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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

スカイアクティブが建設DXアンケート結果を発表、最も生産性向上に寄与した建設ICTツールは「ドローン」

2023年1月19日 分類: その他

株式会社スカイマティクス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:渡邉 善太郎)は、2022年11月に全国の建設業に携わる1,093名に建設DXに関するアンケート調査を行った。
今回、建設ICTツールの導入状況、導入の成果や、普及に向けた課題などの状況をとりまとめ、調査結果の第1弾として発表した。
 
■調査概要
調査実施日:2022年11月21日~28日
回答者:インテージ法人パネル「建築・土木系 技術職種」およびインテージ一般モニターに登録されている全国計20,000人にスクリーニング調査を行い、勤務先が測量に携わる会社に勤務している会社役員・管理職・一般職であり、かつ「測量」「ICT機器・ソフトの選定」「管理職の業務」のいずれかに携わっている人を抽出。1,039人が回答した。
 
■主なポイント
1.建設ICTツールの導入状況
導入率が高いのは「3D CAD等」40.0%、「ドローン」38.4%。
ドローンで取得した地形データを3D CAD等で用いるケースが多いと想定される。
小規模企業で建設ICTツールの導入率が低い。
 
導入している建設ICTツール
 
 
2.生産性向上への寄与度が大きい建設ICTツール
最も生産性向上の寄与度が大きいのは「ドローン」23.2%、次いで「3D CAD等」20.9%。
ドローンで取得した地形データを3D CAD等で活用することで生産性を向上させたケースが多いと考えられる。
 
生産性向上に寄与したと考える建設ICTツール
 
 
3.建設ICTツール導入の成果
「工数削減」が41.2%、「コスト削減」26.1%という費用に関する成果の他に、「情報共有」が33.2%、「安全性向上」25.8%など、数字だけでは得られにくい効果も実感されている。
 
建設ICTツールを活用してどのような成果が生まれましたか
 
 
4.建設ICTツール普及に必要な業界の取り組み、「使いこなせるまでサポート」や「事例共有」
情報システム部や担当者など支援体制がある割合は、大規模企業は79.6%、小規模企業は17.8%。
導入支援体制がないことが、小規模企業の建設ICTツール普及のネックになっていると考えられる。
 
業界をあげてどのような取り組みが必要だと思いますか
 
 
5.2023年からBIM/CIMに「対応できる」割合
「対応できる」と回答したのは全体で16.2%。大規模企業が30.1%、小規模企業は3.9%。
特に小規模企業の対応の遅れが目立っている。
 
2023年度からBIM/CIMに対応できると思いますか
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社スカイマティクス
https://skymatix.co.jp/



「電子納品ソフト Calssist Ver.19」が28の発注機関の営繕業務・営繕工事の電子納品に対応

2023年1月17日 分類: 建設共通

株式会社システムイン国際(所在地:広島県三原市、代表取締役社長:水馬 久司)は、「電子納品ソフト Calssist(キャルシスト)Ver.19」のアップデート版を2023年1月中旬より公開する。
アップデート版は、9つの発注機関の営繕業務・営繕工事電子納品ガイドライン等に追加対応。
 
電子納品ソフト Calssist Ver.19
 
 
■アップデート版で対応した営繕業務・営繕工事電子納品ガイドライン等
・首都高速道路株式会社 電子納品等運用マニュアル 2020年11月(2022年10月一部改訂)
・北海道建設部 営繕業務電子納品運用ガイドライン 平成23年4月(国土交通省 令和4年準拠)
・栃木県 営繕工事電子納品マニュアル(業務編) (工事編) 2020.4
・群馬県 CALS/EC 官庁営繕事業の電子納品ガイドライン資料編  令和4年4月
・東京都港湾局 CALS/EC電子納品運用ガイドライン 令和4年4月
・神奈川県県土整備局 電子納品運用ガイドライン<建築委託業務編> 令和4年10月
・愛知県 電子納品運用ガイドライン 令和2年3月(令和4年3月一部改訂)
・三重県 CALS電子納品運用マニュアル 令和4年7月
・京都府建設交通部 京都府電子納品ガイドライン(建築工事及び建築設計業務等) 平成25年7月(国交省令和4年準拠)
 
 
■製品概要
製品名:電子納品ソフト Calssist Ver.19
価格(税込):61,600円
URL:https://www.denshinohin.jp/
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社システムイン国際

https://www.system-inn-kokusai.jp/



国産BIM建築設計・施工支援システム「GLOOBE」の最新版、「点群アシスト」機能を新搭載

2023年1月10日 分類: CAD、BIM・CIM

福井コンピュータアーキテクト株式会社(本社︓福井県坂井市、代表取締役社長︓田辺竜太)では、BIM建築設計・施工支援システムGLOOBEにおいて、建築現場に役立つ機能を大幅に強化した「GLOOBE2023」を2023年3月8日(水)に発売する。
GLOOBE2023」では、これまでの「施工」「工程」「数量」における3次元モデルの活用に加え、「点群アシスト」機能を搭載して建築業務における点群データの活用を促進し、建築現場の“デジタルツイン”の実現と“生産性向上”に貢献する。
 
