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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

簡単操作で事前に天空率をクリアする 建物ボリュームがわかる 「天空率空間」Ver1.01.014

2024年10月15日 分類: 建築系

生活産業研究所株式会社(所在地:東京都目黒区、代表取締役社長:石川 健)は、簡単な操作で天空率を利用した建物ボリュームを素早く算出する新システム「天空率空間」のVer1.01.014をした。
 

 
新システム「天空率空間」Ver1.01.014は、斜線制限の緩和となる天空率制度を使用した際の建物高さを計画の初期段階で把握することが可能となる。
 
天空率を使用する場合、これまではプランニング時に斜線制限で不適合箇所が発覚した場合、あるいは容積を消化するために天空率計算を何度も行うなど、多くのトライアンドエラーによる計算・確認の必要があったが、「天空率空間」を利用すれば、設計の初期段階で天空率をクリアできる空間を把握することができるため、計算頻度の削減による企画段階の設計業務の軽減や、早い段階での敷地のポテンシャルの判断などが可能になる。
 
これまで天空率の使用に当たっては、専門知識や経験が必要とされていたが、「天空率空間」は簡単な入力や操作により、専門知識がなくても瞬時に天空率を使用した建物高さを算出することができる。
 
天空率空間」は設計者にとって簡単、便利に操作できるシステムとなり、与条件と平面的な配置エリアを設定するだけで、天空率をクリアする高さを瞬時に確認・算出することができるので、天空率を使用する「設計フロー」が大きく変わる。
 
また、「天空率空間」Ver1.01.014よりADS-win,ADS-LAとのデータ連携も容易になり、ADS-winとの連携では日影計算、高度斜線のチェックなども可能となった。
 
 
 
■問い合わせ先
生活産業研究所株式会社
https://www.epcot.co.jp



屋根工事業者向けDXツール「いえサプリ」にAI搭載

2024年9月30日 分類: 建築系

ハウスケープ株式会社(東京都文京区、代表取締役: 明正 剛典)は、屋根工事業者向けDXツール「いえサプリ」を大幅にリニューアルした。
AIの搭載による顧客管理システムへの入力補助やGoogle Map連携など、業務効率化のための新機能が追加されている。
 

 
■新機能の活用イメージ

  • とりあえずメモすれば、AIが入力補助
    トップページのメモ欄に残されたメモを元に、AIが自動で案件・顧客登録を行う。
    電話などで問い合わせを受けたら、とりあえずメモをして、細かい入力はAIに任せられる。
  • 検索しなくても。郵便番号自動入力。
    今回のアップデートにより、住所が分かっていれば自動的に郵便番号が入力されるようになった(郵便番号を基に住所を入力することも可能)。
  • ワンクリックでカーナビ設定。
    いえサプリ上に、住所を基にGoogle Mapが自動表示。
    現場の場所が大体分かるだけでなく、現調などで現場に赴く時に、簡単にGoogle Mapの経路を開くことができる。
  • 会議でステータス確認・情報編集。
    「初期対応中」「工事中」「要請求」「要入金確認」など、条件に合った案件をワンクリックで表示することができる。
    会議しながら情報を更新したい場合は、一覧画面の中でExcelのように情報を編集できる。

 
 
 
■問い合わせ先
ハウスケープ株式会社
https://h-scape.com



木造建築物構造計算システム「KIZUKURI Ver9.0」をリリース

2024年9月10日 分類: 建築系

株式会社コンピュータシステム研究所(本社:東京都新宿区、代表取締役:長尾 良幸)は、木造建築物構造計算システムの最新版「KIZUKURI Ver9.0」を2024年9月25日にリリースする。
 
2025年に控えた法改正等による環境の変化を踏まえ、最新バージョンでは初めて「KIZUKURI」を利用する方でも迷わず直感的に使えるインターフェースを実装するとともに、入力方法をシンプルかつ高い操作性へ改良し、構造計算業務のさらなる生産性向上を実現した。
 

 
■「KIZUKURI Ver9.0」の新機能

  • 初めてでも安心な簡単操作と生産性を高めるインターフェース
    大きく見やすいアイコンやタブによる画面の切り替え等、使いやすいように画面構成をカスタマイズする事が可能。
    また、入力した構造モデルは立体パースで分かりやすく確認できる。

