福井コンピュータ株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役COO:杉⽥ 直)は、4D施⼯ステップ表⽰機能を追加した最新版のBIM/CIMコミュニケーションシステム「TREND-CORE Ver.10」を、2025年2⽉18⽇(⽕)にリリースする。
■背景
国⼟交通省が今春発表したi-Construction2.0では、建設業務における3割の省⼈化(⽣産性1.5倍)を目指すための取り組みとして、1.施⼯のオートメーション化、2.データ連携のオートメーション化、3.施⼯管理のオートメーション化といった3つのオートメーション化を掲げている。
その中でも、「データ連携のオートメーション化」では、建設⽣産プロセス全体のデジタル化や3次元化、BIM/CIMの活⽤を推進しており、設計データを施⼯データとして直接活⽤することや、デジタルツインを活⽤した施⼯計画の策定など、現場作業とバックオフィスの両⾯で効率化を図ることが求められている。
今回リリースする最新版の「TREND-CORE Ver.10」では、「データ連携のオートメーション化」を⽀援する機能として、⼯程計画と3Dモデルが連動する「4D施⼯ステップ表⽰」を搭載した。
これにより、⼯程や作業⼿順などを3Dモデルで可視化し、受発注者間などの協議における情報伝達の不備を解消するとともに、合意形成時間の短縮や⼿戻りの削減を実現することで、⽣産性の⼤幅な向上が期待される。
■TREND-CORE Ver.10の概要
・⼯程表と3Dモデルの表⽰を連動させる「4D施⼯ステップ表⽰機能」で、⼯程を可視化し、施⼯をシミュレーションすることで⽣産性を⼤幅に向上。
・鉛直・⽔平⽅向の「モデル分割機能」で、リフトごと、⼯区ごとに分割。3Dモデルの施⼯での活⽤を⽀援。
・3Dモデルの延⻑、⾯積、体積の「数量算出機能」を強化。積算関連の業務効率化を⽀援。
・その他、各機能のブラッシュアップを実施。
■問い合わせ先
福井コンピュータ株式会社
https://const.fukuicompu.co.jp/