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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

建設用語辞書を搭載した法人向け製品「建設mazec」のAndroid版を提供開始

2024年8月5日 分類: 建設共通

株式会社MetaMoJi(本社:東京都港区、代表取締役社長:浮川 和宣)は、手書き入力方式「mazec」に建設用語辞書を搭載した「建設mazec」のAndroidデバイス対応版を発売した。

■概要
建設現場におけるAndroidタブレットやスマートフォンによる手書き入力の要望に応えて、iOS版およびWindows版に続いて、今回Android OS対応の「建設mazec」を開発したもの。
「建設mazec」では、建材名、工法名などの建設用語に対応した辞書を搭載することにより、専門的な建設用語も簡単に手書き入力することができる。
 
■主な特長
・難しい建設用語が書けなくても交ぜ書き変換で漢字入力ができる。
・長い建設用語も推測変換で簡単に入力ができる。
・約4万語を収録し、各建設分野を網羅している。
 
 
 

■問い合わせ先
株式会社MetaMoJi
http://metamoji.com



テラドローン、ほ場整備設計ソフト「Terra Insights Planner」を発売

 分類: 土木系

Terra Drone株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹)は、平面の設計図と3Dモデルが連動できるほ場整備設計ソフト「Terra Insights Planner」を発売した。

■概要
Terra Insights Planner」は、平面の設計図と3Dモデルの連動で設計した物を視覚的に確認できるほ場整備設計ソフトである。
設計者はアイデアを3Dモデルとしてリアルタイムに表示し、詳細なフィードバックを得ることができる。
 
■特長

  1. 平面の設計図と3Dモデルの連動
    平面の設計図上のポイントを動かすと、3Dモデルがそれに合わせて自動的に対応して形を変える。
    このとき、ポイントの中心には角度が表示され、形が変化するとその角度もリアルタイムで更新される。
  2. 障害物との距離確認
    障害物のモデルを作成すると、その障害物と配管経路との距離が表記される。
    平面の設計図には平面上の距離と立体的に測った最短距離が表示され、地形データを使わずに障害物だけを確認することが可能。
  3. パラメータの設定とデータベースの作成
    設計図にパラメータを入力することで、3Dモデルを簡単に作成できる。
    また、部品のデータベースはCSVファイルで管理されており、必要に応じて簡単に部品を追加することができる。
  4. 各種図面作成
    作成した3Dモデルの属性情報を利用して数量表や管轄図、横断図清書などを作成できる。

 
 
 
■問い合わせ先
Terra Drone株式会社
https://www.terra-drone.net/



施工管理業務の飛躍的な効率化を実現する情報収集WEBカメラシステムを開発

 分類: 建設共通

大成建設株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:相川 善郎)は、「生産プロセスのDX」の一環として、株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長:玉川 憲)と共同で、建設現場内に設置した数十台から数百台の高性能Wi-Fiカメラの映像情報を活用して、工事計画の進捗や安全・品質等の管理を遠隔から行い、施工管理業務の飛躍的な効率化を図ることができるWEBカメラシステム(愛称BuildEYE:ビルドアイ)を開発した。

■概要
本システムの実用化は、ソラコムのクラウド型カメラサービス「ソラカメ」と大成建設のデジタル情報標準基盤「T-BasisX」との連携を可能にするユーザーインターフェースの独自開発によって実現したもので、生産プロセスのDXに向けた建設現場情報収集システム「T-SearchX」の主力ツールとなるものである。
 
■特長

  1. 建設現場への導入・運用コストを削減しつつ、映像情報により施工管理を効率化
    「T-BasisX」による広範囲で安定したメッシュWi-Fi環境と、「ソラカメ」の既存サービスを活用することで、カメラの管理やライブ映像視聴、クラウド録画といったWEBカメラシステムの開発・運用にかかるコスト、期間を低減した。これにより多くのカメラを建設現場のニーズに対応した形でリーズナブルに導入・運用し、現場内の隅々まで映像情報を活用した施工管理を行うことができ、施工管理業務の飛躍的な効率化が可能となった。
  2. 独自UIの開発により多数のカメラの一括運用と施工管理への活用を実現
    「ソラカメ」に標準搭載されたアプリケーション同士を連携させる機能に着目し、大成建設の既存システムとの連携を可能にするUIを独自開発することで、建設現場に設置されたあらゆるカメラの映像情報を施工管理に活用できるようにした。
    これにより、BuildEYE:ビルドアイの管理画面にアクセスしてプロジェクトごとに個別カメラの映像や多数のカメラ情報の閲覧・管理を遠隔から一括して効率よく行うことが可能となった。
  3. 多種多様な機能を搭載し、現場状況の変化にも柔軟に対応可能
    独自開発のUIにより、遠隔からカメラの動きを制御することができ、設置場所全体を見渡すことも可能。
    また、長期間の録画映像保存、建設現場での使い勝手を考慮した検索機能、音・動的検知機能などを標準装備しており、建設現場管理に必要な多種多様の機能を有している。
    さらに、複数の現場での利用を想定し、本社や支店、現場管理者、各フロア施工管理担当者等、ユーザーの役割、ニーズに応じて対象カメラの切り替えなどの膨大な映像情報を簡便に管理できるようにしている。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社ソラコム
https://soracom.jp



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