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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

鋼床版橋向け伸縮装置 「ハイブリッドジョイント CSタイプ」

2022年10月26日 分類: 土木資材・工法

鋼床版橋向けに開発された、止水性能に優れた伸縮装置。
首都高速道路の仕様で止水性・耐久性試験に合格しており、2022年8月現在、鋼床版対応製品として首都高速道路に使用できる唯一の製品となっている。
舗装厚内に収まる設計で、片側鋼床版仕様のほか、両側鋼床版も対応が可能。
高さ調整はフィラープレートを用いて行う(フィラープレートの製作にも対応)。
 

■問い合わせ先
株式会社クリテック工業

https://cretec.jp/



IoTインフラ遠隔監視サービス 「Infra Eye(インフラアイ)」

 分類: 土木資材・工法

老朽化が危惧されるインフラの1つである道路橋の監視に有効な、IoT技術を用いたインフラ遠隔監視サービス。
同社が開発したセンサーを道路橋の桁端部と橋台をまたぐ形で設置し、遊間離隔(桁と橋台の胸壁や桁同士がぶつかって損傷が起きないよう設けられる隙間の幅)をセンサーで24時間計測・記録する。
日常点検が十分に実施できない橋梁や、遠方にあり日常点検が困難な橋梁に対して特に有効な技術である。
2023年4月より提供開始予定。
■サービスの特長
1.遠隔監視で点検業務の効率化を実現:巡回点検の負担軽減や、維持管理に携わる職員の省人化に貢献する。
2.設置が簡単な電池駆動で大掛かりな施工は不要:約5年間交換不要な電池駆動により、電源・配線工事が不要で設置が容易。
 

■問い合わせ先
株式会社パスコ

https://www.pasco.co.jp/



アルミ製防護柵で支柱ピッチ3mを実現、歩行者自転車用柵「ピュアライン」バリエーション拡充

2022年9月15日 分類: 土木資材・工法

三協立山株式会社・三協アルミ社は、優れた施工性と高い意匠性、機能性を追求した歩行者自転車用柵「ピュアライン」シリーズに、「支柱ピッチ3mタイプ」などを追加し、バリエーションを拡充する。
 

 
■特長
1.アルミ製防護柵で支柱ピッチ3mを実現(支柱ピッチ3mタイプ)
スチール製では一般的な支柱ピッチ3mをアルミ製で初めて実現。
スチール製に比べ軽量で、これまでの支柱ピッチ2mよりも少ない柱本数で設置が可能なため、施工性が向上する。
 
2.細部にまでこだわった意匠性と耐候性(支柱ピッチ3mタイプ)
笠木・ブラケット・支柱キャップまでフラットで美しいデザインを実現。
また、耐候性に優れたアルミ製の本体に加え、ビスやボルト類にジオメット処理(※)を施すことで、塩害地域でも長期間美観を保つことができる。
新設工事だけでなく、塗装やメンテナンスなどが必要なスチール製防護柵の改修工事にも利用できる。
 
※金属のフレークを表面に焼き付けることで高い防錆効果を発揮する表面処理
 
3.平地から微傾斜部まで支柱ピッチ2mかつ同意匠で設置可能(平地・微傾斜兼用タイプ)
平地から3°までの微傾斜部まで対応可能な「平地・微傾斜兼用タイプ」を新たにラインアップし、現場対応力を向上さた。
従来の「傾斜地タイプ」では傾斜角度によって支柱ピッチが異なったが、「平地・微傾斜兼用タイプ」は平地から微傾斜部まで支柱ピッチ2mかつ同意匠での設置が可能で、連続性のある空間を演出する。
 
■問い合わせ先
三協立山株式会社・三協アルミ社
https://alumi.st-grp.co.jp/



精密避難支援システム「The Guardian」

2022年9月12日 分類: 土木資材・工法

自治体向けに構築する,住民のスマートフォンを対象にした精密避難支援システム。
ドローンや衛星といった5つの異なる技術を連携させることにより,地震や巨大津波,豪雨災害等に備える。
  
観測衛星が捉える各種データと,雨天時にもエンジンで長時間飛行し続ける独自開発の産業用無人航空機が巧みに連携し,巨大地
震発生時には海岸線上空からの長時間ライブ中継を,河川氾濫の恐れがあるときはピンポイントで浸水被害を数十時間前に予測し,住民のいち早い避難行動を促す。
  
6月29日~7月1日に東京ビッグサイトで開催された「第1回地域防災EXPO」において,本システム概要と500㏄エンジンを搭載した大型エンジンドローンを発表。
   
現在,来年春の竣工を目指し,次世代の研究開発製造の中核拠点となる「福島RDMセンター」を福島県浪江町に建設中。2024年春
にも,浪江町の請戸川河口付近においてシステム一式の初号機「Episode 1:NAMIE」を社会実装する予定となっている。
  

 
■問い合わせ先
會澤高圧コンクリート株式会社

https://www.aizawa-group.co.jp/



土砂崩落監視サービス

 分類: 土木資材・工法

土砂崩落のきっかけとなる土壌状態変化を,多種多様なセンサー(傾斜変動や土壌含水率など)を活用することで土砂災害の兆候を見極め,現地に出向かなくても現場に設置してある定点カメラを通して状況が把握できるシステム。
 
