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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

アルカリ土壌用植生マット工法「リトマスマットブルー」

2023年4月28日 分類: 土木資材・工法

アルカリ土壌に対して、中和剤と微生物資材を装着した植生マットを用いることより緑化品質を確保する技術。
従来の植生基材吹付工と比べて工程が短縮でき、経済性も向上する。
植生の成立が困難な法面の緑化工事への適用が可能である。
 
■主な特長
①中和速度が緩やかなリン酸塩の効果により植物の個体数が増し、法面は多数の植物で覆われる。
 
②微生物資材には共生菌である放線菌を多く含み、菌糸を土壌中に広く伸ばし水分や養分の吸収を補助。
緑化植物の成長量が増すため、環境が向上する。
 
③植生マットを張り付けるだけで施工でき、従来技術に比べ工程を50%短縮できる。
 
④現場で空気圧縮機や発電機等の専用機械を使用せず、専門技能員が不要のためコストを25%縮減できる。
また、騒音や粉塵も発生しないため、現場でのCO2の排出がなく環境にやさしい。
 
⑤植生マットの使用により、現場での管理項目を従来技術の8項目から3項目に削減可能。
また降雨強度100mm/hでも、従来に比べて侵食防止品質が13倍向上する。
NETIS番号:TH-220007-A。
 
02日本植生A

施工直後(上)と施工9か月後(下)


 
 
 
■問い合わせ先
日本植生株式会社

https://www.nihon-shokusei.co.jp/



メタルアンダーカットアンカー

2023年3月30日 分類: 土木資材・工法

『メタルアンダーカットアンカー』はセルフアンダーカット方式の拡底式あと施工アンカーで、2020年に発売開始した製品。
アンカー自体で孔壁を円錐状に形成しながら拡底するため少ない作業工程で精確な拡底形成ができ、またアンカー本体と専用マシンホルダーで作業工程ごとの完了が目視で確認可能である。
さらに付帯設備の撤去・更新時に不要になったアンカーは専用のツールを用いて簡単に抜き取ることができ、これにより長期的な信頼性や更新を必要とされる下束や点検路・電気設備などへの使用に適している。
 

02サンコーテクノA
メタルアンダーカットアンカー
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また、同製品に対しての「トンネル内の高所での軽量設備や長い穿孔深さが確保できない箇所にも金属拡底式を使用したい」というユーザーの声に応え、『メタルアンダーカットアンカー スマートタイプ』が開発された。
従来製品と比べて埋込み長さも短く、小型のハンマードリルで施工することにより、アンカー自体が孔壁を削りながら拡底を行うため上向きでも素早い施工が可能となる。
 
 
 
■問い合わせ先
サンコーテクノ株式会社

https://sanko-techno.co.jp/



奥村式RC有孔梁鋼板補強工法

2023年3月22日 分類: 土木資材・工法

RC造建築物の設備改修を伴う耐震改修工事の合理化を目的として、既存RC梁のせん断耐力を低下させずに新たに開孔を設けることを可能にした工法。
 
奥村組
 
既存RC梁に新たに設けた開孔の周囲をアンカーボルトならびにエポキシ樹脂で鋼板を固定して補強することで、開孔を設ける前のRC梁と同等以上のせん断耐力を確保。
耐震改修工事における設備配管ルートの確保に寄与する。
 
 
 
■お問い合わせ
株式会社奥村組

https://www.okumuragumi.co.jp/



H形鋼橋梁 GHB®

2023年1月5日 分類: 土木資材・工法

主に支間長10~25mの、中小橋梁への架け替えニーズに対応した製品。
 
03ジェコス
 
主桁と横桁に大型圧延H形鋼を採用したシンプルな構造で、一般的なPC橋と比べ上部工の死荷重を軽減できるため、既設下部工への負担を減らし、耐震性上有利となる。
設計面では標準化を図り、迅速な設計への対応や工期・費用の縮減が可能。また耐腐食性・耐疲労性・点検作業性の向上に配慮した構造詳細も提案する。
 
 
■お問い合わせ
ジェコス株式会社

https://www.gecoss.co.jp/



熊谷式アースドリル工法掘削抵抗測定技術

 分類: 土木資材・工法

雄正工業株式会社と共同で開発された技術。
 
01熊谷組A_掘削時のデータ計測概要 01熊谷組B_掘削抵抗値とN値との比較
 
アースドリル工法による場所打ちコンクリート杭の施工において、軸部掘削時における掘削データ(掘削深度、回転トルク、回転数)を計測し、それらの計測データから算出した掘削抵抗値として定義した値を、建物計画時に調査した標準貫入試験で得られたN値との比較を定量的に行うことで、支持層確認の信頼性向上を図る技術である。
 
