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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

ChatBIM「ACIMUS」、建築法規対応チャットAIと建築パース生成AI機能をリリース

2025年11月10日 分類: CAD、BIM・CIM

株式会社ACIMUS(所在地:東京都千代田区、代表取締役:菊池光貴)は、同社が提供するChatBIM「ACIMUS」において、建築法規に関するQ&Aに対応したチャットAIの提供を開始した。
 

 
■概要
設計者はACIMUS上で設計を進めながら、建築基準法・都市計画法・消防法などに関する疑問をその場でAIに質問し、即座に回答を得ることが可能となる。
 
今後は段階的に、ACIMUS上で作成した3Dモデル(BIMモデル)に対して法規適合性を自動チェックするAI機能の実装を目指し、生成AIの学習を進めていく。
さらに、基本的な法規Q&Aにとどまらず、各社独自のマニュアルや社内ルール、新人教育カリキュラムなどを個社専用の環境で追加学習できる仕組みの提供も検討している。
これにより、安心して自社専用のAI活用を進めていけるよう、設計業務の効率化と品質向上を支援していく。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社ACIMUS
https://www.acimus.com/



BIM教育プログラム 「BIMマスターラーニング」 ISO19650準拠の国際仕様提供開始

 分類: その他

株式会社ixrea(所在地:鹿児島県鹿児島市、代表取締役:吉田浩司)は、英国Okana Global社と連携し、オンデマンドによるBIM教育プログラム「BIMマスターラーニング」の提供を開始した。
本サービスは、国際標準規格ISO19650に準拠し、BIMの基本概念から実務活用までを体系的に学習できるプラットフォームである。
 

 
■サービスの特徴

  • ISO19650に準拠した内容
    BIMの国際標準規格に基づき、情報マネジメントの考え方やプロセスを体系的に学習できる。
    グローバル基準の理解を通じて、国内外のプロジェクトに対応できる知識を身に付けることができる。
  • オンデマンド形式
    PCやタブレットから24時間いつでも学習可能。
    自分のペースで繰り返し視聴でき、忙しい業務の合間にも柔軟に受講できるオンライン完結型のeラーニング形式。
  • 習熟度の確認が可能
    各章に理解度テストが設けられており、学習内容の定着度を確認できる。
    チームライセンスでは管理者が受講進捗を一元管理でき、組織全体の学習状況を可視化して効率的な教育運用を実現する。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社ixrea
https://www.ixrea.jp/



NITACO、建設業向け「AI活用顧問」を月3万円で開始

 分類: 建設共通

株式会社NITACO(本社:東京都渋谷区、代表取締役:新田 顕大)は、建設会社向けに月額3万円の「AI活用顧問」の提供を開始した。
代表自らが直接対応・訪問し、安全書類・施工計画書・積算・報告書・日報などの非効率業務をAIで置き換える。
残業時間30%削減を実現する。
 

 
■概要
NITACOはこれまで、安全書類・施工計画書・積算・報告書・日報といったノンコア業務のBPOで多くの現場を支援してきた。
今回の「AI活用顧問」では、建設業特化のBPO運営で培った運用知見とAI活用による実装ノウハウで、現場でAIが回る形で提供する。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社NITACO
https://nitaco.jp/



3次元設計データ作成・編集ツール「GrandBase Version1.2.0」販売開始

 分類: CAD、BIM・CIM

アイサンテクノロジー株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:加藤 淳)は、3次元設計データ作成・編集ツール「GrandBase Version1.2.0」の販売を開始した。
 

 
■主な特長
1.土工形状イメージをJ-LandXMLのサーフェスモデルで作成
2.法面の端部延長機能追加
3.舗装工部両端の断面形状変更機能追加
4.曲線部の矢高チェック機能追加
5.3D現況地形作成オプション
6.その他、ユーザーから挙げられた要望の一部を機能に反映搭載
 
発売日:2025年11月4日
標準価格:792,000円(税込価格)
 
 
 
