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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

ユーザーエクスペリエンスを強化し、設計者のワークフローを加速する最新CAD・BIMツール「Vectorworks 2023」を発売

2022年11月4日 分類: CAD、BIM・CIM

キヤノンマーケティングジャパングループのエーアンドエー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:横田 貴史)は、ユーザーエクスペリエンスを強化し、設計者のワークフローを加速する最新バージョン「Vectorworks 2023」を2023年1月13日より発売する。
「Vectorworks 2023」は、2D、3D、データベース、高品質レンダリングなど豊富な機能を搭載した設計・デザインのためのワンストップアプリケーションである。専門分野別のラインアップにより、BIM・建築・インテリア、造園・外構、舞台照明の設計業務をさらに効率化する。
 

 
■Vectorworks 2023の主な特長
1.ユーザーエクスペリエンスの強化
辺のオフセットツールの搭載とプッシュ/プルツールの強化によって、曲面を含んだ3Dモデルの作成ステップを削減。
シェイドレンダリングの向上により、環境光や反射が再現され、霧の中の光や多数の光源などをサポートし、これまでよりも豊かな表現が可能。
RedshiftレンダリングがCPUにも対応したことで、ハイエンドGPUを搭載していないコンピューターでのレンダリングを実現。
 
2.パフォーマンスの向上
断面ビューポートの更新が最大6倍に高速化され、ユーザーの作業を阻害しないバックグラウンド処理にも対応。
建具や壁スタイルなど、凡例付き一覧表を作成できるグラフィック凡例が搭載され、必要な使用オブジェクトの一覧を作成。
IFC取り込み時のオブジェクトフィルタリングやクラス・ストーリマッピング機能が追加され、Vectorworksのファイル構成に合わせた素早いコントロールが可能。
 
3.BIM・建築設計機能の拡張
平面、3Dの表示を問わず、直感的かつダイレクトに作成・編集できる、窓とドアの新しい作成モード。
立断面図のビューポートに、チェックを入れるだけで作成できるストーリに連動したレベル基準線オブジェクト。
造成図形ツールが強化され、斜面の歩道や小段法面の作成が容易になり、さらに現実に近い土地形状計画を再現。
 
4.用途、利用環境ごとに選択可能な充実の製品ラインアップ
BIM・3Dデザインを可能にする建築・インテリア設計向け「Vectorworks Architect」、造園設計向け「Vectorworks Landmark」、舞台照明設計向け「Vectorworks Spotlight」など専門分野ごとに選べる製品構成を提供。2D作図・編集や3Dモデリング機能、レンダリングは基本製品「Vectorworks Fundamentals」で利用可能。
 
 
■問い合わせ先
エーアンドエー株式会社
https://www.aanda.co.jp/



エリジオンが点群ソフトInfiPointsの新バージョンを12月にリリース

 分類: CAD、BIM・CIM

株式会社エリジオン(本社:浜松市中区、代表取締役会長 CEO:小寺 敏正)は、Elysium InfiPointsの新バージョン「December 2022 Update」を2022年12月初旬にリリースする。
新バージョンでは、InfiPointsの最大の特長であるCADモデル自動作成機能を強化。3Dスキャンによって取得した点群データから自動生成された3Dモデルを活用することで、ユーザーはより少ない手間や工数で3Dデータによるメリットを享受できる。
 
December 2022 Update
 
■新バージョンの概要
今回のリリースでは「空間情報の共有」にフォーカスし、3Dスキャンで取得した現実空間の3Dデータをより多くの人と共有しながらさまざまな工程で活用するための機能やサービスを提供する。
 
・PDF形式に出力して関係者と共有できる
InfiPointsで作成した3DモデルをPDFデータで他部門や協力会社に共有することができるため、現場の詳細な情報を関係者とより手軽に共有することができるようになる。
 
