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川田工業、国内最大級の施工面積を持つ「ロボット自動塗装」実験棟を構築

2024年9月30日 分類: その他

川田工業株式会社(本社:富山県南砺市、代表取締役社長:川田 忠裕)と、その持株会社でもある川田テクノロジーズ株式会社(本社:富山県南砺市、代表取締役社長:川田 忠裕)ならびに、株式会社常盤電機(本社:岐阜県各務原市、代表:林 玄悟)の3社は、川田工業の富山工場で製作する鋼構造製品の塗装効率と塗装品質の向上を目的とした「ロボット自動塗装ライン」とその実験棟を構築した。
 
本ラインと実験棟は、川田テクノロジーズが全体基本設計を、川田工業と常盤電機が「自動塗装ロボット」の製作を、川田テクノロジーズと日立産機システム(本社:東京都千代田区、取締役社長兼CEO:竹内 康浩)が「自動搬送装置」の製作をそれぞれ担当した。
 
川田工業では今後、本実験棟において各種の塗装テストを実施し、まずは2025年度から同社の鋼構造製品である合成床版「SCデッキ」を対象に、塗装作業へのロボット活用を本格化させる予定である。
 

 
■開発の内容
本自動塗装ラインは、鋼構造製品を自動塗装する自走式「自動塗装ロボット」と鋼構造製品を所定の位置に自動で搬入出する「自動搬送装置」で構成されている。
 
「自動塗装ロボット」は、自走台座に搭載した防爆型汎用6軸塗装ロボットが左右約12mの範囲で可動し、台座自体も前後約36mの範囲で自走できるため、将来計画では「SCデッキ」を最大12枚並べ、国内最大級となる約300平米の施工面積を2時間足らずで塗装完了できる。
 
「自動搬送装置」は、重量が1枚あたり2tに及ぶ「SCデッキ」を4枚1セットで一括して実験棟内に搬入できる能力を持つ。
従来はクレーンを使って製品を1枚ごと架台上に並べていた作業を大幅に省力化、省人化できるとともに、作業の安全性向上にも寄与する。
 
 
 
■問い合わせ先
川田テクノロジーズ株式会社
https://www.kawada.jp

最終更新日:2024-09-30



 


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