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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

現場の基準値超え気象予測をチャット通知、気象予測分析配信システム「防災盤」と「direct」が連携

2023年8月2日 分類: 建設共通

株式会社LisB(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:横井 太輔)とシスメット株式会社(本社:福岡県北九州市、代表:福田 敏)は、LisBが運営する現場向けビジネスチャット「direct」と気象予測解析配信システム「防災盤」の機能連携を開始した。これにより基準値を超えた気象予報の通知を「direct」のトークで受け取ることができる。

direct

 
■連携機能の概要
建設現場ごとに設定した基準値を超えた気象予測(雨、風、気温、熱中症指数、雷雲)や気象庁が発表する注意報・警報・特別警報を「direct」のグループトークで受け取ることで、現場のメンバーへのスムーズな周知や、瞬時に対応策の指示をすることが可能。
 
■防災盤とは
シスメットが提供する観測・予測・報知を一体化した自然災害防災システム「ZEROSAI」は、気象観測装置[Nセンサー]、正確・迅速な気象予測[防災盤]、警報伝達装置[防災灯]で構成される。
防災盤では、安全管理のための1時間予測から工程管理に便利な週間予測まで用途に合わせた予測を閲覧可能。
 
 
■問い合わせ先
株式会社LisB

https://l-is-b.com/ja/



ゼネコン現場での施工BIMを促進する「ANDPAD BIM」β版をリリース

2023年7月28日 分類: 建築系

株式会社アンドパッド(本社:東京都千代田区、代表取締役:稲田 武夫)は、ゼネコン建設現場において協力会社とBIMを用いた現場コミュニケーションの効率化を支援するツールとして「ANDPAD BIM」β版をリリースした。
 

アンドパッド

 
■特徴
「ANDPAD BIM」は、ANDPAD上でBIMデータ等を閲覧でき、現場でBIM情報を共有できる機能。

  • BIMデータを案件単位で管理。
  • ANDPAD上(WEBブラウザ、アプリ)で閲覧可能。
  • ANDPADユーザーなら誰でも閲覧可能なため、設計者、監督、協力会社など該当の案件の関係者全員が自身のPCやスマートフォンでいつでも閲覧可能。
  • ビューを設定し、任意の場所を3Dデータで確認可能。
  • ビューを図面に登録するとともに、BIMへもリンクが可能なため、協力会社への指示を図面情報のみならず多くの情報提供を実現。
  • 「ANDPAD図面」のオプション機能であるため、図面とBIMとの連動性が高く操作可能。

 
上記機能の活用により、仮説足場計画や施工ステップ、配筋の納まり確認など、図面だけでは伝わりづらい情報を簡単に監督から職人へ共有することが可能になる。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社アンドパッド

https://andpad.co.jp/



壁柱・狭小壁の主要メーカー7社と構造計算システム「KIZUKURI」のコラボセミナー開催

2023年7月21日 分類: 建築系

株式会社コンピュータシステム研究所(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:長尾 良幸)は、壁柱・狭小壁の国内主要メーカー7社(BXカネシン株式会社、株式会社タナカ、ポラテック株式会社、株式会社ダイドーハント、株式会社栗山百造、岡部株式会社、株式会社スクリムテックジャパン)と構造計算ソフト「KIZUKURI」のコラボウェビナーを8月22日、28日、29日の3日間に分けて開催する。
 

 
■本ウェビナーについて
今まで非住宅の建築物は、鉄骨造で建築するのが当たり前と思われていたが、壁柱・狭小壁と言われる特殊な部材を用いる事により木造でも建築が可能となる。
また、必要となる構造計算(令46条2項ルート)が行える構造計算ソフト「KIZUKURI」の活用方法もあわせて解説する。
 
■開催概要
セミナータイトル:木造建築の受注の幅が広がる「壁柱・狭小壁」活用ウェビナー
 
【開催日時】

  • 2023年8月22日11:00~:BXカネシン(ベースセッター)×KIZUKURI
  • 2023年8月28日11:00~:タナカ(つくば耐力壁)×KIZUKURI
  • 2023年8月28日13:30~:ポラテック(パルテノン)×KIZUKURI
  • 2023年8月29日11:00~:ダイドーハント、栗山百造(フロッキン狭小壁)×KIZUKURI
  • 2023年8月29日13:30~:岡部(ピタットベース)×KIZUKURI
  • 2023年8月29日15:30~:スクリムテックジャパン(壁無双450)×KIZUKURI

 
会場:Webセミナー(Zoomを使用)
参加費:無料
https://www.cstnet.co.jp/archi/event/230822.html
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社コンピュータシステム研究所

https://www.cstnet.co.jp/



ChatGPTと画像生成AIによる建築パースの自動作成ソリューション

2023年7月20日 分類: 建築系

株式会社mign(所在地:東京都荒川区、代表取締役:對間 昌宏)は、生成AIによって建築プランナーのインタビューとパース作成を自動化したソリューションをリリースする。
 
