大建工業株式会社(所在地:大阪市北区、社長:億田 正則)は、環境に配慮したエコ素材であるMDF(中密度繊維板)の新たな用途展開の一環として、本素材の特長である優れた透湿性や撥水性などを生かした新製品「MDF野地板(のじいた)」を発売した。
■特長
「MDF野地板」は、MDFならではの透湿性・撥水性による高い耐久性と、優れた寸法安定性を兼ね備えた、社会課題の解決に貢献する新たな野地板である。
- 透湿性・撥水性・速乾性により、湿気を排除し結露を抑制しカビや腐朽も防ぐ。
構造用合板の10倍の透湿性を持ち、湿気をよく通すため、結露の発生を防ぐ。
さらに合板の9倍となる高い撥水性に加え、速乾性も併せ持つため、野地板へのカビの発生や、雨水の浸透による腐朽を防ぎ、安全に長く使うことができる。
- 雨漏りを抑制
高い撥水性に加えて、釘穴止水性にも優れており、釘を打った箇所からの水漏れを防ぐ。
- 過酷な環境にも耐えられる寸法安定性
高い寸法安定性により、暑さや寒さなど、気候による温度変化を受けやすい屋根部においても、製品の伸び縮みが少なく、安心して採用することができる。
- 滑りにくい製品表面で、作業時の安全性にも配慮
通常、表面が平滑なMDFだが、野地板用途として滑りにくい表面仕上げにしており、屋根での施工時の安全性にも配慮している。
■問い合わせ先
大建工業株式会社
https://www.daiken.jp/