旭建設株式会社(本社:宮崎県日向市、代表取締役:黒木繁人)は、ICT施工現場に革新をもたらす新技術、透過型ICT情報システム「Glass Navi(グラス ナビ)」を開発した。
本技術は、バックホウによるICT施工において、ICT施工情報(三次元設計データ、バックホウ位置情報等)をキャビン内のタブレットモニターではなく、バックホウ前面ガラスに透過表示することを実現したものである。
■技術の概要
「Glass Navi」は、無線通信でタブレットと連携した小型プロジェクターを活用し、三次元設計データなどのICT施工情報を、ガラス面に貼付した特殊加工された透過フィルムに直接投影する仕組みである。
従来のICT施工では、キャビン内のタブレットモニターに表示されたICT施工情報に視線を移しながらの掘削作業となるため、安全性・作業効率の面で課題があった。
新技術「Glass Navi」では、オペレーターは視線を前方に固定したまま、実際のバケットの動きと、ICT施工情報を同時に視認しながら施工できるため、
①作業の安全性向上
②施工精度の向上
③オペレーターの負担軽減
といった3つの効果が期待される。
■問い合わせ先
旭建設株式会社
https://www.construction.co.jp/