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硬質地盤での施⼯効率を⾼めた新型機 「サイレントパイラー F302」8⽉発売

2024年5月15日 分類: 建設機械・工具

株式会社技研製作所(本社:高知県⾼知市、代表取締役社⻑CEO:⼤平厚)は、硬質地盤での施⼯効率を⾼めるフライホイール式パイルオーガ※1を標準搭載し、トルクの伝達効率を⾼めるように機体を改良した新型の複合式圧⼊機「サイレントパイラー F302」の販売を2024年8⽉から開始する。
当該機は900 ㎜幅ハット形鋼⽮板対応機[F301]の後継機となる。
 

 
新型機の主な特長
1.フライホイール式パイルオーガで施⼯効率アップ
油圧モーターの動⼒を伝える回転軸に重りを組み込む、フライホイール機構のパイルオーガを標準搭載。
重りによる回転の慣性モーメントを利⽤してトルクを増強することで、最⼤値は従来機が50kN・m だったところ138kN・m※1に⼤幅アップ。
※1 ⼀定条件下での最⼤トルク

2.機体を改良し、トルクアップの効果を最⼤限に発揮
新型機はリーダーマスト※2の旋回ロックとチャックの回転ロックを強化し、オーガ掘削時に圧⼊機本体の姿勢をしっかりと固定。強固な反⼒基盤に⽀えられたことで回転トルクがしっかりと伝わり、⾼い掘削能⼒と施⼯精度を実現。
※2 圧⼊杭の上下打ち抜きのガイドや左右位置の決定を⾏う部位

3.[PPTS ⾃動運転]時の効率アップ
新型機は、最適⾃動圧⼊を可能にする自社システム[PPTS ⾃動運転](オプション)に対応。圧⼊中に⾃動取得できるデータから、圧⼊・引抜速度や圧⼊・引抜ストロークなどの圧⼊条件をリアルタイムで最適化し、⾃動圧⼊する機能。
新型機のパイルオーガは、ケーシングの連結⽅法を改善。
連結部でのチャック把持も可能とし、⾃動運転時の効率化を図った。

4.液晶型多機能モニターを搭載し、視認性アップ
視認性の⾼い液晶モニターを搭載し、オペレーターが杭の先端に注⼒できるよう最適な情報を提供。

5.新開発のキャッチアームを採⽤
単独仕様のチャックには新開発のキャッチアームを採⽤。可動式のキャッチアームがハット形鋼⽮板の建込みをサポートし、作業員の安全性向上と省⼒化が図れる。
 
 
 
問い合わせ先
株式会社技研製作所
https://www.giken.com/ja/

最終更新日:2024-05-15



 


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