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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

現場の計測業務を強力にサポートする、ハンディ型3Dレーザースキャナー「NavVis MLX」

2024年10月2日 分類: ハードウエア

株式会社構造計画研究所(所在地:東京都中野区、代表取締役社長:湯口 達夫)は、ドイツのスタートアップ企業NavVis GmbH(本社:ドイツ ミュンヘン、CEO:Felix Reinshagen)が開発した、新しいハンディ型3Dレーザースキャナー「NavVis MLX」(ナビビズ エムエルエックス)の国内販売・サポートを開始する。
 

 
■「NavVis MLX」の特長

  1. ハンディ型として高い精度・密度・再現性を実現
    「NavVis VLX」由来の高性能なLiDAR SLAMに加え、ビジュアルオドメトリー(VO)により強化されたSLAMソフトウエアを搭載し、ハンディ型3Dレーザースキャナーとして高品質な点群データ取得を実現。
    また、4台のカメラを用いて記録される高解像度なパノラマ画像は、撮影姿勢により270°モードと360°モードを自動で切り替え、ストリートビューライクな映像の生成と点群データへの鮮明な色付けを実現する。
  2. 人間工学に基づく高い操作性で、さまざまな現場での快適な運用を追求
    スキャナー本体をハーネスで体に固定できるため、腕にかかる負担が大幅に軽減され、長時間の計測でも疲れにくい構造である。
    また、フラットな筐体デザインにより、三脚やケースがなくとも水平な場所に寝かせて置いておくことができる。
    さらに、リュックサック型のケースにより、自動車や飛行機だけでなく、電車や自転車でも現場まで容易に持ち運ぶことができる。
    一方で、「NavVis VLX」の優れた操作性も踏襲しており、例えば計測中に基準点を記録できるほか、組み込み式ディスプレイにより、追加のデバイスやモニタが手をふさぐことなく計測状況のプレビューをリアルタイムに確認することができる。
  3. 建設、プラント、測量業界における現場3D化を強化
    狭い空間や高所などを計測できる「NavVis MLX」を、広大かつ複雑な現場を計測できる「NavVis VLX」と組み合わせ、さらにストリートビューライクなWebビューワ「NavVis IVION」を活用することで、多様な現場を手軽に丸ごと3D化することができる。
    加えて、「NavVis VLX」で計測済みのエリアのうち改修した部分だけを「NavVis MLX」により再スキャンしてデータを更新するなど、現場3D化の実現をさらに加速し、現場の維持保全業務の生産性向上に貢献する。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社構造計画研究所
http://www.kke.co.jp/



国土交通省「遠隔臨場の工事検査」実施要項に対応した、骨伝導イヤホンマイク一体型遠隔支援カメラ

2024年8月13日 分類: ハードウエア

株式会社リモートアシスト(本社:大阪府茨木市、代表取締役:藤井 慎一)は、遠隔臨場の新実施要領に対応した骨伝導イヤホンマイク一体型ウエアラブルカメラを8月20日より発売する。
 

 
■主な特長

  • 軽量・小型、かつ操作が簡単
    ウエアラブルカメラの重量は、骨伝導イヤホンマイク付きでもわずか52gと軽量。しかも頭部に装着する方式のため、両手が常にフリーで作業に支障がない。
    またカメラのボタンをひと押しするだけで通信がスタートするので、ITやメカに詳しくなくてもすぐに使うことができる。
  • すぐに利用できるSaaS型
    使用に当たって専用アプリのインストールなどは一切不要。
    SaaS型ウエアラブルカメラのため、導入がきわめて簡単。
    現在使用しているパソコン(Windows/Mac対応)が利用可能。

 
■その他の特長
・最大4台のカメラ映像を同時表示可能
・192万画素(1600×1200)の高画質
・映像・音声のクラウド保存が可能など
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社リモートアシスト
https://remote-assist.jp/



ウェアラブルカメラ「Driveman SP-10」

2024年6月21日 分類: ハードウエア

作業員のヘルメットに簡単に装着でき、工事現場等の状況を映像で記録するウエアラブルビデオカメラ。
施工フロー確認、安全確認、トラブル時の状況確認等に使用することができる。
 
