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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

建設SIGNESSデジタルサイネージシステム

2022年10月26日 分類: 共通資材・工法

大型ディスプレイのデジタルサイネージを用いた建設現場用の情報配信システム。
従来の安全衛生掲示板を用いた情報伝達とは異なり、静止画だけでなく動画による情報伝達が可能となるため、品質の向上が図れる。
また、掲示情報を準備する手間や編集・更新の作業時間の低減が可能となるため、施工性・経済性の向上および工程の短縮が期待できる。
 
NETIS登録番号KT-220068-A。
 

■問い合わせ先
ジャパンギャランティサービス株式会社

https://www.jgskk.co.jp/



ウレアウレタン樹脂系抗菌クリアトップコート「ジョリエース JU-VT」

2022年9月14日 分類: 共通資材・工法

アイカ工業株式会社(代表取締役:海老原健治、本社:名古屋市中村区)は、既存の塗り床に上塗りすることで抗菌性能を付加できるウレアウレタン樹脂系抗菌クリアトップコート「ジョリエース JU-VT」を発売した。
 

「ジョリエース JU-VT」施工イメージ
 
■開発の背景
2021年6月1日から原則として全ての食品等事業者に対し、HACCP(ハサップ)※1に沿った衛生管理への取り組みが義務化されたことにより、衛生意識が高まっている。
 
アイカ工業では、2021年11月に抗菌SIAAマーク※2を取得した硬質ウレタン樹脂系塗り床材「ファブリカ 抗菌 流しのべ工法」を発売しており、食品工場やドライ厨房向け塗り床材として販売してきたが、既存の塗り床に対しても抗菌性能に対するニーズが高く、簡単に性能を追加できる製品が求められていた。
 
そこで、既存塗膜の上に重ね塗りすることで抗菌性能を付加できるウレアウレタン樹脂系抗菌クリアトップコート「ジョリエースJU-VT」を開発した。
既存塗膜の撤去は不要で、簡易研磨のみで施工可能。
 
また、ファブリカ 抗菌 流しのべ工法と同様に抗菌SIAAマークを取得している。
衛生管理に寄与する改修用塗り床材として、食品工場やドライ厨房向けに提案し拡販を図る。
 
※1 危険度分析による、国際的な食品衛生管理手法。
Hazard Analysis and Critical Control Point(危害要因分析と重要管理点)の頭文字からなり、食品等の事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因を把握した上で、原材料の入荷から製品の流通・販売に至る全工程でそれらの危害要因を除去または低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保することを目的としている。
 
※2 SIAAは、抗菌製品技術協議会の略称。
適正で安心できる抗菌・防カビ加工製品の普及を目的とし、抗菌剤・防カビ剤および抗菌・防カビ加工製品のメーカー、抗菌試験機関が集まってできた団体。
抗菌・防カビ・抗ウイルス加工製品に求められる品質や安全性に関するルールを整備し、かつそのルールに適合した製品に、安心のシンボルとしてSIAAマークの表示を認めている。
 
■「ジョリエースJU-VT」の特長
・抗菌性能を有し、SIAAマークを取得
細菌の繁殖を抑制し、清潔感の維持に貢献する。
SIAAの安全性基準に適合していて、抗菌SIAAマークを取得している。
 
・簡単に改修可能
既存塗膜を撤去せず、簡易研磨のみで施工可能。
*適用下地はエポキシ、硬質ウレタン、水性硬質ウレタン。
下地の状況によりプライマーの使用を推奨している。
 
・耐久性に優れる
食品工場やドライ厨房等の床に必要な耐久性を有している。
 
■問い合わせ先
アイカ工業株式会社
https://www.aica.co.jp/



低炭素型PCa製品の標準化およびエコリーフ環境ラベルの取得

2022年7月21日 分類: 共通資材・工法

株式会社安藤・間(本社:東京都港区、代表取締役:福富 正人)と安藤ハザマ興業株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:田渕 勝彦、以下、「安藤ハザマ興業」)は共同で、安藤ハザマ興業が千葉工場で製造する普通強度領域(~60N/mm2)の建築部材を対象としたプレキャストコンクリート製品(以下、PCa製品)に低炭素コンクリートを採用した低炭素型プレキャストコンクリート製品(以下、低炭素型PCa製品)を標準的に供給できる体制を確立した。
 
