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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

ソーラー駆動のAI防犯カメラ「Solar Watch AI」新発売

2025年2月25日 分類: 共通資材・工法

株式会社TCI(所在地:大阪市淀川区、代表:尾﨑 俊行)は、建設資材の盗難対策向けに、ソーラー駆動のAI防犯カメラ「Solar Watch AI(ソーラーウォッチエーアイ)」を発売する。
 

 
■「Solar Watch AI」の主な特長

  • 人間のみを検知するAIカメラを搭載
    「Solar Watch AI」は、AIによる人物検知機能を搭載しており、動物や車両などには反応せず、人間のみを検知する。
    これにより、不審者を的確に判断し、不要な誤作動を防ぐことができる。
  • 大音量スピーカーとLEDライトで即時警告
    不審者を検知すると、自動でスピーカーから警告音を発し、LEDライトを点灯させる。
    夜間や暗所でも侵入者に強い威圧感を与え、犯行を未然に防ぐ効果が期待できる。
  • ソーラー充電+バッテリー駆動で安定稼働
    昼間はソーラーパネルで充電し、夜間はバッテリーで稼働するため、電源の確保が難しい建設現場や資材置き場でも運用可能。
    配線工事が不要なため、設置も簡単である。
  • 防塵・防水仕様で屋外設置に対応
    屋外での使用を前提に、**防塵・防水仕様(IP規格対応)**を採用。
    風雨や砂ぼこりの多い現場でも安定して稼働し、長期間にわたって防犯対策を維持できる。
  • 幅広い用途に対応
    「Solar Watch AI」は、建設資材の盗難対策だけでなく、仮設現場、メガソーラー発電所、銅配線の盗難防止、さらには「闇バイト」対策にも活用可能。

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社TCI
https://tci-car-item.com/



施工コストを抑える「断熱ペイント HIPエアロ hito-nuri」

 分類: 共通資材・工法

オキツモ株式会社(所在地:三重県名張市、代表取締役社長:山中 重治)は、断熱塗料「HIPエアロ」の商品改良を実施し、工場の加熱設備を早く、簡単に断熱できる「断熱ペイント HIPエアロ hito-nuri」を新ブランドとして再販した。
 

 
■特長

  • 断熱施工コストを最小限に抑えられる。
    一種類の塗料を2時間置きに塗り重ねるだけで断熱膜を生み出す。
    塗料の切り替えが不要で、施工期間の短縮ができるため、施工コストを抑えることが可能(スタンダード仕様)。
  • 最短2日で断熱施工が完了。
    下塗の乾燥時間、上塗の断熱層の乾燥時間がともに2時間と短いため(高耐熱仕様)、最短2日間で断熱施工が完了する。
    そのため、週末に断熱施工することも可能。
  • 塗装のポイント動画を見るだけで、簡単に塗装することができる。

 
 
 
■問い合わせ先
オキツモ株式会社
https://www.okitsumo.co.jp/



ボッシュ、フルライングリーンレーザーで地墨を支点に縦ラインが調整可能な高機能レーザー墨出し器をリリース

 分類: 共通資材・工法

ボッシュ株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:クリスチャン・メッカー)は、ハードな現場に対応した高機能レーザー墨出し器「GLL 18V-120-33CG(本体のみ)」を発売した。
 

 
■特長

  1. ピボット微調整~地墨支点に縦ラインを左右に移動可能(回転プラットフォームの位置決めネジを回すことにより、地墨を視点に右に6°、左に10°の微調整が可能)
  2. 厳しい現場環境に対応するIP65採用
  3. 3電源での使用可能(10.8V・18Vリチウムイオンバッテリー、単2アルカリ乾電池
  4. 一体型雲台~強力な磁石、ネジ穴、またはセイリングクリップで安全に取付可能
  5. スマートフォンからの遠隔操作~Bluetooth(R)モジュールを搭載しており、Bluetooth(R)インターフェースを備えたスマートフォンから遠隔操作することが可能
    ※使用には、アプリ「Bosch Levelling Remote App」をApple Storeまたは、Google Playからダウンロードする

 
 