 
その他、ユーザーから要望の高かった15項目を見直し、従来のシンプルな操作性をより高く改良した。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社コンピュータシステム研究所
https://www.cstnet.co.jp/



DX「JUCORE 見積(ジュコア みつもり)」にプレカット部材対応の新機能追加

2024年9月3日 分類: 建築系

住友林業株式会社(社長:光吉 敏郎 本社:東京都千代田区)は建材流通事業者向けソフトウエア「JUCORE 見積」にプレカット部材対応などの新機能を追加し、新サービスを提供する。

■新機能の特長

  1. プレカット部材の見積作成機能の追加
    プレカット部材は一本一本の加工内容、用途や仕様などが多岐にわたり、数百行に及ぶ膨大なデータの見積書を作成する。
    「同じ材種なのか」「どこまで見積しているのか」「木組み(骨組み)は適正か」など詳細な確認が必要である。
    そのため材種ごとの金額算出、明細の作成が通常の見積作成と比べ煩雑で多くの時間を要する。
    新機能の追加で材積・本数のいずれの単位でも原価・売価計算できるようになり、プレカット部材用の帳票で出力可能。
  2. 帳票のバリエーション追加
    作成した見積書は従来の横型帳票に加え縦型も選択可能。
    サッシ用・木材用も選択でき、取引先に合わせた書式で対応できる。
    一般社団法人日本サッシ協会の見積書式にも対応しており、指定のフォーマットに新たに入力し直さなくても指定見積書の出力が可能。
  3. 新機能で利便性向上
    自社で扱う取引品目に合わせて商品を登録できる「部材マスタ」機能を拡充。
    迅速なデータ入力をバックアップする。
    異なる見積システムで作成した見積データを「JUCORE 見積」へ移管する機能を追加し情報の一元管理が可能。
    見積データを蓄積すればキーワード検索が容易になり、情報の共有化やペーパーレス化、分析ができ、自社の販売予測を立てるツールとして活用できる。
    本ソフトウエアを導入済の事業者からの要望をヒアリングし、随時システムの細かな改善、アップデートを実施。
    利用者の利便性の向上に寄与するシステム構築を進めている。

 
 
 

■問い合わせ先
住友林業株式会社
https://sfc.jp/



スパイダープラス、自社特許技術を活用した配筋AI機能を提供開始

2024年8月13日 分類: 建築系

スパイダープラス株式会社(所在地:東京都港区、代表:伊藤 謙自)は、自社特許技術を活用した、建築工事の品質管理で行う配筋検査の事前準備作業を自動化するAI機能の提供を8月21日より開始する。
 

 
本機能は建設DXサービス「SPIDERPLUS」の配筋検査機能をすでに導入しているユーザーに対して無償で提供する。
ユーザー自身が配筋検査の事前準備作業をAI技術で8割削減し、検査業務に集中することが可能となるため、作業の効率化と工事全体の高品質化に寄与する。
 
 
 
■問い合わせ先
スパイダープラス株式会社
https://spiderplus.co.jp/



間取り図・立面図・図面作成・写真・各種出力ができる、無料iOSアプリ「mapry建築」

 分類: 建築系

株式会社マプリィ(本社:兵庫県丹波市、代表取締役:山口圭司)は、iOSアプリ「mapry建築」をリリースした。
mapry建築は室内空間をiPhoneやiPadでスキャンして3Dモデルや間取り図を作成できるサービスである。
住宅・建築などの分野にて、面積の算出・見積もり作成や顧客提案などに活用できる。
 

 
■主な機能

  • 3Dスキャン→図面作成機能
    iPhoneやiPadを使って3Dスキャンを行える。
    スキャンを基に平面図・立面図・立体図を作成できる。
    さらに複数の部屋を合成して一つのデータに変換することも可能。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社マプリィ
https://mapry.co.jp/



建築物単位のGHG排出量を自動算定「Susport 建設」正式版の提供開始

2024年6月3日 分類: 建築系

Sustineri株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:針生 洋介)は、建設現場における建築物単位のGHG(※)排出量自動算定サービス「Susport 建設」の正式版の提供を開始した。
自然言語処理や機械学習技術により、既存業務フローを変えることなく建築物単位の排出量算定を実現。
※温室効果ガス(Greenhouse Gas:GHG)
 

 
 