・RCP形式やFBX形式での出力にも対応
Autodesk Recap(.rcp)形式ファイルの出力に対応し、建築分野で広く使用されているAutodesk Revit ユーザーの点群活用をさらに支援。
また、CG(コンピューターグラフィックス)分野で広く流通しているFBX(.fbx)形式にも対応することで、メタバース時代を見据えたCG分野における点群データ活用もサポートする。
 
・クラウドサービス「InfiPoints Cloud」の提供開始
さらに、InfiPointsデータをクラウドで共有できるサービス「InfiPoints Cloud」の一般提供を開始し、InfiPointsユーザーのクラウド環境での点群データ活用を本格的にサポートする。
 
 
■問い合わせ先
株式会社エリジオン
https://www.elysium-global.com/ja/



建設DXアプリ「Kizuku/キズク」に「安全衛生機能」がリリース

 分類: 建設共通

コムテックス株式会社(本社:富山県高岡市、代表取締役:後藤 敏郎)は、仕組みをSaaS化した施工管理アプリ「Kizuku/キズク」の安全衛生機能(オプション)をリリースした。
 
Kizuku/キズク
 
■サービスの提供背景
コムテックスは、2005年に建設現場で入退場を管理するICTツール「アットホームダイアリー」をリリース以降、大手ハウスメーカー各社に向けて「労務安全管理システム」を提供。長年の建設現場の労務安全管理を支援してきた経験と、昨今の業界全体としてコンプライアンス対策が急務となっている状況を踏まえ、中小現場にも適したサービスとして施工管理アプリ「Kizuku/キズク」にも機能を追加した。
 
■安全衛生機能の3つの要素
Kizukuの安全衛生機能オプションは主に3つの要素で構成されている。
1.自社・協力会社管理/コンプライアンスチェック
自社および協力会社の会社情報・作業者情報を従来の紙ベースでの収集からクラウドでの一元管理へ。煩雑な情報収集・管理業務を効率化し、費用および業務工数の削減が期待できる。
また、建設業許可や保有資格の期限切れなど登録情報に対する自動チェック機能を搭載しており、最新で適切な情報管理が可能。
2.安全帳票管理
登録情報およびテンプレートを活用しながら、少ない入力で帳票作成業務をフォロー。建設業法関連の6つの安全帳票について、全建統一様式に準ずるフォーマットにて自動出力可能。
3.簡便な入退場打刻/KY確認&安全作業チェック
標準機能の入退場スタンプでの打刻に加えて、現場ごとに設定された「入場・退場用電話番号」への電話発信での入退場の打刻も選択可能に。「事前登録がない」「スマホがない」作業者でも通信環境に影響せず入退場情報を記録でき、登録された入退場情報は建設キャリアアップシステム(CCUS)への連携も可能。
 
 
■問い合わせ先
コムテックス株式会社
https://www.ctx.co.jp/



建材単価データの配信サービスを実装した住宅営業支援システム「ALTA Revolution」最新版をリリース

 分類: 建築系

株式会社コンピュータシステム研究所(本社:東京都新宿区、代表取締役:長尾 良幸)は、建築事業者向け住宅営業支援システム「ALTA Revolution」の最新版を発売した。
今回のバージョンアップでは、オフィスオペレーション株式会社との提携により、建材の単価データの配信サービス「単価DBオプション」をリリース。 これにより、オフィスオペレーション社が販売する販売管理システム「Users」と連携し、住宅産業の見積~受発注業務のDXを支援する。
 

ALTA Revolution1
ALTA Revolution2

 
■1,700社、4,800万点の建材単価データを配信
ALTAの見積機能を有効利用するために、オフィスオペレーション株式会社が提供する「建材住設商品マスタAPIサービス」を活用し、建材の単価データを配信する「単価DBオプション」サービスを開始。
面倒で時間のかかる建材単価の登録・更新作業の手間を大きく軽減。
 
