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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

アップサイクル型粘土瓦(いぶし瓦)の発売

2023年11月2日 分類: 住宅建材

株式会社鶴弥(所在地:愛知県半田市、代表取締役社長:鶴見 哲)は主力製品である「スーパートライ110スマート」においてアップサイクル型製品の企画・販売を開始した。
 

鶴弥

■開発に至った背景
同社の主要な生産設備である焼成窯(トンネルキルン)では、24時間の連続稼働を実施しているが、一年に数回メンテナンス等で一時的に焼成を止める必要がある。
このメンテナンス後に焼成窯を再び必要な焼成温度(最高1,130度)まで昇温、焼成窯内部の温度分布等を安定させるため、テスト製品を工程内で流している。
しかし、このテスト製品は焼成温度等の必要条件を満たせていないことから、実際の製品とすることはできず、製品ロスが発生していた。
このような背景の下、同社では製造していない「いぶし瓦」の製造企業である創嘉瓦工業株式会社(愛知県高浜市)の協力のもと、当該製品ロスを新たな製品としてアップサイクルすることに成功したもの。
 
■期待される効果
従来は、粉砕工程を経ることで原材料に再利用されていた年間54トンの粘土瓦製品ロス(天然資源由来)がアップサイクル型粘土瓦として販売できると試算している。
なお、この活動の実施と、従来から行っている粘土瓦製品ロスの粉砕物(シャモット)の原材料への再利用とを合わせ、発生した粘土瓦製品ロスの再利用割合は100%を超えている。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社鶴弥
https://www.try110.com/



「ぺルゴラミネートフロア」に新柄追加、関東以西で5カラーの先行販売

2023年9月7日 分類: 住宅建材

株式会社北洲(本社:宮城県富谷市、代表取締役社長:村上 ひろみ)は、日本総代理店として輸入している高性能・高耐久床材「PERGO(ペルゴ)ラミネートフロア」(ベルギー、ユニリン社製)の新柄とリニューアルの計5カラーの先行販売を関東以西で開始した。
 

 
この度先行販売するのは、「クラシックプランク」シリーズ・Edgeの新柄2柄(サンディオーク、メイプル)とリニューアル3柄(ナチュラルオーク、シルバーオーク、サーモオーク)である。
従来から定評のある本物の木の質感と肌触りを追求した高いデザイン性に加え、新たに追加した5カラーでは目地にラインを入れることによる引き締め効果でスタイリッシュな仕上がりを実現。
さらに、そのラインをあえてぼかすことで本物の木の風合いを生み出し高級感を演出する。
 
■ペルゴラミネートフロアの特長
ラミネートフロアは耐摩耗性と耐衝撃性に優れ、欧米を中心に世界的に広く普及している床材として知られている。
 

  • 限りなく天然木に近い木質感
    メラミン樹脂含浸の木目調表面装飾。今までのラミネートフロアではできなかった木質感。
  • 耐摩耗性に優れた表面シート
    特許の表面保護技術(チタンX)が、こすれや傷から床を守る(チタンX=酸化アルミニウム粒子の保護層のマルチレイヤ―技術)。
  • 高密度繊維版HDF
    HDFは980kg/㎥と非常に高密度なため、耐衝撃性や耐水性に優れている。
  • バランスフィルム
    裏面には防湿性と形状安定性を高めるバランスシートを採用。
  • ユニクリック
    ユニリン社が国際的に特許を取得したサネ構造。接着剤不要のロック技術が、フローティング工法(下地に固定しない工法)を実現し、迅速かつ簡単に施工が可能。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社北洲
https://www.hokushu.net



室内階段「ユニカラーセレクション」に新柄を追加

2023年8月14日 分類: 住宅建材

永大産業株式会社(本社:大阪市住之江区、社長:枝園 統博)は12月4日より、踏板と蹴込み板を単色に仕上げた室内階段「ユニカラーセレクション」に新柄を追加する。
 

 
「ユニカラーセレクション」はシンプルな単色柄の意匠が特長のインテリア性の高い階段。
このたび、清潔感のあるホワイトと深みのあるダークグレーの2柄を「モノトーン」としてラインナップし、より一層インテリアコーディネートの幅を広げる。
 