建築やランドスケープなどの設計プロセスにおいては、まず設計者がクライアントのインタビューをし、それを踏まえて、イメージ画像やパースなどを作成し、その後、クライアントのフィードバックを受けて、さらに修正を重ねるという流れが一般的である。
コミュニケーションは主に言葉で行われることで、それが可視化されたイメージと異なる場合は、手戻りが発生する。
 

 
本ソリューションは、そのインタビューからイメージ作成の一連のプロセスをChatGPTや画像生成などの生成AIによって置き換えることで、設計者側のコストの削減が期待できる。
 
現状では、住宅の設計を想定し、ChatGPTが建築プランナーのように設計に必要な情報を一つずつインタビューする。
そして、そのインタビューの内容を基に、画像生成によって瞬時にイメージ画像を出力する。
インタビューの内容や聞き方の調整や、出力する画像を建設会社の過去事例を踏まえたイメージにするようなカスタマイズも可能。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社mign

https://www.mign.io/



ChatGPTによる建築基準法・施行令に関する質問に回答するソリューション

 分類: 建築系

株式会社mign(所在地:東京都荒川区、代表取締役:對間 昌宏)は、ChatGPTによる建築基準法・施行令に関する質問の回答で、根拠部分を引用しながら回答するソリューションをリリースする。
 
ChatGPTのような対話モデルは、確率によって質問に対する回答を予測することから、同じ質問をしたときにも、質問のたびに回答のバラつきの発生や、事実と異なる回答をするといった課題がある。
このため、最終的な回答の事実確認(ファクトチェック)は人の目によって行う必要があり、どのような根拠でChatGPTが回答しているか不明であることから、ファクトチェックが困難である課題があった。
 

 
今回、リリースするソリューションは、ChatGPTの回答が、どのような根拠で導出されているかについて、出典を明記することが可能。
現状では、建築基準法および同法施行令に関する質問に対応している。
根拠を明確にすることによって、ユーザーがファクトチェックにかかる時間を削減し、安心して対話AIを活用できることが期待される。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社mign

https://www.mign.io/



アンドパッド、構造図から豆図を自動で検出・保存する「豆図AIキャプチャー」機能を提供開始

 分類: 建設共通

株式会社アンドパッド(本社:東京都千代田区、代表取締役:稲田 武夫)は、構造図のPDFファイルから豆図に該当する箇所を自動で検出して保存する「豆図AIキャプチャー」機能の提供を開始する。
従来手作業で実施されていた豆図の保存作業を、AIにより自動化することで業務効率化に寄与する。
 

 
■概要
「ANDPAD」は現場の効率化から経営改善まで一元管理できるクラウド型建設プロジェクト管理サービス。
2016年に提供を開始し、直感的で使いやすさにこだわった開発と導入・活用への徹底したサポートで、国土交通省のNETIS (新技術情報提供システム) にも登録されているクラウド型建設プロジェクト管理サービス。
「豆図AIキャプチャー」は、構造図のPDFファイルから豆図に該当する箇所を自動で検出して、保存できる機能。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社アンドパッド

https://andpad.co.jp/



建築業界の成長に必要な人材要件を可視化 「建築ドローンキャリアマップ」を作成

 分類: 建築系

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社(所在地:東京都江東区、代表取締役社長:市村 和幸)は、国立研究開発法人 建築研究所(所在地:茨城県つくば市、理事長:澤地 孝男)と、人材不足の解消を目的に、建築分野におけるドローンに関する人材要件を整理した「建築ドローンキャリアマップ」と「職種要件定義表」を作成した。
 

 
■概要
建築ドローンキャリアマップは、建築業界におけるドローンに関連する職種をマッピングし、職種の分類を整理したものである。
現行の既存職種から、想定されるキャリアステップや、キャリア形成に必要なスキル要件などを体系的に示している。
 
同キャリアマップを活用することで、建築分野に従事している方は現在の自身の業務概要を把握するとともに、専門性を高めていくために必要なスキルや経験を把握・習得につなげキャリアアップに生かすことが可能になる。
また建築分野以外でドローンを活用している場合は、自身の持っているドローン技術について、建築分野への転用方法や職種を把握し、建築分野へ転職または参入を検討する要素として活用が可能。
建築分野に関わる企業においては、現在の職種から派生する未来のドローン職種を知ることで、将来に向けたドローン人材育成の参考材料として活用できる。
 
 
 
■問い合わせ先
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社

https://www.persol-pt.co.jp/



蔵衛門が画像解析AI「e-Sokuryo(イーソクリョウ)」で測量自動化を実現

 分類: 建設共通

株式会社ルクレ(所在地:東京都港区、代表取締役:有馬 弘進)は、建設業における測量を自動化する技術「e-Sokuryo(イーソクリョウ)」を開発、特許を出願した。それに合わせ、出来形検測に特化したα版の先行ユーザーを募集する。
 

