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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

昇降アシスト装置「昇降力(しょうこうりき)」新発売

2024年8月5日 分類: 共通資材・工法

トーヨーコーケン株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:渡邉 一人)は、人や物の昇降作業をウインチの力でアシストする「昇降力」を販売開始した。

■概要
作業者の昇り降りの荷重変化を検知し、自動的にホイストが昇降をアシスト。
無重力のような感覚で、作業の負担を軽減し効率を向上させる。
簡単設置で専用のレールなどは必要ない。
さらに、重量のある作業機械などの上げ下げのアシストなどにも使うことができる。
 
 
 
■問い合わせ先
トーヨーコーケン株式会社
https://www.toyokoken.co.jp/



製鉄分野での排出CO₂を再利用する新技術について、世界初となる実証試験を開始

2024年7月25日 分類: 共通資材・工法

アルセロール・ミタル(ArcelorMittal、ルクセンブルク)と三菱重工業株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長CEO:泉澤 清次)は、CO2再利用に関する先進技術を有するディ・カーボン(D-CRBN、ベルギー)と協働し、回収した二酸化炭素(CO2)を鉄鋼や化学製品の原料となる一酸化炭素(CO)に変換する技術についての実証試験を、アルセロール・ミタルがベルギーに有するゲント製鉄所で開始する。
これは、CO2排出量を削減するべく開発されたディ・カーボンのプラズマ変換技術を初めて実証する試験となり、ゲント製鉄所はこの一連のプロセスを実証する世界初の製鉄所となる。

■概要
今回の実証試験は、三菱重工が関西電力株式会社と共同開発したCO2回収技術「Advanced KM CDR Process」の本格的な導入に向け、ゲント製鉄所で実施されているCO2回収実証試験の適用範囲を拡大するものである。
再生可能電力を利用し、炭素(C)と酸素(O)の結合をプラズマによって切り離すことで二酸化炭素(CO2)を一酸化炭素(CO)に変換する。
変換されたCOは、高炉で使用されるコークスや原料炭の一部代替として製鉄プロセスに利用されたり、ゲント製鉄所で化学品や代替燃料製造の原料にも活用できる。
 
 
 
■問い合わせ先
三菱重工業株式会社
https://www.mhi.com/jp



位置プラス「高車キーレスシステム」、新たに3社のレンタル会社での取り扱いを開始

 分類: 共通資材・工法

株式会社朝日興産(所在地:大阪府大阪市、社長:宮本 靖雄)は、建設現場で働く施工管理者・技能労働者の業務時間削減、生産性向上を推進するため、位置プラスシリーズの1つとして展開している「高車管理」のオプションシステム位置プラス「高車キーレスシステム」の普及展開を加速する。

■概要
2022年11月より、竹中工務店(社長:佐々木 正人)、東海理化(社長:二之夕 裕美)、東海理化クリエイト(社長:牧野 元保)、レンタルのニッケン(社長:齊藤 良幸)が共同開発した本システムのサービス化を担当し、本シリーズの普及展開を進めてきた。
今回、既に本システムの取り扱い会社であるレンタルのニッケンに、大手建機レンタル会社であるアクティオ(社長:小沼 直人)、太陽建機レンタル(社長:真鍋 貢)、西尾レントオール(社長:西尾 公志)の3社が新たに加わり、さらに強固な販売・サービス体制を構築。
これにより、全国の建設現場で活用される機会が4倍程度に増加することが見込まれるという。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社朝日興産
https://www.asahi-ko-san.co.jp/



木質バイオマス発電所から発生する木質系バイオマス燃焼灰の有効活用に向けた共同研究について

2024年7月23日 分類: 共通資材・工法

株式会社奥村組(所在地:大阪市阿倍野区、代表取締役社長:奥村 太加典)、神鋼商事株式会社(所在地:大阪市中央区、代表取締役社長:髙下 拡展)、国立大学法人室蘭工業大学(所在地:室蘭市、学長:松田 瑞史)は、木質バイオマス発電所から発生する木質系バイオマス燃焼灰(以下、燃焼灰)の有効活用に向けた共同研究を開始した。

■概要
本共同研究では、奥村組が出資する石狩バイオマス発電所で発生した燃焼灰について、消毒効果の有無、効果発現までの時間、持続性等を確認・評価し、家畜伝染性疾病予防用資材としての可能性を検討する。
 
室蘭工業大学大学院工学研究科 山中真也 教授(界面・化学工学研究室)は、これまで農研機構・生研支援センター委託事業のイノベーション強化創出研究推進事業「口蹄疫・鳥インフルエンザ等家畜伝染病防疫のための多機能粒状消石灰の実用化」等で消石灰の消毒効果に関する研究実績を有しており、今回の共同研究においても過去に得られた消毒効果に関する知見を提供する。
 
神鋼商事は、石狩バイオマス発電所で使用する木質バイオマス燃料の供給を担当しており、燃焼灰の消毒材としての商品化と販売について協力する。
 
再生可能エネルギーである木質バイオマス発電により排出される燃焼灰も有効に活用することで、循環型社会の形成へのさらなる貢献を目指す。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社奥村組
https://www.okumuragumi.co.jp/



「アルミロールスロープ」本格レンタルを開始

2024年7月5日 分類: 共通資材・工法

株式会社アクティオ(本社:東京都中央区、代表取締役社長兼 COO:小沼 直人)は、丸めて持ち運び可能な多目的仕様スロープ「アルミロールスロープ」の本格レンタルを開始した。
 