従来実施している直接掘削した土砂から採取した試料と、地盤調査のサンプル試料とを目視で比較して判定する管理方法に加え、本技術を採用することにより支持層確認の一助とすることを目的としている。
 
現在、本技術を実現場の施工時に施工管理者がパソコンを携帯し、リアルタイムでの画面確認により掘削土砂の目視確認と併用して行えるシステムを開発中。
 
今後、同一敷地内の支持層に傾斜・不陸が予想される地盤などで本技術を採用することにより、場所打ちコンクリート杭の施工品質向上を目指していく。
 
一般財団法人 日本建築センター 建設技術審査証明(建築技術)取得
特許申請中
 
 
■お問い合わせ
株式会社熊谷組

https://www.kumagaigumi.co.jp/



大型植生土のう「グリーンスクラム

2022年11月29日 分類: 土木資材・工法

大型土のうの側面に種子・肥料を装着し、植生機能をプラスした製品。
植物の生育により土のうの劣化を防ぎ、景観保全と防災対策を両立することができる。
 
柔軟性のある大きめの目合いで早期緑化を促進しつつ、中の土砂はこぼれない構造。
また土のうの天面への植生シートの設置により、天面部の緑化もできる。
標準入数は4枚だが1枚からの販売も可能で、ロス削減につながり経済的。
 



■問い合わせ先
ロンタイ株式会社

https://www.rontai.co.jp/



植生シート「ロンケット ツナグリーン」

 分類: 土木資材・工法

侵食防止効果、断熱性・保水性、保温効果、環境保全など優れた特性を持つワラに、強風によるワラの飛散を防止するポリスチレンネットを装着した盛土用の植生シート(肥料袋なし)。
ミシン縫製することにより切断時等のロスも軽減されており、高スペックな市場単価製品となっている。
 
【製品の特長】
1.高い施工性:両端および全面を縫製することで施工時の飛散を防止し、製品を切断してもワラが外れず、ロスを軽減できる。ワラの効果はそのままに、従来のワラ付き製品と比べ施工性・機能性が大幅に向上している。
2.ネット装着により密着度が向上:縫製で固定したワラの上にプラスチック1重ネットを装着。強風によるワラの飛散防止、法面への密着度向上に効果を発揮する。



■問い合わせ先
ロンタイ株式会社

https://www.rontai.co.jp/



舗装材「パークコートストーン」に「洗い出し工法」を追加

2022年11月24日 分類: 土木資材・工法

株式会社エービーシー商会(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:東川 茂樹)は、天然石+難黄変ウレタン樹脂系舗装材「パークコートストーン」に、新たな「洗い出し工法」を追加した。
 
洗い出し工法
 
■概要
「パークコートストーン」は、天然石をウレタン樹脂で強固に接着した舗装材。
新たに追加した「洗い出し工法」は、土間コンクリートの上に天然石を用いた樹脂モルタルを施工し完全硬化した後、目詰め材をコテで塗り伸ばす。
その後、目詰め材が半硬化したタイミングでポリッシャーを用いて天然石表面を露出させる。
一般的な「洗い出し工法」と異なり、人力による水洗いが必要ない。
施工を機械化することにより、職人への肉体的負担が軽減。
さらに施工中の廃水を最小限に留めることが可能なため、環境にもやさしい工法である。
仕上がりは、既存の「モルタル工法」に比べ、伝統的な和の趣があり、日本建築や公園、遊歩道のほか、商業施設の屋内・外にも適している。
 
 
■問い合わせ先
株式会社エービーシー商会
https://www.abc-t.co.jp/



高耐力GRPロックボルト

2022年10月26日 分類: 土木資材・工法

大断面の山岳トンネルで使用する、GRP(Glassfiber ReinforcedPlastic:ガラス繊維強化プラスチック)製の高耐力ロックボルト。
酸性土壌においてもロックボルト本体の腐食の恐れがないため、鋼製の製品に比べ耐久性が向上し、品質の向上が図れる。
また、重量が約40%軽減となり取り扱いが容易になったため、施工性が向上する。
 
NETIS登録番号KT-220100-A。
 

■問い合わせ先
株式会社カテックス

http://katecs.jp/



輝度調整による省電力機能を 備えた保安灯

 分類: 土木資材・工法

電池残量をモニターして輝度調整することで、省電力化を行う保安灯。
輝度調整が可能となったことにより、6~10%程度長く点灯できるため、製品品質の向上、視認時間延長による安全性向上が期待できる。
道路整備工事、道路改良工事、交通安全施設設置工事、河川工事等、交通規制が伴う工事等での適用が可能である。
 

■問い合わせ先
株式会社アスコ

https://ascoosk.co.jp/



 


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