高品質な矩形状地盤改良体の築造を実現した浅層混合処理工法。
同社の深層混合処理工法「テノコラム工法」と同様の施工管理装置を使用することで高品質を確保している。
■工法の特長
①本工法の技術審査証明は、同社「テノコラム工法」の審査証明をした(一財)先端建設技術センターにて行われている。
同一機関から均質な地盤改良体となることを認められており、高い信頼性を有している。
②従来の浅層混合処理工法では、施工機による過掘りが生じることを前提として、セメント投入量をあらかじめ多めに設定していた。
本工法では、実際の掘削範囲に応じた適切なセメント量を投入することができ、これにより使用するセメントと排土量の削減、かつ合理的な施工によるCO₂排出量の低減が期待できる。
③施工状況は無線通信により常に共有され、オペレーターだけでなく工事監理者や元請技術者がリアルタイムに施工状況を確認できる。
さらに、施工情報は自動バックアップ保存され、施工済みの施工データや改良体出来形、施工状況の再生確認、現場全体の施工進捗状況も任意のタイミングで確認が可能である。

三次元出来形計測結果 築造地盤改良体出来形

施工管理画面
■問い合わせ先
株式会社テノックス
https://www.tenox.co.jp/