建設ITガイド

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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

独自AI・画像処理技術による点検サポートシステム発売

2024年2月5日 分類: 土木系

株式会社ニコン・トリンブル(本社:東京都大田区、代表取締役社長兼CEO:丹澤 孝)は、コンクリート構造物点検サポートシステム「SightFusion for Desktop(サイトフュージョン フォー デスクトップ)」の販売を開始した。
手持ちの画像から、ひび割れ等を独自のAIと画像処理技術で自動検出する。
 

■特長
SightFusion for Desktopは、ドローンやデジタルカメラの撮影画像を利用して、AIと画像処理技術で「ひび割れ」、「漏水・遊離石灰」、「剥離・鉄筋露出」を自動で検出/計測するコンクリート構造物点検サポートシステムである。
 
ドローンやデジタルカメラでの撮影画像を使用することで、従来近接目視点検を行っていた橋梁(床版、橋脚)等の点検時の省力化を図る。
 
また、現場環境によって必要な高所作業車、足場設置・撤去等が不要となるため、安全性も確保できる。
 
さらに、AIと画像処理技術による損傷の自動検出/計測と豊富な出力機能により、人力による損傷図・数量表作成などの工数を軽減し、経済性、施工性の向上が図れる。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社ニコン・トリンブル
https://www.nikon-trimble.co.jp/



スパイダープラス、産休育休ガイドブックを公開

 分類: その他

スパイダープラス株式会社(所在地:東京都港区、代表:伊藤 謙自)は、自社で働く社員の妊娠・出産・育児に関する情報を網羅した「みんなの産休・育休ガイドブック+」を産業医監修のもと作成し、公開した。
 

スパイダープラスでは、事業の成長に伴い、多岐にわたるバックグラウンドを持った従業員が増加を続けており、多様な人材が活躍できる会社であるために制度の改善に取り組み続けてきた。
 
全従業員誰しもに訪れる可能性のあるライフイベント「妊娠・出産」が、当事者はもとより、同じ組織で働く社員一人ひとりにとって財産として扱われるものと位置付け、相互の理解促進や、善意の行き違いによる思いがけないコミュニケーションの発生をも防止し、多様な人材が活躍できる組織として成長し続けることを目的とし、今回の産休育休ガイドブックの制作に至った。
 
産育休ガイドブックの作成には、既に家庭を持ちながら働くスパイダープラス社員による、自身の経験を元にしたアドバイスが盛り込まれている
 
 
 
■問い合わせ先
スパイダープラス株式会社
https://spiderplus.co.jp/



集水井の三次元点検システム

2024年1月22日 分類:

 集水井の点検時に、井内へ立ち入らずに、吊り下げ式の高性能カメラで撮影した高画質静止画をSfM解析後、3Dモデルやシームレスの展開写真を作成し定量的に把握するシステム。
 
 地すべり対策工として施工される立て坑構造物(集水井等)の点検に適用可能。
 

井内撮影状況
井内撮影状況
3Dモデル作成例
3Dモデル作成例
偏心量測定例
偏心量測定例

■特長
① 集水井内に点検者が立ち入る必要がなくなり、安全性が向上する。
② 酸素濃度測定等の事前調査が不要となるため、施工性が向上する。
③ 集水井全体の変状を1枚の写真で把握できる。
④ 見落としや転記ミス、技術者の力量による成果品の品質の差がなくなる。
また、展開写真から変状が把握できるため品質の向上が図れる。
⑤ 集水井の偏心量や傾倒、腐食の発生範囲等を把握できる。
 
NETIS登録番号 KT-230180-A
 
 
■問い合わせ先
国土防災技術株式会社
https://www.jce.co.jp/



AR体積管理「GENBA-Scan」

2024年1月19日 分類:

 日本道路株式会社の協力のもと開発された、骨材(砂・砕石等)の体積管理システム。
これまでのアナログな体積管理とは異なり、XR(クロスリアリティ)技術を活用してストックヤードでの舗装材料の棚卸管理の生産性向上を図る。


※データ提供協力:日本道路株式会社

 
 iPhoneのLiDARセンサーで対象物の画像・3Dデータを取得し、簡単な操作で即座に体積量等を表示。
計測結果を帳票出力することもできる。
 
 
■問い合わせ先
株式会社イクシス
https://www.ixs.co.jp/



新型防盗金庫・耐火金庫

2024年1月12日 分類: その他

同社の防盗金庫・耐火金庫ラインアップを約20年振りに全面リニューアル。2023年度グッドデザイン賞受賞の「ガードエース」「ガードセイフ」「ファイアーエース」など合計4機種が発売される。


ガードエース

ファイアーエース

フラットパネルを採用したシンプルな外観で現代のオフィス空間に調和するだけでなく、ユニバーサルデザインを考慮したダイヤル錠や取っ手により視認性や操作性も向上している。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社クマヒラ
https://www.kumahira.co.jp/



建設人ハンドブック2024年版

 分類: その他

2004年版から好評を得ているシリーズの最新版。
巻頭では建設業のSX(サステナビリティトランスフォーメーション)を促す10の施策・動きを特集し、大転換期に直面する建設業界における2024年問題や建設コストの上昇、SXにまつわる業界の動きを解説する。

