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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

非住宅向け新工法「FIRDOLA(フィルドラ)」を新発売

2021年11月25日 分類: 建築資材・工法

ケイミュー株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:木村 均)と、住友金属鉱山シポレックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:青野 義道)は、窯業系サイディングとALC(軽量気泡コンクリート)の技術を融合させた非住宅向け新工法「FIRDOLA(フィルドラ)」を開発した。
2021年11月1日より首都圏・関東エリアにて先行販売を開始し、その後全国に展開する。
 
非住宅向け新工法「FIRDOLA(フィルドラ)」を新発売
 
■概要
今回開発された工法は、窯業系サイディングとALCパネルを組み合わせたダブルレイヤー(2層)工法である。
工場内で胴縁用アンカーを埋め込んだALCパネルをベース版「フィルドラ・ベース」とし、窯業系サイディングをデザインパネル「フィルドラ・デザイン」とする新しい工法。
ALCパネル「シポレックス」の優れた耐火性・耐震性で建物を守る性能と、窯業系サイディングパネル「ケイミュー」の多彩なデザインや光触媒技術の相乗効果が非住宅に新しい意匠性を生み出す。
また、長い年月を得ても高い防水性を保ち続けるため、再塗装や打診検査などのメンテナスコスト低減にも活躍。建物の長寿命化に貢献する。
 
フィルドラ
 
■問い合わせ先
ケイミュー株式会社
https://www.kmew.co.jp/



自然換気で建物に優しい換気装置「グッドマン換気口」全国販売開始

2020年8月24日 分類: 建築資材・工法

「結露対策」「カビ対策」「生活臭対策」「CO2対策」「冷暖房エネルギーロス軽減」に効果がある自然換気口。高気密・高断熱住宅で、戸建住宅の場合は温度差換気作用(煙突効果)上部開口で室内上部に空気がこもらず、集合住宅の場合は風力換気作用(通風効果)空気抵抗のない形状で風通しがよくなる。北海道立総合研究機構との共同研究により通年自然エネルギーの温度差換気、風力換気効果が実証された。
 
 

 
 
 
■問い合わせ先
有限会社グッドマン
TEL:011-864-0177((株)日浦)
http://www.kankiko.com/



アルミ製外装ルーバー 「リグナム」

2020年7月29日 分類: 建築資材・工法

アルミの押出成形技術を駆使し、製造の際に天然木に由来したゆらぎのある形状をルーバー表面に施したアルミ製ルーバーである。天然木表面の様相を周波数化したデータを基に設計された金型を使用することで、規則性を持たない凹凸仕上げを実現している。表面の形状が陰影を生み出すため、特殊な表面加工を行わずにルーバー単体で表情豊かな外装にできる。
材工共価格は44,600円(100㎡基準価格)~。
 

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社エービーシー商会
TEL:03-3507-7194
https://www.abc-t.co.jp/



長尺構造用パーティクルボード耐力面材 「壁武者」

2020年4月2日 分類: 建築資材・工法

「壁武者」は、木質廃材を原料とした、構造用パーティクルボード(JIS A5908)である。マテリアルリサイクル製品のため、使用することで、資源循環による環境改善に取り組むことができる。
国土交通省2018(平成30)年3月26日公布・施行の告示改正で、これまで大臣認定品しか使えなかった構造用パーティクルボード(JIS規格品に限る)が木造軸組工法(告示第1100号)と枠組壁工法(告示第1541号)に耐力壁として加わった。これにより、大臣認定
品使用時の建築確認申請書類添付が不要になった。
さらに、釘ピッチにより、木造軸組工法の大壁・大壁床勝ち仕様で最大4.3倍、同工法真壁・真壁床勝ち仕様で最大4.0倍、枠組壁工法で最大4.8倍の壁倍率が可能になり、従来に比べ少ない壁量で必要な耐震強度を確保できる。(下の写真中央は釘打ち表記例)
同社は、地場工務店からの小口の廃木材や自然災害での流木などを受け入れしており、かつ「壁武者」ユーザーの地場工務店分は優先的に受け入れている。廃木材の回収が初めての事業者は「廃棄物処理委託契約」が必要だが、事前に同社に問い合わせれば対応するとのことだ。
 

 
 