 
■問い合わせ先
ボッシュ株式会社
https://www.bosch-professional.jp/jp/ja/



「はみ出しまセンサー」

2025年1月27日 分類: 共通資材・工法

建機等が危険領域へ侵入した際に、レーザースキャナーを用いて警報通知および自動停止させるシステム。
危険領域への侵入判定方法を、監視員の目視からレーザースキャナーを使用した自動判定に変えたことで、ヒューマンエラーがなく警報通知でき、安全性が向上する。
バックホウ、高所作業車を使用する工事に適用できる。
NETIS登録番号:KT-240146-A

 
 
■問い合わせ先
株式会社カナモト
https://www.kanamoto.co.jp/



「鉄筋結束アシスト装置」

 分類: 共通資材・工法

鉄筋工事の生産性向上、作業従事者の身体的負担の軽減を目的に、清水建設㈱と共同開発された鉄筋結束機用の延長ハンドル。
 
従来は、結束器具や手持ち式の自動結束機が利用されているが、足元のスラブ鉄筋を結束するには腰をかがめて作業する必要があり身体的負担が大きかった。
 
■製品の特長
① 立ったままの状態で足元の鉄筋を結束できるため、屈伸動作を避けることが可能となった。
② 腰と肩に装着するベルトによって装置の重量を身体全体で支えられる設計となっており、作業者の身体的負担を大幅に軽減できる。
③ 装置に組み込まれたバネの作用により、ハンドリング時の腕への負荷も軽減され、単位時間当たりの作業効率が向上する。

 
 
■問い合わせ先
建ロボテック株式会社
https://kenrobo-tech.com/



「アキレス不織布マット」

 分類: 共通資材・工法

遮水材保護や盛土補強など土壌養生を行うさまざまな工事に対応する不織布マット。
日本遮水工協会自主基準に準拠している。
 
土壌の養生用資材に適した透水性、フィルター性、耐久性、強度を備え、中間に基布を挟み込むことで施工時の寸法安定性を高めている。
また、各種工事における緩衝材や目止め材、吸出し防止材としても使用可能。

 
 
■問い合わせ先
アキレス株式会社
https://www.achilles.jp/



ハーネスアラート

2024年12月24日 分類: 共通資材・工法

高所作業での墜落・転落事故のリスクを低減する、フックかけ忘れの注意喚起装置。
 
磁界と電波(RFID)の技術を応用して判断を行い、フックを未使用の場合には、付属のスピーカー等から警告する。
市販の安全帯に後付けが可能で、現場環境に合わせた設定ができるように、3種類のエリア設定機がラインアップされている。
 
【ラインアップ】
①スポット型
1台で簡易にエリア設定が可能。
機器の中心から360°でエリアを形成し、半径2~7mの範囲で設定ができる。
②ロープ型
ロープを足場の単管等に這わせて使用する。
最大40mの横長な範囲でエリア形成が可能。
③ワイド型
広範囲へのエリア設定が可能な機種。
高所現場の入口にONエリア設定機を設置し、通過した先を高所エリアとみなす。
NETIS番号:QS-240022-A

 
 

■問い合わせ先

吉川工業株式会社
https://www.ykc.co.jp/



バイオトイレ「備蓄用仮設公衆トイレ4W43CT型」

2024年11月28日 分類: 共通資材・工法

水の代わりにオガクズを使用するバイオトイレ「Bio-Lux」が内蔵された、備蓄用仮設公衆トイレ。
災害が発生した際に避難所となる学校、公園、道の駅などへ公衆トイレとして設置することで、避難所におけるトイレ問題の改善を図ることができる。
女性目線で開発されており、室内には鏡や手洗い、小物置台、警報ベル等が設置されている。
ラインアップは、コンテナタイプと鉄骨タイプの2種類。
 
■製品の特長
①水を使用せずに普通のオガクズを使用する。
②特別な菌は不要で、使用後のオガクズは有機肥料として再利用可能。
③し尿やトイレットペーパーはオガクズ中で消滅するため、汲み取りが不要。
④各トイレ1日100回使用可能で、オガクズの交換は1年に3回程度。
⑤トイレ室内は無臭である。
 