■製品の特長
① 両手での作業が可能となり安全性が向上。
②防塵・防水性能がIP56と高い。
③ 動作温度範囲が0~60℃と広く、長時間の撮影が可能。
 
NETIS番号:KT-240009-A

アサヒリサーチ

 
 
 
■問い合わせ先
アサヒリサーチ株式会社

https://www.driveman.jp/index.html



高品質なドローン映像をリアルタイムに「Moviewby(ムービーウォービー)powered by JIZAIPAD」

2024年6月14日 分類: ハードウエア

株式会社ジザイエ(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:中川 純希)は、HDMIを挿すだけでドローン映像を高品質のままリアルタイムにどこへでも伝送できる出力サービス「Moviewby(ムービーウォービー)powered by JIZAIPAD」を発表した。
すでに建設の施工現場で巡視業務を開始しており、今後はさまざまな業界で利用されているドローンへの導入拡大を図っていく。
 

 
概要
ジザイエと株式会社竹中工務店(本社:大阪市中央区、取締役社長:佐々木 正人)が共同開発。
ドローンの映像を高解像度・高フレームレートかつ低遅延に圧縮する独自の技術を活用し、リアルタイムにインターネットを通じてどこへでも伝送できるHDMI出力サービスで、初期設定不要のため現場ですぐに利用が可能。
また、HDMIを通じて接続する機器は小型かつ軽量のため、斜めがけポーチで持ち運びができる。
既に竹中工務店が手がける施工現場での巡視業務に導入されており、今後も複数現場への導入を予定している。
 
特長
・さまざまな映像デバイスに接続可能なHDMI出力
・複数拠点へ低遅延でリアルタイム映像配信
・利用現場や映像の用途に応じて任意で変更可能な映像画質設定
・映像データを利活用しやすい録画機能
・コンセント電源不要のバッテリー充電式デバイス
・屋外現場で負担にならないコンパクトな機材サイズ
・通信環境が悪いケースでも録画データの欠損を抑制するバックアップ機能
 
 
 
問い合わせ先
株式会社ジザイエ
https://jizaie.co.jp/



テラドローン、自社開発の国産UAVレーザ2つの新製品を同時発売

2024年6月3日 分類: ハードウエア

Terra Drone株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹)は、自社開発の国産UAVレーザー「Terra Lidar」シリーズにおいて、
「Terra Lidar Dual(以下、TLD)」「Terra Lidar R(以下、TLR)」の2つの新製品を発売した。
 

 
概要
国内初(※1)となるUAVレーザーとSLAM(※2)技術の一体化により1台で補測まで完結でき、陸上でも上空でも使用できる「TLD」と、スキャナー単体価格が従来の約3分の1である1,000万円以下で、測量精度5センチ以下、照射点数50万点/秒の最高水準(※3)のハイエンドUAVレーザー「TLR」を新たにシリーズに加えることで、測量現場のさらなる効率化を実現した。
 

※1 UAVレーザーとSLAM技術両用の製品としては国内初、同社調べ
※2 SLAM(Simultaneous Localization and Mapping):自己位置推定と環境地図作成を同時に行う技術
※3 同社従来製品比較
 
 
 
問い合わせ先
Terra Drone株式会社
http://www.terra-drone.net



建設現場の要件に合わせたフィールド コントローラー「Leica iCON CC180」を発売

2024年5月14日 分類: ハードウエア

ライカジオシステムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:日比 孝典)は、建設現場の要件に合わせたフィールド コントローラー「Leica iCON CC180(以下、iCON CC180)」を発売した。
本製品は、Leica iCON Siteソフトウエアをインストールすることで、最新技術と使いやすさを融合し、建設測量作業のための総合的なソリューションとして開発されたフィールドコントローラーである。
 