これに伴って、現行の低彩度の色調を基調とした「ニュートラルトーン」4柄、住空間のアクセントになる彩度・明度が高い色調の「アクセントトーン」4柄と合わせて、全10柄のカラーラインナップとなり、好きな単色を選択しコーディネートすることで、オリジナリティある住空間を演出することができる。
 
 
■問い合わせ先
永大産業株式会社
https://www.eidai.com/



非木質意匠シートフローリング「コンカーボ」新発売

 分類: 住宅建材

永大産業株式会社(本社:大阪市住之江区、社長:枝園 統博)は、2023年11月27日より、モチーフとなる素材の表情を、余すことなく表現することにこだわった非木質意匠シートフロア「コンカーボ」を発売する。
 

コンカーボ

 
「コンカーボ」は、素材感がより際立つ455mm幅の大判サイズ。
耐キャスター性能やへこみ性能を有する455㎜幅の床暖房仕上げ材としては業界初。
サニタリーだけでなく、リビングやダイニングなど、住宅のさまざまな部位で使用することができ、天然木フローリングや木目調の建具などと組み合わせることで、トレンドに合わせた異素材ミックスコーディネートが可能。
  
■コンカーボの特長

  1. 素材感が際立つ455mm幅の大判サイズで、床暖房対応を実現
    455㎜幅の床暖房仕上げ材。
    リビングやダイニングなど様々な空間で使用できる。
    また大判サイズのため、施工手間の軽減にもつながる。
  2. モチーフとなる素材の表情を余すことなく表現

 
■基本性能
床暖房仕上げ材、ホットカーペット対応。
耐傷性能や耐キャスター性能など現在のフローリングが求められる性能を満たす。
 
 
 
■問い合わせ先
永大産業株式会社
https://www.eidai.com/



低彩度な微着色を施した天然木フローリング 「Live Natural MSX-L」を新発売

2023年7月24日 分類: 住宅建材

朝日ウッドテック株式会社(所在地:大阪府大阪市、代表取締役社長:海堀 哲也)は、表面に0.3mmの天然木突き板を使用した天然木フローリング「Live Natural MSX」シリーズに、低彩度な微着色を施した新ラインナップ「Live Natural MSX-L」を追加発売した。
 
乾燥した無垢材が持つ柔らかな色合い・風合いを表現した「ドライオーク」「ドライウォルナット」「ドライメイプル」の3色をラインナップ。
天然木そのものの色合いが特長の「Live Natural MSX」と、天然木にやさしい色合いをプラスした「Live Natural MSX-L」の2シリーズを揃えることで、人気のあるグレイッシュカラーをはじめとする、より幅広いインテリアスタイルに対応できるようになった。
 

 
■「Live Natural MSX」の新シリーズ
MSX-Lの‟L”は「Low Saturation(低彩度)」の‟L”。
クリア塗装を施した従来の「Live Natural MSX」に、低彩度な微着色仕上げを施した「Live Natural MSX-L」を追加することによって、より幅広いインテリアスタイルの実現が可能となった。
 
■商品の特長

  1. 摩耗・汚れに強く足触りの良いマット塗装
    木肌そのものの感触と、摩耗・汚れなどへの耐久性を両立したマット塗装で仕上げた。
  2. 5つの衛生性能を持つ「ハイジェニック仕様」
    抗ウイルス・抗菌・耐薬品・耐汚染・室内空気環境性能の5つの衛生性能を備えている。
  3. 安心の床暖房
    厳しい含水率管理と材料選定、ひび割れ防止処理が一体となって、床暖房の熱に強い寸法安定性を備えている。
  4. 凹み傷に強い
    食器や缶などの落下傷や、キャスター付き家具の移動、人が椅子に座って後ろに寄りかかっても凹み傷が付きにくい。
  5. 環境に配慮した「エコフロア」
    良質な木材を原木の段階から吟味し調達した、天然銘木を使用。

 
 
 
■問い合わせ先
朝日ウッドテック株式会社

https://www.woodtec.co.jp/



阿部興業が優良住宅部品(BL部品)内装ドアの認定を取得

2023年7月10日 分類: 住宅建材

阿部興業株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:阿部清光)は、一般財団法人 ベターリビングの優良住宅部品(BL部品、以下BL部品)内装ドアの認定を取得した。
内装ドアのBL基準は、2020 年に「指はさみ防止対策」を付加基準として追加するほか、基準全体の大幅な見直しを行っており、本認定品は改正基準に対応したBL部品である。
 