「Susport 建設」の特長
・建築現場単位の温室効果ガス排出量算定
・ダッシュボードによる総排出量などの可視化
・各社で異なる見積書式にも対応した読み取り機能
・自然言語処理による見積項目と排出原単位の自動割り当て機能
・排出原単位データベースの登録機能
 
 
 
問い合わせ先
Sustineri 株式会社
https://sustineri.co.jp



公共建築工事共通費計算逆算システム「みつもりくんie ZERO」リリース

2024年5月24日 分類: 建築系

株式会社コンプケア(本社:新潟県三条市、代表取締役:渡辺 將氏)は、営繕工事向け共通費計算逆算システム「みつもりくんieZERO」の取り扱いを開始した。
 
公共建築工事共通費計算逆算システム みつもりくんie ZERO
 
■概要
・みつもりくんie/ie2から事前公表機能のうち、経費計算の逆算と最低価格シミュレートのみを抜粋。
・予定価格から共通費積算基準に基づいた経費計算の逆算を実施、さらに低入札価格調査(最低制限価格)制度に対応したシミュレートが行える。
・公共建築工事共通費積算基準(令和5年改定)、公共建築工事共通費積算基準(平成28年改定)、公共住宅工事共通費積算基準に対応。
・基本料無料で利用できる。
 
 
■問い合わせ先
株式会社コンプケア
https://compcare.co.jp/



市区町村の建築系条例の知識を保有する生成AIと対話ができるソリューション「ordiq」

2024年5月14日 分類: 建築系

株式会社mign (マイン)(所在地:東京都荒川区、代表取締役:對間 昌宏)は、市区町村の建築系条例の知識を保有する生成AIと対話ができるソリューション「ordiq(オルディク)」をリリースした。
 

 
特長
「ordiq」は、生成AIが各市区町村の条例を事前に取り込み解析することで、ユーザーの質問に対して、適切な回答を行う。
回答には、根拠となる条例の箇所を引用するため、最終的に人の目で確認することができる。
本ソリューションを活用することで、法規確認の担当者が建設プロジェクトと関連する条例を探す時間の削減や、条例の中から関連する条文を探す時間の削減が期待できる。
 
 
 
問い合わせ先
株式会社mign
https://www.mign.io/



建材製品の見積り時間を50%以上短縮「間取り図AI積算」

2024年4月30日 分類: 建築系

パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社(本社:大阪府門真市、代表取締役社長:山田 昌司)は自社パートナー専用の業務支援サイト[Webハウズ間取り図積算システム](以下、積算システム)を進化させた業界初(※1)の「間取り図AI積算」を開始する。
拾い出しを自動化できる“AI積算”機能や仕様選定の時間削減につながる“Life Style Fit(ライフスタイルフィット)連携”機能を搭載し業務効率の改善を図る。
 

 
 
概要
今回新たに、紙の図面からも自動で拾い出し可能な“AI積算”機能を追加し、CADソフトを限定せずに拾い出し業務を効率化。
また、コーディネートされた7つの空間パッケージから仕様を一括選定できる“Life Style Fit(ライフスタイルフィット)連携”機能も追加。
概算見積りにおける仕様選定時間を削減しつつ、一次提案としての納得性を向上させる。
これらの機能追加により、自社建材製品(※2)1棟分の見積り時間の50%以上短縮(※3)につながる「間取り図AI積算」の提供を開始する。
さらに、見積書以外にも、製品図面、間取り図付き提案ボード、間配りボードといった資料も自動生成して提供することで、供給主体や当社パートナーのバリューチェーン全体での業務効率化へ貢献する。
 
特長
・“AI積算”機能により拾い出し作業を自動化、手拾い不要
・“Life Style Fit(ライフスタイルフィット)連携”機能による仕様選定時間の削減
・関連資料もボタンひとつで同時アウトプット、提案・設計・施工の業務も効率化
 
 
※1 2024年4月現在、国内主要建材メーカーが提供する積算システムにおいて
※2 内装ドア、クローゼット扉、床材、幅木、窓枠に限る。(2024年4月時点)
※3 1棟分としてAI積算対象の[建具(ドア、クローゼット)15本、窓枠、床・幅木]を自社積算部門で見積りした場合の平均削減時間
 
 
 
問い合わせ先
パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社
https://sumai.panasonic.jp/



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