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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

建築業向け現場管理クラウドアプリ「PRODOUGU 検査オプション」をリリース

2024年4月5日 分類: 建築系

株式会社建設システム(本社所在地:静岡県富士市、代表取締役社長:重森 渉)は、建築業向け現場管理クラウドアプリ「PRODOUGU」の新オプションプラン「PRODOUGU 検査オプション」を2024年4月23日(火)リリースする。
「PRODOUGU 検査オプション」は、配筋検査や仕上検査など、検査業務の効率化を促進サポートする。
 

 
 
PRODOUGU 検査オプションの特長

  1. 豊富なマスターや前もっての検査準備を行うプリセット機能を搭載
  2. ① 配筋検査
    CADデータやPDFから素早く検査用の配筋断面図を切り出し。
    通り芯を作成して検査箇所にピンを立てることができ、そこに切り出した断面図を紐づけることで、検査用のデジタル黒板を自動で生成できる。
    従来時間を費やして行っていた検査準備が大幅に効率化される。
    検査記録も指摘事項と是正前後の写真を操作不要で関連付け、合否判定から是正に至るまでシームレスに実施可能。

    ② 仕上検査
    よくある指摘項目を建築業向け現場管理クラウドアプリ簡単登録できるプリセット機能を搭載。
    仕上検査の際は、項目を選択するだけの簡単操作で情報の登録が可能。
    指摘内容は一覧での確認も可能。
    一度作成したデータは他工事でも利用できるため、仕上げ検査を効率化できる。

  3. さまざまな帳票を簡単作成
  4. ① 配筋検査、仕上げ検査の検査結果に基づいて帳票を作成し、Excel出力できる。
    ② 配筋検査の是正前後写真のアルバムや、協力施工会社毎の仕上検査の指示書など、検査に関連する帳票の雛形を標準搭載、その他、オリジナルの帳票についても作成可能。

 
 

問い合わせ先
株式会社建設システム
https://www.kentem.jp/



アンドパッド、「仕上検査」機能を提供開始

 分類: 建設共通

株式会社アンドパッド(本社所在地:東京都千代田区、代表取締役:稲田 武夫)は、クラウド型建設プロジェクト管理サービス
「ANDPAD」に、仕上工程の指摘・是正指示業務を効率化する「仕上検査」機能の提供を開始する。
マンションやオフィスビルなど大型建築物などの施工における仕上検査の際に発生していた、指摘内容の記入や協力会社への是正指示、進捗確認業務を効率化できる。
 

 
 
ANDPADの仕上検査機能の特長

  • 指摘内容や担当業者名を選択して、図面上にピンの設置が可能
  • 事前にテンプレート登録ができ、現場では1タップで指摘内容の入力が完了
  • 指摘一覧や図面上で指摘に対する是正ステータスが一目で分かる
  • 各協力会社もリアルタイムに是正指示の確認が可能
  • 指摘内容を協力会社ごとにまとめた是正指示書の出力が可能
  • 同一の検査シートにて複数人が同時に検査業務を行える
  • 1つの図面に対して、検査種別ごとに複数シートを作成可能

 
 
 

問い合わせ先
株式会社アンドパッド
https://andpad.co.jp/



CO₂排出量の算出・可視化クラウドサービス「TansoMiru」提供開始

2024年4月2日 分類: 建設共通

株式会社リバスタ(本社:東京都江東区、代表取締役:高橋 巧)は、建設業界に特化したCO₂排出量の算出・可視化クラウドサービス
「TansoMiru(タンソミル)」の提供を2024年4月1日より開始した。
「TansoMiru」の第一弾として提供を開始する「TansoMiru管理」は、電子マニフェストサービス「e-reverse.com」や建設現場施工管理サービス「Buildee」のオプションサービスなどとの連携により、業務負担をかけずに現場単位でCO₂排出量を可視化、一元管理することができる。
 

 
「TansoMiru管理」の特長

  1. 建設現場や支店ごとのCO₂排出量管理・レポーティングが可能
  2. 現場単位のCO₂排出量を可視化し、支店や会社単位で集計することができる。
    自社において建設現場ごとのCO₂排出量の傾向を把握、CO₂削減ポイントの発見や分析が期待できる。

  3. 関連サービスと連携してデータを自動取得・CO₂排出量を可視化
  4. 「産廃CO₂サービス」や「Buildee CO₂」のデータ、今後は一般社団法人電力データ管理協会を通じて取得した(電気の契約者同意済みの)電力データを取り込むことで、産業廃棄物の収集運搬や揚重機・機材の稼働、建設現場の電気使用に伴う電力由来のCO₂排出量を自動で集計でき、現場担当者や本社管理者の従来の業務負担を大幅に軽減することが可能となる。

