YKK AP株式会社(本社:東京都千代田区、社長:魚津 彰)は、業界で初めて非木造建築の建設現場で窓の施工を行うロボット「MABOT(マボット)」を開発した。
「MABOT」は、自律移動して人と一緒に働くロボットシステムのシリーズで、今回は窓枠を設置する「Alignmenter01(アライメンター01)」と、設置された窓枠を自動溶接固定する「Welfixer01(ウェルフィクサー01)」を開発。
建設現場において熟練技能のスキルレス化や危険有害作業に対する安全性の向上など、建設現場の作業環境改善に貢献することを目的に、非木造建築物(ビル)の建設現場での実証試験を開始する。
■窓施工ロボット「MABOT」の主な特長
- 窓枠設置ロボット「アライメーター01」
・開口部の基準墨を自動認識
・高精度な位置決め機能
・着脱式エンドエフェクターの拡張性
- 自動溶接固定ロボット「ウェルフィクサー01」
・BIMデータを基に自律移動
・広い可動範囲で様々な窓種に対応
・火花を抑えた自動溶接
・回転やスロープに対応できる機動性と急速充電による汎用性
■問い合わせ先
YKK AP株式会社
https://www.ykkapglobal.com/