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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

土木設計図面のチェック・照査・品質管理を最適化する「CiviLink」プロトタイプ

2025年1月30日 分類: CAD、BIM・CIM

株式会社Malme(本社:東京都千代田区、代表取締役:高取 佑)は膨大な労力と工数を要する土木設計図面のチェック・照査・品質管理工程を最適化する土木企業向けのサービス「CiviLink」のプロトタイプをリリースする。
 
本システムは、土木設計図面の品質向上とチェック・照査作業の省力化/自動化/効率化を実現することを目的として開発された土木のための成果管理システムである。
4月の正式リリースに向け、試用版を一部ユーザーに対して公開する。
 

 
■CiviLinkの機能

  • リリース段階で実装する予定の機能
    ①照査の記録と共有機能
    「誰が・いつ・どのような根拠で・何を決定し・確認したのか」等の図面チェック・修正過程の重要な履歴情報をシステム上で一覧管理が可能。
    図面の部分フォーカス&トピックのチケット化により、特定のテーマに集中した記録と関係者間コミュニケーションが可能。関連するファイルの添付や、図面のバージョン管理にも対応。
  • 将来的に実装予定の機能
    ②照査の省力化機能
    AI+OCRにより図面情報を抽出し、自動/半自動で照査を実行する。
    照査作業の自動/半自動化機能はオーダーメイドで実装可能であり、照査の結果はサービス上で一元管理が可能となる機能の実装を予定している。
    ③2D⇔3Dの相互連携機能
    2次元図面と3次元モデルの相互連携/生成により、各図面間を連動させ、整合を確かなものにする機能の実装を予定している。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社Malme
https://malme.net/



建設業向け施工管理アプリ「Anymore施工管理」

2025年1月27日 分類:

中小規模の施工会社や住宅会社向けの建設マネジメントアプリ。
LINE連携機能により、全てのユーザーへ自らの担当する現場の情報がLINEで届くほか、LINEのメッセージから入退場の登録や写真の登録や報告作業を実施することが可能で、誰でも簡単に利用できる。
 
■主な機能
①工程管理機能
各案件の工程を、工程表・カレンダー・一覧の形式で確認することができ、登録された工程はLINEから担当者に通知される。
②チャット機能
案件の参加メンバー間で会話をすることができる。
チャットでメンションがあった場合にはLINEからも確認でき、現場での見落としを防止する。
③発注管理機能
案件にひも付けて発注を管理し、ワンクリックで発注書を作成でき、効率的に発注業務を進めることができる。
④トラブル管理機能
現場で発生したトラブルや事故、ヒヤリハットの情報を案件に紐づけて参照できる。
また、類似の工事が発生した際には、過去に発生したトラブルがLINEで通知されるため、新しい担当者でも過去のトラブル内容を考慮した施工が可能となる。


トラブル管理機能

LINE連携機能

 
 
■問い合わせ先
Anymore株式会社
https://corp.anymore.co.jp/



KOLC+、切盛土量を算出できる「土量計算」を提供開始

2025年1月23日 分類: 土木系

株式会社コルク(所在地:東京都豊島区、代表取締役:堤 正雄)は、BIM/CIM共有クラウド「KOLC+(コルクプラス)」にて、盛土量、切土量、差分土量を算出できる「土量計算」の機能を提供開始した。
これにより、BIM/CIMや点群で構築したデジタルツインを「土工」でも活用しやすくなるとともに、現場のタブレット端末やWEBブラウザだけで、誰でも簡単なステップで土量を計測できるようになる。
 

 
■ KOLC+(コルクプラス)とは
KOLC+は、BIM/CIMモデルや点群をクラウド上で統合・共有・活用できる「デジタルツイン現場クラウド」である。
国土交通省などの情報共有システム(ASP)としても利用でき、利用社数は500社以上になっている。
国土交通省の「建築BIM加速化事業」での補助対象ソフトウエアにも認定されている。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社コルク
https://kolg.co.jp



2D CADオペレーターから3Dモデラーへの道 BIM/CIM技術者志望の方向けセミナーを開催

 分類: CAD、BIM・CIM

パーソルテンプスタッフ株式会社(本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長: 木村 和成)は、2025年2月8日(土)、Civilユーザ会と連携し、BIM/CIM技術者を目指す方に向けてセミナーを開催する。
このセミナーでは、人材不足が深刻な建設業界を担うBIM/CIM技術者へのキャリアアップを支援する。
来社受講した場合、セミナー終了後に無料キャリア面談も可能。
 

 
■概要
パーソルテンプスタッフでは、BIM/CIMにおける人材課題に向き合い、人材育成などを通じて技術者のリスキリングサポートや、企業向けの情報発信を行っている。
 
本セミナーは、土木分野における3次元モデル利活用の推進を行う一般社団法人Civilユーザ会代表理事でBIM/CIMのスペシャリストである藤澤 泰雄氏を招いた講演と、Civilユーザグループ認定インストラクターによる3D、BIM/CIMソフトの体験ができるプログラムで、実機のソフトの操作画面を挟みながら、なぜ2Dから3Dに変化していっているのか、分かりやすく説明する。
 