■Web3D・メタバース用3Dデータの出力
ALTAで作成した3DデータをWeb3Dデータへ出力し、ユーザーが自らメタバース等の3D空間へ配置することができる。3DデータはWeb3Dビューアで共有が可能。
 
■その他、60項目の機能を改善
住宅性能表示「等級6・7」への対応、見積・作図機能の改善等
・2050年の住宅の脱炭素化に向け、2022年10月より施行される住宅性能表示の「等級6・7」に対応した(「外皮計算オプション」の機能)。 
・ユーザーからの要望が多い、見積や作図支援に関連する機能を大幅に強化した。
・起動速度やUIの見直しを行い、ユーザービリティを向上した。
・構造計算ソフト「KIZUKURI 2×4」、土地活用・不動産営業支援システム「ROOK2」への連携オプションをリリースした。
 
■ALTA Revolution 紹介ページ
https://www.cstnet.co.jp/archi/products/alta/index.html
 
 
■問い合わせ先
株式会社コンピュータシステム研究所
https://www.cstnet.co.jp



メガソフトVRソリューションにTouchコントローラーで選んで視点移動できる機能を搭載

 分類: CAD、BIM・CIM

メガソフト株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:井町良明)は、建築3Dデザイン&VR体験が可能な「メガソフトVRソリューション」に、ハンドコントローラーの操作で登録しておいた視点のサムネイルリスト(視点選択メニュー)を表示し、選択した視点へ移動できる新機能を搭載した。
これにより、VRソリューションの操作を熟知したオペレーターがいなくても、VR体験者自身の操作で空間内を自在に移動できるようになった。
 
メガソフトVRソリューション
 
■視点選択メニューを選択して視点移動が可能に
「メガソフトVRソリューション」は、建築・空間の作成からVR体験まで行えるVR専用のソフトウェアと、ノートパソコン、VRゴーグルなど、建築VRプレゼンテーションに必要なものをすべてセットにした製品である。
これまでに、住宅・オフィス・医療施設の設計・デザイン・リフォームや、家具・設備機器類の販売メーカーなど、様々な分野で利用されてきた。
(参考:VRソリューション・導入事例→ https://www.megasoft.co.jp/vrsolution/interview.php )
 
VR体験中に空間内を移動するための機能として、新たにハンドコントローラーのシンプルな操作による視点移動機能を搭載した。
①ハンドコントローラーのボタンの押下で「視点選択メニュー」を表示
②ジョイスティックで視点を選択
③トリガーで視点決定すると視点移動が可能、「視点選択メニュー」にはサムネイル画像と登録した視点名も表示されるため、目的の部屋やシーンを迷わず選ぶことができる。
 
また、すでに搭載されていたハンドコントローラーで示した足跡マーカーの位置に移動する機能も、トリガーの操作だけでできるように改良した。
 
これらの機能によりVR体験者は自身の操作で空間内を自在に移動しやすくなり、また、熟練のオペレータでなくてもスムーズなVRプレゼンテーションが行えるようになる。
 
 
■問い合わせ先
メガソフト株式会社
https://www.megasoft.co.jp/



グラフィソフトジャパン「Archicad 26」日本語版をリリース

2022年10月12日 分類: CAD、BIM・CIM

グラフィソフトジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長トロム ペーテル)は、BIMソフトウェアソリューションの最新版である「Archicad 26」日本語版をリリースした。
同時にサポートサービス「Graphisoft Forward」のForwardツールおよびテクノロジープレビューをアップデートし、トータルソリューションのさらなる強化を図る。
archicad26
 
 

■「Graphisoft Archicad 26」の主な新機能
・新しい属性管理
レイヤーや材質等の属性情報をフォルダ階層で管理することができ、設計者や管理者は属性をより簡単かつ直
感的に管理することができるようになった。
 
・強化された開口ツール
開口部に対して材質の上書き表現が可能になり、一覧表で表示できるパラメータが増えました。これにより開口部の形状をより適切に表現することができる。
 
