株式会社FLIGHTS(本社:東京都渋谷区、代表取締役:峠下 周平)は、ドローン橋梁点検ソフトウエア群「FLIGHTS CONTROL(フライトコントロール)」にて提供する各種機能をアップデートし、ドローンによる画像取得効率を2倍に、画像取得後の点検成果の作成プロセスのコストを1/2にすることを実現した。
今まで一部の点検手法(大型橋梁点検作業車など)より経済性に優れたサービスを提供してきたが、今後は点検品質を落とすことなく、標準的な従来手法(ロープ高所作業や点検作業車などを用いた点検)と比較してもコスト面で優位性のあるドローン画像点検サービスを提供できるようになった。
 

 
■アップデート内容

  1. ドローン画像取得の現場時間の効率化:従来に比較して一度に撮影できる面積が拡大されたことにより必要な画像撮影枚数が減り、その結果、従来に比較して最大2倍の外業効率を実現した。
  2. 内業業務効率および、AI解析コストの圧縮:従来に比較して画像データ容量が減った分、画像データ処理の手間や負荷が減り、その結果、従来に比較して最大2倍の内業効率を実現した。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社FLIGHTS
https://flightsinc.jp/



AIと画像処理による高精度な削孔座標検知技術「削孔位置画像計測システム Quick Drafter」を開発

 分類: 土木系

株式会社モルフォ(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:平賀 督基)は、AIと画像処理技術による高精度な削孔座標検知技術「削孔位置画像計測システム Quick Drafter」を、ライト工業株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:阿久津 和浩)および株式会社EARTHBRAIN(所在地:東京都港区、代表取締役社長:小野寺 昭則)と開発した。
本システムは、落橋防止装置施工の工程中、コンクリート削孔を実施した際の削孔位置をスマートフォンのカメラで撮影することで、自動で孔位置の計測から図面化する技術である。
本システムを使用することで、施工管理業務の負担軽減や時間外労働削減が可能となる。
 

 
■主要な要素技術の開発

  • スマートフォンカメラのキャリブレーション機能
    スマートフォンのカメラで撮影し、ミリメートル精度での計測が必要のため、端末ごとのカメラレンズの個体差による計測誤差が、計測精度に影響が与える可能性がある。
    そのため、カメラに対するキャリブレーション機能を搭載した。
    本キャリブレーション機能は、対象物を複数回撮影することで、レンズ・パラメータを自動的に調整可能。
  • 画像変換・補正機能
    高い検出精度を実現するため、撮影対象物の四隅にタグを取り付け、画像変換・補正を行う機能を搭載している。
    本機能により、タグサイズを用いて画像ピクセルを物理的なサイズに変換し、写真から正確なサイズを測定することができる。
    また、タグを利用することで画像の歪み補正も可能。
    工事現場では、足場の幅が狭く、吊りチェーンなどの障害物が多いため、対象物の真正面で撮影できないことが多い。
    画像歪み補正をかけることで、多少斜めから撮影しても正面画像に調整し、正確な計測を可能となる。

 
 
 

■問い合わせ先
株式会社モルフォ
https://www.morphoinc.com



DX「JUCORE 見積(ジュコア みつもり)」にプレカット部材対応の新機能追加

2024年9月3日 分類: 建築系

住友林業株式会社(社長:光吉 敏郎 本社:東京都千代田区)は建材流通事業者向けソフトウエア「JUCORE 見積」にプレカット部材対応などの新機能を追加し、新サービスを提供する。

■新機能の特長

  1. プレカット部材の見積作成機能の追加
    プレカット部材は一本一本の加工内容、用途や仕様などが多岐にわたり、数百行に及ぶ膨大なデータの見積書を作成する。
    「同じ材種なのか」「どこまで見積しているのか」「木組み(骨組み)は適正か」など詳細な確認が必要である。
    そのため材種ごとの金額算出、明細の作成が通常の見積作成と比べ煩雑で多くの時間を要する。
    新機能の追加で材積・本数のいずれの単位でも原価・売価計算できるようになり、プレカット部材用の帳票で出力可能。
  2. 帳票のバリエーション追加
    作成した見積書は従来の横型帳票に加え縦型も選択可能。
    サッシ用・木材用も選択でき、取引先に合わせた書式で対応できる。
    一般社団法人日本サッシ協会の見積書式にも対応しており、指定のフォーマットに新たに入力し直さなくても指定見積書の出力が可能。
  3. 新機能で利便性向上
    自社で扱う取引品目に合わせて商品を登録できる「部材マスタ」機能を拡充。
    迅速なデータ入力をバックアップする。
    異なる見積システムで作成した見積データを「JUCORE 見積」へ移管する機能を追加し情報の一元管理が可能。
    見積データを蓄積すればキーワード検索が容易になり、情報の共有化やペーパーレス化、分析ができ、自社の販売予測を立てるツールとして活用できる。
    本ソフトウエアを導入済の事業者からの要望をヒアリングし、随時システムの細かな改善、アップデートを実施。
    利用者の利便性の向上に寄与するシステム構築を進めている。

 
 
 

■問い合わせ先
住友林業株式会社
https://sfc.jp/



 


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