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土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

測量・調査⼠業向けスマートフォンアプリ「FIELD-POCKET」7⽉発売開始

2024年5月15日 分類: 建設共通

福井コンピュータ株式会社(本社所在地:福井県坂井市、代表取締役CEO:杉⽥ 直)は、測量・調査⼠業向けスマートフォンアプリ
「FIELD-POCKET」を2024年7⽉下旬に発売する。
 

 
概要
建設関連業界では、2024年4⽉から時間外労働の上限規制が適⽤され、⽣産性の向上が余儀なくされている。
測量業務においては、近年ドローンやレーザースキャナー等を⽤いた3D計測技術の発達による業務効率化が進んでいるが、依然として従来⼿法による観測や計算作業といった業務も非常に多く、これらの効率化を実現するツールの需要が⾼まっている。
 
今回リリースする製品は、Android搭載のスマートフォン上で動作する観測アプリで、低コストで導⼊でき、福井コンピュータ株式会社の測量CADなどの内業⽤PCソフトウエアとの連動性にも優れ、従来⼿法による測量業務を⼀段と効率化することが可能となる。
 
アプリの特長
Android搭載のスマートフォン上で動作する、測量・調査⼠業向け観測アプリ。
トータルステーションなどの測量機器と連動し、各種観測や測量計算など、外業⽤途における機能を搭載。
 
 
 
問い合わせ先
福井コンピュータ株式会社
https://const.fukuicompu.co.jp/



3D点群処理システム「TREND-POINT」、スカイマティクス社「くみき」との連携強化

 分類: CAD、BIM・CIM

福井コンピュータ株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役CEO:杉⽥ 直)は、3D点群処理システム「TREND-POINT」において、株式会社スカイマティクス社製のクラウド型ドローン測量サービス「くみき」との連携機能を、2024年夏頃にリリースする。
 

 
概要
2024年2⽉から株式会社スカイマティクス(https://skymatix.co.jp/)と業務提携し、4⽉より販売代理店として取り扱いを開始。
「くみき」は、ドローンによる空中写真から3D点群データ等の地形データの⽣成(SfM※処理)をクラウド上で実⾏する純国産のサービスで、PCのスペックに依存しない⾼速処理を実現し、解析に伴う専門知識がなくてもSfM処理が⾏える。
 
※SfM︓Structure from Motion の略称で、カメラで連続撮影した複数の画像を3次元モデルとして再現する技術、ソフトウエア。
 
特長
今回の連携では、SfM 処理の後⼯程で使⽤することとなる「TREND-POINT」において、「くみき」で⽣成、保存されたデータを直接読み込むためのコマンドを実装。
これにより、ユーザーは3D点群データの⽣成から編集・活⽤までワンストップで⾏えるようになる。
純国産ソフトウエア同⼠の連携により、機密性の⾼い建設現場の3次元データを安全に⽣成・活⽤する社会の実現を推進する。
 
 
 
問い合わせ先
福井コンピュータ株式会社
https://const.fukuicompu.co.jp/



iPadでスキャンするだけで配筋検査項目を自動で帳票化、3次元配筋検査システム「Modely」の取り扱いを開始

2024年5月14日 分類: 建設共通

総合建設機械レンタルの株式会社アクティオ(本社:東京都中央区日本橋、代表取締役社長兼 COO:小沼 直人)は、鉄筋の出来形を計測する3次元配筋検査システム「Modely(モデリー)」の取り扱いを開始した。
 

 

概要
3次元配筋検査システム「Modely」は、LiDAR※付のiPadやiPhoneなどの汎用機材やレーザースキャナーなどで取得した点群からモデルを自動生成することで、現場で配筋検査の項目の合否判定、帳票作成、帳票送付を完了できるシステムである。
3次元データをベースとしているため、デジタルデータを活用した鉄筋出来形計測の実施要領(案)にて出来形計測対象とされている鉄筋本数、鉄筋径、鉄筋間隔だけでなく、かぶり厚、ダブル配筋、環状型フープ筋、円周上に並ぶ鉄筋などのモデル化や計測が可能。
また、重ね継手やスペーサー個数の確認、自動生成した3次元モデルのデータ出力も可能。
 
※LiDARは“Light Detection And Ranging”の略。レーザー光を照射してその反射光の情報をもとに対象物までの距離や対象物の形などを計測する技術
 
 
 