  5. サプライチェーン全体(Scope1-3)のCO₂排出量を算出
  6. 国際的な温室効果ガス排出量の算定と報告の基準として開発された「GHGプロトコル」に準拠したデータ管理を行うことが可能。
    原単位には一部、透明性の高いデータベースであるIDEAv3.1(※2)を搭載しており、その活用によりCO₂排出量の算出を実現できる。
    現場単位で、サプライチェーン全体(Scope1-3)のCO₂排出量を可視化することにより、発注者等への説明にも活用できる。

 
「産廃CO₂サービス」から「TansoMiru産廃」へ
「TansoMiru管理」の新規リリースに伴い、「産廃CO₂サービス」は「TansoMiru産廃」に名称を変更。
これまでの「産廃CO₂サービス」は、電子マニフェストの内容に基づいて、産業廃棄物の収集運搬に係るCO₂排出量を自動算出してきたが、「TansoMiru産廃」ではその範囲を拡げ、産業廃棄物処理の工程においてもCO₂排出量の自動算出が可能になる。
この産業廃棄物処理に係る機能は、当初β版としての提供になるため、その期間は無償で提供。今後は正式なリリースによる、さらなる機能の強化を図る。
 
 

問い合わせ先
株式会社リバスタ
https://www.rvsta.co.jp 



顔認証入退管理システム「DAILYE」

2024年3月29日 分類:

クラウド上でAIによる顔写真の自動照合を行い、同データを含めた入退場管理情報をクラウド上で自動整理するシステム。
 
入退場管理機能を搭載した移動端末により、入退場時のなりすまし防止、入退場管理手続きの効率化、管理作業省力化の実現を図る。作業員数が多く、入退場管理を要する屋内の作業現場で高い効果を発揮する。
NETIS番号:KT-230295-A

④顔認証入退管理システム(DAILYE)

 
 
 
■問い合わせ先
(株)シーティーエス
https://www.cts-h.co.jp/



業務管理クラウドサービス「ASHIBA8」をリリース

2024年3月19日 分類: 建設共通

株式会社 善(本社:横浜市青葉区、代表取締役社長:森 正和)は、PCやスマートフォンで情報を一括管理でき、在宅や出先でのテレワークにも対応するサブスクリプション型の業務管理クラウドサービス「ASHIBA8」をリリースした。
赤字工事・工程管理ミス・請求ミスなど現場の課題の解決、また低価格で、ITリテラシーが必要ない使いやすい管理のニーズに対応。
月額定額のサブスクリプションでの提供だが、解約タイミングの縛りなども行わず、ひと月単位で違約金などの発生もなく解約することもできる。
 

 
「ASHIBA8」の機能

  1. ユーザー管理
  2. ユーザー情報、在籍会社の情報、⽀店や資材置場の情報を管理できる。
    ユーザーごとに閲覧編集可能な権限を設定でき、またLINEと連携することによりLINEIDによるログインとLINEへの各通知が可能となる。

  3. 取引先管理
  4. 取引先(背油、元請会社、協⼒会社、運搬・リース会社など)の情報を⼀括で管理できる。
    請求や⽀払いの期⽇を設定することで、期限前に通知を受け取ることもできる。

  5. 現場管理
  6. 現場住所や⼯事種類(請け・常⽤など)、⼯事内容や建物の仕様、各契約(⾒積・請求・受発注)状況まで⼀括管理できる。
    また、現場図⾯などのアップロード機能もあり、作業担当職⼈との擦り合わせにも利⽤できる。

  7. 資材管理
  8. 購⼊資材の保有数やリース資材のレンタル数などを管理できる。
    また現場で使⽤している資材の⾃動計算や棚卸しによる資材数調整などの機能もある。

  9. 車両管理
  10. 保有⾞両・レンタカーや⾃家⽤⾞の情報を⼀括で管理できる。
    ⾞検満了⽇や保険満期⽇を設定することで期限前に通知を受け取ることもできる。

  11. 従業員管理
  12. 役員・社員、職⻑や職⼈、アルバイトやパートを含め作業員名簿に必要な情報も含め、⼀括で管理できる。

  13. 予定管理
  14. 現場作業や現場調査にかかわらず、各⾏事や会議に⾄るスケジュールによる管理ができる。
    スケジュールは⽉・週・⽇単位で管理でき、職⼈や協⼒会社単位での⼯程も確認できる。

