建設ITガイド

トップ >> 新製品ニュース >> 建築資材・工法 新製品ニュース

土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

縦格子フェンス業界初の4分割パネル型縦格子フェンス「テトラフェンス」を新発売

2024年7月1日 分類: 建築資材・工法

積⽔樹脂株式会社(本社:⼤阪市北区 代表取締役社⻑兼CEO:⾺場 浩志)は、縦格子フェンス業界初の4分割パネル型縦格子フェンス「テトラフェンス」を新発売した。
 

 
■概要
テトラフェンス」は、縦格⼦フェンス業界初のパネルを4分割型にし、2枚セットで梱包することで小型化・軽量化を実現し、運搬性を向上させている。
1梱包当たりの重量は8.4kgと軽く(同社従来製品の1梱包重量より約68%減)、1スパン当たりの重量も約38%減となっている。
従来品ETHY50HCより部材点数も削減され、施工が容易である。
また施工後の補修なども従来品より1/4ごとに対応できるため、廃棄のロスや費用も軽減できる。
 
また梱包も簡易化でき、輸送の際、約40%積載効率が向上(4tウィング車での輸送を仮定した同社従来製品との比較)することでCO₂排出量の削減にも貢献し、さらにパネル梱包には段ボールのみを使用するなど、梱包資材を削減することにより、環境に配慮した製品となった。
 
 
 
■問い合わせ先
積水樹脂株式会社
https://www.sekisuijushi.co.jp/



ほたて貝殻の粉末を利用したシーリング材「スキャロップシール」を開発

2024年6月28日 分類: 建築資材・工法

株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:蓮輪 賢治)は、セメダイン株式会社(本社:東京都品川区、社長:水澤 伸治)とともに、目地や接合部のシーリング材に配合される炭酸カルシウムの代替に、ほたて貝殻を粉砕して製造したバイオマスフィラーを使用した、2成分形変成シリコーン系シーリング材「スキャロップシール」を開発し、大林組が施工する2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」新築工事で現場適用した。
 

 

特長
1.廃棄予定のほたて貝殻を有効利用
ほたて貝殻の主成分は炭酸カルシウムで、難燃性と分解されにくい性質から焼却処分が難しく、処分方法が課題となっている。
この貝殻を粉砕してバイオマスフィラーとして再利用することで、廃棄物の削減が可能。
 
2.シーリング材製造時のCO2排出量を低減
ほたては成長する過程で海水中のCO2を貝殻へ吸収・固定化するため、ほたて貝殻のCO2排出量は-0.44kg-CO2/kgとなり、それを廃棄せずバイオマスフィラーとして再利用することで、シーリング材製造に係るCO2排出量を低減できる。
 
3.従来品とほぼ同等のコストで優れた性能を発揮
スキャロップシールは使用実績の多い一般の2成分形変成シリコーン系シーリング材とほぼ同等のコストで、同様の耐水性、耐熱性を実現する。
また仕上げ塗料との密着相性も良く、バイオマスフィラーの効果で従来品に比べ動粘性が高いため、液垂れを抑制できるなどの作業性にも優れている。
 
 
 

問い合わせ先
株式会社大林組
https://www.obayashi.co.jp/



収納家具「ピッタラドロワー」「ピッタラムーブ」

2024年6月21日 分類: 建築資材・工法

横幅をミリ単位でオーダー可能な収納家具「ピッタラ」に引き出しタイプとキャスタータイプが追加された。
 
■製品ラインアップ
①ピッタラドロワー
洗面やリビングで散らかりがちな小物の収納に適した引き出しタイプ。
高さ400・600mmタイプは洗剤や詰め替え用品の収納を想定し、高さ200mmタイプはドライヤー等が収まるように設計されている。

②ピッタラムーブ
下部にキャスターが付いた可動式タイプ。
洗面カウンターやワークスペースの下に設置することで、可動式ワゴン収納として使用できる。
 
■カラーバリエーション
ホワイト/ホワイトオーク/ミスティウッド/グレイッシュウッド/ブラック/グレー/グレージュ/スモークグリーン(全8色)