■問い合わせ先
東京ボード工業株式会社
TEL:03-3522-4140
https://www.t-b-i.co.jp/



「アリーナフィット」新発売

2019年9月27日 分類: 建築資材・工法

東リ株式会社(本社:兵庫県伊丹市、代表取締役社長:永嶋元博)は、ビニル床シート『アリーナフィット』を発売した。
 

 
■製品の概要
『アリーナフィット』はランニングコースやフィットネススタジオ等に使用できる屋内運動施設向けのビニル床シートで、鋼製床下地との組み合わせで体育館用床材としての使用も可能である。
製品単体で衝撃吸収性が高く、ボールを使用した競技に適したボール反発性や防滑性を備えている。
 
■特長
●屋内運動施設に適した5つの特長
1.ボール反発性
バスケットボールなどボールを使用する競技種目に対し、適度なボール反発性能がある。
 
2.衝撃吸収性
製品単体でG値※96の衝撃吸収性フォームバック層が、スポーツシーンでの足腰への負荷や転倒時の衝撃を吸収する。
 
3.防滑性
運動用シューズでの使用環境において、適度な防滑性があるので、安心して競技を行うことができる。
 
4.抗菌性
大腸菌や黄色ブドウ球菌などの細菌に対して、高い抗菌効果を発揮する。
 
5.ワックスメンテナンス不要
抗菌UV樹脂コーティングにより、ワックスメンテンナンスが不要。日常の清掃で美観を維持できる。
 

●工期短縮が可能
施工にかかる時間や手間が少ないため、フローリングの施工と比較し工期の短縮が可能となる。
 
●木目柄とプレーン柄の使いやすいラインアップ
ナチュラルな印象で目にやさしい木目が2柄2色と、アクセントなどにも使いやすいプレーン柄が4色の計6色から選べる。
 
 

※G値… 床材の衝撃吸収性能は、転倒衝突時の最大加速度(G値)を指標とする。この値が小さいほど安全性は高まる。
 
 
 

■問い合わせ先
東リ株式会社
https://www.toli.co.jp/



高耐候性水性硬質ウレタン樹脂系塗り床材「アイカピュール ピュールハードAH工法」発売

2018年10月23日 分類: 建築資材・工法

アイカ工業株式会社(代表取締役 社長執行役員:小野勇治 本社:愛知県名古屋市中村区)は、紫外線による変色を抑えるとともにカット目地の処理も不要な高耐候性水性硬質ウレタン樹脂系塗り床材『アイカピュール ピュールハードAH工法』を発売した。
目地処理が不要で高耐候性である水性硬質ウレタン樹脂系の塗り床材は、業界初となる。
 
アイカ工業
 

■開発の背景
水性硬質ウレタン樹脂系塗り床材「アイカピュールハード」は、エポシキ樹脂系塗り床材や硬質ウレタン樹脂系塗り床材と比較して、耐衝撃性・耐摩耗性・耐久性に優れるため、AGVが重走行するなどハードユースの工場・作業場・バックヤードなどで使用されている。
しかし、従来の工法は紫外線によって経時的に変色しやすく、太陽光が当たる自動車整備工場のガレージや半屋外などの用途では使用が制限されていた。
そこで、同社独自の樹脂設計により、紫外線による変色を抑えた高耐候性水性硬質ウレタン樹脂系塗り床材『アイカピュール ピュールハードAH工法』を開発した。
耐候性の向上に加え、硬化収縮により発生する収縮応力を大幅に低減させ、従来の工法では剥離を防止するために必要不可欠であったカット目地の処理が不要となり、工期短縮を実現している。
環境に配慮した水性床材のため改修時の臭気も少なく、低収縮で耐久性に優れた高耐候性塗り床材として、紫外線の当たる自動車工場や作業場、倉庫などでの使用用途の拡大を図る。
 

■特長

・優れた耐候性
エポキシ樹脂系塗り床材や汎用水性硬質ウレタン樹脂系塗り床材と比較して、紫外線による変色を抑えることができる。
 

・低収縮
従来の水性硬質ウレタン樹脂系塗り床材と比較して収縮応力が著しく小さいため、下地コンクリートからの剥離のリスクを低減する。従来の工法では必要不可欠であったカット目地の処理が本工法では不要となる。
 

