株式会社朝日興産(所在地:大阪市中央区、社長:宮本 靖雄)と株式会社竹中工務店(所在地:大阪市中央区、社長:佐々木 正人)は、建設2024年問題へ対応するため、建築工事の進捗実績を部屋・部位毎に簡易に見える化できるアプリ 位置プラス®「進捗管理」を大幅リニューアルした。
■概要
位置プラス®「進捗管理」は、2020年に位置プラスシリーズのアプリとしてリリースされ、(特許第7381373号)、これまで累計200現場での導入・活用実績がある。
本アプリを実際に導入した現場からは、職員の周辺業務の手間をさらに削減できるよう機能を拡充して欲しい、作業者向けの機能をよりシンプルに改善して欲しいといった声が寄せられており、こうした要望に対応するため今回のリニューアルに至った。
■リニューアルで拡充した主な機能
- 進捗線のブロック矢印形式への変更(特許出願済)
これまで線分形式で各部屋・部位の完了割合のみを表示してきた進捗線画面を、ブロック矢印表記に変更した。
各部屋・部位の進捗状況について、一目でどの作業に問題が生じているのかを視覚的に把握できるようになり、より管理がしやすくなった。
- 出来高(出来形)集計・出力(特許出願済)
作業者が登録した進捗実績を月毎にまとめて作業別・協力会社別にExcel出力することができる。
20日締め、末日締め等、月毎の集計の区切りは任意に設定でき、各現場の請求タイミングに合わせた集計が可能。
出来高請求時の根拠資料として採用することで、手間の削減につながり、作業者にアプリへの作業完了登録を促す効果も期待できる。
- 作業予定日管理機能の追加
各部屋・部位の個々の作業に対して、開始日、完了日を登録することができる。
開始日、完了日を過ぎると、着手遅れ、完了遅れのアイコンが管理画面上に表示されるので、作業の開始・完了遅れの早期発見・フォローにつながる。
- PDF登録/閲覧機能の追加
部屋・部位ごとに任意のPDFを登録することができる。
マンションやホテルの新築工事ではオプション表・間取図・仕上表を、部位毎の管理時には詳細図を登録・閲覧できるため、複雑な工事の進捗管理にも対応できる。
- スマートフォン向け画面の改良
作業者が登録・閲覧で利用する画面については、スマートフォン向け画面を準備した上でユーザーからの意見を基にした改良を多数実施している。
建設現場の作業者が見やすくなり、極力少ないクリック数で登録できるように工夫を凝らしている。
■問い合わせ先
株式会社朝日興産
https://www.asahi-ko-san.co.jp/