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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

ビューティスカーレット エマージェンシーパネル

2023年3月30日 分類: 共通資材・工法

マンホールトイレの上屋として使用することのできる、仮設トイレ用のパネル。
災害時のトイレ問題は被災者の健康を損なう恐れもある重大なテーマだが、本製品は特別な技量や機械工具を使用することなく、2人で15分で組み立てることができ、発災直後から使用が可能。
ダブルトイレットペーパーホルダー、換気口、フックを標準装備しているほか、棚、鏡、除菌スプレー等のオプションも用意されている。
製品は海外輸出にも対応できる高強度の箱に収納されており、積み重ねも可能。物置もセットで販売されており、備蓄も考慮されている。
下部構造は便槽貯留、塩ビ管立ち上げマンホールなどに対応。
トイレの間隔は1000mmから設置することができる。
 

EMERGENCY PANEL
EMERGENCY PANEL2
設置イメージ

 
【その他の製品の特長】
①仮設トイレ業界唯一の射出成型で、頑丈なパネル(PP)
②防犯対策として、室内と使用時間外には室外からも施錠可能
③外から透けて見えないパネルのため、隣の音や臭いも気にならない
④段差は付属のスロープによりバリアフリー対応が可能
⑤広くて明るい室内のため、夜間も安心して使用できる
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社ビー・エス・ケイ
https://www.bsk-net.co.jp/



プラダンハウス

2023年3月22日 分類: 共通資材・工法

災害時に簡易トイレの覆いとして使用することのできる製品。
軽量さとコンパクトさが特長で、壁・屋根の素材には厚さ5mmのプラスチックダンボールを採用。
発災直後から、輸送路等が使用できるようになる発災後3~10日間の緊急状態での活用が想定されている。
また、着替えや簡易シャワーの覆いとしても活用可能である。
 

01立川建築設計事務所A
01立川建築設計事務所B
01立川建築設計事務所C

設置状況

 
■製品の特長
①折り畳み式のため、1基当たり段ボール箱53×190×厚み13㎝と省スペースでの備蓄が可能。
②手間のかからないジョイント構造により、組み立ては2人で30分程度で行える。
③組み立てに工具は不要で、ハンマーやロープ、ペグなど必要な道具も全て揃っている。
④ほとんどのパーツは腐食しないプラスチック製、ナイロン製のため長期の保管が可能。
・特許第6715661号
 
 
 
■お問い合わせ
株式会社立川建築設計事務所

https://tachikawa-arc.com/



ボルト締付けマーキング用スタンプ「ボルトライン」がNETISに登録

2023年3月1日 分類: 共通資材・工法

川田工業株式会社(富山本社:富山県南砺市、代表取締役 社長:川田 忠裕)とシヤチハタ株式会社(本社:名古屋市西区、代表取締役社長:舟橋 正剛)が共同開発した、ボルト締付けマーキング用スタンプ「ボルトライン」が、国土交通省のNETISに登録された(SK-220010-A)。
 
ボルトライン
 
■製品特長
・ボルトに被せて押し込むだけの簡単な操作でマーキングするツール。
・ナットの面部にも角部にもマーキング可能で、現場の管理方法に合わせたマーキングに対応可能。
・作業者の姿勢や手の向き、熟練度によらず真っ直ぐなラインを引くことできる。
・従来のマーカーペンによる手書きに比べ、マーキング時間を1/3に短縮(社内施工試験値)。
・マーカーペンによる手書きで生じていた、液だれや不連続、斜め線などの筆記の乱れが解消。
・書き損じに伴う手直しが発生しない。
・不揮発性のインクの採用により、シンナー臭が発生せず、閉鎖空間でも快適に作業できる。
 
今後は、適合ボルトやマーキングカラーの拡大、長期耐候性インクの採用など、バリエーション展開による用途拡大を図る。
 
 
 
■問い合わせ先
川田工業株式会社

https://www.kawada.co.jp/



PFOS・PFOA吸着処理システム「De-POP’s ION™」

2023年1月27日 分類: 共通資材・工法

メタウォーター株式会社と共同で開発された、イオン交換樹脂を用いた水中のPFOSS(ペルフルオロオクタンスルホン酸) およびPFOAA(ペルフルオロオクタン酸)の吸着処理システム。
 
本装置は、微細な砂やゴミなどの懸濁物を取り除く「除濁装置ユニット」と、イオン交換樹脂が充填されPFOS・PFOAを効率的に除去する「イオン交換樹脂塔ユニット」で構成される。PFOS・PFOAを含む池や湖沼、水槽等の近くまで運搬し設置することが可能で、現地にて処理対象水のPFOS・PFOAを除去することができる。
 
イオン交換樹脂の代わりに粒状活性炭の使用や、その併用も可能。また、循環処理法により処理した水を外部に放流・破棄することなく、もとの池や水槽へ返送、循環処理することで、環境負荷の低減にも寄与する。
 

De-POP’s ION A

設置状況

De-POP’s ION B

循環処理法の処理フロー

 
 