 
■特長

  1. 誰でも簡単に出来形検測ができる
    操作は、標尺(ロッド)と水糸とともに構造物を撮影するだけ。
    あとはAIが工事写真の測点を認識して解析。計測値を工事写真の注釈レイヤに自動保存する。
    計測に関する経験や詳しい知識を必要とせず、経験の浅い作業スタッフでも簡単に計測が可能。
  2. 計測ミスを大きく低減できる
    計測するにあたり、構造物を標尺(ロッド)などのアナログな計測機器とともに撮影するだけで、構造物の縦横をAIが自動で解析、数値を割り出すため目盛りを読み取る必要がなく、目視による読み間違いも起こらない。
  3. 保有する計測器をそのまま使える
    日頃の業務で使用している既存の標尺(ロッド)や水糸がそのまま使えるため、計測システム専用の新しい設備投資をする必要がない。
  4. 工事写真レイヤ化(工事写真3.0)規格に対応
    計測値が転記された電子小黒板付き工事写真は、国土交通省の「デジタル写真管理情報基準」に準拠したファイル形式「SVG形式」に対応。
  5. 電子小黒板との連携ができる
    今後、本技術は計測値を電子小黒板と連携していく予定である。
    計測が自動でなされるだけなく、計測の数値自体も工事黒板に記載されるため、転記の必要がなくなる。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社ルクレ

https://lecre.jp/



どっと原価シリーズ、「BtoBプラットフォーム TRADE」と連携し発注~支払の処理業務の大幅効率化を実現

 分類: 建設共通

株式会社建設ドットウェブ(本社:石川県金沢市、代表取締役:三國 浩明)が開発・販売する原価管理ソフト「どっと原価シリーズ」と、株式会社インフォマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:中島 健)が提供する「BtoBプラットフォーム TRADE」がシステム連携を開始した。
 

 
「どっと原価シリーズ」は、現場の工事担当者から経理担当、経営者まで全社の業務を一元管理できる建設業向けの原価管理ソフト。
インフォマートの提供する「BtoBプラットフォーム TRADE」は、アナログな取引業務をデジタル化するクラウドサービスである。
企業間の商取引に必要な“見積・発注・検収”といった業務を、クラウド上でスマートに管理することができる。
 
このシステム連携により、発注~支払の処理業務の効率化を実現。
予算管理、書類作成はどっと原価シリーズで自動化できる。
さらに元請け~下請け間の紙の業務を今回の連携により電子化し、業務課題を大幅に改善することが可能。
 
■連携のメリット

  1. 法令対応
    電子帳簿保存法やインボイス制度、建設業法等の法令に準拠可能
  2. 紙業務の削減
    注文書の印刷、製本処理、封入、郵送といった紙による付帯業務を削減
  3. 入力業務の削減
    仕入伝票へデータ取込が可能なため、手作業による入力業務・転記ミスを削減
  4. ペーパーレス
    各文書(注文書/請書/出来高請求書)が自動で紐づき、10年間システム上に電子保管

 
■共同セミナーの開催
建設ドットウェブとインフォマートの両社でセミナーを共催する。
 
日時:2023年7月25日(火)13:30~14:30
費用:無料
場所:Zoomを使用したオンラインセミナー
 
※詳細・申込ページ
https://www.kendweb.net/seminar/287156/?utm_source=atpress&utm_medium=referral&utm_campaign=pr
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社建設ドットウェブ

https://www.kendweb.net/



いますぐ使えるDXツール ANTAS Aidシリーズ提供開始

2023年7月14日 分類: 建設共通

株式会社アンタス(本社:北海道札幌市、代表取締役:佐藤 敏彦)は、通常業務の中で手間や時間がかかる作業の短縮ができ、スムーズに業務効率化が可能となるDXツール ANTAS Aidシリーズを開発している。このたび、シリーズの中から、「Knowledge Aid(ナレッジエイド)」「Bookmark Aid(ブクマエイド)」「Attach Aid(アタッチエイド)」の提供を開始した。

ANTAS Aidシリーズ

■ANTAS Aid シリーズとは

  • 「Knowledge Aid(ナレッジエイド)」
    AIがキーワードでデジタル文書を検索することで、欲しい情報をすぐに見つけられる「ナレッジ検索支援ツール」。
    <解決する課題>
    ・同じ資料を何度も違う社員に教えている
    ・過去資料の整理ができていない
    ・紙文書をデジタル化しても、結局探すのに時間がかかっている
  • 「Bookmark Aid(ブクマエイド)」
    AIを活用した目次自動作成ツール。PDFファイルを解析し、目次の項目とページ番号を自動的に検出。
    <解決する課題>
    ・PDFファイルの目次設定を、項目内容を確認しながら設定している
    ・目的箇所を見つけるためページ数の多いPDFファイルの中身を全て確認している
    ・PDFファイル全体の構造(構成)把握のため資料全部に目を通している
  • 「Attach Aid(アタッチエイド)」
    Wordで報告書を作成する際の、図表貼り付け・修正の手間を軽減する図表貼り付け支援ツール。
    <解決する課題>
    ・Wordへ図表を貼り付けると体裁が崩れて修正に時間がかかる
    ・画像差し替えの度に、サイズ指定等手間が多い
    ・作業途中だと差し替え箇所によって文書全体が崩れ、他の図表も確認が必要になる

■問い合わせ先
株式会社アンタス

https://antas.co.jp/



 


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