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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

ハーネスアラート

2024年12月24日 分類: 共通資材・工法

高所作業での墜落・転落事故のリスクを低減する、フックかけ忘れの注意喚起装置。
 
磁界と電波(RFID)の技術を応用して判断を行い、フックを未使用の場合には、付属のスピーカー等から警告する。
市販の安全帯に後付けが可能で、現場環境に合わせた設定ができるように、3種類のエリア設定機がラインアップされている。
 
【ラインアップ】
①スポット型
1台で簡易にエリア設定が可能。
機器の中心から360°でエリアを形成し、半径2~7mの範囲で設定ができる。
②ロープ型
ロープを足場の単管等に這わせて使用する。
最大40mの横長な範囲でエリア形成が可能。
③ワイド型
広範囲へのエリア設定が可能な機種。
高所現場の入口にONエリア設定機を設置し、通過した先を高所エリアとみなす。
NETIS番号:QS-240022-A

 
 

■問い合わせ先

吉川工業株式会社
https://www.ykc.co.jp/



バイオトイレ「備蓄用仮設公衆トイレ4W43CT型」

2024年11月28日 分類: 共通資材・工法

水の代わりにオガクズを使用するバイオトイレ「Bio-Lux」が内蔵された、備蓄用仮設公衆トイレ。
災害が発生した際に避難所となる学校、公園、道の駅などへ公衆トイレとして設置することで、避難所におけるトイレ問題の改善を図ることができる。
女性目線で開発されており、室内には鏡や手洗い、小物置台、警報ベル等が設置されている。
ラインアップは、コンテナタイプと鉄骨タイプの2種類。
 
■製品の特長
①水を使用せずに普通のオガクズを使用する。
②特別な菌は不要で、使用後のオガクズは有機肥料として再利用可能。
③し尿やトイレットペーパーはオガクズ中で消滅するため、汲み取りが不要。
④各トイレ1日100回使用可能で、オガクズの交換は1年に3回程度。
⑤トイレ室内は無臭である。
 
■製品概要
・コンテナタイプ寸法:W7800×D2060×H2350㎜ 重さ約4200㎏
・鉄骨タイプ寸法:W7870×D2100×H2435㎜ 重さ約4950㎏

正和電工1
製品写真(コンテナタイプ)

両サイドに8か国語表記

 
 
■問い合わせ先
正和電工株式会社
https://seiwa-denko.co.jp/



仮設足場用 搬送システム「ハンソーレール」

2024年11月21日 分類: 共通資材・工法

株式会社ダイケン(本社:大阪市淀川区、社長:藤岡 洋一)は、労働力不足や人手不足の解消、作業者の負担軽減が求められている建設業界に向けて、建築資材の揚重作業・搬送(運搬)作業の効率化や生産性の向上につながる仮設足場用搬送システム「ハンソーレール」を販売している。
 

 
■概要
仮設足場の単管パイプに「ハンソーレール」のレール部品を取り付けて、「外装パネル・ALCパネル・石材・竪樋」等を吊り下げることで簡単に水平搬送や上層階への揚重作業が行える。
また、コンパクトな納まりのため、クレーンやフォークリフト・エレベーター等で搬入・運搬作業ができない狭小現場にも設置ができる。
さらに、部品の使い回しができるためコストパフォーマンスにも優れている。
耐荷重は「下層階で水平搬送のみ行う場合:300kg以下(ハンソーランナー2個吊り当り)/下層階から上層階に資材を揚重する場合:250kg以下」という設定をしている。
 
 
■問い合わせ先
株式会社ダイケン
https://www.daiken.ne.jp/



重防食用分野で新製品「ダンジオーラ」発売

 分類: 共通資材・工法

日本ペイント株式会社(本社:東京都品川区、社長:喜田 益夫)は、重防食用分野で、さび面対応弱溶剤形高遮断性変性エポキシ樹脂下塗り塗料「ダンジオーラE下塗」、高遮断性塗料用弱溶剤厚膜形ウレタン樹脂上塗り塗料「ダンジオーラU上塗HB」を販売開始した。
本システムは、塗り替え周期延長とコスト低減への貢献を目指し開発した省工程塩害対策システムである。
また、本下塗り塗料には株式会社京都マテリアルズ 代表取締役 山下 正人氏(大阪大学招聘教授・工学博士)と協働開発した「高防食高遮断・さび転換機能・残存塩分適性技術」が採用されている。
 