■お問い合わせ
前田建設工業株式会社

https://www.maeda.co.jp/



特殊繊維・特殊骨材入り 遮熱性舗装用塗料「ミラクールロードWα」

 分類: 共通資材・工法

遮断性舗装用塗料として多くの採用実績を有する、アクリルエマルジョン樹脂を用いた株式会社ミラクールの「ミラクールロードW」の新製品。
特殊繊維と特殊骨材を配合したことにより、耐久性と遮熱性の向上を実現した。
カラーは標準色9色がラインアップされている。
 
■製品の特長
 
①耐久性・遮熱性の向上:耐久性および遮熱性の確認試験により優れた性能が確認されている。
②密粒舗装への適用:ゴムレーキ、自在ぼうき、ローラーでの施工が可能。
③開粒舗装への適用:スプレーで施工が可能で、透水性能を損なうことがない。
④すべり抵抗性:振子式スキッドレジスタンステスタにて滑り抵抗性(BPN)を確認済み。
 東京都建設局の定める遮熱性舗装の規格をクリアしている。
 
 
ミラクールロードWαA
 

ミラクールロードWαB

設置状況

ミラクールロードWαC

循環処理法の処理フロー

 
 
■お問い合わせ
株式会社ミラクール

https://www.miracool.jp/



ビューティスカーレット スイッチトイレ

 分類: 共通資材・工法

優れたデザイン性と快適性が特長の仮設トイレ「ビューティスカーレット」の新製品。
従来は本水洗と簡易水洗はユーザーの要望により使い分けるため2棟の在庫が必要であったが、本製品は1つのトイレで本水洗と簡易水洗の切り替えが可能。
建屋(パネル)は兼用で、便器部も1つのユニットでアダプターの交換とロータンクの脱着のみで瞬時に切り替えでき、コストを大幅に縮減できる。
 
ビューティスカーレット
 
 
■お問い合わせ
株式会社ビー・エス・ケイ

https://www.bsk-net.co.jp/



ヨド物置 エルモ BEAMS DESIGNモデル

2022年12月27日 分類: 共通資材・工法

株式会社ビームスのライセンスブランド「BEAMS DESIGN」がプロデュースする、“ミリタリーコンテナ”をデザインコンセプトにした物置。
既存モデルである「ヨド物置 エルモ LMD(S)-2215」を基本仕様としながら、本体色には庭や自然に溶け込む黒みのある「オリーブドラブ」を採用。
アウトドアグッズのみならず、それらを収納する箱にもこだわるユーザーへの展開が期待される。
 
ヨド物置 エルモ BEAMS DESIGNモデル
 
 
■お問い合わせ
株式会社淀川製鋼所

https://www.yodoko.co.jp/



ビューティスカーレット スペシャルエディション

 分類: 共通資材・工法

株式会社ビー・エス・ケイのトップセラーシリーズである「ビューティスカーレット」の新製品。
内側710色、外側654色から好みの色を選択できるのが特長で、完全オリジナル・オンリーワンの快適トイレの提供を実現する。
 

 
観光地などでは、地区の条例により華美にならない構造物や建築物が求められるが、従来の仮設トイレに多い青や緑などの製品カラーではこうした条例に対応できなかった。
本製品は内外装の色をカスタマイズできるため、周辺の環境に配慮したトイレ設備の提供が可能。
 
また、内部の加工なども職人が手作りで製作するため高級感のある仕上がり。
ハイグレードなグランピング施設などへの納入実績もあり、今後は仮設トイレにとどまらず、さまざまな活用が期待される。
 

 ■お問い合わせ
株式会社ビー・エス・ケイ

https://www.bsk-net.co.jp/



CO2吸収・硬化セメント系材料「カーボフィクス®セメント」

 分類: 共通資材・工法

製造段階でのCO2発生量を抑制し、かつ硬化時にCO2を吸収することで、大幅なCO2削減を実現するセメント系材料。
 

 
NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の助成事業「炭素循環型セメント製造プロセス技術開発(2020~2021年度)」で得られた知見をもとに開発されたもので、同事業ではCO2排出量の約60%削減を達成している。
 
廃コンクリートにCO2を固定化した合成炭酸カルシウムやCaOを含む各種リサイクル原料を用いることで、原料由来のCO2排出量をさらに削減することができ、カーボンネガティブの達成も期待できる。
 
ポルトランドセメントを製造している既存の設備での製造が可能で、またポルトランドセメントを上回る廃棄物を原料に使えるため、サーキュラーエコノミーの構築にも貢献する。
 
 
■お問い合わせ
太平洋セメント株式会社
https://www.taiheiyo-cement.co.jp/



コンクリート仕上げ助剤「サーフェスエイド」

2022年11月29日 分類: 共通資材・工法

コンクリート打設および仕上げの際に撒くことでコンクリート表面の急速な水分損失を減少し、早期乾燥によるプラスチックひび割れなどのリスクを低減することができる仕上げ助剤。
 
成分は完全無機物のため、コテ滑りなどの施工性を改善。
また表層への残留物もなく、各種仕上げ材との接着性にも影響がない。
急激な乾燥を防ぐため、オープンタイムも延長可能となっている。

【仕上げ比較写真】

プラスチックひび割れ
 

サーフェスエイド使用時



■問い合わせ先
株式会社エービーシー商会

https://www.abc-t.co.jp



 


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