問い合わせ先
株式会社アクティオ エンジニアリング事業部 通信計測部
https://www.aktio.co.jp/



市区町村の建築系条例の知識を保有する生成AIと対話ができるソリューション「ordiq」

 分類: 建築系

株式会社mign (マイン)(所在地:東京都荒川区、代表取締役:對間 昌宏)は、市区町村の建築系条例の知識を保有する生成AIと対話ができるソリューション「ordiq(オルディク)」をリリースした。
 

 
特長
「ordiq」は、生成AIが各市区町村の条例を事前に取り込み解析することで、ユーザーの質問に対して、適切な回答を行う。
回答には、根拠となる条例の箇所を引用するため、最終的に人の目で確認することができる。
本ソリューションを活用することで、法規確認の担当者が建設プロジェクトと関連する条例を探す時間の削減や、条例の中から関連する条文を探す時間の削減が期待できる。
 
 
 
問い合わせ先
株式会社mign
https://www.mign.io/



建設現場の要件に合わせたフィールド コントローラー「Leica iCON CC180」を発売

 分類: ハードウエア

ライカジオシステムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:日比 孝典)は、建設現場の要件に合わせたフィールド コントローラー「Leica iCON CC180(以下、iCON CC180)」を発売した。
本製品は、Leica iCON Siteソフトウエアをインストールすることで、最新技術と使いやすさを融合し、建設測量作業のための総合的なソリューションとして開発されたフィールドコントローラーである。
 

 
Leica iCON Siteソフトウエアの特長
測定、杭打ち、芯出し・墨出し、土量計算など、工事測量に必要な多数のアプリケーションが含まれている。
また、油圧ショベルマシンガイダンスとしてICT建機のパネルとして運用も可能。
第12 世代 Intel® プロセッサーによる効率的なデータ管理処理能力により、現場の作業員は複雑で大規模な設計データを迅速に読込み、処理することができる。
設計-掘削-レポート ワークフローを提供するマシンコントロールソリューション「「Leica iCON site excavator」 といった 3D マシンガイダンスと互換性があり、iCON CC180を使用することで、正確な切土盛土・土砂移動工事をマシン指示によるガイダンスで実施することが可能となる。
 
Leica iCON CC180の特長
・視認性の優れた8インチ LCD ディスプレイ
・Intel® 12世代 高パフォーマンスプロセッサ
・冷却用ファン不使用でノイズを低減
・指/濡れた指、手袋、またはスタイラスと選択可能なタッチ動作モード
・最大8時間動作可能な耐久性バッテリー
・Bluetooth® 接続範囲 最大500 m
 
 
問い合わせ先
ライカ ジオシステムズ株式会社
http://www.leica-geosystems.com/ja-jp/



建材製品の見積り時間を50%以上短縮「間取り図AI積算」

2024年4月30日 分類: 建築系

パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社(本社:大阪府門真市、代表取締役社長:山田 昌司)は自社パートナー専用の業務支援サイト[Webハウズ間取り図積算システム](以下、積算システム)を進化させた業界初(※1)の「間取り図AI積算」を開始する。
拾い出しを自動化できる“AI積算”機能や仕様選定の時間削減につながる“Life Style Fit(ライフスタイルフィット)連携”機能を搭載し業務効率の改善を図る。
 

 
 
概要
今回新たに、紙の図面からも自動で拾い出し可能な“AI積算”機能を追加し、CADソフトを限定せずに拾い出し業務を効率化。
また、コーディネートされた7つの空間パッケージから仕様を一括選定できる“Life Style Fit(ライフスタイルフィット)連携”機能も追加。
概算見積りにおける仕様選定時間を削減しつつ、一次提案としての納得性を向上させる。
これらの機能追加により、自社建材製品(※2)1棟分の見積り時間の50%以上短縮(※3)につながる「間取り図AI積算」の提供を開始する。
さらに、見積書以外にも、製品図面、間取り図付き提案ボード、間配りボードといった資料も自動生成して提供することで、供給主体や当社パートナーのバリューチェーン全体での業務効率化へ貢献する。
 
特長
・“AI積算”機能により拾い出し作業を自動化、手拾い不要
・“Life Style Fit(ライフスタイルフィット)連携”機能による仕様選定時間の削減
・関連資料もボタンひとつで同時アウトプット、提案・設計・施工の業務も効率化
 
 
※1 2024年4月現在、国内主要建材メーカーが提供する積算システムにおいて
※2 内装ドア、クローゼット扉、床材、幅木、窓枠に限る。(2024年4月時点)
※3 1棟分としてAI積算対象の[建具(ドア、クローゼット)15本、窓枠、床・幅木]を自社積算部門で見積りした場合の平均削減時間
 
 
 