 
■概要
「アルミロールスロープ」は、道路の段差や障害物、地面の溝をまたぐなど、さまざまな場面で活用できるスロープで、段差や障害物があっても資材等を台車に乗せたまま簡単に運搬できるため、作業効率が向上する。
現場での通路としても活用でき、作業員の移動をよりスムーズにし、作業現場での動線を確保することで、生産性の向上にも貢献する。
また、耐久性に優れたアルミ製で軽量、収納時はロール状に巻くことでコンパクトに格納できるため、持ち運びが容易である。
 
■特長
・バリアフリーや歩行者通路、台車運搬など、さまざまな用途で使用可能
・丸めてコンパクトになるため持ち運びも容易
・500kgまでの重量に対応可能
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社アクティオ
https://www.aktio.co.jp/



建築用分野で新ブランド「グランセラ」展開開始

2024年7月3日 分類: 共通資材・工法

日本ペイント株式会社(本社:東京都品川区、社長:喜田益夫)は、建築用分野で有機無機ハイブリッド上塗塗料の新ブランド「グランセラ」を立ち上げ、第一弾として本ブランドから、ターペン可溶2液セラミックハイブリッド超高耐候超低汚染無機系塗料「グランセラトップ 2液ファイン」を販売開始した。
 

■グランセラトップ 2液ファイン
この度、第一弾として本ブランドから「グランセラトップ 2液ファイン」(ターペン可溶2液セラミックハイブリッド超高耐候超低汚染無機系塗料)を発売した。
フッ素樹脂塗料を超える高耐候性のハイグレード外壁・付帯部用塗料である。
2液弱溶剤形でコンクリート面や窯業サイディングボード面、金属面など幅広い素材に対応可能。
 
 
 
■問い合わせ先
日本ペイント株式会社
https://www.nipponpaint.co.jp/



未来型ウォーターレストイレ「clesana(クレサナ)」を家庭用コンセントで使用できるポータブルキット開発

2024年6月28日 分類: 共通資材・工法

株式会社トイファクトリー(本社:岐阜県可児市、代表取締役:藤井 昭文)は、水や化学薬品を使わず衛生的に排泄物を処理できる
未来型トイレ、clesana(本社:スイス)の日本総代理店契約を締結。
能登半島地震の被災地にもクレサナトイレを設置したトイレカーを派遣し、断水が続く環境でも衛生的に使用できるため、被災地で活用されている。
 

 
今回、このクレサナトイレを家庭のAC100Vコンセントでも手軽に使用できる「ポータブルキット」を独自に開発。
クレサナトイレ本体を土台となるベースボードに設置し、コントロールパネルを一体化させた設計の為、AC100V電源コンセントで簡単に使用できる。
室内設置はもちろん、ポータブル電源と共に使用することで、移動事務所、屋外簡易トイレ、介護施設、災害対策など、用途が格段に広がる。
 
 
 

問い合わせ先
株式会社トイファクトリー
https://toy-factory.jp/



「伸縮コーンバー」

2024年6月21日 分類: 共通資材・工法

カラーコーンを移動させることなく作業帯を設置できる、伸縮自在なコーンバー。
 
従来は、作業帯を作る際にバーの長さに合わせてカラーコーンを移動していたが、本製品は現場に合わせて1.2m~2m間で長さを調整でき作業帯の作成を簡易化する。
また、虎柄(黄・黒)で視認性が良いほか、本体重量が0.4㎏と軽量なため持ち運びが容易で、収納すれば狭所でも保管ができる。

 
 
 
■問い合わせ先
日本セイフティー株式会社

https://www.nihonsafety.com/



「充電式運搬車 パイプフレーム仕様」

 分類: 共通資材・工法

重い荷物を楽に運搬できるマキタ製のバッテリー充電式アシスト運搬車。
平地使用時の最大積載量は300㎏で、選べる3スピード切り替えと急発進を防ぐソフトスタート機能、レバーブレーキとサポートブレーキの2つのブレーキシステムで作業効率を向上させる。
 
また、ハンドルの高さが調節可能なほかサイドフレームも伸縮できるため、荷台よりも大きな積載物の運搬が可能。

 
 
 
■問い合わせ先
日本セイフティー株式会社

https://www.nihonsafety.com/



安価で締固めが不要な高流動コンクリート「LACsコンクリート」を開発

2024年6月14日 分類: 共通資材・工法

鹿島建設株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:天野裕正)は、鉄筋コンクリート構造物の施工における生産性向上を目的に、安価で締固め作業※1が不要な高流動コンクリート「LACsコンクリート」(ラックスコンクリート)を開発した。
「LACsコンクリート」を実工事に初導入した結果、普通コンクリートで施工した場合と比べ、作業人数を約80%削減、打設時間を約60%短縮できることを確認した。
同社は今後、「LACsコンクリート」を各現場に展開し、コンクリート打設作業の効率化を進めていく。
 

 
「LACsコンクリート」の概要
「LACsコンクリート」は、ベースとなるコンクリートに、同社が新たに開発した粉末状の分散剤を現場で添加して、コンクリートの流動性を高めたもの。
また、ベースコンクリートに混ぜる細骨材の微粒分量を増量することで、普通コンクリートと同程度の単位セメント量300~350kg/m³でも、材料分離抵抗性を確保できる。
混入する細骨材はセメントよりも安価のため、材料単価の大幅な上昇を抑えることが可能となる。
コンクリートの流動性を高めることによって、打設時間と作業人数を大幅に削減しつつ、セメントよりも安価な細骨材を増量することで、トータルコストの増加を抑制した。
 
 
 

問い合わせ先
鹿島建設株式会社
https://www.kajima.co.jp/



 


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