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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

ドローン専用のLiDAR「mapry M1」を専用のデータ処理アプリ込みで発売

2024年11月21日 分類: ハードウエア

株式会社マプリィ(本社:兵庫県丹波市、代表取締役:山口 圭司)は、ドローン専用LiDAR「mapry M1」を発売する。
ドローン機体Matrice350に取り付け可能で、既に機体を保有していれば低コストでレーザードローンの飛行を行えるようになる。
 

 
■想定ユースケース

  • 森林カーボンクレジットの認証に
    取得したデータからDTM(地形モデル)やDSM(表層モデル)の作成、樹頂点および単木単位の樹高の算出が可能。
    背負式LiDAR mapry LA03とセットで用いることで飛行エリアの一部の地上データを取得し、胸高直径の推定まで行うことができる。
    森林カーボンクレジット(Jクレジット)登録から認証までの省力化、データの信頼性・透明性の向上にも活用できる。
  • 建設現場の進捗把握
    掘削範囲を設定したルートで簡単に飛行し、前日データとの比較や切盛量・体積の算出を行うことができる(TS座標に合わせた座標変換も可能)。
    施工範囲が広く状況把握が難しい現場でも、精度の高いデータを取得して進捗管理が可能。
    樹木や植生があり、空撮ドローンでは地面が見えづらい現場の地形も取得可能。
    ※UAVを用いた公共測量は非対応

 
 
■問い合わせ先
株式会社マプリィ
https://mapry.jp/



大林組とKDDIスマートドローン、石川県輪島市の国道啓開工事で自動充電ポート付きドローンの遠隔運航で作業効率化を実現

 分類: ハードウエア

株式会社大林組 (本社:東京都港区、代表取締役 社長兼CEO:蓮輪 賢治)とKDDIスマートドローン株式会社 (本社:東京都千代田区、代表取締役社長:博野 雅文)は、能登半島地震の影響で通行止めとなっている石川県輪島市の国道249号啓開工事に2024年9月11日より自動充電ポート付きドローンを常設し、現場状況を日々デジタルツイン化する取り組みを開始した。
 

 
現場に設置したドローンは、月曜日から金曜日まで毎日都内にあるKDDIスマートドローンのオフィスで遠隔運航し、撮影した写真を低軌道衛星通信Starlink経由でクラウドにアップロードし、その写真から3次元モデルおよびパノラマ写真を生成することで、現場状況をデジタルツイン化する。
 
国道249号は石川県七尾市から輪島市を経由して、能登半島を一周して金沢市に至る一般国道であるが、2024年1月の能登半島地震による地割れや崩落の影響で、輪島市沿岸部の通行止め区間を、大林組にて啓開工事を行っている。
本工事は全長約3kmに渡って切土・盛土から舗装までを行う工事となり、日ごとに広範囲の土量計算や工事出来高管理などの計測作業を実施する。
同規模の計測作業を従来の現場作業員のみで行うことはほぼ不可能であるが、広範囲の自動計測ができる充電ポート付ドローンの遠隔運航により、迅速に現場状況を把握し、関係者へ情報共有することで、現場作業の効率化に大きく寄与している。
 
また、2024年9月21日に発生した能登豪雨でも、本運用体制のもとで自動充電ポート付きドローンの運航を継続し、3次元モデルを生成することで、迅速な現場の被害状況把握に活用した。
 
 
■問い合わせ先
株式会社大林組
https://www.obayashi.co.jp/



Polyuse、建設用3Dプリンター「Polyuse One(ポリウス ワン)」先行受注販売の予約受付を開始

2024年10月2日 分類: ハードウエア

株式会社Polyuse(本社:東京都港区、代表取締役/共同創業者:岩本 卓也・大岡 航)は、国産建設用3Dプリンター「Polyuse One」の先行受注販売の予約受付を開始した。
 

 
■背景
Polyuseは2019年創業より一貫して、「人とテクノロジーの共存施工」を会社のビジョンに、昨今の建設業界での少子高齢化、社会インフラの老朽化、不安定な天候や突然の災害等に最大限貢献できるよう、国産の建設用3Dプリンター技術の研究開発を続けている。
 