ピッタラドロワー
ピッタラドロワー
ピッタラムーブ
ピッタラムーブ

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社サンワカンパニー

https://info.sanwacompany.co.jp/



ノン・プラスチック遊具「RE:PLACE(リプレイス)」

 分類: 建築資材・工法

環境に優しいノン・プラスチックのコンビネーション遊具シリーズ。
 
主材にスチール、ステンレス材、アルミ材を使用し、仕上げに有害物質を含まない粉体焼付塗装を採用。
樹脂やゴムを極力使用せずにリサイクル可能な素材を使用することで、環境への負荷低減を実現した。
 
遊具のデザインは従来品とは異なり、曲線で柔らかさをイメージし、街の景観に溶け込むようなブラウンやグリーンのカラーを基調としている。
 
3~6歳、6~12歳を対象とした全6種が展開されている。

キャニオン
キャニオン
キャニオン
マウンテン
マウンテン
リバー
リバー
リバー

 
 
 
■問い合わせ先
タカオ株式会社

http://www.takao-world.co.jp/



吸音装置「サウンドライン®プラス」

 分類: 建築資材・工法

理想的な吸音率と残響時間で、聞きやすく話しやすい会話空間をつくる吸音装置。
 
壁や天井への埋め込みが不要な後付けタイプで、6人用の会議室の場合、部屋の2面に30~45㎝間隔で20本を設置するのが目安。
色は会議室や事務所にマッチするホワイトが基本で、本体は不燃材(スチール製)となっている。
 
価格は2本入りで105,000円(送料込み、消費税別)。
特許登録済み。

 
 
 
■問い合わせ先
日本環境アメニティ株式会社

https://www.nea-ltd.com/



プライマーと下塗を兼ねる水性下塗材「ベースコートAQ」新発売

2024年5月21日 分類: 建築資材・工法

株式会社エービーシー商会(本社:東京都千代田区、社長:東川 茂樹)は、プライマーと下塗を兼ねる水性下塗材「ベースコートAQ」を発売した。
 

 
ベースコートAQの概要
水性タイプでありながら、従来の溶剤系プライマーと変わらない耐久性を実現。
環境に配慮した下塗材で、臭気が少なく、毒物劇物・特定化学物質も不使用なため、施工者が安心して作業が可能。
非危険物のため、消防法による現場保管量に制限もない。
また、「ベースコートAQ」はプライマーと下塗を兼ねるため、硬化が早く、工期短縮を実現。
自社製品のエポキシ樹脂系塗り床材「ケミクリートE 流しのべコーティング工法」であれば、プライマー、下塗、上塗まで通常2日かかるところ、最短1日で施工が可能となる。
 
 
 
問い合わせ先
株式会社エービーシー商会
https://www.abc-t.co.jp/



スリットライト付き庇「ラミナLED」

 分類: 建築資材・工法

スリットライトが一体となったLED照明付きの庇。
 
点灯時は安心感を与える明るさを確保し、足元まで優しい光で照らす。
積雪・風圧に耐える性能や、雨水対策として左右に勾配を調整できるシャフトを備えている。
 
幅は1500mmと1900mmの2種類から選択でき、カラーはシルバー・ホワイト・ブラックの3色がラインアップされている。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社サンワカンパニー
https://info.sanwacompany.co.jp/



データセンター専用床材「データフロアコート」

2024年4月19日 分類: 建築資材・工法

コンクリート本来の機能保持と耐摩耗性・防塵性を兼ね備えた、データセンターの床専用の表面強化材。
 
下地のコンクリートに含浸しながら表面に薄い塗膜を形成し、下地を保護して防塵効果を発揮する。
 
一般的に樹脂系防塵塗料の塗膜は、コンクリートが本来有する導電性を阻害するが、本製品は独自の材料配合により導電性の付与を実現。
これにより静電気の発生を抑制しつつ、人体に帯電した静電気も減衰されるため、コンピューターの誤作動やサーバーの不具合の発生リスクを低減できる。
 
コンクリート下地だけでなく、サーバー設置のレベル調整で必要なセメント系レベラーにも施工が可能。

素地 本製品塗布
素地           本製品塗布

耐摩擦性試験を比較すると本製品塗布の方が摩擦が少ない
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社エービーシー商会
https://www.abc-t.co.jp



