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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

「テトラフェンス」

2024年10月23日 分類: 建築資材・工法

省人化や施工性の高さ、輸送時の製品軽量化、積載効率の向上などを目指して開発された、縦格子フェンス業界初の4分割パネル型縦格子フェンス。
 
■製品の特長

  1. パネルを4分割型にし、2枚セットで梱包することでコンパクト化され、運搬性が向上する。
  2. 1梱包当たりの重量は8.4kgと軽く(同社従来製品の1梱包重量より約68%減)、1スパン当たりの重量も約38%減となっている。
  3. 同社従来品よりも部材点数が削減されたことで施工性が大幅に向上。補修なども1/4ごとに対応できるため、廃棄ロスや費用の軽減を図ることができる。
  4. 輸送の際には、積載効率が約40%向上することでCO₂排出量の削減に貢献。パネル梱包は段ボールのみのフィルムレスとし、梱包資材を削減することで環境にも配慮している。
  5. コーナー金具、傾斜金具を強度部材とすることで、従来は2本立てが標準であったところを1本立てでの対応を可能とした。

設置イメージ

運搬イメージ

 
 
■問い合わせ先
積水樹脂株式会社
https://www.sekisuijushi.co.jp/



「ニッチ収納」

 分類: 建築資材・工法

アルミ製でスリムデザインを追求したニッチ収納。
 
枠の見付けが7㎜の極細仕様となっており、シンプルで空間に調和する。
800㎜、1500㎜、1800㎜の3種類の既製品に加えサイズオーダーも可能となっており、完成品を納品することで造作にかかる工数を短縮できる。
カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、シルバーの3種類が展開されている。

 
 
■問い合わせ先
アルメタックス株式会社
https://www.almetax.co.jp/



リサイクルアルミを100%使用した循環型低炭素アルミ形材「PremiAL R100」をセブン-イレブン店舗に初導入

2024年10月2日 分類: 建築資材・工法

株式会社LIXIL(所在地:東京都品川区、取締役代表執行役社長兼CEO:瀬戸 欣哉)は、福岡市産木材を主とした国産木材を活用し、省エネ、創エネ、蓄エネの設備を備えた次世代環境配慮型木造店舗 「セブン-イレブン福岡ももち店」(所在地:福岡県福岡市)に、リサイクルアルミ使用比率100%の循環型低炭素アルミ形材「PremiAL R100」(プレミアル アール100)を納入した。
 

 
LIXIL株式会社セブン-イレブン・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:永松 文彦)は、2024年2月29日にオープンした「セブン-イレブン三郷上彦名店」での「PremiAL R70」採用を皮切りに、LIXILの環境負荷低減につながる建材と、それを活用したセブン-イレブン店舗の建築における環境配慮を通じた、脱炭素社会の実現に貢献してきた。
また現在、改装店舗などから回収したアルミをリサイクルしてアルミ形材を作り、新店舗の建設に再利用していく、水平リサイクルも視野に入れた導入を検討している。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社LIXIL
http://www.lixil.co.jp/



桝周り専用副資材「インサル® マスキューブ」

2024年8月23日 分類: 建築資材・工法

桝周りの石材加工を単純化する、高密度ポリエチレン製の専用副資材。
丸い桝をキューブ型に囲うことで、桝周辺の石材加工が直線的なカットのみとなり、従来1個当たり30分を要していた施工時間を約5分に短縮できる。
 
クラックの発生リスクを大幅に軽減し、加工時の騒音や粉じんも抑制。
車の乗り入れも想定した耐荷重設計で割れにくく、4分割構造で急勾配にも設置可能である。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社エービーシー商会
https://www.abc-t.co.jp



現場発泡ウレタンフォーム用厚さ計測システム「アツミエル」

 分類: 建築資材・工法

3Dスキャナおよび計測治具「アツミピン」を使用し、解析専用アプリ「アツミエル」により、ウレタン吹付工事を行った箇所の厚さ計測と結果のレポート作成ができるシステム。
 
ウレタンフォームの厚さ計測において課題となっていた、作業に手間と時間がかかる、作業員によって品質のバラつきがあるといった点を解消し、検査品質の向上と作業の効率化を実現している。

