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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

金属屋根材裏面腐食を防止する通気マット「エアスペ-サ-」

2024年1月19日 分類: 建築資材・工法

金属屋根材裏面とルーフィングの間に通気層を設けるための製品。
従来は金属屋根材の野地板への直貼りで対応していた。

概要図
概要図
施工状況
施工状況

 
 結露防止のためにエアスペーサー仕様とし、結露水や雨水による野地板等の構造材の腐食を防ぐことで耐久性が向上する。
また、消音効果があるため周辺環境への影響を抑制する。
さらに、耐久性の向上によりスクラップ&ビルドからの脱却にも貢献する。
 
 屋根材の腐食原因には、屋根材と防水シートの間に雨水・結露水が浸入することによる金属疲労部位と水分の電気化学的反応(電蝕)が挙げられる。
 
 本製品ではエアスペーサーを緩衝材とすることで、屋根材裏面の接地面と吊子や釘頭などの突起物との間で生じる干渉を軽減できる。
NETIS登録番号 KT-230209-A
 
 
■問い合わせ先
株式会社ケルン
https://air-spacer.com/



金属製外壁材「メタルガード光」

2024年1月12日 分類: 建築資材・工法

独自技術により、金属製の外壁材としては業界で初めて光触媒コートを施した製品。光触媒による酸化分解力により汚れを分解し、超親水性塗膜により雨で汚れを洗い落とすセルフクリーニング機能が特長である。
 
さらに、高耐候コーティングにより優れた耐候性(塗膜変褪色10年保証)を有し、高耐候性と低汚染性を両立している。

 
 
 
■問い合わせ先
ニチハ株式会社
https://www.nichiha.co.jp/



金属製外壁材「侘寂」

 分類: 建築資材・工法

 時を経た金属独特の風合いを表現した外装材。独自の塗装技術を使い、グラビア方式(凹版)で模様を転写。これにより、単色では表現が難しい自然な素材感を実現している。
 

■製品ラインアップ
・ 玄武(げんぶ):マグマが急冷されてできる「玄武岩」を模したデザイン。
・ 黒炭(こくたん):日本の伝統色である消し炭色を表現。
・ 黒錆(くろさび):腐食防止に用いられる黒錆の色味を表現。
 
■製品仕様

  • 寸法・重量:
    ①18×300×3000mm、約4.4㎏/枚
    ②18×300×4000mm、約5.9㎏/枚
  • 標準価格(税抜き):
    ①8,440円/枚
    ②11,260円/枚
    約9,400円/㎡ 約31,000円/坪

 
 
 
■問い合わせ先
ニチハ株式会社
https://www.nichiha.co.jp/



機械式駐車場向けフェンス

2023年11月30日 分類: 建築資材・工法

機械式駐車場まわりに最適なフェンス。
立体駐車場工業会の認証基準に対応している。
 

機械式駐車場向けフェンス+めかくし塀V型

上部:機械式駐車場向けフェンス 下部:めかくし塀V型
上部:機械式駐車場向けフェンス 下部:めかくし塀V型

■特長
①スチール枠+メッシュパネルの組み合わせによる機能的なデザイン。
めかくし塀V型金具を使用し、省施工を実現。
②メッシュパネルのマス目サイズが40㎜×20㎜以下で、立体駐車場工業会の認証基準に対応。
③「機械式駐車場向けフェンス」は同社「めかくし塀V型」と取付金具が共通なため、パネルを組み合わせた部分めかくしも可能。
④設計強度は基準風速Vo=36m/s地域に対応している(めかくし塀V型との併用の場合は、めかくし塀V型の強度に依存する)。

スチール枠+メッシュパネル
スチール枠+メッシュパネル
設置イメージ(マス目サイズ40㎜×20㎜)
設置イメージ
(マス目サイズ40㎜×20㎜)

 
 
■問い合わせ先
積水樹脂株式会社
https://www.sekisuijushi.co.jp/



金属製折板屋根 「フラットフェース」

2023年10月31日 分類: 建築資材・工法

株式会社明光建商(本社:福井県越前市、代表取締役社長:塩谷 和宏)は、金属製折板屋根の課題を解決する新商品「フラットフェース」を開発した。
 

フラットフェースを屋根上に敷設するだけで、金属製折板屋根に遮熱、断熱、結露防止、遮音および防錆の効果を付与することができ、かつ折板屋根上がフラットになるため、屋根上の歩行や広い屋上スペースの有効活用が可能となる。
フラットフェースは不燃材料であり、またリサイクル性にも優れている。
 
 
■問い合わせ先
株式会社明光建商
https://meiko-k.co.jp/



スチールウッドコア製フリーアクセスフロア「ニチアス NOAフロア®」

2023年10月30日 分類: 建築資材・工法

パーティクルボードをコア材にした環境負荷の少ないフリーアクセスフロア。
歩行感に優れ快適なオフィス環境を実現する。カーボンニュートラル時代に向け、環境に配慮した次世代のオフィスビル建築に貢献。

4_ニチアスA_製品写真
製品写真
施工イメージ
施工イメージ

 
■製品の特長

  1. 環境負荷の少ない再生材を使用。
    製品のコア材に採用している木質材は、建築現場の解体時等の廃材から成型されたチップを原則100%使用(リサイクル材の供給状況により変動する可能性あり)。
    それらをボード成型してできた、環境負荷の少ない材料から作られている。
    また、支持脚に取り付けるPP製樹脂部材も再生材を使用している。
  2. 環境負荷の少ない製法。
    電気のみを使用する生産方式で、排ガスなどが発生しない。環境負荷の少ない生産方式を採用した。
  3. 軽量パネルにより負荷低減。
    同社従来製品(ニチアスシグマフロア)より36%軽量になったことで、養生設備・施工作業の負荷を低減する。
    また、システム重量も軽量化し、躯体への負荷を減らした。
  4. 現場回収廃材も利用可能。
    建築現場で発生する養生合板や型枠合板などの木質廃材を回収。
    その後チップ化、コア材ボードへの再資源化を経て、再びNOAフロアとして現場に納入することもできる。