福井コンピュータアーキテクト株式会社
 
■最新版のポイント
・GLOOBE点群アシストーGLOOBEシリーズ共通オプション
3D点群+BIMモデルのシームレス連携とハイブリッド活用による建築現場のデジタルツインを実現
・GLOOBEArchitect―設計BIM
中大規模木造建築へのアプローチとして木造床伏図と軸組図を強化
・GLOOBEConstruction―施工BIM
躯体数量の「見える化」を実現
コンクリート、型枠、鉄筋数量の自動算出強化とモデル確認
 

■G-Styleフォーラム開催

GLOOBE2023リリースを記念して、下記イベントにおいて新バージョンを紹介する(オンライン開催)。
・主催︓福井コンピュータアーキテクト株式会社
・後援︓一般社団法人軽仮設リース業協会/日本ERI株式会社/一般社団法人日本建築士事務所協会連合会
詳細・申し込みは下記URLから
https://archi.fukuicompu.co.jp/event/detail.php?rec_id=15843
 
 
■問い合わせ先
福井コンピュータアーキテクト株式会社
https://archi.fukuicompu.co.jp/



天気アプリウェザーニュース for Business

2022年12月27日 分類: その他

累計3500万ダウンロードの天気アプリ「ウェザーニュース」をビジネス用に拡張した、SaaS型のサービス。
 
06ウェザーニューズ
 
アプリ上で法人専用ページやPUSH通知を追加し、それぞれの企業に合わせてカスタマイズした気象情報を提供する。
 
道路の舗装工事、ダム管理支援、ドローンの安全運航など、さまざまなニーズに対応するパッケージを用意。
強風・大雨など企業独自の閾値の設定も可能である。
 
 
■お問い合わせ
株式会社ウェザーニューズ
https://jp.weathernews.com/



土石流流木氾濫予測システム

 分類: 土木系

土石流による流木の氾濫範囲の予測精度向上と、効果的な流木対策施設計画の立案に寄与する流木氾濫予測システム。
 
05建築技術研究所
 
土砂と一体となって流下する流木は、堆積過程、分離過程、再移動過程等が十分に解明できておらず、流木の実態に則した適切な対策の立案が課題だった。
 
流木の氾濫・堆積状況のモデル化では、渓流で発生した土石流による土砂流出量と流木流出量は概ね比例することに着目し、流木・土砂の堆積と侵食過程を流木濃度で管理する流木解析モデルを開発。
流木解析モデルを用いて同条件で行った実験結果と比較した結果、開発した流木解析モデルは、流木の移動範囲や集積状況を量的な追跡が可能であることを明らかにした。
 
本技術の活用により、土石流に起因する土砂災害の防止・軽減を目指す。
 
 
■お問い合わせ
株式会社建設技術研究所
http://www.ctie.co.jp/



BIM/CIMコミュニケーションシステム「TREND-CORE」最新版

2022年12月20日 分類: CAD、BIM・CIM

福井コンピュータ株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役社⻑:杉⽥直)は、令和5年度からのBIM/CIM原則適⽤を⽀援する機能を新たに搭載した、BIM/CIMコミュニケーションシステム「TREND-CORE」の最新版Ver.9を2023年1⽉24⽇(⽕)にリリースする。
 
福井コンピュータ
 
今回リリースする最新版では、「階層化したオブジェクト分類」への対応を図るとともに、BIM/CIMにおいて納品が必須となっているIFCデータの⼊出⼒の改良を図り、3次元モデルデータの読込みと書込みにおいてさらなる⾼精度化を図っている。その他にも処理速度の⾼速化や既存機能のブラッシュアップを⾏う。
 
■TREND-COREVer.9の概要
●3次元モデル成果物作成要領(案)への対応
・オブジェクト階層化(ツリー表⽰)
・オブジェクト分類等の属性情報付与
●IFC読込み改良
・IFCクラス分類取り込み
・レイヤ情報取り込み
●その他機能
・境界⾯オブジェクト機能を追加
・「ダブル断⾯」の作成に対応
・3D部品を115点追加ほか
 
 
 
■問い合わせ先
福井コンピュータ株式会社
https://const.fukuicompu.co.jp/



土木積算システム「ATLUS」シリーズの最新版「ATLUS NEXT」をリリース

2022年12月2日 分類: 土木系

株式会社コンピュータシステム研究所(本社:宮城県仙台市、代表取締役:長尾 良幸)は、公共土木積算システム「ATLUS REAL Evo」の次世代版「ATLUS NEXT(アトラス ネクスト)」を発売した。
 