・高速なプロジェクトナビゲーション
該当する図面を探すためにスクロールやクリックを繰り返す必要がなくなった。
新しくなったナビゲーションでは検索から素早く簡単に必要なアイテムを見つけることができる。
 
・数百の新しい材質
[Cineware]と[Redshift]2つのエンジンを搭載することにより、あらゆる規模のクリエイターや実務をサポートする。数百におよぶ材質カタログを刷新することで、よりリアルで魅力的なレンダリングが可能となった。
 
・BIMxの陰影表現
建築のプレゼンテーションでは、リアルなビジュアルがますます重要となっている。今回の新しい機能では影の表現が可能となった。
 
・BIMcloud in BIMx
BIMcloudを使用している関係者間でBIMxをブラウザで確認することが可能。これによりプロジェクトの情報をより簡単に関係者間で共有することができる。
 
・全てのプロジェクトファイルを共有
BIMcloudはArchicadやBIMxだけでなくあらゆるファイルをプロジェクト関係者で共有することができるプラットフォームとなった。アクセス制限などによるセキュリティも十分備えているため、安心してファイルを共有することができる。

 
 
■問い合わせ先
グラフィソフトジャパン株式会社
https://graphisoft.com/jp



ライブストリーミング サービス 「RICOH Remote Field」

2022年9月13日 分類: 建設共通

スマートフォンやウェアラブルカメラを使った高画質かつ安定した接続品質に加えて,360°カメラとの組み合わせで現場の情報をリアルタイムに共有できる双方向のライブストリーミングサービス。
 
「RICOH Smart Integration プラットフォーム」を活用し,最大で4K(3840×1920)画質までの双方向配信に対応。
建築・建設土木業では,遠隔臨場や安全パトロール等での使用が想定される。
 

■問い合わせ先
株式会社リコー

https://jp.ricoh.com/



国土交通省電子納品に対応「電子納品ソフト Calssist Ver.19」「工事写真管理ソフト Calstudio Ver.18」

2022年9月1日 分類: 建設共通

株式会社システムイン国際(所在地:広島県三原市、代表取締役:水馬 久司)は、「電子納品ソフト Calssist(キャルシスト)Ver.19」「工事写真管理ソフト Calstudio(キャルスタジオ) Ver.18」の販売を2022年8月25日(木)より開始した。
 

 

これら新バージョンは、国土交通省、国土交通省港湾局、国土交通省官庁営繕部の新しい電子納品要領・ガイドラインに対応している。

 
■「電子納品ソフト Calssist Ver.19」で対応した要領・ガイドライン
[国土交通省]
・工事完成図書の電子納品等要領 令和4年3月
・工事完成図書の電子納品等要領 電気通信設備編 令和4年3月
・工事完成図書の電子納品等要領 機械設備工事編 令和4年3月
・土木設計業務等の電子納品要領 令和4年3月
・電子納品等運用ガイドライン[土木工事編]令和4年3月
・電子納品等運用ガイドライン[電気通信設備工事編]令和4年3月
・電子納品等運用ガイドライン 機械設備工事編[工事]令和4年3月
・電子納品運用ガイドライン[業務編]令和4年3月
 
[国土交通省 港湾局]
・地方整備局(港湾空港関係)の事業における電子納品運用ガイドライン[業務編]令和4年3月
・地方整備局(港湾空港関係)の事業における電子納品等運用ガイドライン[工事編]令和4年3月
・地方整備局(港湾空港関係)の事業における電子納品等運用ガイドライン[資料編]令和4年3月
 
[国土交通省 官庁営繕部]
・官庁営繕事業に係る電子納品運用ガイドライン[営繕工事編]令和4年
・官庁営繕事業に係る電子納品運用ガイドライン[営繕業務編]令和4年
 