その過程で度重なる改良を重ねてきたPolyuse Zeroを活用し、これまで公共工事を中心に国内最多の3Dプリンター施工実績と各種検証データを蓄積し続けてきたことで、近年国内市場での建設用3Dプリンター技術の有効活用事例は急激に増加している。
 
そして次のステップとして多くの方々と蓄積してきた多種多様な関連データを活用し、建設用3Dプリンター技術による建設DXを全国で共創していく段階に入りつつあると考え、アップデートを行ったPolyuse Oneを2025年4月より量産製造することになった。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社Polyuse
https://polyuse.xyz/



遠隔作業支援システム「LiveOn Wearable」のレンタルプランにボディカメラパッケージ

 分類: ハードウエア

ジャパンメディアシステム株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役CEO:中野 慎二)は、「LiveOn Wearable ボディカメラレンタルプラン」の提供を開始した。
 

 
■概要
従来のスマートグラスのレンタルサービスと同様に、3・6・12ヶ月のプランを用意。
「LiveOn Wearable」とのコラボレーションでさらに使いやすく作業支援用途に最適。
キッティングも全て完了したパッケージで納品、現場ですぐに利用開始できる。
 
 
 
■問い合わせ先
ジャパンメディアシステム株式会社
https://www.jm-s.co.jp/



現場の計測業務を強力にサポートする、ハンディ型3Dレーザースキャナー「NavVis MLX」

 分類: ハードウエア

株式会社構造計画研究所(所在地:東京都中野区、代表取締役社長:湯口 達夫)は、ドイツのスタートアップ企業NavVis GmbH(本社:ドイツ ミュンヘン、CEO:Felix Reinshagen)が開発した、新しいハンディ型3Dレーザースキャナー「NavVis MLX」(ナビビズ エムエルエックス)の国内販売・サポートを開始する。
 

 
■「NavVis MLX」の特長

  1. ハンディ型として高い精度・密度・再現性を実現
    「NavVis VLX」由来の高性能なLiDAR SLAMに加え、ビジュアルオドメトリー(VO)により強化されたSLAMソフトウエアを搭載し、ハンディ型3Dレーザースキャナーとして高品質な点群データ取得を実現。
    また、4台のカメラを用いて記録される高解像度なパノラマ画像は、撮影姿勢により270°モードと360°モードを自動で切り替え、ストリートビューライクな映像の生成と点群データへの鮮明な色付けを実現する。
  2. 人間工学に基づく高い操作性で、さまざまな現場での快適な運用を追求
    スキャナー本体をハーネスで体に固定できるため、腕にかかる負担が大幅に軽減され、長時間の計測でも疲れにくい構造である。
    また、フラットな筐体デザインにより、三脚やケースがなくとも水平な場所に寝かせて置いておくことができる。
    さらに、リュックサック型のケースにより、自動車や飛行機だけでなく、電車や自転車でも現場まで容易に持ち運ぶことができる。
    一方で、「NavVis VLX」の優れた操作性も踏襲しており、例えば計測中に基準点を記録できるほか、組み込み式ディスプレイにより、追加のデバイスやモニタが手をふさぐことなく計測状況のプレビューをリアルタイムに確認することができる。
  3. 建設、プラント、測量業界における現場3D化を強化
    狭い空間や高所などを計測できる「NavVis MLX」を、広大かつ複雑な現場を計測できる「NavVis VLX」と組み合わせ、さらにストリートビューライクなWebビューワ「NavVis IVION」を活用することで、多様な現場を手軽に丸ごと3D化することができる。
    加えて、「NavVis VLX」で計測済みのエリアのうち改修した部分だけを「NavVis MLX」により再スキャンしてデータを更新するなど、現場3D化の実現をさらに加速し、現場の維持保全業務の生産性向上に貢献する。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社構造計画研究所
http://www.kke.co.jp/



