降雨や地震により被災した盛土の早期復旧を実現する工法。
岡三リビック株式会社、小岩金網株式会社、ライト工業株式会社との共同研究により開発されたものである。
■早期復旧法
盛土が被害を受けた場合に、大型土のうの代わりにかご枠を使用するのが特長。
被災した区間にかご枠を設置し、その中に砕石を埋めることで早期復旧を可能にする。
また、従来工法のような複雑な工程がなく、耐降雨性も7割程度向上し、さらに工期は3割、工事費は6割削減することができる。
■強化復旧法
早期復旧法に地山補強材を追加施工することで耐震性能を高める工法。
早期復旧法に比べ5割程度強い地震まで耐えることができる。
なお「強化復旧法」は、令和元年の台風19号で被災した三陸鉄道リアス線の盛土復旧工事に採用されている。
■お問い合わせ
公益財団法人鉄道総合技術研究所
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