■「電子納品ソフト Calssist Ver.19」の特長
・便利な「PDF作成支援ツール」を標準搭載
・デジタル工事写真の信憑性確認(改ざん検知機能)
・電子小黒板情報の取り込み機能
・多くの要領・ガイドラインに対応
・「設計業務」「調査業務」「測量」「地質」も標準対応
・エクセル感覚、表形式の入力画面で効率的
・ドラッグ&ドロップで一括登録
・図面ファイル情報入力支援
・他社ソフトで出力したXMLの取込と修正
・保守期間中は無料でバージョンアップできるので、新OSや新要領への対応も安心
・1年間のフリーダイヤル、e-mail、遠隔支援サービス等のサポートサービス付き
 
■「工事写真管理ソフト Calstudio Ver.18」の追加機能
・電子小黒板アプリ「工事黒板」と連携する「黒板デザイン機能」搭載(予定)
 
■「工事写真管理ソフト Calstudio Ver.18」の特長
・デジタル工事写真の信憑性確認(改ざん検知機能)
・電子小黒板連携による自動振り分け機能
・エクセル感覚、表形式の入力画面で効率的
・ダイジェスト版作成機能
・レイアウト自由な印刷機能
・黒板画像の自動検索
・複数人で分担整理したアルバムデータをひとつに結合
・写真のみの電子納品成果物作成も可能
・保守期間中は無料でバージョンアップ
・1年間のフリーダイヤル、e-mail、遠隔支援サービス等のサポートサービス付き
 
 
■標準価格(税込)
電子納品ソフト Calssist Ver.19 61,600円~
工事写真管理ソフト Calstudio Ver.18 50,600円~
※保守期間中は無料でバージョンアップできる。
 
■問い合わせ先
株式会社システムイン国際
https://www.system-inn-kokusai.jp/



改正労基法・インボイス制度へ対応「どっと原価NEO」と「ManageOZO3」がクラウド連携を開始

2022年8月24日 分類: 建設共通

株式会社建設ドットウェブ(本社:石川県金沢市、代表取締役:三國 浩明)が開発・販売する個別原価管理システム「どっと原価NEO」は、株式会社ITCS(本社:名古屋市、代表取締役:深見 和久)が提供する業務アプリプラットフォームManageOZO3の勤怠管理アプリ「OZO3勤怠」「OZO3工数」との連携を開始する。
ビッグローブ株式会社が提供するクラウド環境にて、原価管理と勤怠管理・工数管理を同時に実現することが可能になる。
 

 
■背景
昨今の建設業界において、人材不足や原料価格の高騰は大きな課題である。
2024年には36協定の残業の上限規制への対応が求められ、利益を生み出すための労務費の把握が必須となる。
また、2023年10月より導入されるインボイス制度への対応も迫られている。
これから業務をシステム化する上で、改正労働基準法に対応した工数管理や、インボイスに対応した原価管理が重要である。
これらに対応するため、今回どっと原価NEOとManageOZO3が連携する。
 
「どっと原価NEO」は、インボイス制度をはじめ法改正へ対応しながら「工事に要する原価と利益の可視化(どんぶり勘定からの脱却)」を実現してきた。
働き方改革をサポートするOZO3勤怠およびOZO3工数との連携により、「工事に要する人手と日数」を労務として取り込めるようになり、建設業における人的原価も一元的に管理できるようになる。
またビッグローブのクラウド環境にて連携するため、時間・場所を問わず利用可能である。
 
■連携記念セミナー
本連携の詳細と、原価管理および工数管理のクラウド化について、どっと原価NEOの開発元 建設ドットウェブとManageOZO3の開発元 ITCSが紹介するオンラインセミナーを開催する。
セミナーでは、改正労働基準法およびインボイス制度への対応についても解説予定。
 
開催日時:2022年9月13日(火)13:30~14:30
費用:無料
詳細:https://kendweb-seminar-220913.studio.site
 