 
BL部品は、品質、性能、アフターサービス等に優れた住宅部品で、人々の住生活水準の向上と消費者の保護を推進することを目的として認定されている。
認定を受けた住宅部品には「BLマーク証紙」が貼付されており、瑕疵保証責任や瑕疵に起因する損害賠償責任の履行を支援するBL保険が付いている。
 
■BL基準の主な考え方

  1. 機能に優れ、快適な居住環境を提供できるものであること
  2. 安全性が確保されたものであること
  3. 耐久性、維持性が優れたものであること
  4. 適切な施工が確保されるものであること
  5. 確実な供給、品質保証及び維持管理に係るサービスを提供できるものであること

 
 
 
■問い合わせ先
阿部興業株式会社

https://www.abekogyo.co.jp/



ルーバーランダム張り「アットランダム®」新発売

2023年7月7日 分類: 住宅建材

建材の開発、製造、輸入、販売を行う株式会社エービーシー商会(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:東川 茂樹)は、ルーバーランダム張り「アットランダム」を発売した。
 

アットランダム

 
外装ルーバーは、目隠し・遮光や採光・換気などを目的として、建物に取り付けられてきた。
近年は、意匠目的で取り付ける機会も増え、建物を彩る材料としてさまざまな色・形状の商品が市場に浸透してきている。
中でも同一色・同一形状のルーバーを規則的に配置するだけでなく、数種類の色や形状をランダムに配置する「ランダム張り」をする建物も増加。
外装ルーバーの機能はそのままに、画一的な印象ではなく、オリジナリティある建物を演出することができる。
 
「アットランダム」は、自然界の素材をイメージし、調和のとれた4色をランダムに配置した6種類のプランを用意した。
それぞれのプランには、標準(±0)に加え4色の組み合わせ比率を変えた、濃(+2、+1)と淡(-2、-1)もラインアップ。
建物のイメージに合わせ、好みのプランを選ぶことで、手軽に美しく調和のとれたランダム張りを実現することが可能。
焼付塗装が可能な外装ルーバーはもとより、内装ルーバーにも対応している。
 
 
■問い合わせ先
株式会社エービーシー商会

https://www.abc-t.co.jp/



オーク幅広一枚ものの高級感「コンビットモノ®挽板3.0 足感フロア」を新発売

2023年7月6日 分類: 住宅建材

株式会社ウッドワン(本社:広島県廿日市市、代表取締役社長:中本 祐昌)はオークを使用した1枚もののフローリング「コンビットモノ®挽板3.0 足感フロア」を全国発売した。
「コンビットモノ®挽板3.0 足感フロア」は、材料の選定から仕上げまで一切妥協せず、美しさや上質さを最大限に引き出せるように商品開発を行い、厳選した3mm厚のオーク挽板を使用したフローリング。
 

 
■特長

  • 1枚ものの貼り上がり
    空間に広がりを与え、開放感を演出する「一枚単板」を採用。
    幅広一枚ものの意匠は、重厚な印象で高級感ある仕上がりとなっている。
    一本の丸太から製材できる枚数が極端に少なく貴重な床材。
  • 3mm厚の化粧材
    化粧材にメンテナンスを意識した3mm厚の挽板を採用。
    無垢の風合いを感じさせる床材。
  • 木味を感じる仕上がり
    3mm厚の挽板を使用することで、木目に立体感・奥行き感を演出。
    厚貼り特有の自然な木目を生かしながら、無垢材にも劣らない素材感を有している。
    またオイル塗装の仕上がりのようなウレタン塗装のため、メンテナンスも容易。
  • 無垢の弱点を軽減
    合板などの基材と貼り合わせることで、無垢材の弱点であった「反り・狂い」を軽減。
    無垢に近い風合いを保ちながら、無垢には難しい幅広の以上を実現。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社ウッドワン

https://www.woodone.co.jp/



厚み2mmの真鍮製で耐荷重8kg、シンプルな壁付けブラックシェルフ

2023年6月28日 分類: 住宅建材

株式会社ゴーリキアイランド(所在地:三重県伊勢市)は、自社オリジナルの真鍮製アイテム「プライムフィールドシリーズ(以下:PF シリーズ)」のトイレットペーパーホルダーを2連で設置できるよう、新たに「ブラスシェルフ」と「ペーパーホルダー(壁付け左差しタイプ)」を発売した。
カラーはマットなブラックのみ。ブラスシェルフはトイレに限らず、飾り棚としてビス止め可能な場所ならどんな場所にも使用できる。
 