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■概要
「ATLUS NEXT」は、公共工事の積算精度と積算業務の生産性を高めるための土木積算システム。
さまざまな高精度の自動処理機能で積算の手間と作業時間を短縮し、最新・最適な単価・歩掛データにより、積算精度を向上。
全国各地域に配した地域密着型の専任サポート体制も特長。
 
■特長
・最大53倍の処理スピード向上
データベースや仕様、ロジック、画面設計等の変更や新技術の採用により、処理スピードの大幅な向上を実現。ストレスなく快適な作業で積算業務にかかる時間を短縮する。
 
・「ナレッジBOX」機能
「ナレッジBOX」は、積算に関するノウハウ・知識等の情報をクラウドへアップし共有することができる機能。
積算根拠や注意事項等を歩掛と紐付けて蓄積することでベテランが持つノウハウの継承、積算業務の標準化、ミスの防止等、ナレッジマネジメントを実現する。
 
 
■問い合わせ先
株式会社コンピュータシステム研究所
https://www.cstnet.co.jp/



3次元点群データ処理システム「スキャン・エックス」に「3Dメッシュ生成」(ベータ版)機能追加

 分類: 建設共通

ローカスブルー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:宮谷 聡)は、2022年12月02日(金)よりスキャン・エックスに新機能「3Dメッシュ生成」(ベータ版)を公開する。
 
3Dメッシュ生成
 
■機能の特長
・点群データからメッシュモデルを自動生成
レーザースキャナー(LiDAR)などにより取得した3次元点群データから、メッシュ生成ボタンを押すだけで、メッシュモデルを自動生成。
パラメータの詳細設定や、クラスごとに異なるパラメータ設定で、最適なメッシュモデルを生成。
対象でない分類情報を持つ点群を除いた上でメッシュ生成をすることも可能。
 
・さまざまなファイルフォーマットに対応
glb、gltf、obj、off、ply、stlのファイルフォーマットにて出力可能。
 
・クライアントへのプレゼンテーション、周辺住民説明の資料の一環など幅広く活用可能。
 
 
■問い合わせ先
ローカスブルー株式会社
https://scanx.jp/



地下埋設物三次元モデル作成システム

2022年11月29日 分類:

無電柱化や道路設計において課題となっている、既設地下埋設物の再現の効率化と精度確保を実現するシステム。
 
無電柱化は、災害の防止等の観点から重要な施策として位置付けられているが、無電柱化の整備手法である電線地中化の設計では、既設の埋設物を正しく把握し図面に復元することや、占用企業者との調整に時間を要することが課題となっている。
また、埋設物位置が図面や台帳などの情報と異なっていた場合、設計どおりに施工できないことによる設計変更等の手戻り、埋設物の損傷事故発生なども問題となっていた。
 
これらを踏まえ開発された本システムでは、同社の保有するBIM/CIM技術を応用し、管理台帳から効率的に地下埋設物3次元モデルを作成。
道路専用CADへのアドオンソフトとして地下埋設物を3次元モデル化でき、従来の手作業による手法に比べて再現作業時間の削減による効率化、および再現精度向上など品質面での効果が確認されている。
 
本システムを設計現場に導入し運用することによって、フロントローディングなどにおいて生産性向上が図られるとともに、設計業務の検討および成果作成などにおいてより質の高いサービスを提供することが可能となる。
 



■問い合わせ先
株式会社建設技術研究所

http://www.ctie.co.jp/



セーフィー、全てのクラウドカメラの位置情報を管理画面の地図上に設定可能に

2022年11月24日 分類: ハードウエア

セーフィー株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役社長CEO:佐渡島隆平)は、「Safie PRO(セーフィー プロ)」プラン対応カメラ、「Safie GO(セーフィー ゴー)」シリーズにて、位置情報設定機能を追加した。
 
セーフィー
 
■概要
今回の機能追加により、2022年11月現在、提供している全てのクラウドカメラの管理画面の地図上に位置情報を設定できるようになり、映像データと位置情報を紐づけた管理で、さらなる迅速な意思決定や作業の安全性向上に寄与する。
 
■位置情報設定機能の特長
・管理画面の地図上にて、クリック&ドラックでカメラの位置を設定可能
・カメラの向きの簡単設定が可能
・管理画面の地図上にあるカメラアイコンクリックでリアルタイムの映像と録画映像の閲覧が可能
・各カメラの映像データと位置情報は複数のユーザーと共有が可能
 
 
■問い合わせ先
セーフィー株式会社
https://safie.co.jp/



 


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