 
■問い合わせ先
株式会社建設ドットウェブ
https://www.kendweb.net/



ICT施工関連機能を強化した3D点群処理システムの最新版「TREND-POINT Ver. 10」

 分類: CAD、BIM・CIM

福井コンピュータ株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役:杉田 直)では、ICT施工関連機能を強化した3D点群処理システムの最新版「TREND-POINT Ver.10」を2022年9月20日にリリースする。
 
TREND-POINT Ver.10
 
■背景
国土交通省では、公共工事の「ICTの全面的な活用」の実施に向け、令和4年度より小規模工事や構造物工に対するICT施工の基準・要領を整備し、中小規模の事業者にICT施工を普及・拡大させる取り組みを開始している。
また、中小規模の事業者でも比較的導入しやすい、スマートフォンなどの安価な計測機器の活用による出来形計測の普及が見込まれることから、これに関連する基準・要領の整備も進められている。
このような状況から、今回リリースする最新版では、特に中小規模事業者におけるICT施工の普及・拡大を後押しできるよう、ICT小規模施工やICT構造物工に活用できる機能強化を図っている。
また、既存ユーザーが活用の幅を広げられる新機能を多数追加し、3D点群活用によるさらなる生産性向上を支援していく。
 

■TREND-POINT Ver.10の概要
・i-Construction のさらなる普及促進による生産性向上支援
令和4年度要領案改訂への対応。
多点計測における出来形算出支援機能の対応。
 
・ベクトル差分解析(オプション)の機能強化
出来ばえ評価への対応をさらに強化。
体積算出、3次元的な密度確認などに対応。
 
・基本機能のブラッシュアップ
変換、編集、計測など多数の既存機能を強化。
 
■ i-Construction のさらなる普及促進による生産性向上支援
・土工における令和4年度要領改定への対応。
工種に小規模施工、軽量盛土工を追加した。
計測機器に地上写真測量、モバイル端末を追加した。
 
・多点計測における出来形算出支援機能の対応
従来の「スライスビュー」を「簡易断面ビュー」として大幅リニューアルを図った。さまざまな方向の断面抽出が効率的になり、
抽出した断面に対する編集機能も強化している。
補助点・補助線による求点算出で、出来形算出ガイドに沿った、より正確なデスクトップ計測を可能にする。
寸法線配置機能を追加し、CADライクなデスクトップ計測がしやすくなった。
 
■ベクトル差分解析(オプション)の機能強化
・ICT構造⼯(橋脚・橋台編)の出来ばえ評価への対応をはじめとした機能強化
3次元設計データの端部から5cmの区域における評価対象からの除外に対応した。
点群の密度確認(3D)機能を追加した。
評価部分の欠損の低減、ベクトル差分における体積算出、三角網分割機能など、機能強化を図っている。
 
■基本機能のブラッシュアップ
・位置合わせ(微調整)や座標値指定など、変換機能の強化
複数の点群の合成において、ノイズによるマッチング誤差をなくし、高精度な位置合わせが可能になった。
スキャンデータ毎のヘルマート変換に対応した。
 
・円錐選択や色調補正など、編集機能の強化
円錐状のエリア選択モードが追加され、樹木や信号標識などの選択がさらにしやすくなった。
天候の影響などで暗くなってしまった場合など、点群の色調補正が可能になった。
三角網では、傾き指定による作成や、個別の三角網の編集機能を強化した。
 
・その他、計測、断面機能の強化
面積や体積の算出機能を強化しており、iPhone LiDARなどによる、仮置きの土や、堆雪量の算出などへの活用を支援する。
横断抽出時の傾斜変化点+固定間隔の混合抽出など、断面関連の強化も行っている。
同社測量CAD「TREND-ONE/Mercury-ONE」の新オプション「河川定期縦横断」と連携対応した。
 
■リリース日
2022年9月20日(火)
 
■標準価格(税別)
標準セット︓120万円
 
 
■問い合わせ先
福井コンピュータ株式会社
https://const.fukuicompu.co.jp/



 


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