  15. ⼿配管理
  16. 予定管理で、現場作業を登録する際、職⼈・⾞両・資材の⼿配を⾏うことで、担当職⼈と⼿配内容について共有できる。
     また、施⼯写真などのアップロード機能もあり、KY・⽇報の報告にも活⽤できる。

  17. 契約管理(取引先単位、現場単位)での⾒積書や受発注書、請求書の作成、発⾏が簡単に⾏える。
  18.  取引先の請求締⽇などを設定することで期限前に通知を受け取ることにより、請求漏れなどを防ぐこともできる。

  19. その他
  20. 今後のアップデートにより、財務管理機能も追加予定。

 
 
問い合わせ先
株式会社 善
https://gaihekishuzen-aoba.com/



スマホのLiDARを活用したAI測量アプリ「Scanat」に曲面計測機能を実装

2024年3月15日 分類: 土木系

nat株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:劉 栄駿)は、スマホのLiDARセンサーを活用し、ミリ単位で計測可能なAI測量アプリ「Scanat」(v1.9.0)に曲面計測機能を実装した。
 

 
曲面計測機能ではNURBSモデルを採用
NURBSとはNon-Uniform Rational B-Spline(非一様有理Bスプライン)の略で、曲線や曲面を生成するためにコンピュータグラフィックスで一般的に採用される数学的モデル。
NURBSはCADやCAM、CAEで一般的に用いられており、IGES、STEP、ACIS、PHIGSなど数々の世界標準にも採用されている。
 
トンネルなどの曲面計測では、iPadやiPhoneのタッチパネル上で簡単に曲面計測ができるように、新たにアプリの中で「制御点」という概念を導入。
直線計測と同じように始点と終点を指定し、次に「制御点」を指定するだけで、曲面計測が可能となる。
 
今回実装した曲面計測機能は追加料金なしで利用が可能。
 
 

問い合わせ先
nat株式会社
https://www.natincs.com



蔵衛門Padのフラッグシップモデル「蔵衛門Pad Tough(パッドタフ)」を発売開始

 分類: ハードウエア

株式会社ルクレ(本社所在地:東京都港区 代表取締役:有馬 弘進)は、タブレット型電子黒板カメラ「蔵衛門Pad(パッド)」シリーズ発売から10周年を記念し、フラッグシップモデルの「蔵衛門Pad Tough(パッドタフ)」を発売した。
 

 

特長

  • 蔵衛門Pad Toughは、10インチの大画面で耐衝撃・防塵防水な本体に、32,000mAhの大容量バッテリーを搭載。
  • カメラを起動して6日間の連続撮影が可能(※1)。
  • 充電の設備や時間を確保できない現場でもバッテリー切れの不安を解消した。

  • 防塵防水性能は「IP68」(※2)と「IP69K」(※3)に対応するタフネス設計により、現場の環境を選ばず活用できる。
  • 標準でスタンドまたは持ち手として活用できる2wayの専用パーツがあり、持ち運びに便利なだけでなく、自立するため現場で図面を表示して確認しながら作業ができる。
  • タブレット型電子黒板カメラとして工事写真撮影にも、クラウドを利用した遠隔臨場・トーク(工事チャット)・図面のリアルタイム共有などもできる(「蔵衛門プレミアム」要契約)。
  • 国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」において、最高位評価レベルの「VE(活用効果評価済み技術)」に認定。

※1 カメラ機能を起動し撮影モードに設定し、30秒ごとシャッターを切った場合。
  動作環境・システム設定により変動がある。
  1日作業時間8時間を想定して稼働可能日数を算出。
※2 「国際電気標準会議(IEC)」規定の「防塵防水規格」。
  あらゆる大きさの固形物、粉塵が内部に侵入せず、かつ一定の水圧で30分間水中に浸かっても有害な影響がない製品に与えられる等級。
※3 ドイツ工業規格の防塵防水規定。
  ノズルから80〜100BARの水圧で放水される80℃の湯に耐える製品に与えられる等級。

 
 
問い合わせ先
株式会社ルクレ
https://lecre.jp



長時間労働対策支援クラウド型勤怠管理サービス「UC+(ユクタス)キンタイ for PROCES.S」リリース

2024年3月14日 分類: 建設共通

株式会社内田洋行ITソリューションズ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:新家 俊英)は、建設業向けクラウド型勤怠管理サービス「UC+(ユクタス)キンタイ for PROCES.S」を開始した。
 