 
■特長

  • 腐食因子の侵入を抑制する「高防食・高遮断」機能
    従来品と比較し、水や酸素、塩分等の腐食因子が透過しにくい塗膜構造を実現した。
    メカニズムとしては、経時で透過してきた水蒸気に特殊顔料が溶出することで、その成分が樹脂と疑似的に結びつき、緻密な塗膜となることで腐食因子の透過をさらに抑制する。
    加えて、経時により、塗装初期の状態よりも遮断性が向上する技術が採用されていることから、塗り替え周期の延長を実現し、ライフサイクルコスト低減に貢献する。
  • 素地調整時間削減に貢献する「さび転換」機能
    素地調整でさびを除去しきれないような環境においても早期にさびを安定構造に変化させ、優れた防食性を発揮する、革新的なさび転換技術を開発した。
  • 素地調整時間削減に貢献する「残存塩分適性」
    さび安定構造化のプロセスでは、残存塩分も同時に取り込まれることで、残存塩分の許容量が大幅に拡大した。
     
    さらに、上記特長および下記により、省工程を実現する。
  • 工程数と塗料使用量削減により、環境負荷低減に貢献する「薄膜・省工程」
    従来、塩害仕様では腐食因子を遮断したい考えから、膜厚と塗り回数を確保する4工程が主流である。
    本システムは高遮断機能を有するため、2工程に削減することができ、下塗り1回塗りで、2回塗りと同等の効果を発現し、さらに上塗りは厚膜化することで中塗り工程を削減する。

 

これにより下塗りおよび上塗りを合わせた膜厚が薄くなるため、使用塗料量の削減につながり、環境負荷低減に貢献する。
 
 
■問い合わせ先
日本ペイント株式会社
http://www.nipponpaint-holdings.com



スマホも快適に操作できる耐切創手袋

2024年11月8日 分類: 共通資材・工法

ショーワグローブ株式会社(本社:兵庫県姫路市、代表取締役社長:星野 達也)は、耐切創手袋「XC810 フォルテックスニトリルパーム手袋」の店頭用パッケージを発売した。
DX化が進む建設現場などで、作業者の安全確保と生産性向上の両立に貢献する。
 

 
■特長
・EN 388:2016+A1:2018 規格 EN ISO 13997 TDM試験 耐切創レベル D
・18ゲージ・シームレス編みにより、薄く手にフィットする。
・特殊な高強度ポリエチレン糸と伸縮性の高い糸の組合せにより、耐切創強度と柔らかさを両立させていく。
・手袋を着用したままタッチパネルを操作できる。
・手のひらにニトリルゴムをコーティングしているため、耐油性・耐摩耗性に優れている。
・発泡樹脂コーティングと独自のプレス加工“S-press仕上げ®”により、高いスベリ止め効果を発揮する。
・塗装前の金属製品などへのシリコーン含有物の転写を抑制する。
・繊維製品に有害な化学物質が含まれていないことを証明するエコテックス®スタンダード100認証を取得している。
・売場で風合いやデバイスの操作性を確認できるタグ付きタイプ。
 
 
 
■問い合わせ先
ショーワグローブ株式会社
https://www.showaglove.co.jp/



環境に優しい作業用手袋「GP340E」「GP370E」新発売

 分類: 共通資材・工法

ショーワグローブ株式会社(本社:兵庫県姫路市、代表取締役社長:星野 達也)は、環境に配慮した作業用手袋「GP340E」「GP370E」を発売した。
 

 
■商品特長

  • GP340E
    手のひらに天然ゴムをコーティングし、やわらかさとグリップ力を両立。
    指先感覚を必要とする細かな作業に適している。
    エコマーク認定番号:23 103 014
    素材:樹脂部…天然ゴム、繊維部…ナイロン、ポリエステル、その他
    サイズ:S/M/L
    カラー:グリーン
    用途:運輸・物流業での荷物の運搬、建築業での工具や建材の扱いなど
  • GP370E
    手のひらにニトリルゴムをコーティングし優れた耐摩耗性とすべりにくさを実現。
    薄くて丈夫で指先感覚も生かせるため、さまざまな組立作業に適している。
    エコマーク認定番号:23 103 015
    素材:樹脂部…合成ゴム(ニトリルゴム)、繊維部…ナイロン、ポリエステル、その他
    サイズ:S/M/L
    カラー:グリーン
    用途:製造業での機械などの操作、建築・設備メンテナンス業での組付け作業など

 
 
 
■問い合わせ先
ショーワグローブ株式会社
https://www.showaglove.co.jp/



卵殻でつくる防災用折りたたみヘルメット「オサメット・エッグ」を発売

 分類: 共通資材・工法

加賀産業株式会社(所在地:名古屋市昭和区、代表:溝口 治)は、卵殻を使用してつくったカーボンニュートラル型防災用折りたたみヘルメット「オサメット・エッグ」を発売した。
 