本セミナーへの参加については、パーソルテンプスタッフ渋谷オフィスまたは梅田・北摂オフィスへ来社もしくは、オンライン(Zoom)での参加も可能。
 
 
 
■問い合わせ先
パーソルテンプスタッフ株式会社
https://www.tempstaff.co.jp/



トプコン、新開発「Silky Drive技術」を搭載した SOKKIA「iX-1500/700シリーズ」を発売

 分類: ハードウエア

株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、代表取締役社長 CEO:江藤 隆志)は、新開発の「Silky Drive技術」を搭載したSOKKIAブランドの新型モータードライブトータルステーション「iX-1500/700シリーズ」を発売した。
 

 
■概要
これまで、測量作業におけるプリズムの急激な切り返しに対応する追尾性能や、気温・風・振動などの多様な現場環境にも対応するモータードライブトータルステーションの駆動用モーターを独自に開発・採用してきた。
より高効率でコンパクト、駆動時の安定性や静音性を追求した結果、家電から自動車、産業用ロボットや医療機器など、さまざまな工業製品にも幅広く活用されているブラシレスDCモーター(BLDCモーター)を測量機用途に新たに設計するとともに、独自の制御技術を搭載した「Silky Drive技術」として開発した。
 
さらに、独自の直結駆動ユニットを採用することで、世界最小・最軽量クラスのモータードライブトータルステーションを実現。
加えて、駆動ユニットだけでなく、トータルステーション本体の回転軸に使用する素材や部品形状も見直し、摩擦を極限まで低減した。
 
これにより、従来機に比べ追尾性能が2倍、旋回スピードが10%向上、これまで以上に迅速で効率的な測量作業を可能にしている。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社トプコン
https://www.topcon.co.jp/



建設業特化のAIエージェントを開発し、自社LLMサービスの「光/Hikari」に新機能として実装

2025年1月14日 分類: 建設共通

燈株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長 兼CEO:野呂 侑希)は、建設業界向けのAIチャットサービス「AIコンストシェルジュ「光/Hikari」」において、建設業の専門業務に特化したAIエージェント機能を新たにリリースした。
これにより業界で共通して行われる定型業務や顧客企業ごとのワークフローに合わせてカスタマイズしたAIエージェントを構築し、業務効率化とコスト削減を支援する。
 

 
■新機能のポイント:顧客企業ごとに構築できるAIエージェント

  1. カスタマイズ可能なワークフロー
    建設業全体で共通する業務フローに加え、各企業固有のフローを反映したAIエージェントを構築できる。
    ・自社独自の承認プロセス
    ・特定の関連会社との書類テンプレート連携
    ・社内システムとのAPI連携
  2. 専門用語を理解する自然言語処理技術
    AWS GenerativeAI Acceleratorに選出されるなど、高度なAIの研究実績を持つ同社の研究開発(Lab)チームが開発した自然言語処理技術や文書認識技術を生かし、複雑な建築・土木分野における用語を高精度で理解できる。
  3. 設計図書や画像解析にも対応設計図や写真といった非構造データをAIが解析する。

 
 
 
■問い合わせ先
燈株式会社
https://akariinc.co.jp



見積書作成システム「KYOEI COMPASS2.0」と 見積徴収業務効率化プロダクト「GACCI」の連携を発表

2025年1月8日 分類: 建築系

協栄産業株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平澤 潤)は、株式会社GACCI(本社:鳥取県鳥取市、代表取締役:若本 憲治)が提供する見積徴収業務効率化プロダクト「GACCI」との連携を開始した。
 
■連携の概要
KYOEI COMPASS」で作成した見積内訳書を「GACCI」にインポートすることで、GACCI上で見積徴収業務を行うことができる。
また収集したデータのエクスポートも可能であり、積算・見積業務の効率化を促進し、生産性の向上を後押しする。
 
■「KYOEI COMPASS」の特長
KYOEI COMPASS」は、建築や設備の見積業務を効率化し、正確でスピーディーな作業を実現する見積支援ツールである。
Excelとの高い互換性を備え、データの直接コピー&ペーストが可能。
自動値入や見積比較機能も備え、最大16階層の多階層構造で、大規模プロジェクトにも対応可能。
さらに、変更見積(VE、追加工事)の差分チェック機能や、発注業者ごとの見積業務全体の効率化を図る。
クラウド利用も可能で、リモートワークにも対応しており、BCP対策や働き方改革にも貢献する。
 
■「GACCI」の特長
GACCI」は、建設業の煩雑な見積徴収業務を効率化するプロダクトである。
数十社から100社の企業からの見積徴収作業を効率的に管理し、平準化を通じて見積業務を遂行できるようにする。
特許登録済(特許番号:第7418069号)。
 
 
 
■問い合わせ先
協栄産業株式会社
https://www.kyoei.co.jp/



 


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