株式会社フォトラクション(本社:東京都品川区、代表取締役 CEO:中島 貴春)は、リソース管理クラウド「Photoruction Site(フォトラクションサイト)」をリリースした。
労務安全書類や施工計画書など施工フェーズに取り掛かる前に必要な書類の作成や管理、および協力会社との調整の手間を大きく削減することを目的としたクラウドサービスである。
なお、本リリースにあわせて、従来提供しているクラウドサービス「Photoruction」の正式名称を「Photoruction Build(フォトラクションビルド)」に変更する。
今後はPhotoruction BuildとPhotoruction Siteを合わせて建設生産支援クラウドPhotoructionとして提供する。
■主な機能
- プロジェクト管理
建設プロジェクト(工事現場)ごとに関連するデータを管理できる。
社内でも特定のユーザーにのみ閲覧を制限したり、プロジェクトごとに管理者を設定したりするなど、建設業の実務に即したシステム管理を可能。
- 書類作成
電子化した書類を直接確認できる書類ビューと、データ入力フォームを同時に確認できる「DLD」と呼ばれる独自機能。
会社やプロジェクトに関するデータベースからの自動入力機能や、入力データのチェック機能を備えており、効率的な書類作成を可能としている。
※リリース時点では一部機能は開発中。
- 協力会社管理・連携
協力会社の管理や共同での書類作成を簡単に実施できる。
URLひとつでデータのやり取りや協力会社への書類作成依頼を出せることに加えて、協力会社のユーザーはPhotoruction Siteのアカウント登録や契約をしなくてもセキュアな利用が可能。
また、システムの利用に不慣れな場合は自社の書類フォーマットを渡してPDFでアップロードしてもらうことも可能なため、共同利用における事前の調整は一切必要なく、調整コストを大きく削減できる。
- 施工体制
建設プロジェクトにおける協力会社をツリー状に表示して管理できる。
プロジェクトに参加している企業の構成や、各社の情報を見やすく表示することで、施工体系図の作成の手間を削減し、プロジェクトの効率的な体制管理を実現する。
- 労務安全
労務安全書類(グリーンファイル)を簡単に作成・管理できます。
自社の書類だけでなく、協力会社から収集する書類もステータス管理付きで一元管理が可能。
標準では広く使用されている全建統一様式の最新版に対応しているほか、企業ごとに利用するデータベースの変更や書類フォーマットのカスタマイズなど、柔軟性の高い対応が可能。
- データベース
会社やプロジェクトに関する情報を構造化されたデータベースとして管理できる。
労務安全や施工計画に関わる書類を作成する際にデータベースから情報を取得することで、作成の半自動化を実現する。
また、書類からデータベースへの反映もできるため、通常の業務を行うだけで自動的にデータベースが構築される。
データベースの構造は企業ごとにカスタマイズできるため、現行の業務および今後のデータ戦略に即した使い方が可能である。
※リリース時点では開発中。
■問い合わせ先
株式会社フォトラクション
https://corporate.photoruction.com/