 
 
 
■問い合わせ先
ニチアス株式会社
https://www.nichias.co.jp/



鋼製床下地仕様「ユカリラYGSタイプ」

 分類: 建築資材・工法

全空気式床ふく射冷暖房システム「ユカリラ」のバリエーションとして開発された、体育館などに向けた鋼製床下地タイプ。
対象施設の範囲を広げ、同システムのさらなる普及を目指すものである。

3_大建工業_案②A_ユカリラYGS画像(全体)概要図
概要図
3_大建工業_案②B_ユカリラYGS画像(床下空気の流れ)
床下空気の流れ

本製品は、鋼製床に使用される根太鋼を活用して冷暖房を行う。具体的には、エアコンからの空気を床下の流路を経由して根太鋼内に通す。
そして、冷暖房された空気が根太鋼に設けた孔を通じて床下地(捨て張り合板)の裏面に吹き付けられることで、床材(仕上げ材)に熱が伝わる。
吹き付けられた空気は最終的に還流口から室内に戻り、床からのふく射と合わせて空間を冷暖房する。
 
また、JIS A 6519(体育館用鋼製床下地構成材)に規定された基準を満たしており、体育館に求められる強度を十分に有している。
 
■特長
ふく射熱を利用することで、直接⾵が当たらず均⼀に空間を冷暖房できるため、体育館やアリーナ施設等の空調に最適。
強い風が起きないため、風の影響を受けやすい競技への影響も少ない。
また、災害時の避難所としてプライバシー確保のための仕切りを設けて使用する際にも、個室間での空調格差が生じにくく、足元からの安定した冷暖房効果が得られる。
 
 
 
■問い合わせ先
大建工業株式会社
https://www.daiken.jp/buildingmaterials/yukarela/



舗装材「Museo ONE」

 分類: 建築資材・工法

暮らしになじむ質感を生み出すために、4色のニュートラルカラーと凹凸のある表面形状を表現した舗装材。
同社の特殊加工技術「MakeupTect(メイクアップテクト)」を使用している。

2_ユニソンA_製品写真2_ユニソンA_製品写真
製品写真
2_ユニソンB_施工事例
施工事例

■製品の特長

  1. 自然から学んだ表面形状:ナチュラルな凹凸パターンで表面を表現。凹凸は意匠性だけでなく、滑り止めの効果もある。
  2. 味わいを生み出す意匠表現:シンプルでニュートラルなベースカラーに加え、濃淡に幅のある点描加工で仕上げている。
  3. 長く続く上質なカラー:特殊加工によって色の変化を抑えられるため、上質なカラーを長く保つことが可能。
  4. メンテナンス性:特殊加工により水分の浸透を抑えられるため、濡れ跡やカビ等が付着しづらく手入れが簡単。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社ユニソン
https://www.unison-net.com/



洗面カウンター「バイオマーブルシリーズ」

2023年9月28日 分類: 建築資材・工法

あたたかみのある木目調人工大理石を使用した洗面カウンター。
カウンター材のバイオマーブルは植物由来の原材料50%以上でできており,フェノール不使用の環境に配慮した人工大理石。また,耐久性・耐熱性・耐水性にも優れ,日常の汚れを簡単に拭き取れる耐汚染性もある。
カラーは濃淡のある木目を再現した4色がラインアップされている。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社エービーシー商会
https://www.abc-t.co.jp/



中大規模建築向けの耐火合板「耐火-ガイナー」を発売

2023年9月7日 分類: 建築資材・工法

住友林業株式会社(本社:東京都千代田区、社長:光吉 敏郎)は信越化学工業株式会社(本社:東京都千代田区、社長:斉藤 恭彦)と共同で、タブレット状の薬剤を充填して耐火性を持たせた合板「耐火‐ガイナー」を開発、発売した。
合板の形状を住友林業が、シロキサン化合物と難燃剤からなるタブレット状の薬剤開発を信越化学工業が担当した。
 

 
「耐火-ガイナー」は例えば柱・梁等への被覆材として活用する場合、集成材工場等で被覆し現場への納品が可能で、建て方後の現場作業が不要となり工期の短縮が見込める。脱炭素の観点から石膏ボード等の無機系耐火被覆材を木質部材の「耐火‐ガイナー」で代替し、中大規模建築物への木材使用量を拡大、環境負荷低減を目指す。
 
■概要
タブレット状の難燃薬剤を24mm国産材合板の表裏両面から一定間隔で所定の深さの孔(直径10㎜、深さ15㎜)に埋め込み耐火性能を持たせ、国産材活用の観点で販売中のガイナーシリーズの一つとして商品化(基本サイズは縦1820㎜×横910㎜×幅(厚み)24㎜)。
 
「耐火-ガイナー」は薬剤をタブレット状にして形状を維持しており、基本サイズからの大きさ変更などは一般的な木工機械で加工できる。
加圧注入等による難燃薬剤処理時に不可欠の薬剤充填後の乾燥工程が不要で、製造時の環境負荷を低減でき、納期の短縮、コスト削減にもつながる。
万一の火災時は難燃薬剤がガラス化して強固な炭化層を形成し、周辺への火の粉の飛散リスクを軽減する。
 
 
 

■問い合わせ先
住友林業株式会社
https://sfc.jp/



 


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