監視対象エリアに設置した各種センサーからデータを取得して,現場状態の危険性,異常値を計測した際には管理者へアラートメールを通知させることが可能。
点検作業の省力化と作業員による作業時の安全性向上に貢献する。
 
また,センサーだけではなく現場に設置されたカメラ画像を通して目視による監視にも対応する。
 
センサーやカメラ,通信機器には電源が必要だが,太陽光電源装置「SpreadRouter-SOLAR」を利用することで電源が確保できる。
 

 
■問い合わせ先
エヌエスティ・グローバリスト株式会社
https://www.nstg.co.jp/



ため池救助ネット

 分類: 土木資材・工法

ため池や調整池における転落事故を防止するために開発された,堤体に設置する特殊な樹脂ネット。
万一水中に転落しても,ネットに手や足を掛けることができれば,遮水シートやブロック張りの堤体で滑ることなく,這い上がる
ことが可能となる。
 
高強度繊維材「ポリコンポネット」を使用しており,鉄線網のように錆びない,人体や周辺環境への影響がない,軽量のため設置
に負担がないといった特長がある。
 
また二重構造の特殊繊維材で摩擦係数が大きいため滑りにくく,通常の繊維ネットに比べ強度・耐候性・耐久性に優れている。
 
本製品は,(一社)水難学会での検証の結果有効性が確認されている。
また,本製品と同様の特性を備えた用水路への転落防止用ネット「レスキューネット」も用意されている。
 
NETIS登録番号KT-200088-A。
 

設置状況鉄

設置状況鉄

■問い合わせ先
大嘉産業株式会社

http://www.daika.co.jp/



エシカルコンクリート TUTUMU

2022年9月7日 分類: 土木資材・工法

通常のコンクリートに比べセメント使用量を削減し,産業副産物であるフライアッシュや高炉スラグ微粉末を使用したコンクリート。
一般的なセメントを使用したコンクリート製品に比べて,材料由来のCO2排出量が平均41%,1トン当たり約50㎏削減される。
また,強度・耐久性は通常のコンクリート製品よりも向上する。
 
なお,本製品は通常のコンクリート製品と同価格で提供される。
 

■問い合わせ先
株式会社上田商会

https://ueda-gr.jp/



鋼製スリットダム AB型

 分類: 土木資材・工法

長年にわたり土砂災害の防止・減災に貢献してきた同社の土石流・流木捕捉工「鋼製スリットダムB型」をバージョンアップさせたもの。
既存技術に比べて保有耐力および土石流越流時の礫群の衝突に対する安全性が向上した構造で,経済性にも優れた製品となっている。
 
2022年1月31日付で,(一財)砂防・地すべり技術センターの建設技術審査証明書を取得している。
 

 
■問い合わせ先
日鉄建材株式会社
https://www.ns-kenzai.co.jp/



天然素材からつくられた土系舗装・防草材「ZERO カーボN ソイル」がMaterial Driven Innovation Award2022 ファイナリスト賞を受賞

2022年8月23日 分類: 土木資材・工法

グリーン&ウォーター株式会社(代表取締役:吉泉 秀樹)が販売している「ZERO カーボ N ソイル」は、CO2を吸着固定する性質を持つ天然海水から抽出される酸化マグネシウム(環強マグネシア)と火山灰シラスを主原料とした天然無機系凝集保水剤、高品質な自然石粉やリサイクル石粉、山砂をプレミックスした低炭素型土系舗装材である。
同製品は、2022年5月に行われたMaterial Driven Innovation Award2022において、ファイナリスト賞を受賞した。
 
ZERO カーボN ソイル
 
■ZERO カーボN ソイルの特長
1.酸化マグネシウムを使用することで CO2を吸着固定することが可能となり、カーボンニュートラルに寄与する
2.一軸圧縮強度は、18N/mm2以上と高強度であり、耐久年数は10年以上
3.透水性と保水性の両方を兼ね備えているため、ヒートアイランド対策に有効
4.収縮が起こりにくく、ひび割れが発生しにくい
5.土系の材料を使用しているため、自然な景観を保つことができる
6.天然素材のため、安心して使用できる
7.セメント※を使用していないため、産業廃棄物が発生しない
8.プレミックスした商品のため、施工が容易
 
 
■問い合わせ先
グリーン&ウォーター株式会社
https://greenwater.jp/



通信内蔵3軸傾斜センサー 「OFM-111S」

2022年6月21日 分類: 土木資材・工法

法面や鉄塔、信号機などを遠隔で監視する目的で開発された通信内蔵の3軸傾斜センサー。
 
OFM-111S
 
対象設備の傾きや振動、衝撃の発生を検知するとアラートを連続で発報し、1分ごとの状況変化をメール等で担当者へ通知する。
70mm×134mmというコンパクト設計のため設置性に優れており、多地点監視を低コストで実現し、定期巡回負担を大幅に軽減することができる。
 
 
■お問い合わせ
オプテックス株式会社
https://www.optex.co.jp/



 


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