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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

木質バイオマス発電所から発生する木質系バイオマス燃焼灰の有効活用に向けた共同研究について

2024年7月23日 分類: 共通資材・工法

株式会社奥村組(所在地:大阪市阿倍野区、代表取締役社長:奥村 太加典)、神鋼商事株式会社(所在地:大阪市中央区、代表取締役社長:髙下 拡展)、国立大学法人室蘭工業大学(所在地:室蘭市、学長:松田 瑞史)は、木質バイオマス発電所から発生する木質系バイオマス燃焼灰(以下、燃焼灰)の有効活用に向けた共同研究を開始した。

■概要
本共同研究では、奥村組が出資する石狩バイオマス発電所で発生した燃焼灰について、消毒効果の有無、効果発現までの時間、持続性等を確認・評価し、家畜伝染性疾病予防用資材としての可能性を検討する。
 
室蘭工業大学大学院工学研究科 山中真也 教授(界面・化学工学研究室)は、これまで農研機構・生研支援センター委託事業のイノベーション強化創出研究推進事業「口蹄疫・鳥インフルエンザ等家畜伝染病防疫のための多機能粒状消石灰の実用化」等で消石灰の消毒効果に関する研究実績を有しており、今回の共同研究においても過去に得られた消毒効果に関する知見を提供する。
 
神鋼商事は、石狩バイオマス発電所で使用する木質バイオマス燃料の供給を担当しており、燃焼灰の消毒材としての商品化と販売について協力する。
 
再生可能エネルギーである木質バイオマス発電により排出される燃焼灰も有効に活用することで、循環型社会の形成へのさらなる貢献を目指す。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社奥村組
https://www.okumuragumi.co.jp/



「アルミロールスロープ」本格レンタルを開始

2024年7月5日 分類: 共通資材・工法

株式会社アクティオ(本社:東京都中央区、代表取締役社長兼 COO:小沼 直人)は、丸めて持ち運び可能な多目的仕様スロープ「アルミロールスロープ」の本格レンタルを開始した。
 

 
■概要
「アルミロールスロープ」は、道路の段差や障害物、地面の溝をまたぐなど、さまざまな場面で活用できるスロープで、段差や障害物があっても資材等を台車に乗せたまま簡単に運搬できるため、作業効率が向上する。
現場での通路としても活用でき、作業員の移動をよりスムーズにし、作業現場での動線を確保することで、生産性の向上にも貢献する。
また、耐久性に優れたアルミ製で軽量、収納時はロール状に巻くことでコンパクトに格納できるため、持ち運びが容易である。
 
■特長
・バリアフリーや歩行者通路、台車運搬など、さまざまな用途で使用可能
・丸めてコンパクトになるため持ち運びも容易
・500kgまでの重量に対応可能
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社アクティオ
https://www.aktio.co.jp/



建築用分野で新ブランド「グランセラ」展開開始

2024年7月3日 分類: 共通資材・工法

日本ペイント株式会社(本社:東京都品川区、社長:喜田益夫)は、建築用分野で有機無機ハイブリッド上塗塗料の新ブランド「グランセラ」を立ち上げ、第一弾として本ブランドから、ターペン可溶2液セラミックハイブリッド超高耐候超低汚染無機系塗料「グランセラトップ 2液ファイン」を販売開始した。
 

■グランセラトップ 2液ファイン
この度、第一弾として本ブランドから「グランセラトップ 2液ファイン」(ターペン可溶2液セラミックハイブリッド超高耐候超低汚染無機系塗料)を発売した。
フッ素樹脂塗料を超える高耐候性のハイグレード外壁・付帯部用塗料である。
2液弱溶剤形でコンクリート面や窯業サイディングボード面、金属面など幅広い素材に対応可能。
 
 
 