 
Leica iCON Siteソフトウエアの特長
測定、杭打ち、芯出し・墨出し、土量計算など、工事測量に必要な多数のアプリケーションが含まれている。
また、油圧ショベルマシンガイダンスとしてICT建機のパネルとして運用も可能。
第12 世代 Intel® プロセッサーによる効率的なデータ管理処理能力により、現場の作業員は複雑で大規模な設計データを迅速に読込み、処理することができる。
設計-掘削-レポート ワークフローを提供するマシンコントロールソリューション「「Leica iCON site excavator」 といった 3D マシンガイダンスと互換性があり、iCON CC180を使用することで、正確な切土盛土・土砂移動工事をマシン指示によるガイダンスで実施することが可能となる。
 
Leica iCON CC180の特長
・視認性の優れた8インチ LCD ディスプレイ
・Intel® 12世代 高パフォーマンスプロセッサ
・冷却用ファン不使用でノイズを低減
・指/濡れた指、手袋、またはスタイラスと選択可能なタッチ動作モード
・最大8時間動作可能な耐久性バッテリー
・Bluetooth® 接続範囲 最大500 m
 
 
問い合わせ先
ライカ ジオシステムズ株式会社
http://www.leica-geosystems.com/ja-jp/



蔵衛門Padのフラッグシップモデル「蔵衛門Pad Tough(パッドタフ)」を発売開始

2024年3月15日 分類: ハードウエア

株式会社ルクレ(本社所在地:東京都港区 代表取締役:有馬 弘進)は、タブレット型電子黒板カメラ「蔵衛門Pad(パッド)」シリーズ発売から10周年を記念し、フラッグシップモデルの「蔵衛門Pad Tough(パッドタフ)」を発売した。
 

 

特長

  • 蔵衛門Pad Toughは、10インチの大画面で耐衝撃・防塵防水な本体に、32,000mAhの大容量バッテリーを搭載。
  • カメラを起動して6日間の連続撮影が可能(※1)。
  • 充電の設備や時間を確保できない現場でもバッテリー切れの不安を解消した。

  • 防塵防水性能は「IP68」(※2)と「IP69K」(※3)に対応するタフネス設計により、現場の環境を選ばず活用できる。
  • 標準でスタンドまたは持ち手として活用できる2wayの専用パーツがあり、持ち運びに便利なだけでなく、自立するため現場で図面を表示して確認しながら作業ができる。
  • タブレット型電子黒板カメラとして工事写真撮影にも、クラウドを利用した遠隔臨場・トーク(工事チャット)・図面のリアルタイム共有などもできる(「蔵衛門プレミアム」要契約)。
  • 国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」において、最高位評価レベルの「VE(活用効果評価済み技術)」に認定。

※1 カメラ機能を起動し撮影モードに設定し、30秒ごとシャッターを切った場合。
  動作環境・システム設定により変動がある。
  1日作業時間8時間を想定して稼働可能日数を算出。
※2 「国際電気標準会議(IEC)」規定の「防塵防水規格」。
  あらゆる大きさの固形物、粉塵が内部に侵入せず、かつ一定の水圧で30分間水中に浸かっても有害な影響がない製品に与えられる等級。
※3 ドイツ工業規格の防塵防水規定。
  ノズルから80〜100BARの水圧で放水される80℃の湯に耐える製品に与えられる等級。

 
 
問い合わせ先
株式会社ルクレ
https://lecre.jp



AIがサポートする「SiteRebar(AI配筋検査端末)」リリース

2024年3月14日 分類: ハードウエア

KENTEM(株式会社建設システム)(本社:静岡県富士市、代表取締役社長:重森渉)は、AIが配筋を認識し、精度の高い配筋検査を実現する「SiteRebar(AI配筋検査端末)」を2024年3月26日(火)にリリースする。
国土交通省 デジタルデータを活用した鉄筋出来形計測の実施要領(案)に対応。
 

 
SiteRebar(AI配筋検査端末)の特長

  1. 独自のAI配筋技術により高精度な配筋検査を実現
  2.  鉄筋の検出率100%(※1鉄筋径の判別可能範囲D10~D51、※2鉄筋間隔の計測精度±5mm)。
     ※1 撮影画像から鉄筋を検出する確率(過検出あり)。また、撮影条件、対象配筋による。
     ※2 撮影画像空鉄筋の太さを判定し、D10(蓋長約10mm)からD51(同51mm)まで3mm単位で設定されている種類を判別可能。