また、市場の動向や企業経営のトレンド、全国の建設プロジェクト、企業ランキング、トピックスなど最前線の情報を掲載。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社日刊建設通信新聞社
https://www.kensetsunews.com/



CAD・BIM ツール「Vectorworks 2024」

 分類:

ユーザーインターフェイスの刷新やリアルタイムプレゼンテーションの機能強化が実施された「Vectorworks」の最新バージョン。2024年1月発売予定。
 
■主な特長
① ユーザーインターフェイスの刷新:表示バーとツールバーが再編成され、作業がより効率的になり、必要な項目を選択・配置できる。また、ツールやプルダウン、文字などのコントロールアイテムに3段階のサイズが提供されるため、モニターサイズや解像度に合わせて最適な表示を選択できる。macOSに続き、Windowsのダークモードにも対応。
② リアルタイムプレゼンテーション機能の強化: 各OSの標準APIに対応した「シェイド」レンダリングがさらに進化し、可能な限り影を表現。またカメラエフェクトを搭載し、被写界深度や露出、F値などを設定することで、リアルタイムながら表情豊かなレンダリングを可能にする。ブルーム機能により光源の拡散効果も表現可能となった。
③ BIM/建築設計機能の強化:図面化に必要なビューポートの各種設定をスタイル化できるようになったほか、グラフィック凡例とレベル基準線が改善され、設計図書の作成環境が強化されるなどの機能向上が図られた。

刷新されたインターフェイス 強化されたリアルタイムプレゼンテーション機能 BIM/建築設計機能の強化
 
 
 
■問い合わせ先
エーアンドエー株式会社
https://www.aanda.co.jp/



Arentが新製品「Lightning BIMファミリ管理」を販売開始

 分類: CAD、BIM・CIM

株式会社Arent(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:鴨林 広軌)は、Autodesk Revitのファミリデータをクラウドで管理する新製品「Lightning BIMファミリ管理」の販売を開始した。
 

 
■特長
ファミリの属性情報を手入力からクラウドによるデータ連携へと変更することで、作業時間を30%削減。
さらに、BIMマネジャーからの指摘事項に対する修正や確認作業も80%削減することができ、効率化と精度の向上に大きく寄与する。
 
■製品概要
製品名: Lightning BIM ファミリ管理
発売時期:2024年1月9日(火)
ライセンス価格:30,000円(税別) / 年間
ライセンス形態:1年間のサブスクリプション
Revit対応バージョン:Revit2021以降
製品URL: https://lightningbim.com/family-management
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社Arent
https://arent.co.jp/



大量の図面を持ち運べて書き込める現場用タブレット「蔵衛門Pad DX」

2023年12月27日 分類: 建設共通

株式会社ルクレ(所在地:東京都港区、代表:有馬 弘進)は、現場用タブレットの10インチ大画面モデル「蔵衛門Pad DX」を発売開始した。
 

 
■概要
第6世代となる新モデルでは、内部ストレージを前モデルの8倍(256GB)に強化。
約32万枚の工事写真や約536万枚の図面・資料の保存・管理が可能になった。
大量の図面や資料を印刷する手間や現場に持ち込む荷物を大幅に削減することが可能。
 
■主な特長

  • 図面への書き込みにも対応
    大容量ストレージで非インターネット環境でも使える。
  • タイルレンダリング技術「くらくらレンダー」機能
    大判図面の画質を落とすことなく瞬時に拡大表示、そのまま画面を素早く移動。
    紙図面より細部が見やすくなるため、作業効率の向上を実現。
  • 前モデルの8倍に当たる256GB内蔵ストレージを装備
    多量の写真を撮り溜めることができ、PDF化した図面や資料も大量に保存して持ち運べる。
    CPUの処理速度も前モデルの3倍になり、操作スピードも速く快適な操作環境である。
    インターネット環境がない現場での利用はもちろん、「蔵衛門クラウド」へも対応しているため、写真や図面をクラウドを介してリアルタイム共有することも可能。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社ルクレ
https://lecre.jp



アンドパッド、「360度画像ビューワー」機能を提供開始

 分類: 建設共通

株式会社アンドパッド(本社:東京都千代田区、代表取締役:稲田 武夫)は、360度画像の閲覧が可能になる「360度画像ビューワー」機能を開発、提供を開始した。
 

 
■特徴
ANDPAD」は現場の効率化から経営改善まで一元管理できるクラウド型建設プロジェクト管理サービスである。
360度画像ビューワー」機能は、ANDPADの写真フォルダに360度画像を保存し、ビューワーを機動することで、「ANDPAD」上で上下左右にマウスで写真を動かしながら写真を閲覧できる。
360度画像特有の歪みも補正して確認可能。
また、「ANDPAD」内に保存することで、該当の案件に関するメンバー全員が「360度画像ビューワー」機能から360度画像を閲覧できる。
 
 
■問い合わせ先
株式会社アンドパッド
https://andpad.co.jp



 


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