建設ITガイド

トップ >> 新製品ニュース >> 2024年11月 新製品ニュース

土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

大林組とKDDIスマートドローン、石川県輪島市の国道啓開工事で自動充電ポート付きドローンの遠隔運航で作業効率化を実現

2024年11月21日 分類: ハードウエア

株式会社大林組 (本社:東京都港区、代表取締役 社長兼CEO:蓮輪 賢治)とKDDIスマートドローン株式会社 (本社:東京都千代田区、代表取締役社長:博野 雅文)は、能登半島地震の影響で通行止めとなっている石川県輪島市の国道249号啓開工事に2024年9月11日より自動充電ポート付きドローンを常設し、現場状況を日々デジタルツイン化する取り組みを開始した。
 

 
現場に設置したドローンは、月曜日から金曜日まで毎日都内にあるKDDIスマートドローンのオフィスで遠隔運航し、撮影した写真を低軌道衛星通信Starlink経由でクラウドにアップロードし、その写真から3次元モデルおよびパノラマ写真を生成することで、現場状況をデジタルツイン化する。
 
国道249号は石川県七尾市から輪島市を経由して、能登半島を一周して金沢市に至る一般国道であるが、2024年1月の能登半島地震による地割れや崩落の影響で、輪島市沿岸部の通行止め区間を、大林組にて啓開工事を行っている。
本工事は全長約3kmに渡って切土・盛土から舗装までを行う工事となり、日ごとに広範囲の土量計算や工事出来高管理などの計測作業を実施する。
同規模の計測作業を従来の現場作業員のみで行うことはほぼ不可能であるが、広範囲の自動計測ができる充電ポート付ドローンの遠隔運航により、迅速に現場状況を把握し、関係者へ情報共有することで、現場作業の効率化に大きく寄与している。
 
また、2024年9月21日に発生した能登豪雨でも、本運用体制のもとで自動充電ポート付きドローンの運航を継続し、3次元モデルを生成することで、迅速な現場の被害状況把握に活用した。
 
 
■問い合わせ先
株式会社大林組
https://www.obayashi.co.jp/



シーピーユー、ホワイトボードをデジタル化し番割表アプリ「Ascocoあすココ」リリース

2024年11月14日 分類: 建設共通

株式会社シーピーユー(本社:石川県金沢市、代表取締役:木屋 満晶)は、道路などの舗装工事における作業員や機械の配置管理の効率化を実現し、天候不良や工事進捗などによる急な予定変更でも速やかに伝達できるデジタル番割表アプリ「Ascoco(あすココ)」を2024年11月26日(火)にリリースする。
 

 
■主な特長

  1. 舗装工事の現場管理に特化したシンプルな操作性
    ・ 従来手法のホワイトボードによる管理からのスムーズな移行
    ・ 舗装工事に必要な機械、免許、資格を予めマスタ登録済み
  2. 現場管理に不可欠な“番割り”のデジタル化を実現
    ・ パソコン・タブレット・スマートフォンで入力・編集・閲覧可能
    ・ 通知ボタン一つで共有でき、変更時も再通知で迅速な伝達を実現
    ・ 作業員の休暇や研修、機械の検査やリースの状況を考慮可
  3. 月間工事一覧で集中期と分散期を見える化
    ・ 新しい工事の計画的な追加で利益確保に貢献
    ・ 工事の平準化による週休2日の導入を促進
    ・ 分散期を利用した有給休暇取得の促進
  4. 責任者、作業員のそれぞれに応じた権限を付与
    ・ 責任者は、入力・編集・削除等の全権限を付与
    ・ 作業員は、閲覧と写真等のファイル登録の一部権限を付与
  5. 作業員のアイコンは自身で自由に設定
    ・ 遊び心を取り入れたコミュニケーション促進をサポート

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社シーピーユー
https://www.cpu-net.co.jp/



オールインワンの設計コネクトサービス 「ARCHITREND ONE」提供開始

 分類: CAD、BIM・CIM

福井コンピュータアーキテクト株式会社(本社︓福井県坂井市、代表取締役COO︓田辺 竜太)では、オールインワンの設計コネクトサービス「ARCHITREND ONE」を2024年12月11日(水)より提供を開始する。
建設業の働き方改革が求められる中、業務プロセスの見える化や効率化は大きな課題であり、営業・設計・施工などの作業フェーズにおける設計情報の共有が重要となっている。「ARCHITREND ONE」では、クライアントとクラウドを融合してあらゆるデータを効率的に共有することで業務効率化を強力にサポートする。
 

 
■ARCHITREND ONEについて
設計フェーズにおいては、設計図書を紙やPDFで個別共有するなど全体的なシステム化が遅れており、設計変更時のリアルタイムな情報伝達や図面の整合性にも大きな課題がある。
ARCHITREND ONE」では、3D建築CADシステム「ARCHITREND ZERO」のデータがシームレスにクラウド連携して常に最新データの管理が行える。
アカウント単位で閲覧制限・編集権限を設定した上で場所・時間を問わず、さまざまなデバイスから最新データを活用できるので、各部署や協力会社と“アーキトレンドをつなげる感覚”で整合性のある設計情報の共有や進捗確認、遠隔からの作業指示などが可能となり大幅な生産性向上が図れる。
 
 
 
■問い合わせ先
福井コンピュータアーキテクト株式会社
https://archi.fukuicompu.co.jp



ベトナム語版「SPIDERPLUS」提供開始

2024年11月8日 分類: 建設共通

スパイダープラス株式会社(所在地:東京都港区、代表:伊藤 謙自)は、ベトナム語版「SPIDERPLUS」を提供する。
ベトナム語版の提供開始により、ベトナム国内における現地企業の導入拡大を推進していく。
 

 
■カスタマーサポートも5カ国語に対応
海外市場での導入が拡大を続けていることを鑑み、2023年より提供していたベトナム語によるカスタマーサポートに加えて、2024年10月現在は対応言語をタイ語、中国語(繁体字)、インドネシア語、英語の計5カ国語に拡張している。
日本国内では2011年にサービス提供を開始して以降、カスタマーユーザーサポートを重視し、継続率99%超を維持してきた。
海外市場に対しても、顧客ニーズの大きな言語を中心に対応言語を拡張していくとともに、日本国内同様の総合的なサービスを提供していく。
 
 
 
■問い合わせ先
スパイダープラス株式会社
https://spiderplus.co.jp/



次の10件
 


  掲載をご希望の方へ


  土木・建築資材・工法カタログ請求サイト

  けんせつPlaza

  積算資料ポケット版WEB

  BookけんせつPlaza

  建設マネジメント技術

  一般財団法人 経済調査会