・高耐久性
従来の水性硬質ウレタン樹脂系塗り床材と同様に耐久性に優れており、AGV等が常に同じ場所を走行する工場や作業場などのハードユースの床への使用に適している。
 
 
 

■問い合わせ先
アイカ工業
http://www.aica.co.jp/



鉄骨造のロッキング構法用のアルミ笠木受け「WPブラケット」

2017年12月5日 分類: 建築資材・工法

白水興産株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:岡﨑 裕明)は、層間変形に追従する片側固定専用ブラケット『WPブラケット』を発売した。
 
「WPブラケット」
 
■製品の概要
片側固定型のアルミ製笠木。
地震時に挙動が異なる外壁(ALC・押出成形セメント板)と防水立上り壁の両側を固定すると、笠木が破損や外れる可能性がある。
笠木がないと雨水侵入など事故が起きる。
そこで固定を片側に限定することで事故を予防。
耐力を補うために大型化することで従来品と同等な強度を確保。
12月13日~15日に東京ビッグサイトで開催される建材EXPOに出展予定。
 
■問い合わせ先
白水興産株式会社
TEL:03-3431-9713
http://www.hakusui-k.co.jp/



屋外用玄関引戸で対震性能を実現した集合住宅向け玄関引戸「ヴァリフェイスAe」

2017年8月29日 分類: 建築資材・工法

文化シャッター株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:潮崎 敏彦)は、スッキリした外観と断熱性や気密性などの基本性能に対震性を兼ね備えた集合住宅向け玄関引戸『ヴァリフェイスAe』を発売した。
 
ヴァリフェイスAe
 
■製品の概要
上吊り式の引戸であるため、ベビーカーや車椅子を使う方でも、体の位置を変えずにその場で容易に扉を開閉することができる。
玄関ドアの基本性能に加えて、同社開発の耐震ストライクの採用により、地震でドア枠が変形した場合でも、面内変形が120分の1以内であれば扉を開けられる耐震性能を、業界で初めて屋外用玄関引戸で実現した。
 
■問い合わせ先
文化シャッター株式会社
http://www.bunka-s.co.jp/



シェルターが木質耐火部材「クールウッド(COOL WOOD)」で国土交通大臣認定を取得

2017年8月25日 分類: 建築資材・工法

株式会社シェルター(本社:山形県山形市、代表取締役:木村一義)は、木造耐火構造部材『クールウッド(COOL WOOD)』の2時間耐火仕様として新開発した柱・梁・間仕切壁(耐力壁)・外壁(耐力壁)・床で国土交通大臣認定を取得した。
 
クールウッド(柱)イメージ
 
■製品の概要
同製品は燃え止まり層に石こうボードを採用した木質耐火部材。
日本初の純木造 5 階建てビルなど、大規模・中高層の木造建築に採用されている。
核となる木材を石こうボードで囲み、外側をさらに木材で覆っているため、 木の温もりを活かした建物をつくることができる。
 
■問い合わせ先
株式会社シェルター
TEL:023-647-5200
http://www.shelter.jp/



エクソルが太陽光発電システムの陸屋根専用架台「X-3(エックススリー)」を発売

2017年7月26日 分類: 建築資材・工法

株式会社エクソル(東京本社:東京都港区、代表取締役社長:鈴木 伸一)は、太陽光発電システムの陸屋根専用架台『X-3(エックススリー)』の販売を開始する。
 
エクソルが太陽光発電システムの陸屋根専用架台『X-3(エックススリー)』を発売
 
■製品の概要
太陽電池モジュールを設置する方角を気にする必要がないレイアウト自在の設置方法により、屋根のスペースを最大活用して発電量を高めることが可能。
また、低角度・低背構造の置き基礎架台なので、建物の外観を損なわず、屋根に穴をあけることもない。
製品の主な特長は下記の通り。
 
1.レイアウトに自在性がある「さざ波設置」により、設置面積当たりの発電量をUP
2.特許出願中の「インサートロック方式」により部材数減、施工性向上でトータルコストを削減
3.低角度・低背構造により建物の外観を損なわず、風圧荷重負荷を軽減
4.陸屋根に穴をあけることなく太陽光発電システムを設置可能
 
■問い合わせ先
株式会社エクソル
TEL:0120-33-1139
https://www.xsol.co.jp/



 


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