低炭素型PCa製品の標準化およびエコリーフ環境ラベルの取得
 
通常のPCa製品と同じ製造サイクルで強度や耐久性などの要求性能を確保しつつ、部材や位置の制限なく建築構造物へ適用が可能である。
さらに、開発した低炭素型PCa製品の5製品(※1)の製造を対象にライフサイクルアセスメント(以下、LCA)(※2)を実施し、製品の環境情報を客観的に「見える化」できるエコリーフ環境ラベル(以下、エコリーフ)(※3)を取得した。
低炭素型PCa製品の標準化およびPCa製品のエコリーフの取得は、国内で初めて(※4)となる。
 
これらにより、お客さまは通常のPCa製品と同等のコスト・品質で、セメント由来のCO2排出量を約20%削減した低炭素型PCa製品の選択が可能、環境配慮型社会の実現にも貢献できる。
 
 
■開発の背景
環境配慮型社会の実現が求められる中、安藤ハザマでは、セメント材料に由来するCO2排出量の削減を目的とした現場打ち低炭素コンクリートの技術を開発している(※5)また、環境影響を評価し、負荷削減策を計画・実行するために、建築物にLCAを実施し、CO2排出量の定量評価を行うなどの取り組みを重ねてきた(※6)。
今回、現場打ち低炭素コンクリートの技術を生産性向上・工期短縮が図れるPCa製品に適用し、低炭素型PCa製品のメニューを整えた。さらに、低炭素型PCa製品を製造するプロセスで排出される、CO2をはじめとする環境負荷を定量に評価する手法を確立した。
 
 
■技術の特長
・普通セメントの20%を高炉スラグ微粉末(※7)で置換することで、材料由来のCO2排出量を約20%削減できる。・通常のPCa製品と同じ製造サイクルやコストで、同等以上の強度と耐久性を有している。
・部材や位置の制限なく、建築構造物へ適用可能。
・第三者認証制度であるエコリーフを取得することで、客観的で信頼性の高い環境情報を「見える化」することを実現した。
・エコリーフが付与された低炭素型PCa製品を適用した建築物は、LEED認証(注8)の加点対象となる。
 
※1 5製品
設計基準強度Fc=36、42、48、54、60N/mm2の5製品
 
※2 ライフサイクルアセスメント(LCA)
製品・サービスがライフサイクル全体(資源採取-原料生産-製品生産-流通・消費-廃棄・リサイクル)または、その特定段階で与える環境負荷を定量的に評価する手法。
 
※3 エコリーフ環境ラベル
一般社団法人サステナブル経営推進(SuMPO)が運営する環境情報開示方法の仕組み。国際規格「ISO 14025 タイプIII環境宣言(EPD:Environmental Product Declaration)」に準拠した環境ラベルで、企業の製品やサービスの環境情報を定量的に評価するための客観的な根拠として活用されている。
今回の登録番号:JR-BH-22002E~JR-BH-22006E
 
※4 2022年4月12日時点。安藤ハザマ調べ。
 
※5 技術・ソリューション 低炭素コンクリート
https://www.ad-hzm.co.jp/solution/energy_saving/detail_01/
 
※6 技術・ソリューション CFP(カーボンフットプリント)
https://www.ad-hzm.co.jp/solution/energy_saving/detail_05/
 
※7 高炉スラグ微粉末
製鉄所の高炉における製鉄の際に副生されるスラグを微粉砕したもので、水硬性を有する。
 
※8 LEED認証
米国グリーンビルディング協会が開発および運営を行っている建物・敷地利用についての国際的な環境性能評価システム。Leadership in Energy & EnvironmentalDesign(省エネと環境に配慮した建物・敷地利用を先導するシステム)の略。
 