 
■システムの特長
①検査対象箇所の全面計測が可能
任意の場所を抽出し点で計測する従来の方法に比べ、厚さ計測の検査品質の向上が図れる。

②スピーディーな計測と色でウレタンの厚さを可視化
1部屋約15分で計測からレポート作成までをスピーディーに実施。
厚さの計測結果は、タブレット上に色別で表示されすぐに確認できる。
タイムリーな補修が可能となり、次工程への影響を最小限にとどめることができる。

③レポート作成の作業軽減
厚さ計測データを用いて検査記録表が自動作成されるため、作業時間が短縮できる。

④誰でも使える簡単操作
ウレタン吹付工事に関する専門的な知識がなくても、3Dスキャナで施工面を計測し簡単なパソコン操作を行うだけで、誰でも簡単に厚さ計測を行うことができる。


アツミエルの仕組みイメージ

厚さの計測結果

 
 
 
■問い合わせ先
クラボウ(化成品事業部)
https://www.kurabo.co.jp/chem/



「アートウォールseed タイル仕上げ」

 分類: 建築資材・工法

「アートウォールseed」は、豊富なバリエーションにより自在な形と多彩な仕上げを可能にしたアルミシステム塀。
 
支柱、パネル、装飾部材(笠木や端部化粧カバー等)、仕上げ材を自由に組み合わせることで、ナチュラルな雰囲気を演出する。
 
仕上げ材のバリエーションの1つである「タイル仕上げ」では、既存の3タイプに加えて、2024年4月に「グリージオボーダー」「陶扇(とうせん)Ⅱボーダー」「プレジールボーダー」「ライムライト」の4種が新たに発売され、全7種のラインアップに。
街並みと調和する、より豊かな表現力を実現する。
 

■アートウォールseed 特長
①安全性
重量はコンクリートブロックの約1/20(60mm厚仕様のパネルを使用した場合)で、倒壊時の危険が大幅に抑えられる。
ブロック塀が最大高さ2.2mで、かつ控え壁が必要なのに対し、本製品の最大高さは2.4mで、控え壁も不要。
②施工性
アートウォールの躯体は、パネルと支柱を組み合わせる構造で、簡単施工かつ短工期を実現する。
③豊富なバリエーション
仕上げは、タイルのほかローラー塗り仕上げ、塗り壁仕上げ、吹付け仕上げ、デザインストーンAW仕上げから選択することができる。

タイル仕上げ ラインアップ例


グリージオボーダー(GIB-100)

陶扇Ⅱボーダー(TSN-100)

 
 
 
■問い合わせ先
四国化成建材株式会社
https://kenzai.shikoku.co.jp/



「サイドパイプカーテン」をリニューアル

2024年7月23日 分類: 建築資材・工法

立川ブラインド工業株式会社(本社:東京都港区三田、代表取締役社長:池崎久也)は、店舗のディスプレイスペースを魅せながら、閉店後の防犯性を高める「サイドパイプカーテン」のデザインと機能性をリニューアルし発売する。

■リニューアルしたサイドパイプカーテンの特長

  1. 閉店後の景観を美しく保ちながら、防犯対策を強化
    商品を展示したまま美しく戸締りができる。
    コンパクトかつスリムで、駅ビルや地下街の店舗に最適な間仕切りである。
  2. インテリアに調和する、豊富なカラーバリエーション
    シルバーに加え、新たに「ホワイト」と「ブラック」をラインアップ。
    商業施設のインテリアやデザインに合わせて、3色から選ぶことができる。
  3. コンパクトな納まりとカーブ対応で、あらゆるシーンに
    ジャバラ状に折りたたみ、コンパクトに格納できる。
    S字や曲線のカーブ納まりも可能で、さまざまなシーンに対応。
  4. 下レールがなく安心。上レールは溶接不要の簡易施工
    下レールがないバリアフリー設計で安心。
    また、上レールはビスで簡単に施工できる。

 
 
 
■問い合わせ先
立川ブラインド工業株式会社
https://www.blind.co.jp/



国内初、建物解体後の鉄骨およびコンクリート製の構造部材を新築建物へリユース

2024年7月1日 分類: 建築資材・工法

株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:蓮輪 賢治)は、建物解体後、通常、溶解や破砕され新たな建材としてリサイクルされる鉄骨やコンクリート製の構造部材を、新築建物の構造体にリユースする国内初の取り組みを、自社技術研究所(東京都清瀬市)内の実験棟オープンラボ3新築工事で着手した。
 