問い合わせ先
パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社
https://sumai.panasonic.jp/



工事現場業務の”超めんどくさい”を解決する「Cheez」

 分類: 建設共通

verbal and dialogue株式会社(本社:兵庫県姫路市、代表取締役:森川 善基)が開発する「Cheez」がサービスローンチする。
同サービスは、工事・プラント業界の専門用語にも対応するAI工事写真システムを搭載し、ほぼ100%に近い精度で工事写真の読み取りが可能。
 

 
自動写真台帳作成サービス
Cheezは、画像識別AIを搭載しており、この画像識別AIは工事現場の写真と合わせて、工事黒板の読み取りができる。
さらに、建設用語や業界特有の専門用語にも対応し、ほぼ100%の精度で写真を読み取りが可能。
このシステムにより、写真を撮るだけで、自動的に写真台帳を作成する。
AI工事写真アプリ「Cheez」は特許を取得している(特許番号:特許第7403194号)。
 
 
 
問い合わせ先
verbal and dialogue株式会社
https://vnd.co.jp



生成AI×IoTソリューション「BizStack Assistant」を提供開始

 分類: 建設共通

MODE, Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンマテオ、CEO:上田 学)は、2023年11月1日よりベータ版として提供していた生成AI×IoTソリューションサービス「BizStack Assistant」を2024年5月1日より提供を開始する。
 

 
特長
1.現場の状況のリアルタイム報告
「BizStack Assistant」では生成AIの持つ一般的な知識に加え、現場で計測されたリアルタイムの現場データや固有のナレッジを与えることで、現場の“いま”の状況や変化を、分かりやすい自然言語で報告する。
これにより、現場に派遣された”AI”アシスタントが報告している感覚で、現場の状況について質問したり、問題(アラート)報告を受けたりすることができる。
 
2.データ集計やグラフ作成の自動化
「BizStack Assistant」は、自然言語での報告だけでなく、リアルタイムデータの集計やグラフ等による可視化にも対応。スマートフォンの小さな画面の中で操作・設定する必要がなく、チャットツールを介した自然言語からの指示だけで、自動でデータ集計やグラフ作成を行い回答する。
 
3.通常利用しているチャットツールに対応
「BizStack Assistant」は、ユーザーが日常利用しているSlackなどのチャットツールに対応しており、慣れない新たなアプリを使いこなす必要がなく、導入と活用をスムーズに進めることができる。
24時間365日、いつでも応答が可能で、どんな言語での問い合わせにも対応することができる。
 
 
問い合わせ先
MODE, Inc.
https://www.tinkermode.jp



チャットで写真の即時共有をしながら、情報資産として一元管理「コネクトTA」

2024年4月23日 分類: 建設共通

株式会社L is B(エルイズビー 本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:横井 太輔、以下L is B)は、現場向けビジネスチャット[direct/ダイレクト]専用のチャットボットとして、チャットに投稿した写真に自動でタグを付けクラウド上に保存する「コネクトTA」を新たにリリースした。
 
コネクトTA
 
 
■開発背景
近年各業界でDX化が進む中、ビジネスチャットは業務上のコミュニケーション手段として多くの企業で導入されている。
一方で、チャットでの写真共有はスピーディーな現場の状況把握に便利であるが、大量の写真の中から後日必要な写真を探す際や、帳票作成など二次利用の際にダウンロードに手間がかかるといった課題があった。
 
■特長
1.現場向けビジネスチャット[direct/ダイレクト]に投稿している写真が、別途写真アプリを起動することなく、タグ付けされ、現場向けクラウド写真共有サービス「タグアルバム」に自動転送される。
2.[タグアルバム]上に転送された写真は、日時や担当者、転送時に付与したタグで簡単に絞り込みができるため、必要な写真をすぐに探すことができ、また帳票作成などに活用することができる。
投稿した写真はトークルームを越えて[タグアルバム]上でチャット全体(組織)の参加メンバーと共有が可能なため、業務効率化を促進する。
 
 
■問い合わせ先
株式会社L is B
https://l-is-b.com/ja/contact/



液晶付テンキーカードリーダーR-2810

2024年4月19日 分類:

ビルの社員通用口や施設の出入口など、建物への入室を制限したい場合に、低価格で入室システムを構築できるカードリーダー。
 
照合方法は①ICカードのみで照合、②ICカードまたは暗証番号での照合、③ICカード+暗証番号での照合のいずれかで運用が可能。
照合結果は液晶表示と音声で案内される。

アート

 
 
 
■問い合わせ先
株式会社アート
https://www.art-japan.co.jp/



 


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