UC+(ユクタス)キンタイは、UC+(ユクタス)シリーズ製品の一つであり、「for PROCES.S版」は建設業ERPシステムPROCES.S(プロセス)との連携可能なクラウド型勤怠管理サービスである。
 

 

建設業向けクラウド型勤怠管理サービス開発の背景
 
2019年4月に施行された「働き方改革関連法」により、建設業界には5年間の猶予措置が設けられたが、2024年3月31日に期限を迎える。
他の業界よりも長い猶予があったが、多くの企業で対応がなされていない状況は「建設業の2024年問題」として注目を集めており、2024年4月以降、時間外労働の上限を超え、違法な労働をさせている企業には懲役刑や罰金刑が科せられるため、建設業も一般企業と同様に、時間外労働の上限規制への対応が必要になる。
 
特長

  • 現場担当者は出退勤を工事別・工種別に打刻できる
  • 収集した工事別の勤怠データは、建設業ERPシステム「PROCES.S(プロセス)」と連携することでそのまま給与データと工事原価データとなり、従業員の給与計算だけでなく、工事原価管理を簡単に行うことができるようになる。

  • スマートフォンから打刻
  • オフィスだけでなく、工事現場からも簡単に打刻をすることができる。
    遠隔地からでも出退勤状況を確認できるため、現場作業員の勤務状況をリアルタイムに把握できる。

  • 工事別労務管理に対応
  • 出退勤と併せて「現場入」「現場出」の打刻を行うことで、工事別・工種別に従事時間の登録が可能。
    各工事現場の労働時間や作業内容を簡単に把握できる。

  • 超勤アラート
  • 時間外労働の上限規制を超える予兆があると通知し、長時間労働の見過ごしを防止する。

 
 
問い合わせ先
株式会社内田洋行ITソリューションズ
https://www.uchida-it.co.jp/



AIがサポートする「SiteRebar(AI配筋検査端末)」リリース

 分類: ハードウエア

KENTEM(株式会社建設システム)(本社:静岡県富士市、代表取締役社長:重森渉)は、AIが配筋を認識し、精度の高い配筋検査を実現する「SiteRebar(AI配筋検査端末)」を2024年3月26日(火)にリリースする。
国土交通省 デジタルデータを活用した鉄筋出来形計測の実施要領(案)に対応。
 

 
SiteRebar(AI配筋検査端末)の特長

  1. 独自のAI配筋技術により高精度な配筋検査を実現
  2.  鉄筋の検出率100%(※1鉄筋径の判別可能範囲D10~D51、※2鉄筋間隔の計測精度±5mm)。
     ※1 撮影画像から鉄筋を検出する確率(過検出あり)。また、撮影条件、対象配筋による。
     ※2 撮影画像空鉄筋の太さを判定し、D10(蓋長約10mm)からD51(同51mm)まで3mm単位で設定されている種類を判別可能。

  3. 検査時間を短縮し、工数も削減
  4.  検査帳票作成から報告書作成までの手作業による転記作業を省略。
    従来の配筋検査と比較して、検査時間を約60%短縮し、作業を効率化(建設構造物の規模等により導入効果は異なる)。

  5. 連携ソフトウエア
  6.  対象検査データの取り込みやその場での検査帳票の確認が可能。

  7. 「遠隔臨場 SiteLive」連携
  8.  現場と会社や事務所をつなげ、遠隔で配筋検査を実施でき、監督職員の現場臨場を省略し、生産性の向上が見込まれる。

 
 
問い合わせ先
株式会社建設システム
https://www.kentem.jp/



「IFC-VAX(IFC-Value Added Translator)」β版リリース

2024年3月5日 分類: CAD、BIM・CIM

株式会社アプリクラフト(所在地:東京都渋谷区 代表取締役:女井 誠司)は、設計フロー効率化のための高付加価値・多機能トランスレータである「IFC-VAX(IFC-Value Added Translator)」β版をリリースした。
 

 
主な機能
IFC-VAX(※)は、3Dモデルや属性のビューワ、その他にもモデルのチェック機能や各種修正・編集機能、メッシュ削減やシュリンクラップができ、IFCデータの入出力に対応した高い付加価値を有する汎用のトランスレータである。
・モデル全体を包む閉じたメッシュを作成
・モデルの内面のみを抽出する機能
・設計モデルから各種解析モデルへの簡略化
・3Dプリント用のモデル作成
・協力会社とのデータのやり取りの際のチェック
 
 
問い合わせ先
株式会社アプリクラフト
https://www.applicraft.com/



 


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