■問い合わせ先
アイサンテクノロジー株式会社
https://aisan-corp.com/ir/



アンドパッド、「ANDPAD遠隔臨場」正式版を提供開始

 分類: 建設共通

株式会社アンドパッド(本社:東京都千代田区、代表取締役:稲田武夫)は、遠隔での現場管理やコミュニケーションの効率化を推進する「ANDPAD遠隔臨場」の提供を開始する。
合わせて、新機能「クイック共有URL」機能も提供開始する。
 

 
■ANDPAD遠隔臨場の特長

  1. 遠隔臨場もANDPADで。ワンプラットフォームですぐに使える
    ・ANDPADアカウントで、遠隔臨場機能も利用可能
    ・案件を横断して閲覧でき、複数現場の状況を一覧で確認可能
    ・複数システム導入によるコストを抑え、低価格で遠隔臨場を実現
    ・豊富な支援実績を元に、導入から定着まで充実した運用支援
  2. 360度カメラ、定点カメラ、ビデオ通話など多様な現場カメラの利用が可能
    ・RICOH THETAをはじめとした360度カメラ、定点カメラ、ウェアラブルカメラなどシーンに合わせてさまざまな機種に対応
    ・協力会社を含む誰でもANDPAD上でビデオ通話やカメラ映像の閲覧が可能
  3. 図面に紐付いた360度画像ビューワー
    ・現場で撮影した360度画像を図面上に紐付けし閲覧可能
    ・撮影地点ごとに時系列表示ができ、施工履歴の管理が可能

 
■「クイック共有URL」機能の特長
「クイック共有URL」機能は、指定のURLを共有することでANDPADユーザー以外の方も360度画像を閲覧できる機能である。
施主への360度画像の共有が可能になり、現場の状況を鮮明に伝えることで顧客満足度向上に貢献する。
 
本機能は、今後、施主とのコミュニケーションプラットフォーム「ANDPADおうちノート」とも連携予定。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社アンドパッド
https://andpad.co.jp



木造構造設計ソフト「ホームズ君 構造EX」BIM 図面審査に対応

 分類: 建築系

株式会社インテグラル(所在地:茨城県つくば市、代表取締役:藤間明美)は、国土交通省が2026年4月から開始するBIM 図面審査に対応するため、木造構造設計ソフト「ホームズ君 構造EX」に新機能「IFCデータ出力機能」を搭載し、2025年11月に公開する。
 

 
■概要
ホームズ君 構造EX」は、2025年施行の改正建築基準法に対応しており、確認申請用図書の出力が可能なソフトウエアである。
これらの確認申請用の計算書・図面(PDF 形式)に加え、「IFC データ出力機能」により出力したIFC データを添付することで、BIM 図面審査に対応した申請が行えるようになる。
BIM 図面審査では、審査者は「設計者チェックリスト」に基づく項目について整合性の確認を一部省略可能となり、遠隔拠点やテレワークでの作業が可能となる。
申請者にとっては、整合性の高い申請書の作成が容易となり、申請図書の提出や指摘事項の応答が、(一財)建築行政情報センターが提供する「確認申請クラウド」システムを使用して効率よく行え、審査期間の短縮が期待されている。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社インテグラル
https://www.integral.co.jp/



ダイテック、建設IoTプラットフォーム「Trusstor(トラスター)」の日本国内販売を開始

 分類: 建設共通

株式会社ダイテック(本社:東京都品川区、代表取締役社長:野村明憲)は、イスラエル発の建設IoTプラットフォーム「Trusstor(トラスター)」の日本国内における販売を開始する。
 

 
■主な機能
・現場状況モニタリングパネル:人員・機材・アクティビティーを図面と指標で可視化
・リアルタイム連動型工程表:計画と実作業をIoT連携で同期し、遅延を早期に検知
・経営層向け進捗管理ツール:複数現場のKPIを横断分析し、経営層の意思決定を支援
・現場課題ボード:指摘/是正/締切/担当者をクラウドで一元管理し、報告書も出力
・デバイス:スマートバッジ/ロケーションビーコン/設備ロケーターで所在・稼働状況を自動取得
 