 
■問い合わせ先
株式会社安藤・間
https://www.ad-hzm.co.jp/



出来形確認標尺指示具 (a-slide)「みえる君」

2021年10月12日 分類: 共通資材・工法

標尺ロッドとアクリル板指示具(a-slide)を組み合わせた検測。
 
みえる君
 
標尺指示具を透明アクリル板にしたことで視認性が向上した。
標尺指示具背面のゴムで標尺ロッドに固定およびスライドを可能にしたことで手元作業員が不要となり、写真撮影時の省人化、省力化に寄与する。
標尺指示具を小型軽量化したことにより、持ち運びも容易になっている。
 
NETIS登録番号QS-210011-A。
 
 
■お問い合わせ
旭建設株式会社
https://www.construction.co.jp/



鋼製軟弱地盤滑り止め 「ミニロードマット」

 分類: 共通資材・工法

軽量で連結もできる仮設用鋼製ロードマット。
 
ミニロードマット
 
傾斜地や軟弱地盤に設置する鋼製の滑り止め製品で、 本体を59kgと軽量化したため人力で持ち運ぶことができる。
車輪等が通過する箇所のみに設置すればよいため設置・撤去を迅速に行える。
ロードマットを格子状とし、ボルト・ナットのみで連結できるようにした。
工程短縮と産業廃棄物の削減も実現する。
 
NETIS登録番号KK-210021-A。
 
 
■お問い合わせ
株式会社和建
http://www.wkn.co.jp/



アンカーボルト穴埋め部品「アンカーベ」からフラットタイプ(無地)が販売

2021年2月18日 分類: 共通資材・工法

株式会社浪速工作所(所在地:大阪府堺市、代表者:谷本 和考)は、足場解体作業時に使う、アンカーボルト穴埋め部品『アンカーベ』のフラットタイプを発売した。
 

 
■概要
『アンカーベ』は足場つなぎ解体時のタッチアップ作業に変わる新しい施工方法として、壁の柄に合わせて使用できるよう5種類の模様のラインナップがあり、2020年6月より販売開始。今回、要望の多かったフラット(無地)タイプの製造・販売を開始した。
 
■特長
・壁の柄(模様)に合わせられるよう、6種類展開
 
・挿入後に微調整可能なドライバー溝あり・なしが選べる
 
・壁の穴が垂直でなくても、壁面に平行に挿入できる
 
・変色せず、形も崩れない
 
・綺麗に仕上がる(TYPE-Aの場合)
 
・ワンタッチで施工(TYPE-Bの場合)
 
 
 

■問い合わせ先
株式会社浪速工作所
https://www.naniwakousaku.co.jp/



耐塩害タイプポリマーセメントモルタル「U-リペアパッチCT」

2021年1月20日 分類: 共通資材・工法

塩害を受けたコンクリート構造物や周辺環境の塩化物イオン濃度が高いコンクリート構造物を断面修復する補修工事に使用されるポリマーセメントモルタルである。結合材(セメントなど)、骨材、繊維、ポリマーで構成されていて、生成される水和物による緻密化と固定化で遮塩性が向上するよう配合が最適化された製品。 NETIS登録番号CG-200019-A。
 
 

 
 
■問い合わせ先
宇部興産建材株式会社
TEL:03-5419-6205
https://www.ube-ind.co.jp/ubekenzai/



等厚合成スラブ用デッキプレート「サイノスデッキ」

2018年3月8日 分類: 共通資材・工法

日鐵住金建材株式会社(本社:東京都江東区 代表取締役社長:中川智章 )は、トータルコストの低減を実現した「等厚」合成スラブ用デッキプレート『サイノスデッキ』を発売した。
 
『サイノスデッキ』
 
■製品の概要
ユーザーから強い要望のあった等厚スラブを実現する合成スラブ用デッキプレート。
従来品の等厚RCスラブに比べ同等の振動・遮音性能を確保しつつ、材料低減および施工省略によりトータルコストの低減を実現。
近年、物流倉庫・再開発ビルを中心に大型化することにより床の仕様も高荷重・ロングスパンが求められる。
本製品はこれに対応した国土交通大臣の耐火構造認定を取得済みである。
 