大建工業、東海道新幹線をリサイクルしたルーバーを製品化

 分類: 建築資材・工法

大建工業株式会社(所在地:大阪市北区、社長:億田 正則)は、東海旅客鉄道株式会社(所在地:愛知県名古屋市、社長:丹羽 俊介)およびジェイアール東海商事株式会社(所在地:愛知県名古屋市、社長:稲葉 秀夫)と連携し、“東海道新幹線再生アルミ”を有効活用したサステナブルな内装建材を共同開発した。
建材業界で初となる新幹線再生アルミを活用した規格品(カタログ製品)として、「グラビオルーバー US/UB ボルト固定式 新幹線再生アルミ芯タイプ」の販売を開始している。
 

 
“東海道新幹線再生アルミ”について
JR東海グループが開発した、新幹線車両に使用されていたアルミから付着物を取り除き、高純度のアルミ合金のみを抽出する手法(特許取得済み)によってリサイクルされた“東海道新幹線再生アルミ”は、アルミを新製する場合に比べ、製造時に必要なエネルギーを抑えられるため、CO2 排出量を 97%削減し、環境への負荷を軽減することができる(一般社団法人日本アルミニウム協会算出データ)。
新幹線車両に使用されていた強度の高いアルミの再生素材のため、装飾だけでなく、建築材料や精密機械にも使用することができる。
 
製品の特長

新製アルミを使用していた従来品「グラビオルーバー」の芯材部分に“東海道新幹線再生アルミ”を活用。

  1. 再生アルミと国産材の活用
  2. “東海道新幹線再生アルミ”をルーバーに活用することで、これまで以上に環境配慮への貢献が可能となる。
    「グラビオルーバー US ボルト固定式 新幹線再生アルミ芯タイプ」の表面化粧材には、要望に応じて地域産木材の使用も可能としており、地域経済および林業の活性化にも貢献。

  3. 優れた不燃性能
  4. 未利用資源であるロックウール(鉱物繊維)やシラス(火山性ガラス質材料)などを原材料にした独自の無機質素材“ダイライト”を基材に使用しているため、軽量で加工性、防火性にも優れている。

  5. 優れた施工性
  6. 一般的な不燃木材ルーバーや直付タイプに比べて、施工時間と工程数が削減でき、省施工につながる。

 
 
問い合わせ先
大建工業株式会社
https://www.daiken.jp/



大判セラミックタイル「マックスファイン モア」新発売

2024年3月6日 分類: 建築資材・工法

株式会社エービーシー商会(本社:東京都千代田区、社長:東川 茂樹)は、リアルな天然石の質感で、石目調デザインの迫力ある空間をつくり出す大判薄厚セラミックタイル「マックスファイン モア」を発売した。
サイズが大きく、薄くなるほど高度な技術を要するが、製造技術の発展により、面全体で均一な強度を確保した。
 

 
「マックスファイン モア」の特長
厚み6mmという薄さと、1,500×3,002mmの大判サイズを実現したセラミックタイル。
大判でありながら天然石に比べ軽量で、躯体や下地にかかる負荷が少なく、施工性の良さから新築や、改修でも取り入れやすい。
目地が少ないことで美観を高めると同時に、清掃の手間の軽減と維持管理の負担も緩和できる。
表面仕上げも各石材の表情に合わせた最適な技法の選択により、天然石と区別がつかないほどの自然な質感を再現し、セラミックタイルの長所であるメンテナンス性や耐久性を十分に発揮しながら、床・壁・カウンタートップにまで対応可能。
原料の40%以上にリサイクル認証品であるエコセルベン(陶器屑再生セラミック骨材)を採用。
環境保護に配慮した持続可能な付加価値のある商材として「LEED®」認証を取得する商材である。
 
 
問い合わせ先
株式会社エービーシー商会
https://www.abc-t.co.jp/



 


  掲載をご希望の方へ


  土木・建築資材・工法カタログ請求サイト

  けんせつPlaza

  積算資料ポケット版WEB

  BookけんせつPlaza

  建設マネジメント技術

  一般財団法人 経済調査会