 
■取り組みと効果
(1)オープンラボ3新築計画におけるリユース材活用
本工事におけるリユース材活用は、解体する実験棟の柱・梁・ブレースなど全種別の鉄骨部材を撤去し、鉄骨製作会社が新築建物に合わせた切断などの加工を行った上で、再び構造体に使用する。
また、基礎・基礎梁・小梁・床など全種別のコンクリート製構造部材について、新築建物の平面形状に合わせて切断後、新築現場の加工ヤードで接合部を加工し、現場で新材と接合するなどにより新実験棟の構造体としてリユースする。
 
(2)リユース材活用により、新材使用の新築よりCO2排出量を約49%削減
本工事では、新築建物の構造部材のうち鉄骨57%、コンクリート33%で、解体建物のリユース材を使用。
構造部材製造に伴うCO2排出量は、69.3t-CO2で、新たに全ての資材を調達する場合に比べ、約49%(65.8t-CO2)の削減を見込んでいる。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社大林組
https://www.obayashi.co.jp/



縦格子フェンス業界初の4分割パネル型縦格子フェンス「テトラフェンス」を新発売

 分類: 建築資材・工法

積⽔樹脂株式会社(本社:⼤阪市北区 代表取締役社⻑兼CEO:⾺場 浩志)は、縦格子フェンス業界初の4分割パネル型縦格子フェンス「テトラフェンス」を新発売した。
 

 
■概要
テトラフェンス」は、縦格⼦フェンス業界初のパネルを4分割型にし、2枚セットで梱包することで小型化・軽量化を実現し、運搬性を向上させている。
1梱包当たりの重量は8.4kgと軽く(同社従来製品の1梱包重量より約68%減)、1スパン当たりの重量も約38%減となっている。
従来品ETHY50HCより部材点数も削減され、施工が容易である。
また施工後の補修なども従来品より1/4ごとに対応できるため、廃棄のロスや費用も軽減できる。
 
また梱包も簡易化でき、輸送の際、約40%積載効率が向上(4tウィング車での輸送を仮定した同社従来製品との比較)することでCO₂排出量の削減にも貢献し、さらにパネル梱包には段ボールのみを使用するなど、梱包資材を削減することにより、環境に配慮した製品となった。
 
 
 
■問い合わせ先
積水樹脂株式会社
https://www.sekisuijushi.co.jp/



ほたて貝殻の粉末を利用したシーリング材「スキャロップシール」を開発

2024年6月28日 分類: 建築資材・工法

株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:蓮輪 賢治)は、セメダイン株式会社(本社:東京都品川区、社長:水澤 伸治)とともに、目地や接合部のシーリング材に配合される炭酸カルシウムの代替に、ほたて貝殻を粉砕して製造したバイオマスフィラーを使用した、2成分形変成シリコーン系シーリング材「スキャロップシール」を開発し、大林組が施工する2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」新築工事で現場適用した。
 

 

特長
1.廃棄予定のほたて貝殻を有効利用
ほたて貝殻の主成分は炭酸カルシウムで、難燃性と分解されにくい性質から焼却処分が難しく、処分方法が課題となっている。
この貝殻を粉砕してバイオマスフィラーとして再利用することで、廃棄物の削減が可能。
 
2.シーリング材製造時のCO2排出量を低減
ほたては成長する過程で海水中のCO2を貝殻へ吸収・固定化するため、ほたて貝殻のCO2排出量は-0.44kg-CO2/kgとなり、それを廃棄せずバイオマスフィラーとして再利用することで、シーリング材製造に係るCO2排出量を低減できる。
 
3.従来品とほぼ同等のコストで優れた性能を発揮
スキャロップシールは使用実績の多い一般の2成分形変成シリコーン系シーリング材とほぼ同等のコストで、同様の耐水性、耐熱性を実現する。
また仕上げ塗料との密着相性も良く、バイオマスフィラーの効果で従来品に比べ動粘性が高いため、液垂れを抑制できるなどの作業性にも優れている。
 
 
 

問い合わせ先
株式会社大林組
https://www.obayashi.co.jp/



 


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