株式会社加藤製作所(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:加藤 公康)は、環境に配慮した新エンジンを搭載した60t吊りラフテレーンクレーン「SL-600RfⅢ」の販売を開始した。
■主な特長
1.新エンジン搭載
最新の排出ガス規制(欧州Stage V)に適合した環境に配慮したカミンズ製エンジンを採用。
最高出力 254kW/2,100min-1
最大トルク 1,526N・m/1,400min-1
2.ECOスイッチ搭載でクレーン作業燃費向上
クレーン操作時のエンジン最大回転数を抑え、燃料消費と騒音の少ない最適な作業回転数に調整可能。
3.オートミニマムコントロールでクレーン作業燃費向上
クレーン作業待機時に油圧ポンプ吐出量を最小限に制御し燃料消費を削減。
4.5段高剛性スーパーブーム
ブーム吊上げ能力:最大吊上げ能力60t、最大ブーム長さ:40m、最大作業半径37m、最大地上揚程41.1m、
ブーム伸縮モードを2種類設定(①強度域性能に優れるモードA:2段ブーム伸長→3,4,5段ブーム伸長、②安定域性能に優れるモードB:3,4,5段ブーム伸長→2段ブーム伸長)
5.3段SLジブ
ジブ吊上げ能力:最大吊上げ能力4.2t、最大ジブ長さ16.5m、最大作業半径42m、最大地上揚程57.5m
EJIB:ジブ装着・格納作業の容易化と省スペース化を実現し、オペレータの負担軽減と作業時間短縮に寄与。
6.無線式吊荷監視カメラ用電源供給システム
ブーム先端部、またはジブ先端部からの電源供給により無線式吊荷監視カメラのバッテリーが不要。
バッテリーの充電や取り付け作業をすることなく使用が可能。
※使用可能なカメラはメーカーおよび型式が限定される
7.補巻のラインプル性能5.6t
フックの回転が少なく、耐疲労性の高い多数ストランド難自転性新型ワイヤロープを採用。※最伸長ブーム時のルースタ最大吊上げ性能は、5.0t
モード A 時:長さ32.5m以下、モード B 時:長さ25.0m以下の中間ブームで5.6t
■問い合わせ先
株式会社加藤製作所
https://www.kato-works.co.jp/