■問い合わせ先
日本ペイント株式会社
https://www.nipponpaint.co.jp/



未来型ウォーターレストイレ「clesana(クレサナ)」を家庭用コンセントで使用できるポータブルキット開発

2024年6月28日 分類: 共通資材・工法

株式会社トイファクトリー(本社:岐阜県可児市、代表取締役:藤井 昭文)は、水や化学薬品を使わず衛生的に排泄物を処理できる
未来型トイレ、clesana(本社:スイス)の日本総代理店契約を締結。
能登半島地震の被災地にもクレサナトイレを設置したトイレカーを派遣し、断水が続く環境でも衛生的に使用できるため、被災地で活用されている。
 

 
今回、このクレサナトイレを家庭のAC100Vコンセントでも手軽に使用できる「ポータブルキット」を独自に開発。
クレサナトイレ本体を土台となるベースボードに設置し、コントロールパネルを一体化させた設計の為、AC100V電源コンセントで簡単に使用できる。
室内設置はもちろん、ポータブル電源と共に使用することで、移動事務所、屋外簡易トイレ、介護施設、災害対策など、用途が格段に広がる。
 
 
 

問い合わせ先
株式会社トイファクトリー
https://toy-factory.jp/



「伸縮コーンバー」

2024年6月21日 分類: 共通資材・工法

カラーコーンを移動させることなく作業帯を設置できる、伸縮自在なコーンバー。
 
従来は、作業帯を作る際にバーの長さに合わせてカラーコーンを移動していたが、本製品は現場に合わせて1.2m~2m間で長さを調整でき作業帯の作成を簡易化する。
また、虎柄(黄・黒)で視認性が良いほか、本体重量が0.4㎏と軽量なため持ち運びが容易で、収納すれば狭所でも保管ができる。

 
 
 
■問い合わせ先
日本セイフティー株式会社

https://www.nihonsafety.com/



「充電式運搬車 パイプフレーム仕様」

 分類: 共通資材・工法

重い荷物を楽に運搬できるマキタ製のバッテリー充電式アシスト運搬車。
平地使用時の最大積載量は300㎏で、選べる3スピード切り替えと急発進を防ぐソフトスタート機能、レバーブレーキとサポートブレーキの2つのブレーキシステムで作業効率を向上させる。
 
また、ハンドルの高さが調節可能なほかサイドフレームも伸縮できるため、荷台よりも大きな積載物の運搬が可能。

 
 
 
■問い合わせ先
日本セイフティー株式会社

https://www.nihonsafety.com/



安価で締固めが不要な高流動コンクリート「LACsコンクリート」を開発

2024年6月14日 分類: 共通資材・工法

鹿島建設株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:天野裕正)は、鉄筋コンクリート構造物の施工における生産性向上を目的に、安価で締固め作業※1が不要な高流動コンクリート「LACsコンクリート」(ラックスコンクリート)を開発した。
「LACsコンクリート」を実工事に初導入した結果、普通コンクリートで施工した場合と比べ、作業人数を約80%削減、打設時間を約60%短縮できることを確認した。
同社は今後、「LACsコンクリート」を各現場に展開し、コンクリート打設作業の効率化を進めていく。
 

 
「LACsコンクリート」の概要
「LACsコンクリート」は、ベースとなるコンクリートに、同社が新たに開発した粉末状の分散剤を現場で添加して、コンクリートの流動性を高めたもの。
また、ベースコンクリートに混ぜる細骨材の微粒分量を増量することで、普通コンクリートと同程度の単位セメント量300~350kg/m³でも、材料分離抵抗性を確保できる。
混入する細骨材はセメントよりも安価のため、材料単価の大幅な上昇を抑えることが可能となる。
コンクリートの流動性を高めることによって、打設時間と作業人数を大幅に削減しつつ、セメントよりも安価な細骨材を増量することで、トータルコストの増加を抑制した。
 
 
 

問い合わせ先
鹿島建設株式会社
https://www.kajima.co.jp/



結束バンド「生分解性インシュロック耐候グレード」

2024年5月21日 分類: 共通資材・工法

植物由来の生分解性プラスチックを使用した結束バンド「生分解性インシュロックシリーズ」に新たに追加された、屋外で使用可能な耐候グレード。
 
■製品の特長
①循環型社会の形成に貢献
植物由来のプラスチックであるポリ乳酸を主原料とし、従来の石油由来のプラスチックと比較して枯渇性資源への依存度や燃焼時のCO2排出量が小さく、地球環境へ配慮している。