■問い合わせ先
日鐵住金建材株式会社
TEL:03-3630-2149
https://www.ns-kenzai.co.jp/



環境のための新エコロジー軽油「K-S1 Gold」発売

2017年7月21日 分類: 共通資材・工法

ヒラオカ石油株式会社(本社:大阪府岸和田市、代表取締役:平岡顯一)は、NETIS登録の軽油用燃焼促進剤「K-S1」(特許製品)を添加した、環境のための新エコロジー軽油『K-S1 Gold』を発売した。
 
「K-S1 Gold」
 
■製品の概要
「K-S1」は、燃料に添加するだけで、CO2・排ガス・燃料費を削減できる軽油用の燃焼促進剤。
成分は軽油100%で製造されていて、不正軽油・JIS規格・環境条例等に一切抵触しない。
発動発電機および公共工事や公道を走る車両に、問題なく安心して使用できる。
NETIS登録番号HR-100007-VR。
(株)大智(富山県射水市)と金沢大学の共同研究開発。
販売元は(有)エコ・アース(埼玉県川口市)。
 
「K-S1」使用の際には、毎回の添加量計量(軽油量の1/1000)を必要とし、重機・車両への給油にはその都度手間がかかる。
その難点を解決するべく、「K-S1」の最適配合量をあらかじめ計量し、ローリーに直接添加したプレミアム軽油がヒラオカ石油(株)の「K-S1 Gold」である。
添加剤の置き場所確保や在庫管理を不要にし、使用する重機・発電機・車両等に直接パトロール給油を行う。
 
ヒラオカ石油(株)の油槽所と車両、国内各地の提携会社との連携により、配送ネットワークは日本全国に広がる。
「K-S1 Gold」「K-S1」の活用により、総合評価方式および公共工事成績評定での加点、周辺環境への配慮、地域への貢献、地球環境保全、創意工夫等での加点が見込まれる。
 
■問い合わせ先
ヒラオカ株式会社
TEL:0120-8109-81
http://hiraokasekiyu.com/



積水化学工業がインフラ老朽化対策製品群「インフラガード」を発売

2017年6月22日 分類: 共通資材・工法

積水化学工業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高下 貞二)が、インフラ老朽化対策製品群『インフラガード』を発売した。
 
インフラガード
 
■製品の概要
同製品は、コンクリート構造物、鋼構造物の予防保全、補修、補強それぞれの用途に対応でき、鉄道、道路などのインフラ施設の長寿命化を可能にするプラスチック単体およびプラスチック複合材の製品群。
構造物を長寿命化することに加え、施工現場における仕上がり品質と短時間施工を兼備した。
6月から3製品(CF-PPS,CRJ,DLC)を順次販売開始している。
 
●CF-PPS(Carbon Fiber PrePregSheet:炭素繊維プリプレグシート)
2方向に配列した炭素繊維基材にエポキシ樹脂を事前含浸したプリプレグシート
(繊維基材に樹脂をあらかじめ含浸した状態の成型用材料)。
用途は、鋼構造物(標識、照明など)の防食、補修、補強およびコンクリート構造物の補修、補強。(写真左)
 
●CRJ(CRack Joiner)
湿潤なひび割れへ注入可能な軟質エポキシ樹脂。用途は、コンクリート構造物のひび割れ補修等。(写真中央)
 
●DLC(Diamond Like Carbon)
ダイヤモンドに類似する特性を持つ硬い炭素膜である。
本製品は、高いガスバリア性能を有するDLC膜を表面に配したプラスチックシート。
用途は、コンクリート構造物の表面保護工、剥落防止工等。
今秋発売予定。(写真右)
 
■問い合わせ先
積水化学工業株式会社
TEL:075-662-8603
https://www.sekisui.co.jp/



 


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