国土交通省「遠隔臨場の工事検査」実施要項に対応した、骨伝導イヤホンマイク一体型遠隔支援カメラ

2024年8月13日 分類: ハードウエア

株式会社リモートアシスト(本社:大阪府茨木市、代表取締役:藤井 慎一)は、遠隔臨場の新実施要領に対応した骨伝導イヤホンマイク一体型ウエアラブルカメラを8月20日より発売する。
 

 
■主な特長

  • 軽量・小型、かつ操作が簡単
    ウエアラブルカメラの重量は、骨伝導イヤホンマイク付きでもわずか52gと軽量。しかも頭部に装着する方式のため、両手が常にフリーで作業に支障がない。
    またカメラのボタンをひと押しするだけで通信がスタートするので、ITやメカに詳しくなくてもすぐに使うことができる。
  • すぐに利用できるSaaS型
    使用に当たって専用アプリのインストールなどは一切不要。
    SaaS型ウエアラブルカメラのため、導入がきわめて簡単。
    現在使用しているパソコン(Windows/Mac対応)が利用可能。

 
■その他の特長
・最大4台のカメラ映像を同時表示可能
・192万画素(1600×1200)の高画質
・映像・音声のクラウド保存が可能など
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社リモートアシスト
https://remote-assist.jp/



高品質なドローン映像をリアルタイムに「Moviewby(ムービーウォービー)powered by JIZAIPAD」

2024年6月14日 分類: ハードウエア

株式会社ジザイエ(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:中川 純希)は、HDMIを挿すだけでドローン映像を高品質のままリアルタイムにどこへでも伝送できる出力サービス「Moviewby(ムービーウォービー)powered by JIZAIPAD」を発表した。
すでに建設の施工現場で巡視業務を開始しており、今後はさまざまな業界で利用されているドローンへの導入拡大を図っていく。
 

 
概要
ジザイエと株式会社竹中工務店(本社:大阪市中央区、取締役社長:佐々木 正人)が共同開発。
ドローンの映像を高解像度・高フレームレートかつ低遅延に圧縮する独自の技術を活用し、リアルタイムにインターネットを通じてどこへでも伝送できるHDMI出力サービスで、初期設定不要のため現場ですぐに利用が可能。
また、HDMIを通じて接続する機器は小型かつ軽量のため、斜めがけポーチで持ち運びができる。
既に竹中工務店が手がける施工現場での巡視業務に導入されており、今後も複数現場への導入を予定している。
 
特長
・さまざまな映像デバイスに接続可能なHDMI出力
・複数拠点へ低遅延でリアルタイム映像配信
・利用現場や映像の用途に応じて任意で変更可能な映像画質設定
・映像データを利活用しやすい録画機能
・コンセント電源不要のバッテリー充電式デバイス
・屋外現場で負担にならないコンパクトな機材サイズ
・通信環境が悪いケースでも録画データの欠損を抑制するバックアップ機能
 
 
 
問い合わせ先
株式会社ジザイエ
https://jizaie.co.jp/



テラドローン、自社開発の国産UAVレーザ2つの新製品を同時発売

2024年6月3日 分類: ハードウエア

Terra Drone株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹)は、自社開発の国産UAVレーザー「Terra Lidar」シリーズにおいて、
「Terra Lidar Dual(以下、TLD)」「Terra Lidar R(以下、TLR)」の2つの新製品を発売した。
 

 
概要
国内初(※1)となるUAVレーザーとSLAM(※2)技術の一体化により1台で補測まで完結でき、陸上でも上空でも使用できる「TLD」と、スキャナー単体価格が従来の約3分の1である1,000万円以下で、測量精度5センチ以下、照射点数50万点/秒の最高水準(※3)のハイエンドUAVレーザー「TLR」を新たにシリーズに加えることで、測量現場のさらなる効率化を実現した。
 

※1 UAVレーザーとSLAM技術両用の製品としては国内初、同社調べ
※2 SLAM(Simultaneous Localization and Mapping):自己位置推定と環境地図作成を同時に行う技術
※3 同社従来製品比較
 
