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工場やプラント設備、建設現場など作業員の安全管理をAI予測で実現

2024年8月13日 分類: 建設共通

NTTコムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:黒岩 真人)とNTTコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小島 克重)は、工場やプラント設備などの現場作業者のウェルビーイングを実現するCollaboWorkSolutionシリーズの「プラントコラボ」の新機能として「安心安全機能」を提供開始した。
「安心安全機能」では、“AIによる体調リスク予測”、“危険エリアへの侵入検知”、“転倒検知”を提供することで適切な業務アサインを実現し、万が一事故が発生した際にも迅速な初動対応を可能とすることで、労働災害防止に貢献する。
 

 
■サービス内容

  1. 身体不調の把握による安全確保
    作業員の前日までのバイタルデータと当日の気象情報等から、作業員一人ひとりの暑熱環境による身体不調リスクやその時間変動を予測し、安全ダッシュボードで確認できる。
    作業員本人が身体不調リスクを把握するとともに、管理者は、身体不調リスクを考慮した業務アサインにより作業員の安全確保が可能。
  2. 危険検知による事故予防
    設定した危険エリアへの作業員の侵入をリアルタイムに検知し、作業員本人に警告通知するとともに、安全ダッシュボードに作業者の位置と侵入した作業員の情報を表示する。
    また、作業員の転倒発生と転倒位置を検知するため、万が一の事故が発生した際にもすぐに把握でき、迅速な対応が可能。
    また、危険エリアの侵入時間などの蓄積した情報を活用することで、危険エリアでの作業可能時間や過去の転倒を考慮した作業アサインが可能になり事故予防につなげることもできる。
  3. リスクデータ活用による作業員の満足度向上
    危険検知したデータを蓄積し、リスクデータとして活用することで、将来に向けた適切な安全対策へアプローチすることができる。
    作業員の身体不調や危険を検知した際、作業員が何の作業を何時間実施していたかを把握できることから、特定の作業手順や設備に危険が検知された場合に、再発防止にむけ原因を分析し、改善策を検討することが可能。
    作業手順や設備配置の見直し、安全対策の追加など、効率的かつ安全な作業環境構築にむけた改善が、作業員の満足度向上につながる。

 
 
 
■問い合わせ先
NTTコムウェア株式会社
https://www.nttcom.co.jp/

最終更新日:2024-08-13



 


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