建設ITガイド

トップ >> 新製品ニュース >> 土木資材・工法 新製品ニュース

土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

地盤改良材「サスティンGeo」

2024年1月19日 分類: 土木資材・工法

セメントを使用せず、産業副産物などを利用した地盤改良材。
 
従来の地盤改良に使用されるセメント系固化材と比べ、地盤改良時のCO2排出量や六価クロムの溶出量を低減できる。
 

■特長
①CO2排出量を低減
従来材料と比較し、材料由来のCO2排出量を低減することができる。
粘性土を対象とした実証試験では、従来材料と同程度の添加量で必要強度を満たし、CO2排出量は約5割低減となった。

②六価クロムの溶出を抑制
本製品を固化剤として用いた場合、溶出量は現行の土壌環境基準値(0.05㎎/L)以下になることを実証実験において確認している。
 
 
■問い合わせ先
三井住友建設株式会社
https://www.smcon.co.jp/



アルミニウム合金製波返し」Surfinal(サーフィナル)」

 分類: 土木資材・工法

既設護岸の越波対策に使用する、アルミニウム合金製の波返し製品。
 

従来は護岸の嵩上げコンクリートで対応していたが、本製品では型枠組立・解体やコンクリート打設・養生が不要となり工程の短縮ができる。
 
護岸前面に設置する製品のため眺望を維持したまま改修でき、周辺環境への影響が抑制される。
NETIS登録番号 KT-230190-A
 
 
■問い合わせ先
日軽エンジニアリング株式会社
https://sne.co.jp/



ポリマーセメント系無収縮グラウト材「プレユーロックスDXP」

 分類: 土木資材・工法

 無収縮モルタルとポリマーセメントの性能を併せ持つ、コンクリート構造物の断面修復用グラウト材。
現場で所定水量と練り混ぜるのみでポリマーセメント系無収縮グラウトが得られるプレミックスタイプ。

製品写真
製品写真
施工写真
施工写真

 
■特長
① 材料分離抵抗性に加え、優れた流動性を発揮するため、間隙をスムーズに充填することができる。
また、充填後にブリーディングが発生しないため、硬化後の空隙処理が不要。

② 低乾燥収縮性・遮塩性および凍結融解抵抗性に優れており、乾燥ひび割れ・塩分浸透および凍害の抑制ができ、品質の向上が図れる。

③ 粉じん低減材を配合し、練り混ぜ時の粉じんの発生が抑制でき作業環境の改善につながる。
 
NETIS登録番号 KK-230050-A
 
 
■問い合わせ先
太平洋マテリアル株式会社
https://www.taiheiyo-m.co.jp/



無機系固形凝集剤「ソリッドエースNCC」

2024年1月12日 分類: 土木資材・工法

汚濁水に対して、アルカリ剤付きの固形凝集剤を投入し沈降分離を行う技術。従来の無機系凝集剤ポリ塩化アルミニウムによる処理とは異なり、Mアルカリ度数に関わらず濁度を下げることができる。

網袋を直接濁水に投入して使用できるため、濁水処理設備は不要。また処理水のpH値調整作業の必要もないため、工程の短縮と施工性の向上が図れる。
 
 
 
■問い合わせ先
日本ソリッド株式会社
https://www.nihonsolid.co.jp/



着雪防止装置「NHルーフ」

 分類: 土木資材・工法

道路標識柱や道路情報板柱などの横梁上に設置し、降雪時に少ない着雪量での自然な落雪を促進するロケット型の装置。
 
道路管理者が高所作業車等を使用し人力で実施していた従来の着雪除去作業の負担を軽減するほか、集中豪雪により大きな塊となった着雪が、日中の気温上昇等で道路走行中の車両に落下することで起きる車両破損や事故の発生低減が期待される。
 
2028年6月末までに、門型標識柱25基への設置を目指している。
 

 
■製品の特長
① 太陽光熱を利用し、着雪が大きな塊になる前に「こまめな落雪」を促す素材と形状。
② 太陽光の熱を利用するため電源などは不要で、バンドで止めるだけで簡単に設置できる。
③ 道路標識柱の梁径φ101.6、φ114.3、φ139.8、φ216.3に対応可能。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社アークノハラ
https://arc-nohara.co.jp/