■製品概要
・コンテナタイプ寸法:W7800×D2060×H2350㎜ 重さ約4200㎏
・鉄骨タイプ寸法:W7870×D2100×H2435㎜ 重さ約4950㎏

正和電工1
製品写真(コンテナタイプ)

両サイドに8か国語表記

 
 
■問い合わせ先
正和電工株式会社
https://seiwa-denko.co.jp/



仮設足場用 搬送システム「ハンソーレール」

2024年11月21日 分類: 共通資材・工法

株式会社ダイケン(本社:大阪市淀川区、社長:藤岡 洋一)は、労働力不足や人手不足の解消、作業者の負担軽減が求められている建設業界に向けて、建築資材の揚重作業・搬送(運搬)作業の効率化や生産性の向上につながる仮設足場用搬送システム「ハンソーレール」を販売している。
 

 
■概要
仮設足場の単管パイプに「ハンソーレール」のレール部品を取り付けて、「外装パネル・ALCパネル・石材・竪樋」等を吊り下げることで簡単に水平搬送や上層階への揚重作業が行える。
また、コンパクトな納まりのため、クレーンやフォークリフト・エレベーター等で搬入・運搬作業ができない狭小現場にも設置ができる。
さらに、部品の使い回しができるためコストパフォーマンスにも優れている。
耐荷重は「下層階で水平搬送のみ行う場合:300kg以下(ハンソーランナー2個吊り当り)/下層階から上層階に資材を揚重する場合:250kg以下」という設定をしている。
 
 
■問い合わせ先
株式会社ダイケン
https://www.daiken.ne.jp/



重防食用分野で新製品「ダンジオーラ」発売

 分類: 共通資材・工法

日本ペイント株式会社(本社:東京都品川区、社長:喜田 益夫)は、重防食用分野で、さび面対応弱溶剤形高遮断性変性エポキシ樹脂下塗り塗料「ダンジオーラE下塗」、高遮断性塗料用弱溶剤厚膜形ウレタン樹脂上塗り塗料「ダンジオーラU上塗HB」を販売開始した。
本システムは、塗り替え周期延長とコスト低減への貢献を目指し開発した省工程塩害対策システムである。
また、本下塗り塗料には株式会社京都マテリアルズ 代表取締役 山下 正人氏(大阪大学招聘教授・工学博士)と協働開発した「高防食高遮断・さび転換機能・残存塩分適性技術」が採用されている。
 

 
■特長

  • 腐食因子の侵入を抑制する「高防食・高遮断」機能
    従来品と比較し、水や酸素、塩分等の腐食因子が透過しにくい塗膜構造を実現した。
    メカニズムとしては、経時で透過してきた水蒸気に特殊顔料が溶出することで、その成分が樹脂と疑似的に結びつき、緻密な塗膜となることで腐食因子の透過をさらに抑制する。
    加えて、経時により、塗装初期の状態よりも遮断性が向上する技術が採用されていることから、塗り替え周期の延長を実現し、ライフサイクルコスト低減に貢献する。
  • 素地調整時間削減に貢献する「さび転換」機能
    素地調整でさびを除去しきれないような環境においても早期にさびを安定構造に変化させ、優れた防食性を発揮する、革新的なさび転換技術を開発した。
  • 素地調整時間削減に貢献する「残存塩分適性」
    さび安定構造化のプロセスでは、残存塩分も同時に取り込まれることで、残存塩分の許容量が大幅に拡大した。
     
    さらに、上記特長および下記により、省工程を実現する。
  • 工程数と塗料使用量削減により、環境負荷低減に貢献する「薄膜・省工程」
    従来、塩害仕様では腐食因子を遮断したい考えから、膜厚と塗り回数を確保する4工程が主流である。
    本システムは高遮断機能を有するため、2工程に削減することができ、下塗り1回塗りで、2回塗りと同等の効果を発現し、さらに上塗りは厚膜化することで中塗り工程を削減する。

 

これにより下塗りおよび上塗りを合わせた膜厚が薄くなるため、使用塗料量の削減につながり、環境負荷低減に貢献する。
 
 
■問い合わせ先
日本ペイント株式会社
http://www.nipponpaint-holdings.com



 


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