 
■特長

  • CO2排出量削減
    卵殻20%使用により、従来オサメット対比CO2排出量20%削減(0.37㎏CO2)。
    0.37㎏CO2は、人間が9時間で吐き出すCO2排出量相当、レジ袋を約12回断ることによるCO2削減量に相当する。
  • コンパクトに折りたためる
    業界最小級A4用紙サイズに収まり、厚さ4.5センチの収納性・機動性・安全性に優れた折りたためるヘルメット
    4段の蛇腹形状で、そのまま被るだけ。緊急時に5秒以内で装着可能。
    A4サイズで書棚・引き出し・ランドセルなどあらゆる場所へ収納可能。
  • 高い安全性
    厚生労働省による労働安全衛生法規格検定試験合格品(飛来・落下物用)。

 
 
 
■問い合わせ先
加賀産業株式会社
https://www.kagasangyo.co.jp/



人工石材「さすたまぶる™」

2024年10月23日 分類: 共通資材・工法

ゼロセメントタイプの環境配慮型コンクリート「サスティンクリート」を使用した人工石材。
 
多彩な色や模様を表現することができ、形状の自由度も高いことから、天然石材では難しい造形も実現する。
 
■製品の特長

  1. 「サスティンクリート」が通常のコンクリートより白色に近いため、顔料による発色が極めて良好であり、鮮やかで豊富な色彩を表現可能。
  2. 「サスティンクリート」は流動性に優れ、固まると御影石などの天然石材と同程度の強度となる。
    そのため、天然石材と同様の加工が可能なだけでなく、型に流して固めることで繊細なデザインを実現できる。
  3. 蓄光材を加えることで、紫外線や電灯の光を蓄光し、暗い場所や夜間に発光する。

 
 
■問い合わせ先
三井住友建設株式会社
https://www.smcon.co.jp/



業界初の、3人同時使用可能な墜落防止システム

2024年9月30日 分類: 共通資材・工法

ティー・アイ・トレーディング株式会社(所在地:東京都大田区、代表取締役:立花 隆志)は、欧州における墜落防止装置メーカー、Tractelとの提携により、日本市場に初進出となる墜落防止システムの販売を開始した。
この新商品は、業界初の3人同時使用が可能であり、安全性と効率性を両立させた設計となっている。
 

 
■特長

  • 3人同時使用可能
    業界初の技術を採用し、1本の親綱で最大3人の作業員が同時に使用できるため、作業効率が大幅に向上。
  • 欧州安全規格に準拠
    本商品はEN 795:2012およびTS 16415:2013に準拠しており、欧州での厳しい安全基準をクリアしている。
  • 最長30mの長さ
    長さ30mまで対応し、ランヤードの掛け替え頻度を減少させ、作業の安全性を向上させる。

 
 
 
■問い合わせ先
ティー・アイ・トレーディング株式会社
https://t-i-trading.co.jp/



「コンクリートスラッジを利用し排ガス中のCO₂を固定化した合成炭酸カルシウムの土木建設材料への適用試験」が滋賀県補助金事業として採択

2024年9月10日 分類: 共通資材・工法

灰孝小野田レミコン株式会社(本社:京都府京都市下京区、代表取締役:山内 和宏)、出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤俊一)および日本コンクリート工業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:塚本 博)が共同で実施する「コンクリートスラッジを利用し排ガス中のCO₂を固定化した合成炭酸カルシウムの土木建設材料への適用試験」が、滋賀県の「令和6年度滋賀県近未来技術等社会実装推進事業補助金事業」に採択された。
3社は合成炭酸カルシウムをコンクリート等の土木建設材料に利用することで、CO₂再資源化技術の社会実装を推進する。
 

 
■概要
出光と日コンは、産業廃棄物に含まれるカルシウムとボイラー等の排ガス中のCO₂を反応させて合成炭カルを製造する技術開発と事業化に向けた取り組みを行っている。
令和5年度には、同補助金事業で日コン100%子会社のNC西日本パイル製造株式会社(本社:兵庫県高砂市、代表取締役社長:小澤 亘弘)の滋賀工場に建設したパイロットプラントにて、合成炭カル製造の実証試験を実施した。
 
今回の補助金事業では、合成炭カルの社会実装に向け、3社で以下の試験を行う。
・コンクリートに使えるかの適用試験
・生コンクリートで使えるかのハンドリング性試験
・地盤改良材に使えるかの適用試験
 
本試験において、灰孝は、自社が製造・販売する生コンクリートおよび検討している地盤改良材に合成炭カルを利用。
出光は、滋賀工場パイロットプラントでの製造の補助を担い、合成炭カルの品質確認のため、サンプルの分析(水分、化学組成等)を行う。
日コンは、滋賀工場パイロットプラントの動作準備を行い、実際に作動させる。
コンクリートスラッジからできた合成炭カルをフィルタープレス、パッキング後、灰孝大津工場への輸送を担う。
 
本試験を通じ、合成炭カルの土木建設材料への適用性を確認し、2026年度の合成炭カルを利用したコンクリートや地盤改良材の社会実装を目指す。
 
 
 
■問い合わせ先
出光興産株式会社
https://www.idemitsu.com/jp/



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