②水と二酸化炭素に分解
コンポスト(堆肥化)装置等の適切な環境下で、温度・湿度などの影響による加水分解と微生物による生分解が起こり、最終的にはほぼ全てが水と二酸化炭素に分解される。
なお、通常の環境下ではほとんど分解はせず、通常のインシュロックと同様に使用できる。

③屋外でも使用可能
耐候グレードは「耐候性インシュロック」と同等の耐候性能を保持しているため、従来品と同じように屋外でも使用ができる。
 
■製品概要
材質:ポリ乳酸(PLA)
色: 白(標準グレード)、
黒(耐候グレード)
常時使用温度範囲:-40℃~85℃

製品写真
製品写真
コンポスト内での崩壊の様子
コンポスト内での崩壊の様子

 
 
 
■問い合わせ先
ヘラマンタイトン株式会社
https://www.hellermanntyton.co.jp/



ミドリ安全、USB充電で繰り返し使用できる光ファイバー使用のLED作業ベストを新発売

2024年4月30日 分類: 共通資材・工法

ミドリ安全株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:松村 乾作)は、光ファイバーを利用したLED作業ベスト
「LEDベスト」「LEDライトボックス」の2製品を、2024年4月22日(月)より販売開始した。
 
 

 
 
 
製品特長
・発光部分に光ファイバーを使用し、断線等の心配が少ない
・ベストに縫い込んだ光ファイバーがライン状に発光し、遠くからでも見えやすい
・ベストと発光ユニットを分けており破損時には別々に交換が可能
・USB充電式で繰り返し使用可能
・ベストの色は黄と銀の2色、発光色は緑・赤・青・黄の4色から選択可能
・連続点灯で8時間以上使用でき、点灯モードも3種類から選択可能
・重さ約250gと軽量
 
 
問い合わせ先
ミドリ安全株式会社
https://www.midori-anzen.co.jp/ja/?_fsi=niK7XIAW&_fsi=niK7XIAW



鹿島建設、CO2吸収・固定型コンクリート専用の製造実証プラントを建設、運用開始

 分類: 共通資材・工法

NEDOのグリーンイノベーション基金事業“CO2を用いたコンクリート等製造技術開発プロジェクト”の一環として、
鹿島建設株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:天野 裕正)は、デンカ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:今井 俊夫)、株式会社竹中工務店(本社:大阪市中央区、取締役社長:佐々木 正人)とともに、本事業を実施するコンソーシアムであるCUCO(クーコ)の幹事会社として、コンクリートの製造過程で排出される二酸化炭素(CO2)の排出量が実質ゼロ以下となる「カーボンネガティブコンクリート」の開発を進めている。 
 

 
実証プラントの設置
 今般、鹿島建設と本事業の共同実施先である株式会社セイア(本社:東京都港区、代表取締役社長:小崎 貴紀)、日工株式会社(本社:兵庫県明石市、代表取締役社長:辻 勝)、株式会社北川鉄工所(本社:広島県府中市、代表取締役社長:北川 祐治)は、カーボンネガティブコンクリートの製造と、その実証を目的とした専用のコンクリート製造プラントを兵庫県加西市に建設し、運用を開始した。これによりCUCOは、CO2の排出量削減、固定、吸収に資する多種多様な材料で構成するコンクリートを、実規模で容易に試験製造できるようになる。
また、本プラントには、コンクリートの製造に必要な水や電力の使用に伴うCO2排出量を検証できる設備も備わっており、CUCOはコンクリートの製造過程で発生するCO2の総排出量を正確に把握することができ、CO2を効果的に低減するための技術開発も可能となる。
 
 
 
問い合わせ先
鹿島建設株式会社
https://www.kajima.co.jp/



 


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