■主な特長

  • クラウド完結
    Trusstorは完全クラウド型の建設現場管理プラットフォームである。
    ブラウザベースで運用でき、現場ごとの個別管理だけでなく、複数現場・複数拠点を横断して一元的にモニタリング・管理が可能。
  • 改修不要で簡単に導入できるデバイス
    軽量なスマートバッジやバッテリー駆動のビーコンは、配線や通信インフラの追加工事が不要。
    現場の既存オペレーションを妨げず、最小限のリソースで簡単に導入できる。
  • 連携性
    TrusstorはAutodesk Construction Cloud、Procore、Oracle Primaveraなど主要な施工管理ツールと連携可能。
    現場データと工程管理データを自動で同期し、進捗や課題を一元管理できる。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社ダイテック
https://www.daitec.co.jp/



ミラタップ、LDK空間の3Dでシミュレーションツール「roomtap(ルームタップ)」をリリース

 分類: 建築系

株式会社ミラタップ(所在地:大阪市北区、代表取締役社長:山根太郎)は、パソコンやタブレット上でLDK空間の3Dのシミュレーションが体験できる新ツール「roomtap(ルームタップ)」をリリースした。
 

 
■概要
オンライン上で3Dシミュレーションが可能な「roomtap」は、人気のキッチンシリーズ3種に対応しており、パソコンやタブレット・スマートフォンから、キッチンの仕様や合わせる床材・建具などの組み合わせを直感的に操作できる。
キッチンの金額を算出できる同社の既存ツール「WEB見積システム」と「roomtap」を組み合わせて使用することで、金額と仕上がりの両方の見える化を実現した。
 
■「roomtap」の利用方法
初めにキッチンとレイアウトを選択し、床材や建具などを好みに合わせて変更すると、ボタン1つでプランボードに出力が可能。
画像保存や共有用URLの発行もできるため、打ち合せの際に活用できる。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社ミラタップ
http://info.miratap.co.jp/



建設ドットウェブ、「どっと原価3工事登録 for kintone」 でkintoneとの連携を開始

 分類: 建設共通

株式会社建設ドットウェブ(本社:石川県金沢市、代表取締役:三國浩明)は、サイボウズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:青野慶久)の「kintone(キントーン)」との相互連携サービス「どっと原価3工事登録 for kintone」を開始した。
 

 
■概要
本サービスでは、「どっと原価3」の[工事登録]のデータをkintoneに受け入れ、確認・編集することができる。
また、kintoneで新規登録したデータはどっと原価3の[工事登録]へ直接転送することが可能である。
建設業に特化した「どっと原価3」とノーコード・ローコードツールで柔軟性の高い「kintone」が連携することでパッケージの機能を生かしつつ、入力画面のカスタマイズや他のkintoneアプリとの連携が可能となる。
kintoneはユーザー自身が画面を構築できるツールのため、自由度×原価管理を実現できるDXツールである。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社建設ドットウェブ
https://www.kendweb.net/



住宅営業DXを加速する住宅セールスプラットフォーム「iPlanView」

 分類: 建築系

株式会社ダイテック(本社:東京都品川区、代表取締役社長:野村明憲 )と福井コンピュータアーキテクト株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役COO:坪田信 )は、住宅営業の“売れる”を仕組み化する住宅セールスプラットフォーム「iPlanView(アイプランビュー)」を共同開発した。
 
iPlanView
 
■製品の特長
iPlanViewは、iPadを活用した施主との直感的な対話を可能とし、最適なプラン提案から概算見積の作成までの、成約を左右する重要なフェーズをサポートする。
さらに、商談データをクラウドに保存し、案件関係者であれば誰でもリアルタイムの確認を可能にすることで、商談を見える化し、社内連携を強力に推進する。
・iPad対応の直感的操作による商談支援システム
・新人からベテランまで使える“売れる”仕組み化ツール
・商談データのクラウド共有によるリアルタイム連携・見える化
・来場アンケートから3Dプラン提案・概算見積までワンストップ対応
・「土地BANK」の一部サービスを利用し、指定した住所から、用途地域、建ぺい率、容積率、防火地域の情報を取得する。
 
 
■問い合わせ先
福井コンピュータアーキテクト株式会社
https://archi.fukuicompu.co.jp



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