  3. 検査時間を短縮し、工数も削減
  4.  検査帳票作成から報告書作成までの手作業による転記作業を省略。
    従来の配筋検査と比較して、検査時間を約60%短縮し、作業を効率化(建設構造物の規模等により導入効果は異なる)。

  5. 連携ソフトウエア
  6.  対象検査データの取り込みやその場での検査帳票の確認が可能。

  7. 「遠隔臨場 SiteLive」連携
  8.  現場と会社や事務所をつなげ、遠隔で配筋検査を実施でき、監督職員の現場臨場を省略し、生産性の向上が見込まれる。

 
 
問い合わせ先
株式会社建設システム
https://www.kentem.jp/



テラドローン、屋根点検用ドローンサービス「Terra Roofer」を大幅アップデート

2024年2月15日 分類: ハードウエア

Terra Drone株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹)は、ドローンによる屋根点検サービスの「Terra Roofer Cloud」を大幅にアップデートした。
今回のアップデートでは、ドローンで屋根の画像を取得するだけではなく、画像をCloud上で解析することで、屋根の寸法と面積を測定する機能を追加した。
これにより屋根に上らずに、屋根の点検から補修の見積りまでドローンのみで実施可能になる。
 

 

概要・長所

定期的な屋根点検は、建物の安全性を守る上で欠かせない重要な作業である。
定期的に点検することにより、いち早く問題箇所を認識し、メンテナンスのコストを最小限に抑えることができる。
 
従来の点検作業は、職人が実際に屋根に上って点検作業をする必要があり、非常に危険で時間がかかる作業だった。
テラドローンは、このような点検業務を改善するために、屋根に関わる多くの施工業者からのフィードバックをもとに、ドローンからの映像や写真によって屋根点検が可能となるサービス「Terra Roofer」を開発した。
 
従来、職人2人で約2時間かかっていた作業を、この製品を使用することで”誰でも1人で約30分で安全に”作業を完了できる。
 
また近年では、望んでいない屋根工事を契約してしまう「屋根工事の点検商法」のトラブルが5年間で約3倍にも増加しているが、この製品は、自動運転機能を搭載しており、点検作業の映像をリアルタイムで確認することができるため、点検を依頼した顧客に作業を見てもらうことで安心感を提供することも可能となる。
Terra Droneでは、ドローンを活用した屋根点検を導入することで、顧客に提案できる点検方法を増やし、さらには顧客とのつながり強化を促進、案件獲得にも貢献することを見込んでいる。
 
 
 

問い合わせ先

Terra Drone株式会社
http://www.terra-drone.net



現場用タブレット「蔵衛門Pad」が配筋検査の自動化に対応

2023年10月31日 分類: ハードウエア

株式会社ルクレ(所在地:東京都港区、代表取締役:有馬 弘進)は、株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:山本 二雄)の提供する「GeoMation 鉄筋出来形自動検測システム」を搭載した特別仕様の現場タブレット「蔵衛門PadTough DX』を販売する。
この協業により、工事現場の撮影業務と配筋検査業務の省力化を実現する。

■蔵衛門Pad Tough DXの特長
・工事関係者で工事写真、電子小黒板、図面をリアルタイム共有
・ビデオトーク機能による遠隔臨場
・J-COMSIA認定製品(写真の改ざん防止と工事写真レイヤ化)
・国土交通省推奨新技術「NETIS」においてVEを取得(番号:KTK-160024-VE)
・マイナス20度~60度の耐熱仕様
・IP68防水防塵
・建設業界用語3万語収録
・耐衝撃耐落下1m以上
・LEDフラッシュライトと高速オートフォーカス
・軍手を装着したまま操作できるグローブタッチ
 
 
■問い合わせ先
株式会社ルクレ
https://lecre.jp/



 


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