FSグリッド

 分類: 土木資材・工法

株式会社栗本鐵工所と共同で開発された、鉄筋コンクリート床版延命工法。
床版の下面に補強材を設置するアンダーデッキ工法のため、工事中でも車両が通行ができ、大規模で長期間にわたる交通規制をすることなく施工が可能。
渋滞の低減や工期短縮に貢献するほか、既存の床版を活用することで建設廃材も削減できる。

 
主部材はFRP製で、人力でも運搬できる軽さも特長である。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社IHIインフラ建設
https://www.ihi.co.jp/iik/



グースアスファルト舗装簡易補修工法「マイルドグース」

2023年11月30日 分類: 土木資材・工法

鋼床版橋面舗装の基層部(グースアスファルト舗装)を小規模補修する技術。
現場混合したスラリー状常温特殊混合物を、単粒度砕石の間隙に流し込み補修する。
 

前田道路株式会社

1セット(約0.5㎡)単位で材料調達ができるため、省資源・省エネルギーを実現。
また、養生時間が従来と比較し2時間程度短縮される。
 
NETIS登録番号 KT-230141-A・KT-230141-A
 
 
■問い合わせ先
前田道路株式会社
https://ssl.maedaroad.co.jp/



吹付法枠用ボイド管固定金具「センターキーパー」

2023年10月30日 分類: 土木資材・工法

ロックボルト併用法枠工の箱抜きに使用するボイド管を、ワンタッチで中心に固定する金具。

1_伊勢安ワイヤクリエイテックA_従来技術・本技術
従来技術         本技術

従来は番線や結束線で固定していたが、設置後簡単に動いてしまうため位置修正が必要であった。
本技術の活用で、誰でも簡単に正確な位置へ取付可能となった。
また、危険な急斜面での法面作業において、設置時間を短縮することができ安全性の向上も図れる。
NETIS登録番号CB-230014-A
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社伊勢安ワイヤクリエイテック
http://www.iseyasu.co.jp/



コンクリート表面養生剤「レジキュアL」

2023年9月28日 分類: 土木資材・工法

NETIS登録番号KT-230091-A

アスファルト防水プライマーを施工時に被膜除去が不要なコンクリート表面養生剤。
養生剤成分をパラフィン系からアクリル系に変更したことで,養生剤の除去工程を削減でき,工程の短縮と経済性の向上が図れる。
本製品を散布することにより,コンクリート表面にアクリル系の樹脂被膜を形成し,コンクリートの初期材齢における表面からの急激な水分の蒸発を抑え,ひび割れの発生を抑制できる。
 
【適用箇所】
・橋梁上部工工事(コンクリート部材)
・コンクリート打設スラブ工事
・暑中コンクリート打設工事

 
 
 
■問い合わせ先
信越産業株式会社
https://www.shin-etsu.co.jp/



吊荷ロープ介錯装置「EGガイド」

 分類: 土木資材・工法

NETIS登録番号KK-230025-A

介錯ロープの張力を保持して吊荷の荷振れを抑制するロープ繰出し装置。
従来の人力操作から張力保持装置に変えたことにより,高い制動能力で重量吊荷の姿勢保持が可能となり,安全性の向上や作業者の身体的負担,転倒やつまずき等の災害リスクがなくなり施工性の向上を図ることができる。
 
【特に効果の高い適用範囲】
・既設構造物や第三者等と近接し,荷振れの発生が危険な場所での架設工
・吊荷の重量が大きく,人力のロープ介錯が困難な架設工
・広くて安全な足場がなく,作業者が吊荷を見ながら移動すると危険な場所での架設工

 
 
 
■問い合わせ先
川田工業株式会社
https://www.kawada.co.jp/



 


  掲載をご希望の方へ


  土木・建築資材・工法カタログ請求サイト

  けんせつPlaza

  積算資料ポケット版WEB

  BookけんせつPlaza

  建設マネジメント技術

  一般財団法人 経済調査会