 
 
問い合わせ先
Terra Drone株式会社
http://www.terra-drone.net



建設現場の要件に合わせたフィールド コントローラー「Leica iCON CC180」を発売

2024年5月14日 分類: ハードウエア

ライカジオシステムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:日比 孝典)は、建設現場の要件に合わせたフィールド コントローラー「Leica iCON CC180(以下、iCON CC180)」を発売した。
本製品は、Leica iCON Siteソフトウエアをインストールすることで、最新技術と使いやすさを融合し、建設測量作業のための総合的なソリューションとして開発されたフィールドコントローラーである。
 

 
Leica iCON Siteソフトウエアの特長
測定、杭打ち、芯出し・墨出し、土量計算など、工事測量に必要な多数のアプリケーションが含まれている。
また、油圧ショベルマシンガイダンスとしてICT建機のパネルとして運用も可能。
第12 世代 Intel® プロセッサーによる効率的なデータ管理処理能力により、現場の作業員は複雑で大規模な設計データを迅速に読込み、処理することができる。
設計-掘削-レポート ワークフローを提供するマシンコントロールソリューション「「Leica iCON site excavator」 といった 3D マシンガイダンスと互換性があり、iCON CC180を使用することで、正確な切土盛土・土砂移動工事をマシン指示によるガイダンスで実施することが可能となる。
 
Leica iCON CC180の特長
・視認性の優れた8インチ LCD ディスプレイ
・Intel® 12世代 高パフォーマンスプロセッサ
・冷却用ファン不使用でノイズを低減
・指/濡れた指、手袋、またはスタイラスと選択可能なタッチ動作モード
・最大8時間動作可能な耐久性バッテリー
・Bluetooth® 接続範囲 最大500 m
 
 
問い合わせ先
ライカ ジオシステムズ株式会社
http://www.leica-geosystems.com/ja-jp/



蔵衛門Padのフラッグシップモデル「蔵衛門Pad Tough(パッドタフ)」を発売開始

2024年3月15日 分類: ハードウエア

株式会社ルクレ(本社所在地:東京都港区 代表取締役:有馬 弘進)は、タブレット型電子黒板カメラ「蔵衛門Pad(パッド)」シリーズ発売から10周年を記念し、フラッグシップモデルの「蔵衛門Pad Tough(パッドタフ)」を発売した。
 

 

特長

  • 蔵衛門Pad Toughは、10インチの大画面で耐衝撃・防塵防水な本体に、32,000mAhの大容量バッテリーを搭載。
  • カメラを起動して6日間の連続撮影が可能(※1)。
  • 充電の設備や時間を確保できない現場でもバッテリー切れの不安を解消した。

  • 防塵防水性能は「IP68」(※2)と「IP69K」(※3)に対応するタフネス設計により、現場の環境を選ばず活用できる。
  • 標準でスタンドまたは持ち手として活用できる2wayの専用パーツがあり、持ち運びに便利なだけでなく、自立するため現場で図面を表示して確認しながら作業ができる。
  • タブレット型電子黒板カメラとして工事写真撮影にも、クラウドを利用した遠隔臨場・トーク(工事チャット)・図面のリアルタイム共有などもできる(「蔵衛門プレミアム」要契約)。
  • 国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」において、最高位評価レベルの「VE(活用効果評価済み技術)」に認定。

※1 カメラ機能を起動し撮影モードに設定し、30秒ごとシャッターを切った場合。
  動作環境・システム設定により変動がある。
  1日作業時間8時間を想定して稼働可能日数を算出。
※2 「国際電気標準会議(IEC)」規定の「防塵防水規格」。
  あらゆる大きさの固形物、粉塵が内部に侵入せず、かつ一定の水圧で30分間水中に浸かっても有害な影響がない製品に与えられる等級。
※3 ドイツ工業規格の防塵防水規定。
  ノズルから80〜100BARの水圧で放水される80℃の湯に耐える製品に与えられる等級。

 
 
問い合わせ先
株式会社ルクレ
https://lecre.jp



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