 
■PF シリーズとは
2016年、機能美と無垢材家具との親和性を追求して開発された販売当初のPFシリーズ製品は、つまみとハンドル(一部タオルバーとしても使用可)のみだった。
真鍮の素材そのものが持つ魅力を感じられるように無塗装のヘアライン仕上げが採用され、「Prime field(素体)シリーズ」と名付けられた。
その後、「ミニマリズムを追求した削ぎ落されたシルエット」が共通項となる新たな製品としてフック、タオルバー、トイレットペーパーホルダー、アングル、タオルリングが追加され、全ての製品にブラック仕上げ、一部商品にマットホワイト、グレーのカラーも追加。
 
■新アイテム「ブラスシェルフ」
厚み2mmの1枚板の真鍮を折り曲げて製造された耐荷重8kg(付属ビス使用時)にもなる頑丈なシェルフ。ビス止め可能な場所ならどんな場所にも取り付けられ、重たいものでも乗せることができる。
PF シリーズ壁付けペーパーホルダー2 つと組み合わせて設置することで、デザイン性が高く便利なトイレ空間を演出可能。
 
■新アイテム「PFシリーズ壁付けペーパーホルダー(左差しタイプ)」
PF シリーズ壁付けペーパーホルダー(640115:TPH PF BK)と左右対称なデザインで、ペーパーを左から差し込むタイプ。これら2つを並べて設置することで外側からペーパーを差し込む2連タイプとして利用できる。
また、2倍巻きや大容量のトイレットペーパーにも対応できるデザインのため、ペーパー補充の回数も少なくできる。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社ゴーリキアイランド

https://www.gorikiisland.jp/



切り欠き加工で桁上に簡単施工、上位等級をクリアさせる断熱性を実現「ラクティ―・ジーピー(RakutyGp)」

2023年6月21日 分類: 住宅建材

株式会社FPコーポレーション(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:市村 洋一)は、住宅の断熱・省エネ性能向上に貢献する高性能硬質ウレタンフォームを使用した天井用断熱材「ラクティ―・ジーピー(RakutyGp)」を、2023年6月より全国で販売を開始する。
 
2050年カーボンニュートラルの実現に向け、断熱等性能等級の強化とともに、全ての新築物件に省エネ基準の適合を義務付ける「建築物省エネ法等改正案」が2022年6月に国会で可決・成立し、さらに10月には現行の省エネ基準を大きく上回る断熱等性能等級(6及び7)が新たに創設された。
 

RakutyGp

 
「ラクティ―・ジーピー(RakutyGp)」は、経年劣化が極めて少なく、これまで多くの省エネ住宅づくりに寄与してきたオリジナル硬質ウレタンフォームの表面に不織布シートを施し、夏季の日射熱侵入による屋内温度の上昇を抑制する遮熱効果を発揮する。
 
建築現場においては、優れた施工性の他、下記の特長を有している。

  • 納入時には既に切り欠き加工が施されているため、棟上げ時に天井の断熱施工が可能。
  • 断熱ボードの上面で気密施工ができ、防湿・気密シートと比較して確実な施工が可能。
  • 天井のふところ部分に断熱欠損のない配管・配線スペースを確保できる。
  • 簡便な施工で工期の短縮を図れる。

など、施工性にも優れているのが特長だ。
 
 
この4月より弊社が製造販売する住宅用断熱材全製品のさらなる性能向上を目指し、CO2の元となる水発泡処方から業界最高水準の断熱性能0.019W/m・Kを実現する高性能発泡ガスHFOへ全面切り替えを行い、「ラクティ―・ジーピー(RakutyGp)」も同仕様のハイスペックな断熱性能を有している。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社FPコーポレーション

https://www.fpcorp.co.jp/



 


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