現場打ちボックスカルバートの側壁および頂版を部分的にプレキャスト部材に置き換えた、大型ボックスカルバートの構築工法。
側壁のせん断補強(幅止め)鉄筋にあき重ね継手を用いることで、側壁の部分プレキャスト化を実現した。
従来は現場打ちボックスカルバートで対応していたが、剥落などによる第三者災害のリスクが懸念されていた。
■工法の特長
① 頂版施工時に型枠を保持するための支保工が省略でき、作業員の墜落や転落等の災害リスク低減につながる。
② 側壁および頂版を部分的にプレキャスト部材へ置き換えることで、鉄筋と型枠の組立作業が削減され、工程短縮および施工性の向上が図れる。

概要図

施工状況
NETIS番号:KT-230338-A
■問い合わせ先
旭コンクリート工業株式会社
https://www.asahi-concrete.co.jp/